JPH0114416Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0114416Y2 JPH0114416Y2 JP9848981U JP9848981U JPH0114416Y2 JP H0114416 Y2 JPH0114416 Y2 JP H0114416Y2 JP 9848981 U JP9848981 U JP 9848981U JP 9848981 U JP9848981 U JP 9848981U JP H0114416 Y2 JPH0114416 Y2 JP H0114416Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- chuck mechanism
- mold
- molded product
- transition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 18
- 230000007704 transition Effects 0.000 claims description 11
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 claims description 7
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は誤作動による装置の破壊を防止する安
全回路を有する射出成形機における成形品取出装
置に関するものである。
全回路を有する射出成形機における成形品取出装
置に関するものである。
射出成形機の成形品取出装置における、金型開
閉、チヤツク機構の上下左右動、成形品の取出し
と解除などの一連の行程は電気的にシーケンス制
御され、安全対策のための電気的なインターロツ
ク回路も設けられているが、しかし、電気系統の
みのインターロツク回路では限界があり、誤作動
により装置が破壊される危険性を含んでいる。
閉、チヤツク機構の上下左右動、成形品の取出し
と解除などの一連の行程は電気的にシーケンス制
御され、安全対策のための電気的なインターロツ
ク回路も設けられているが、しかし、電気系統の
みのインターロツク回路では限界があり、誤作動
により装置が破壊される危険性を含んでいる。
そこで本考案は、射出成形機の成形品取出装置
において重大な事故につながる開放された金型間
にチヤツク機構が存在する時に型締めを行うこと
を防止するため、上下動シリンダーが上限に位置
するか或は移行シリンダーが移行限に位置すると
きに供給される流体圧により閉路する常開の圧力
スイツチを金型開閉シリンダー用ソレノイドバル
ブに接続し、圧力スイツチの開路時には金型開閉
シリンダーへの流体圧の供給を遮断し、流体系統
のインターロツク回路を導入することにより安全
性の向上を図るものである。
において重大な事故につながる開放された金型間
にチヤツク機構が存在する時に型締めを行うこと
を防止するため、上下動シリンダーが上限に位置
するか或は移行シリンダーが移行限に位置すると
きに供給される流体圧により閉路する常開の圧力
スイツチを金型開閉シリンダー用ソレノイドバル
ブに接続し、圧力スイツチの開路時には金型開閉
シリンダーへの流体圧の供給を遮断し、流体系統
のインターロツク回路を導入することにより安全
性の向上を図るものである。
以下に図面により本考案の実施例を具体的に説
明する。
明する。
射出成形機の固定側および移動側金型取付盤
１，１に金型２，２が取付けられ、移動側金型取
付盤１は第３図に示す金型開閉シリンダー１０に
より移動し、金型開閉が行れる。装置筐３は固定
側金型取付盤１上に立設されており、金型２，２
の開閉方向と平行する水平な枢軸４と可動軸５に
より、装置筐３の前面にシリンダー保持体６が取
付けられ、この保持体６に上下動シリンダー７が
垂直に取付けられている。この上下動シリンダー
７は、装置筐３内に設けられた移行シリンダー８
のピストンロツド８１が突出すると可動軸５が枢
軸４を中心に回動するため保持体６を介して射出
成形機の一側外方の成形品解除位置の上方に、第
１図の仮想線で示す如く、回動する。そして、こ
の上下動シリンダー７の下端にはピストンロツド
７１に連結してチヤツク機構９が取付けられてい
る。
１，１に金型２，２が取付けられ、移動側金型取
付盤１は第３図に示す金型開閉シリンダー１０に
より移動し、金型開閉が行れる。装置筐３は固定
側金型取付盤１上に立設されており、金型２，２
の開閉方向と平行する水平な枢軸４と可動軸５に
より、装置筐３の前面にシリンダー保持体６が取
付けられ、この保持体６に上下動シリンダー７が
垂直に取付けられている。この上下動シリンダー
７は、装置筐３内に設けられた移行シリンダー８
のピストンロツド８１が突出すると可動軸５が枢
軸４を中心に回動するため保持体６を介して射出
成形機の一側外方の成形品解除位置の上方に、第
１図の仮想線で示す如く、回動する。そして、こ
の上下動シリンダー７の下端にはピストンロツド
７１に連結してチヤツク機構９が取付けられてい
る。
金型開閉シリンダー１０に対する流体圧回路
は、第３図に示すごとく、ソレノイドバルブ１１
を介して流体圧源１２に接続され、ソレノイドバ
ルブ１１は５ポート３位置切換弁であり、励磁さ
れない中立位置にあるときは金型開閉シリンダー
１０への流体圧の供給は遮断される。そしてソレ
ノイドバルブ１１の励磁回路には常開の圧力スイ
ツチ１３が介装され、この圧力スイツチ１３には
流体圧源１２から並列の流体圧用リミツトスイツ
チ１４，１５および流体OR素子１６を介して流
体圧が供給される。ここでリミツトスイツチ１４
は上下動シリンダー７が上昇限に位置するとその
ドツグがたたかれて流体圧の供給を許し、リミツ
トスイツチ１５は移行シリンダー８が移行限の位
置にあるときに同じく流体圧の供給を許すように
なつている。従つて上下動シリンダー７が上昇限
の位置にあるか或は移行シリンダー８が移行限の
位置にあるときのみ圧力スイツチ１３が閉じら
れ、ソレノイドバルブ１１が励磁可能となり金型
開閉シリンダー１０に流体圧が供給され得る。
