JPH01142481A

JPH01142481A - 空間信号伝送装置

Info

Publication number: JPH01142481A
Application number: JP30017687A
Authority: JP
Inventors: Chihiro Imai; 今井　千尋
Original assignee: Azbil Corp
Current assignee: Azbil Corp
Priority date: 1987-11-30
Filing date: 1987-11-30
Publication date: 1989-06-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の対象技術分野〕この発明は一対のコイルによる電磁結合を利用した空間
信号伝送装置に関するもので、無人搬送車等に適宜応用
されるものである。

〔従来装置〕

従来この種の装置とし工共振回路の共振周波数を検出す
ることにより検出対象の種類を判別するものがある。こ
れは数棟のＬＣ共振回路を用意するものであるが、実用
上は数種類程度の異なる共振周波数の共振回路しか検出
できないので、複数個の共振回路をコード化して配置し
、判別の種類を増やそうとしている。そしてその検出手
段として無電源の検出対象から複数ビットの情報を読取
るものがある。

〔この発明が解決しようとする問題点〕このような従来
の装置においては複数個の共振回路を一定の方向に配設
し、かつ一定の方向に移動しながら読取りを行わなけれ
ばならず、また共振回路の種類に応じた異なる周波数の
発振回路を用意しなければならない。さらにコードの変
更が困難で、しかも共振回路による発振回路の共振特性
を利用したものにあっては多点信号化には適当ではない
。

〔発明の目的〕

この発明はこのような従来の問題点にかんがみ、送信器
側に外部電源を接続することな（多点信号を伝送すると
ともに、信号伝送および電力伝送を一対のコイルにより
可能とし、かつ静止状態においても信号の伝送を可能と
し、さらに外部からの送信コードの設定をも可能とする
ことを目的とする。

〔発明の概要〕

この発明はその目的を達成するために送信器側のコイル
と受信器側のコイルの電磁結合により空間信号伝送を行
うもので、受信器には受信機能以外に高周波磁界を送出
°する機能を設け、また送信器には送信機能以外に受信
器からの高周波磁界を受けてコイルに発生する電力を蓄
える電源回路を設け、さらに送信器は単一のコイルで送
信および高周波磁界の受入れを時分割で行うとともに、
電源回路に蓄えられた電力により作動し、また受信器は
単一のコイルにて受信および高周波磁界の送出を時分割
で行うものである。

〔実施例〕

以下図によってこの発明の一実施例について説明する。

すなわち第３図において台車またとえば無人搬送車の底
面には送信器２が取付けられ、一方墳面３に設けた凹所
４には受信器５が埋設等の手段により増付けられる。

また第１図に示す送信器２において、入力回路１１の入
力端子１２は所定のコードにしたがってＯｖまたはオー
プンに設定されている。またこの実施例においては８点
の端子を有し、２’＝２５６通りの組合せができる。入
力回路１１の出力端にはこの入力回路の並列信号を直列
信号に変換する並列−直列変換回路１３が接続され、ま
たこの並列−直列変換回路の出力端には変調回路１４が
接続される。さらにこの変調回路の出力端にはコイル駆
動回路１５が接続され、この駆動回路の出力端には送信
コイル１６が接続される。発振回路１７の出力端にはタ
イミング回路１８が接続され、このタイミング回路の出
力端は並列−直列変換回路１３および変調回路１４に接
続される。

な２この変調回路は発掘周波数たとえば１００ＫＨｚの
搬送波を直列信号でパルス変調し、また駆動回路１５は
そのパルス変調信号で送信コイル１６を駆動するように
されている。

送信コイル１６には検波・波形整形回路１０が接続され
、その出力端はタイミング回路１８に接続される。また
送信コイル１６には整流回路１９を介して電源回路２０
が接続され、この電源回路は光竜弐のもので送信器２の
各回路に供給される一方受信器５において受信コイル２
１は増幅回路２２の入力端に接続され、この増幅回路の
出力端は検波・波形整形回路２３に接続される。さらに
この検波・波形整形回路の出力端は横走回路３１を介し
て直列−並列変換回路２４に接続され、この直列−並列
変換回路はラッチ回路２５に接続される。このラッチ回
路は送信器２の入力回路１１における入力端子１２と同
数の出力端子２６を有する。発振回路２７はたとえば２
０　ＫＨ２の電力伝送用の信号を発生するもので、変調
回路３２およびコイル駆動回路２８を介して受信コイル
２１に接続される。またコイル駆動回路２８は増幅回路
２２に接続される。タイミング回路２９は受信器５内の
各回路に接続される。電源回路３０は外部から電力供給
を受は受信器５の各回路に電力を供給する。

上記構成において台車１すなわち無人搬送車が地上側に
埋設された受信器５に接近し、この受信器と送信器２と
が一致する（第３図）と、この送信器と受信器５との間
に信号伝送および電力伝送が行われる。

