JPH01141360A - 光ファイバを用いた波形観測装置 - Google Patents
光ファイバを用いた波形観測装置Info
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- JPH01141360A JPH01141360A JP62300485A JP30048587A JPH01141360A JP H01141360 A JPH01141360 A JP H01141360A JP 62300485 A JP62300485 A JP 62300485A JP 30048587 A JP30048587 A JP 30048587A JP H01141360 A JPH01141360 A JP H01141360A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は波形観測装置、特に光ファイバを用いて、電
磁界環境下で動作する電子部品の動作が正常であるか否
かを判断するために、該電子部品が導出する電気信号の
波形を観測するための装置の構成に関する。
磁界環境下で動作する電子部品の動作が正常であるか否
かを判断するために、該電子部品が導出する電気信号の
波形を観測するための装置の構成に関する。
[従来の技術]
近年、車両においては電子装置が車載されるようになっ
てきており、また車両の各種装置、たとえば自動車エン
ジン等の制御も電子装置を用いて行なわれるようになっ
てきている。しかしながら、このような車両エンジンを
電子制御する場合、電子装置は電磁波ノイズの影響を大
きく受けやすいため、このノイズにより誤動作し、所望
の制御特性を得ることができなかったり、誤動作して車
両が暴走するに至るなどの問題が発生する。
てきており、また車両の各種装置、たとえば自動車エン
ジン等の制御も電子装置を用いて行なわれるようになっ
てきている。しかしながら、このような車両エンジンを
電子制御する場合、電子装置は電磁波ノイズの影響を大
きく受けやすいため、このノイズにより誤動作し、所望
の制御特性を得ることができなかったり、誤動作して車
両が暴走するに至るなどの問題が発生する。
このような電子制御装置の電磁波ノイズによる誤動作を
防止するために、車両の電子制御部品が電磁界環境下で
どのような影響を受けるかを観測するEMI (電磁妨
害)試験などが行なわれ、車両の電子制御システムの安
全性を高めるための方策がとられている。このようなE
MI試験などの電磁界環境下で被測定対象物である電子
制御される装置部品からの電気信号を観測する方法とし
ては従来は第6図に示されるような方法が用いられてい
る。
防止するために、車両の電子制御部品が電磁界環境下で
どのような影響を受けるかを観測するEMI (電磁妨
害)試験などが行なわれ、車両の電子制御システムの安
全性を高めるための方策がとられている。このようなE
MI試験などの電磁界環境下で被測定対象物である電子
制御される装置部品からの電気信号を観測する方法とし
ては従来は第6図に示されるような方法が用いられてい
る。
第6図において、外部からの電磁波の影響を防止するた
めに電磁シールド材などで覆われている電波暗室(シー
ルドルーム)11内において所望強度の電磁界を発生さ
せるための電磁界発生器12により所望の電磁界強度を
発生し、この所望の強度の電磁界環境下で、被測定対象
物であるたとえば自動車のエンジンなどの電子制御装置
である被測定対象物1が設置され、その導出信号波形が
観測される。この披n1定対象物1が導出する信号は端
子20へ与えられる。この被測定対象物1の端子20へ
導出された電気信号はプローブ21により検出され、同
軸ケーブルなどのシールドが施された信号線22を介し
てオシロスコープ5へ与えられる。オシロスコープ5は
このプローブ21で検出されて信号線22を介して与え
られた信号の波形を表示する。このオシロスコープ5に
より、与えられた電気信号の波形を観測することにより
、被測定対象物1が電磁界発生器12からの電磁界(電
波)の影響によりどのような動作を行なっているかを判
定する。第6図に見られるように、従来の観測システム
においては、被測定対象物1、および計測器具であるプ
ローブ21、信号線22およびオシロスコープ5はシー
ルドルーム11内に持ち込まれている。
めに電磁シールド材などで覆われている電波暗室(シー
ルドルーム)11内において所望強度の電磁界を発生さ
せるための電磁界発生器12により所望の電磁界強度を
発生し、この所望の強度の電磁界環境下で、被測定対象
物であるたとえば自動車のエンジンなどの電子制御装置
である被測定対象物1が設置され、その導出信号波形が
観測される。この披n1定対象物1が導出する信号は端
子20へ与えられる。この被測定対象物1の端子20へ
導出された電気信号はプローブ21により検出され、同
軸ケーブルなどのシールドが施された信号線22を介し
てオシロスコープ5へ与えられる。オシロスコープ5は
このプローブ21で検出されて信号線22を介して与え
られた信号の波形を表示する。このオシロスコープ5に
より、与えられた電気信号の波形を観測することにより
、被測定対象物1が電磁界発生器12からの電磁界(電
波)の影響によりどのような動作を行なっているかを判
定する。第6図に見られるように、従来の観測システム