は、第３図に示すごとく、ソレノイドバルブ１１
を介して流体圧源１２に接続され、ソレノイドバ
ルブ１１は５ポート３位置切換弁であり、励磁さ
れない中立位置にあるときは金型開閉シリンダー
１０への流体圧の供給は遮断される。そしてソレ
ノイドバルブ１１の励磁回路には常開の圧力スイ
ツチ１３が介装され、この圧力スイツチ１３には
流体圧源１２から並列の流体圧用リミツトスイツ
チ１４，１５および流体OR素子１６を介して流
体圧が供給される。ここでリミツトスイツチ１４
は上下動シリンダー７が上昇限に位置するとその
ドツグがたたかれて流体圧の供給を許し、リミツ
トスイツチ１５は移行シリンダー８が移行限の位
置にあるときに同じく流体圧の供給を許すように
なつている。従つて上下動シリンダー７が上昇限
の位置にあるか或は移行シリンダー８が移行限の
位置にあるときのみ圧力スイツチ１３が閉じら
れ、ソレノイドバルブ１１が励磁可能となり金型
開閉シリンダー１０に流体圧が供給され得る。
而して、金型２が開き、その間にチヤツク機構
９が侵入して成形品の取出し作業を行つていると
きは、移行シリンダー８のピストンロツド８１は
退入し、かつ上下動シリンダー７のコンロツド７
１は突出して下降限の位置にあるため、リミツト
スイツチ１４，１５のいずれもが流体圧の供給を
遮断し、圧力スイツチ１３が開いて金型開閉シリ
ンダー１０は作動しない。次に、チヤツク機構９
が上昇し、回動し、成形品解除位置に降下したと
きは、いずれの場合も、上下動シリンダー７又は
移行シリンダー８の少くともいずれかが上昇限又
は移行限にあるため、圧力スイツチ１３が閉じ、
金型開閉シリンダー１０が作動可能となる。
９が侵入して成形品の取出し作業を行つていると
きは、移行シリンダー８のピストンロツド８１は
退入し、かつ上下動シリンダー７のコンロツド７
１は突出して下降限の位置にあるため、リミツト
スイツチ１４，１５のいずれもが流体圧の供給を
遮断し、圧力スイツチ１３が開いて金型開閉シリ
ンダー１０は作動しない。次に、チヤツク機構９
が上昇し、回動し、成形品解除位置に降下したと
きは、いずれの場合も、上下動シリンダー７又は
移行シリンダー８の少くともいずれかが上昇限又
は移行限にあるため、圧力スイツチ１３が閉じ、
金型開閉シリンダー１０が作動可能となる。
以上説明した如く、本考案は流体系統の安全回
路を導入したため、金型間にチヤツク機構が存在
するときに型締めが行れる心配がなく、安全性が
一層向上するものである。
路を導入したため、金型間にチヤツク機構が存在
するときに型締めが行れる心配がなく、安全性が
一層向上するものである。
第１図は本考案の装置全体の概略的正面図、第
２図は同じく側面図、第３図は流体回路をそれぞ
れ示す。 ２……金型、７……上下動シリンダー、８……
移行シリンダー、９……チヤツク機構、１０……
金型開閉シリンダー、１１……ソレノイドバル
ブ、１３……圧力スイツチ、１４，１５……流体
圧用リミツトスイツチ。
２図は同じく側面図、第３図は流体回路をそれぞ
れ示す。 ２……金型、７……上下動シリンダー、８……
移行シリンダー、９……チヤツク機構、１０……
金型開閉シリンダー、１１……ソレノイドバル
ブ、１３……圧力スイツチ、１４，１５……流体
圧用リミツトスイツチ。
Claims (1)
- 射出成形機の金型開閉シリンダーと、金型開放
時にこの金型間にチヤツク機構を侵入させ、かつ
そのチヤツク機構が成形品をチヤツクすると該チ
ヤツク機構を金型間上方に復帰させる上下動シリ
ンダーと、復帰した該上下動シリンダーを回動又
は横走行させて該チヤツク機構を成形品解除位置
に移行させる移行シリンダーとを備え、該上下動
シリンダーが上限に位置するか或は該移行シリン
ダーが移行限に位置するときに供給される流体圧
により閉路する常開の圧力スイツチを該金型開閉
シリンダー用ソレノイドバルブに接続し、該圧力
スイツチの開路時には該金型開閉シリンダーへの
流体圧の供給を遮断することを特徴とする射出成
形機における成形品取出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9848981U JPS585713U (ja) | 1981-07-03 | 1981-07-03 | 射出成形機における成形品取出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9848981U JPS585713U (ja) | 1981-07-03 | 1981-07-03 | 射出成形機における成形品取出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS585713U JPS585713U (ja) | 1983-01-14 |
| JPH0114416Y2 true JPH0114416Y2 (ja) | 1989-04-27 |
Family
ID=29893248
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9848981U Granted JPS585713U (ja) | 1981-07-03 | 1981-07-03 | 射出成形機における成形品取出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS585713U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100321671B1 (ko) * | 1999-07-24 | 2002-01-23 | 김용기 | 회전기능을 갖이면서 2 단으로 하강하는 사출기용 자동 취출기 |
-
1981
- 1981-07-03 JP JP9848981U patent/JPS585713U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS585713U (ja) | 1983-01-14 |
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