JPH01145099A - 洗濯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は乾燥機能を有する洗濯機に関する。

（従来の技術） 近年、この種洗濯機に於いては、乾燥機能を有するもの
が供されている。このものは、脱水兼用洗濯機の場合、
洗濯・脱水兼用の槽を収容した桶に乾燥室を並設したも
ので、二槽式洗濯機の場合、洗濯槽に並設された脱水槽
の更に前方に乾燥室を設けたものであり、夫々その乾燥
室内に洗濯脱水後の衣類を収容して温風供給装置がら温
風を供給することにより、その衣類を乾燥させるように
なっている。

（発明が解決しようとする問題点） 然しながら上記従来のものの場合、いずれも全体の大き
さが大きくなってしまうことがら、−般家庭では設置が
困難になり、コストも高くなるという問題点を有してい
た。またこの場合、全体の大きさを小さく抑えようとす
ると、その分、脱水兼用洗濯機に於いては、桶ひいては
洗濯・脱水用の槽を小さくせざるを得ずして、洗濯、脱
水の容量がともに小さくなるという問題点をｑし、また
、二槽式洗濯機に於いては脱水槽を小さくせざるを得ず
して、脱水容量が小さくなるという問題点を有していた
。

本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従っ
てその目的は、全体の大きさを大きくせず、また、槽を
小さくもせずして、充分な乾燥機能を得ることのできる
優れた洗濯機を提供するにある。

応萌 本＋畳の洗濯機は、洗濯機本体の」二面開口部に着脱口
／１ミに設けられ容器状をなす蓋を、その脱離時前記本
体の外壁部に支Ｆｊｊされるように設け、その支持され
た状態で上記外壁部との間で乾燥室を形成すると共に、
この乾燥室内に温風を供給するように温風供給装置を設
けたところに特徴を有する。

（作用） 上記手段によれば、容器状をなす蓋と洗濯機本体の外壁
部との間で形成された乾燥室内に、温風供給装置から温
風を供給することにより、上記乾燥室部ち蓋と外壁部と
を利用して衣類を乾燥させることができる。

（実施例） 以下、本発明を二槽式洗濯機に適用した一実施例につき
図面を参照しながら説明する。

まず第１図及び第２図に於いて、１は洗濯機本体たる外
箱であり、この外箱１内には洗濯槽２及び図示しない脱
水槽が並設されている。３は全体として矩形状の下面が
開口した容器状をなす蓋で、これは外箱１の上面開口部
のうち洗濯槽２の−Ｌ方の開口部に着脱自在に載置され
て該開口部を開閉するようになっている。この蓋３は、
その内底部の第２図中左方部に複数例えば４本のハンガ
ーフック部４が同図中下方に向けて突設されていると共
に、底部左端縁部に複数例えば５個の孔３ａが形成され
ている。また、蓋３の第２図中左方開口端部には、断面
略コ字状をなすフック部５が左方向に延設されている。

そして、６は蓋３の開口端部に全周にわたり取付けられ
たバッキングである。

尚、７は前記脱水槽の上方の開口部を開閉する脱水蓋、
８は洗濯槽２の内底部に配設された攪拌体であり、この
攪拌体８は図示しない駆動モータにより駆動されるよう
になっている。

一方、９は外箱１の外壁部たる例えば左側壁部で、これ
には矩形状をなす四部９ａが形成されている。この凹部
９ａの下部側壁には、ｍ数例えば５個の給風口９ｂが形
成されている。そして、その左側壁部９の上端に位置す
る槽フランジ部２ａに前記フック部５が蓋３の装着状態
で載置されており、また、第３図に示すように、前記蓋
３を脱離させて開／ｊｋ　したとき、上記フック部５を
上記槽フランジ部２ａに係合させて蓋３を左側壁部９に
より支持させるものであり、この支持状態で、蓋３と左
側壁部９の凹部９ａとの間で乾燥室１０が形成されるよ
うになっている（第１図参照）。尚、蓋３と左側壁部９
との間は蓋３に設けたバッキング６によりシールされて
いる。

