JPH01142200A - ロックボルトの固着方法とそれに用いる固着剤カートリッジ - Google Patents

ロックボルトの固着方法とそれに用いる固着剤カートリッジ

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JPH01142200A
JPH01142200A JP29608087A JP29608087A JPH01142200A JP H01142200 A JPH01142200 A JP H01142200A JP 29608087 A JP29608087 A JP 29608087A JP 29608087 A JP29608087 A JP 29608087A JP H01142200 A JPH01142200 A JP H01142200A
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Katsumi Utsuki
宇津木 勝巳
Kiyoshi Kudo
工藤 喜代志
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Nichiyu Giken Kogyo Co Ltd
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Nichiyu Giken Kogyo Co Ltd
NOF Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、岩盤を補強するため岩盤の穿孔内にロックボ
ルトを固着するロックボルト固着方法およびそれに用い
る固着剤カートリッジに関し、特に穿孔内に湧水がある
場合に右動である。
〔従来の技術〕
トンネルや鉱山等において、岩盤を補強する目的で、ロ
ックボルトを固着するためのカートリッジ、カプセルが
特開昭54−54422号公報、公表特許公報55−5
00488号公報、特開昭57−174599号公報に
開示されている。これらのカートリッジは水硬性セメン
トを透水性の袋に収納したもので、使用方法は使用する
直前にカプセルを所定時間水に浸漬して吸水させた後に
穿孔された岩盤の孔内に挿入し、その上からロックボル
トを挿入し固着させるものである。
別な方法としては、特公昭82−34920号公報、特
開閉55−129598号公報に、ウレタン樹脂の主剤
と硬化剤を収納したカートリッジが開示されている。こ
れらのカートリッジは発泡性のあるカートリッジと発泡
性のないカートリッジを穿孔された岩盤の孔内に入れ、
ロックボルトを回転させながら挿入し、主剤と硬化剤を
攪拌して硬化固着させるものである。
その際、主剤と硬化剤は以下の式(A)、(B)や(C
)、(D)に示す反応によって三次元構造を生成する。
(A)オキシ化合物との反応(ウレタン結合)■ −NGO+  −OH−一ゆ −N−C−0−罷 (B)ウレタン結合との反応、三次元構造の生成(アロ
ファネート結合) (C)アミンとの反応(尿素結合) (D)尿素結合との反応、三次元構造の生成(ビューレ
ット結合) ウレタン樹脂は通常、特公昭55−129598号公報
の実施例に開示されているように二成分で構成されてい
る。−成分は、ポリエーテルポリオール、助剤、補強剤
であり、残部はメチにンジイソシアネート系などのプレ
ポリマとして末端にインシアネート基を含有する物質で
ある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし上記の各方法には、次のような問題点がある。
水硬性セメントでロックボルトを固着する方法では、水
硬性セメントが硬化して固着するまでの間に孔内に出る
湧水によってセメントが孔外に流れ出てしまう、よって
孔内のセメントの量が確保出来なくなりこれに伴なう固
着面積が不足し、ロックボルトの引抜力に対する抵抗が
低下するという問題がある。
一方、ウレタン樹脂でロックボルトを固着する方法では
、孔内の水とイソシアネートが反応してしまう、水とイ