第１図に示す受信器５側の発振回路２７はたとえば２０
　ＫＨ２の周波数で発振しているので、コイル駆動回路
２８を通し℃受信コイル２１が駆動される。これによっ
て受信コイル２１は２０　ＫＨｚの高周波磁界を第２図
ｇに示すように所定時間空間に放出する。そして放出さ
れた磁界は送信コイル１６で受信され、さらに整流回路
１９で整流された後、電源回路２０にて第２図ｄに示す
ように蓄電および定電圧化される。この電源回路に一定
量の電力が蓄えられた時点（第２図ｄのｔ１点）で送信
器電源リセットパルス（第２図ｅ）が出され。

この時点から送信器２の各回路へ電力が供給され、送信
器としての動作を開始する。また送信コイル１６からの
出力は検波・波形整形回路１０で第２図ｇに示すように
時点ｔ２からｔ、の間タイミング回路１８に送られる。

この状態で入力回路１１の入力端子１２に任意のコード
が入力されると、このコードは並列−直列変換回路１３
で直列信号に変換され工出力される。そし℃変調回路１
４において、発振（ロ）路１７の発振周波数たとえば１
００　ＫＨ２の搬送波が直列信号でパルス変調され、さ
らにコイル駆動回路１５はその変調信号で送信コイル１
６を駆動する。これによって送信コイル１６は時点ｔ、
で高周波磁界を放出する（第２図ｆ）。

また受信コイル２１は送信コイル１６すなわち送信器２
からの高周波磁界を受信し、これを増幅回路２２によっ
て増幅する（第２図Ｃ）。さらに検波・波形整形回路２
３により送信器２からの直列信号を復調する。復調され
た信号は検定回路３１において検定され（第２図Ｃ）、
さらに直列−並列変換（ロ）路２４に送られる。さらに
並列変換されたコード信号はラッチ（ロ）路２５かも出
力されて第２図すに示すように受信器データ出力となる
。

なお電源回路３０は電圧が低下すると電源を連断し、正
常復帰時には各回路への接続を行い、かつタイミング回
路２９をリセットする。

し発明の効果〕この発明は上述のように送信コイルと受信コイルとの一
対のコイルによる片方向時分割の多点信号伝送であるた
めに、複数対の装置を必要とせず、したがって相互干渉
が起るおそれがなく、かつ装置を小形にすることができ
、原価の低減を図ることができる。

また送信側の無電源化により、送信器を移動体に実装す
るばあいには電池等の別電源を必要とせず、送信器の入
力を内部設定のみとすれば外部配線も不要となり、無電
源のカード化が可能となる

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明における空間信号伝送装置の一実施例
を示すブロック図、第２図は第１図の各点における波形
図、第３図はこの発明の空間信号伝送装置を無人搬送車
に適用した側断面図である１・・・台車、２・・・送信
器、３・・・地面、４・・・凹所。５・・・受信器、１０・・・検波・波形整形回路、１１
・・・入力回路、１２・・・入力端子、１３・・・並列
−直列変換回路、１４・・・変調回路、１５・・・コイ
ル駆動回路、１６・−・送信コイル、１７・・・発振回
路、１８・・・タイミング回路、１９・・・整流回路、
２０・・・電源回路、２１・・・受信コイル、２２・・
・増幅回路、２３・・・検波・波形整形回路、２４・・
・直列−並列変換回路、２５・・・ラッチ回路、２６・
・・出力端子、２７・・・発振回路、２８・・・コイル
駆動回路、２９・・・タイミング回路、３０・・・電源
回路。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）送信器側に設けた送信コイルと受信器側に設けた
受信コイルとの電磁結合により空間信号伝送を行うもの
において、上記受信器には受信機能とともに高周波磁界
を送出する機能をもたせ、一方上記送信器には送信機能
とともに、上記受信器によつて発生される高周波磁界を
受けて上記送信コイルに発生する電力を蓄える電源回路
を設け、上記受信コイルによつて受信および高周波磁界
の送出を時分割で行うとともに、上記送信コイルにより
送信および高周波磁界の受入れを上記受信器と連動して
時分割で行い、かつ上記送信器は上記電源回路に蓄えら
れた電力によつてのみ駆動されることを特徴とする空間
信号伝送装置。
（２）送信器側に設けた送信コイルと受信器側に設けた
受信コイルとの電磁結合により空間信号伝送を行うもの
において、上記送信器は入力回路と、この入力回路の出
力を変換する信号変換回路と、この信号変換回路の出力
を変調する変調回路と、この変調回路の出力によつて上
記送信コイルを駆動する駆動回路およびタイミング回路
により構成され、一方上記受信器は上記受信コイルの出
力を増幅する増幅回路と、この増幅回路の出力を波形整
形する検波・波形整形回路と、この検波・波形整形回路
からの出力信号を変換する信号変換回路と、この信号変
換回路の出力をラッチするラッチ回路とタイミング回路
およびこれらの回路に電力を供給する電源回路とにより
構成され、さらに上記受信器には高周波磁界を発生する
とともに、この高周波磁界を上記受信コイルに供給する
駆動回路を設け、さらに上記送信器には上記受信コイル
から送出された高周波磁界によつて上記送信コイルに発
生する電力を蓄えるとともに、上記送信器を駆動する電
源回路を設け、上記送信器と上記受信器との間の信号の
伝送を片方向時分割で行うことを特徴とする空間信号伝
送装置。