而して、１１は温風供給装置であり、これは、外箱１内
の洗濯Ｉｌ！ｉ２下方に位置して台板１２に配設されて
おり、ケーシング１３及びこれの内部に設けられたモー
タ１４．ファン１５．ヒータ１６により構成されている
。そして、ケーシング１３の出口部１３ａと前記左側壁
部９の給風口９ｂとの間が送風管１７により連通されて
おり、以てン、μ風供給装置１１からの温風が前記乾燥
室１０内に供給されるようになっている。

さて、」一連の如く構成したものの場合、洗濯。

脱水を終えた衣類の乾燥を行なうに当たっては、先ず蓋
３を取外してその内部のハンガーフック部４に洗濯、脱
水を終えた衣類を掛けると共に、液量３のフック部５を
槽フランジ部２　ａに係合させ、蓋３を外箱１の左側壁
部９により支持する状態とする。これにより、蓋３と左
側壁部９特にその凹部９ａとの間で乾燥室１０が形成さ
れるものであり、そこでこの後、乾燥運転をスタートさ
せると、温風供給装置１１のモータ１４が通電されると
共にヒータ１６が通電され、モータ１４はファン１５を
回転させ、ヒータ１６は発熱する。従ってケーシング１
３の入口部１３ｂから外箱１内の空気が吸引され、それ
がヒータ１６に熱せられて温風と化し、その温風がケー
シング１３の出口部１３ａから送風管１７及び蓋３の給
風口９ｂを順に通じて乾燥室１０内に供給される。そし
て、その温風は蓋３内のハンガーフック部４に掛けられ
た衣類と接して湿気を奪い、その後に蓋３の孔３ａがら
蓋３外に排出される。以上が繰返されることで、衣類を
乾燥させる。

このように本実施例によれば、洗濯槽２の上方の開口部
を開閉する蓋３を外箱１の左側壁部９により支持して乾
燥室１０を形成し、その状態で温風供給装置１１から該
乾燥室１０内に温風を供給することにより、上記蓋３と
左側壁部９とで形成された空間を利用し衣類を乾燥させ
得るもので、その空間を利用できる点で、従来のものの
ような乾燥室を別途設ける必要はない。従って全体の大
きさも小さく押えることができるものであり、設置を困
難にさせず、汀つコストも安（抑えることができる。ま
た、斯様に全体の大きさを小さく抑え得ながら、洗濯槽
２や或いは図示しない脱水槽の大きさは大きく確保でき
るものであり、よって洗濯、脱水の容量も大きく確保す
ることができる。

加えて、乾燥室１０を形成するのに当たっては、蓋３及
び外箱１の左側壁部９を利用できるのであるから、乾燥
室用の部品を別途必要とせず、部品点数を削減でき、ひ
いては製造コストを安くできる。また、乾燥室１０は外
箱１の外側に形成するのであるから、洗濯時等の通常の
使用も支障なく行なうことができる。

尚、本発明は」二記し且つ図面に示した実施例にのみ限
定されるものではなく、特に本体の外壁部としては、左
側壁部９を用いる代わりに前側壁部を用いても良いもの
で、その他、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実
施し得る。

［発明の効果］ 以上の記述にて明らかなように本発明の洗濯機は、洗濯
機本体の上面開口部に着脱自在に設けられ容器状をなす
蓋を、その脱離時前記本体の外壁部に支持されるように
設け、その支持された状態で上記外壁部との間で乾燥室
を形成すると共に、この乾燥室内に温風を供給するよう
に一温風供給装置を設けたところに特徴を有するもので
、それにより、設置し易く且つコストも安く抑え得るも
のであって、更に洗濯、脱水の容量を大きく確保し得ミ
そして勿論、洗濯時など通常の使用も支障なく行なうこ
とができるという優れた効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示したものにて、第１図は主
・四部分の縦断正面図、第２図は蓋を閉塞した状態の全
体の斜視図、第３図は乾燥室を形成した状態の全体の斜
視図である。 図面中、１は外箱（洗濯機本体）、３は蓋、９は左側壁
部（外壁部）、１０は乾燥室、１１は温風供給装置を示
す。 出願人　　株式会社　　東　　芝 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、洗濯機本体の上面開口部に着脱自在に設けられその
   脱離時前記本体の外壁部に支持されるように設けられそ
   の支持された状態で上記外壁部との間で乾燥室を形成す
   る容器状をなす蓋と、前記乾燥室内に温風を供給するよ
   うに設けられた温風供給装置とを具備してなる洗濯機。