ンシアネートの反応式を以下に示す。
この反応によって発泡現象が急速に進む他、前述の式(
A)〜(D)の硬化反応に必要なイソシアネートが水と
反応して消費され、三次元構造が充分に成長出来ない、
その結果1発泡倍率が変化するとともに固着強度が著し
く低下してしまう0例えば、インシアネートの含有量が
25%のメチレンジイソシアネート系プレポリマについ
て、式(A)から反応量を導けば、水18gはメチレン
ジイソシアネート系プレポリマ33Bgと反応し炭酸ガ
ス1モルを発生する。このことから少量の水でも多量の
炭酸ガスを発生し、硬化に必要なインシアネートを大量
に消費することが解る。
以上のように、いずれの方法も湧水がある孔に単独で用
いる場合には致命的な欠点を有している。
本発明は前記の不都合を解消するためになされたもので
、湧水のある穿孔であっても固着強度の安定したロック
ボルトの固着方法およびロー7クボルト固着剤カートリ
ッジを提供することを目的とす、るものである。
〔問題点を解決するための手段〕
前記の目的を達成するためになされた本発明のロックボ
ルトの固着方法は、実施例に対応する第1図に示すよう
に、水硬性セメント組成物を収納したカートリッジ4と
ウレタン樹脂のプレポリマを収納したカートリッジ7を
岩盤の穿孔内17に挿入し、ロックポル)18の打込み
により両者のカートリッジを破袋してプレポリマを硬化
成分と接触させ、その硬化反応により生成したポリウレ
タンにより穿孔を閉鎖し、水硬性セメント組成物の流出
を防止するもである。
上記方法を実施するための本発明のロックボルトの固着
剤カートリッジは、実施例に対応する第2図に示すよう
に、透水性容器2に水硬性セメント組成物3を収納した
カートリッジ4内に、非透水性容器5にウレタン樹脂の
プレポリマ6を収納したカートリッジ7が収容されてい
る。
水硬性セメント組成物の主成分は、例えば普通ポルトラ
ンドセメント、早強ポルトランドセメント、超早強ポル
トランドセメント、アルミナセメント等の市販のセメン
ト、混合セメントが使用出来る。湧水量が多い穿孔に使
用する場合には凝結時間の短いものが望ましい、このセ
メント成分には、通常使用する骨材としての砂や膨張剤
、急結剤、減水剤、増粘剤、その他を加えても良い。
ウレタン樹脂のプレポリマは一液硬化型または二液硬化
型のプレポリマが使用可能である。
−液硬化型のプレポリマには、例えばトルエンジイソシ
アネートやメチレンジイソシアネートのようにインシア
ネート基を二個以上有する化合物と、ポリエーテルポリ
オール等の末端に水酸基を二個以上有する化合物を反応
させたプレポリマで、末端にイソシアネート基が残って
いるものが使用出来る。さらにトルエンジイソシアネー
トやメチレンジイソシアネート等を加えたものでも良い
、このプレポリマは水と反応して硬化する。すなわち−
液硬化型のプレポリマに対する硬化成分は水である。硬
化成分である水は、必ずしも人為的に補給する必要はな
く、天然の湧水、浸透水により補給される場合もある。
この他、発泡および硬化反応の促進剤として、例えばア
ミン類や有機金属化合物を加え、水と混合した後のゲル
化時間を短縮することも可能である。
二液硬化型プレポリマには、例えば一般に使用されてい
る主剤としてポリエーテルポリオール、助剤や補強剤が
使用出来る。硬化成分である硬化剤は例えばメチレンジ
イソシアネートである。
水硬性セメント組成物を収納する透水性容器は、例えば
和紙、濾紙、不織布、多数の小孔を有する西洋紙やプラ
スチックフィルム等の袋材が使用出来る。
ウレタン樹脂のプレポリマを収納する非透水性容器は、
例えばガラスやセラミック管等の無機物、アルミニウム
箔等の金属、アルミニウム箔とプラスチックのラミネー
ト等の非透水性の材料で、ロックボルトを打込むことに
よって容易に破壊される材料であれば良い、なお、例え
ばポリアミドフィルム*Sの容器のように微量の水が透
過する素材は、ウレタンプレポリマのイソシアネートと
水が反応して二酸化炭素を発生し、容器を膨張させて破
壊することもあるので保存性が悪く不適当である。
〔作用〕
水硬性セメント組成物を収納したカートリッジ4とウレ
タン樹脂のプレポリマを収納したカートリッジ7を岩盤
の穿孔17内に挿入し、ロックボルト18の打込みによ
り両者のカートリッジを破袋させると、プレポリマが流
れ出て硬化成分と接触する。その硬化反応によりポリウ
レタンが生成し、同時に発泡、膨張する。その発泡、膨
張したポリウレタンにより穿孔が閉鎖される。したがっ
て水硬性セメント組成物の流出が防止でき、セメント組
成物の硬化が進む。
(実施例〕 以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本発明の固着方法を実施順に示す断面図である
。同図の(a)は、岩@tSに穿孔17があけられた状
態を示している。この例では湧水16が岩盤15から流
出している。使用するロックボルト固着剤カートリッジ
1は、第2図に示すように(同図(a)は部分断面図、
(b)は側面図)、透水性容器2に水硬性セメント組成
物3を収納したカートリッジ4内に、非透水性容器5に
一液硬化型ウレタン樹脂のプレポリマ6を収納したカー
トリッジ7が収容されている。さらに全体は網の補強部
材19で覆われて補強されている。このロックボルト固
着剤カートリッジ1を、先ず水に浸漬する。すると当該
カートリッジlは透水性容器2全体から吸水を開始し、
透水性容器2を透過した水はカートリッジ4の外周から
中心部へ浸漬する。この時、非透水性容器5で形成され
ているプレポリマカートリッジ7に変化はない、このよ
うにして湿潤したカートリッジlを、第1図(b)に示
すように湧水16がある穿孔17に挿入し、さらにロッ
クボルト18をエアハンマーまたはオーガーで打込む、
するとカートリッジlが破袋する。ロックボルト固着剤
カートリッジlすなわちカートリッジ4とカートリッジ
7が破袋されると、第1図(C)に示すように、セメン
ト組成物3およびプレポリマ6が穿孔17内に充満する
。プレポリマ6は硬化成分である湧水16と接触して反
応硬化し、その際、発泡により膨張する。そのため穿孔
17が閉鎖され、湧水16が圧力を伴っている場合でも
止水可能である。従ってセメント組成物3の流出が防止
される。セメント組成物3はさらに長時間かかって硬化
し、安定した固着強度を得ることが出来る。
第3図には本発明のロックボルト固着剤カートリッジl
の別な例を示してあり、ウレタン樹脂のプレポリマが二
液硬化型である。プレポリマ6は主剤8と硬化剤9とで
構成されている。これは主剤8を収納した非透水性容器
5aに、硬化剤9を収納した非透水性容器5bを収容し
たものである。この例に示すロックボルト固着剤カート
リッジlも第2図に示す順で使用する。しかしプレポリ
マ6が二液硬化型であるため若干、反応の仕方が異なる
。すなわち透水性容器2と非透水性容器5aおよび5b
が破袋して、水硬性セメント組成物3とポリウレタンプ
レポリマ6の主剤8および硬化剤9が流出する。主剤8
と硬化剤9が互いに接触すると直ちに発泡および硬化反
応が開始して粘度が上昇する。−液硬化型のプレポリマ
6と同様に、プレポリマ樹脂6が増粘して穿孔17の空
隙を充填、閉鎖すると湧水16が止水される。
よって水硬性セメント組成物3は流出することなく硬化
し、安定した固着強度が得られる。
なお補強部材19は、吸水後にロックボルト固着剤カー
トリッジlを穿孔17に挿入し易くするためのもので、
剛性と脆性を有している。第4図(a)は補強部材19
が透水性容器2の内側に配置された例の部分断面図、同
図(b)はその側面図である。
第5図(IL)、(b)に示すように、水硬性セメント
組成物カートリッジ4とポリウレタン樹脂カートリッジ
7を独立させ、水硬性セメント組成物カートリッジ4の
間にポリウレタン樹脂カートリッジ7を挾み込んでロッ
クボルト18を打込んでも、本発明の固着方法を実施で
きる。
以下、実施例1〜実施例3にポリウレタン樹脂のプレポ
リマとして一液硬化型プレポリマを使用した本発明の具
体例、実施例4〜実施例6にポリウレタン樹脂のプレポ
リマとして二液硬化型プレポリマを使用した本発明の具
体例、比較例1〜比較例11に本発明外の具体例を記載
する。
実施例1 非透水性容器5として、7μ脂のアルミ箔の両面を30
μ層のポリエチレンフィルムでラミネート加工したアル
ミニウムーポリエチレンラミネート袋に、−液硬化型の
プレポリマ6として、ゲ′ル化時間30秒のメチレンジ
イソシアネート系プレポリで50gを収納し、ポリウレ
タンプレポリマカートリッジ7を作製した0次に日本紙
業株式会社製の目付け30g/m2の不織布(商品名、
ヒートロンペーパー)で形成された内径32膳■の透水
性容器2に、土間で作製したポリウレタンプレポリマカ
ートリー2シフと、水硬性セメント組成物3として凝結
時間5時間の早強ポルトランドセメント510gを収容
し、第2図(a)、(b)に示すような長さ800濡腸
のロックボルト固着剤カートリッジ1を作製した。
このカートリッジlを水に3分間浸漬して吸水させた後
、湧水16がある石灰岩の穿孔17(孔径3Bm層、長
さ2000m臆)に挿入した。続いてエアハンマーを用
い、外径25脂■、長さ2000m1の先端が円錐の異
形棒鋼ロー25を打込んだ、第1表に湧水量、カートリ
ッジ使用本数、止水効果および引抜き抗力を示す。
実施例2 水硬性セメント組成物3として早強ポルトランドセメン
トに5%の急結剤を加えた組成物(W1結時間35分)
 500gを用いる他は実施例1と同一のロックボルト
固着剤カートリッジ1を作製し、同様にして異形棒鋼を
打込んだ、第1表に湧水量、カートリッジ使用本数、止
水効果および引抜き抗力を示す。
実施例3 水硬性セメント組成物3としてアルミナセメントに1%
の急結剤を加えた組成物(凝結時間1゜分) 480g
を用いる他は実施例1と同一のロックボルト固着剤カー
トリー2ジ1を作製し、同様にして異形棒鋼を打込んだ
、第1表に湧水量、カートリッジ使用本数、止水効果お
よび引抜き抗力を示す。
実施例4 7μ層のアルミ箔の両面を30μ層のポリエチレンフィ
ルムでラミネート加工したアルミニウムーポリエチレン
ラミネート製の非透水性容器5bに、二液硬化型ポリウ
レタンプレポリマの硬化剤9として、ゲル化時間30秒
のメチレンジイソシアネート25gを収納した6次に非
透水性容器5bと同一材質の非透水性容器5aに、上記
で作製した硬化剤9のカートリッジと、二液硬化型ポリ
ウレタンプレポリマの主剤8であるポリエーテルポリオ
ール25gを収納し、a83図(a)に示すような長さ
150mmの二液硬化型ポリウレタンプレポリマカート
リッジ7を得た。このプレポリマカートリッジ7を使用
する他は実施例1と同一の透水性容器2と水硬性セメン
ト組成物3を使用し、第3図(a)、(b)に示すよう
な長さ600■のロックボルト固着剤カートリッジ1を
作製した。このカートリッジlを実施例1と同様にして
穿孔17に挿入し、エアオーガーを用いて異形棒鋼D−
25を打込んだ、第1表に湧水量、カートリッジ使用本
数、止水効果および引抜き抗力を示す。
実施例5 水硬性セメント組成物3として早強ポルトランドセメン
トに5%の急結剤を加えた組成物(凝結時間35分) 
500gを用いる他は実施例4と同一のロックボルト固
着剤カートリッジ1を作製し、同様にして異形棒鋼を打
込んだ、第1表に湧水量、カートリッジ使用本数、止水
効果および引抜き抗力を示す。
実施例6 水硬性セメント組成物3としてアルミナセメントに1%
の急結剤を加えた組成物(凝結時間10分) 480g
を用いる他は実施例4と同一のロックボルト固着剤カー
トリッジlを作製し、同様にして異形棒鋼を打込んだ、
第1表に湧水量、カートリッジ使用本数、止水効果およ
び引抜き抗力を示す。
比較例1〜3 ポリウレタンプレポリマカートリッジ7を収容しないで
水硬性セメント組成物3のみを収容する他は、夫々実施
例1〜3と同一のロックボルト固着剤カートリッジlを
作製した。実施例1〜3と同様にして異形棒鋼を打込ん
だと、ころ水硬性セメント組成物3は流出し、止水する
ことが出来なかった。第1表に湧水量、カートリッジ使
用本数、止水効果および引抜き抗力を示す。
比較例4〜6 実施例1に示した非透水性容器5を外径32mm、長さ
500鳳腸に大型化し、−液硬化型ポリウレタンプレポ
リマ6.430gを収納してプレポリマカートリッジ7
を作製した。そのプレポリマカートリッジ7を単独で穿
孔17に挿入し、実施例1と同様にして異形棒鋼を打込
んだ、第1表に湧水量、カートリッジ使用本数、止水効
果および引抜き抗力を示す。
比較例7〜11 実施例4に示した二液硬化型のポリウレタンカートリッ
ジ7を外径32+sm、長さ500m層に大型化し、実
施例4と同様にして主剤8,210gと硬化剤9.22
0gを収納し、プレポリマカートリッジ7を作製した。
そのプレポリマカートリッジ7を単独で穿孔17に挿入
し、実施例4と同様にして異形棒鋼を打込んだ、第1表
に湧水量、カートリッジ使用本数、止水効果および引抜
き抗力を示す。
第1表 ○:止水効果あり ×  :         /l     な  し〔
発明の効果〕 以上詳細に説明したように、本発明のロックボルトの固
着方法は、ロックボルト固着剤カートリッジに収容され
たウレタン樹脂のプレポリマが穿孔内において発泡、膨
張することによって穿孔を閉鎖するものである。したが
って未硬化のセメント組成物が穿孔から流出するのを防
止することができる。特に穿孔内に湧水がある場合には
これを止水するので有効である。そのために、穿孔内に
ロックボルトを安定して固着することが出来る。また上
向きの穿孔に施工する場合においてもセメント組成物の
落下防止に有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用するロックボルト固着方法の実施
例を示す説明図、第2図、第3図および第4図はロック
ボルト固着剤カートリッジの実施例を示す図、第5図は
ロックボルト固着方法の別な実施例の説明図である。 1 、、、、、ロックボルト固着剤カートリッジ2・・
・1.透水性容器 3、、、、、水硬性セメント組成物 4 、、、、、水硬性セメント組成物カートリッジ5舎
5aの5 a、、、、、非透水性容器6・・・・・ウレ
タンプレポリマ 7、、、− プレポリマカートリッジ 8 ・・・ 主剤    9・・・ 硬化剤15・・・
・岩盤   16・・・・・湧水17 ・ ・穿孔  
 18・・・・・ ロックボルト19、、、、、補強部
材 特許出願人  日本油脂株式会社 同     日油技研工業株式会社 代 理 人   弁理士 小 宮 良雄第1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水硬性セメント組成物を収納したカートリッジを岩
    盤の穿孔内に挿入し、ロックボルトを打込んで前記カー
    トリッジを破袋して該穿孔内に充満する水硬性セメント
    組成物の硬化で前記ロックボルトを固着する方法におい
    て、前記のカートリッジ以外にウレタン樹脂のプレポリ
    マを収納したカートリッジを該穿孔内に挿入し、前記ロ
    ックボルトの打込みによりカートリッジを破袋して前記
    プレポリマを硬化成分と接触させ、その硬化反応により
    生成したポリウレタンにより前記穿孔を閉鎖し、セメン
    ト組成物の流出を防止することを特徴とするロックボル
    トの固着方法。 2、透水性容器に水硬性セメント組成物を収納したカー
    トリッジ内に、非透水性容器にウレタン樹脂のプレポリ
    マを収納したカートリッジが収容されていることを特徴
    とするロックボルト固着剤カートリッジ。
JP29608087A 1987-11-26 1987-11-26 ロックボルトの固着方法とそれに用いる固着剤カートリッジ Granted JPH01142200A (ja)

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