においては、被測定対象物1、および計測器具であるプ
ローブ21、信号線22およびオシロスコープ5はシー
ルドルーム11内に持ち込まれている。
上述の構成において、被n1定対象物1を所定の動作、
または停止状態にしておき、電磁界発生器12から所定
の強度の電波(または電磁界)を発生し、そのときに被
測定対象物1が導出する電気信号波形をオシロスコープ
5で観測することにより、被711j定対象物1が受け
る電磁ノイズの影響を観察することができる。
または停止状態にしておき、電磁界発生器12から所定
の強度の電波(または電磁界)を発生し、そのときに被
測定対象物1が導出する電気信号波形をオシロスコープ
5で観測することにより、被711j定対象物1が受け
る電磁ノイズの影響を観察することができる。
上述の構成に代えて、従来の観測システムにおいては、
信号線22をシールド線やツイストペア線など電磁ノイ
ズの影響を受けにくい形態の信号線を用いてシールドル
ーム11外部に被測定対象物1からの信号を取出し、シ
ールドルーム11外部でオシロスコープ5などを用いて
電気信号波形を観n1する方法もとられている。
信号線22をシールド線やツイストペア線など電磁ノイ
ズの影響を受けにくい形態の信号線を用いてシールドル
ーム11外部に被測定対象物1からの信号を取出し、シ
ールドルーム11外部でオシロスコープ5などを用いて
電気信号波形を観n1する方法もとられている。
[発明が解決しようとする問題点]
従来の波形観測方法においては、電線からなる信号線で
被n1定対象物1からの電気信号波形を取出し、伝達し
、電気信号の形態で直接オシロスコープなどの計測器を
用いて電気信号波形を観測していたため、この信号を伝
達するための信号線が電磁界発生器12からの電磁波の
影響を受けやすく、EMI試験などの電磁妨害試験を実
施しながら電気信号波形を観測する場合、その観Ji波
形が被n1定対象物自体のものであるか、または信号線
に与えられた電磁ノイズの影響を受けているのかを判別
することができず、正確に被n1定対象物1が受ける電
磁ノイズの影響を観AFJすることができないという問
題点があった。
被n1定対象物1からの電気信号波形を取出し、伝達し
、電気信号の形態で直接オシロスコープなどの計測器を
用いて電気信号波形を観測していたため、この信号を伝
達するための信号線が電磁界発生器12からの電磁波の
影響を受けやすく、EMI試験などの電磁妨害試験を実
施しながら電気信号波形を観測する場合、その観Ji波
形が被n1定対象物自体のものであるか、または信号線
に与えられた電磁ノイズの影響を受けているのかを判別
することができず、正確に被n1定対象物1が受ける電
磁ノイズの影響を観AFJすることができないという問
題点があった。
それゆえこの発明の目的は上述の従来の電磁妨害試験に
おける波形観測システムの有する欠点を除去し、正確に
被測定対象物が受ける電磁ノイズの影響を観測すること
ができる波形観測装置を提供することである。
おける波形観測システムの有する欠点を除去し、正確に
被測定対象物が受ける電磁ノイズの影響を観測すること
ができる波形観測装置を提供することである。
[問題点を解決するための手段]
この発明に係る波形観測装置は、被測定対象物が導出す
る電気信号を直接検出して対応する光信号に変換するピ
ックアップ手段と、該ピックアップ手段出力を伝達する
ための光ファイバと、光フアイバ出力を受けて対応の電
気信号に変換する光−電気変換手段とを備える。
る電気信号を直接検出して対応する光信号に変換するピ
ックアップ手段と、該ピックアップ手段出力を伝達する
ための光ファイバと、光フアイバ出力を受けて対応の電
気信号に変換する光−電気変換手段とを備える。
好ましくはピックアップ手段は、サージ吸収用抵抗と、
サージ吸収抵抗と第1および第2のm1ll端子との間
にそれぞれ直列に接続される第1および第2のサージ吸
収用ダイオードと、サージ吸収用抵抗およびサージ吸収
用ダイオードとに接続される電流制限用抵抗と、電流制
限用抵抗出力を受けて対応する強度の光信りを導出する
光電変換素子とを備える。
サージ吸収抵抗と第1および第2のm1ll端子との間
にそれぞれ直列に接続される第1および第2のサージ吸
収用ダイオードと、サージ吸収用抵抗およびサージ吸収
用ダイオードとに接続される電流制限用抵抗と、電流制
限用抵抗出力を受けて対応する強度の光信りを導出する
光電変換素子とを備える。
さらに好ましくはピックアップ手段は電磁シールド部材
により覆われる。
により覆われる。
[作用]
この発明による光ファイバを用いた波形観測装置におい
ては、被測定対象物が導出する電気信号を直接受けて光
信号に変換し、光ファイバを介して伝達した後、好まし
くはシールドルーム外部の場所で電気信号に変換した後
波形を観測する構成となっている。したがって、被測定
対象物からの信号は電磁波の影響を受けない光ファイバ
を介して伝送されているため、被測定対象物が受ける電
磁ノイズの影響のみを検出することができ、正確な波形
観測を行なうことが可能となる。
ては、被測定対象物が導出する電気信号を直接受けて光
信号に変換し、光ファイバを介して伝達した後、好まし
くはシールドルーム外部の場所で電気信号に変換した後
波形を観測する構成となっている。したがって、被測定
対象物からの信号は電磁波の影響を受けない光ファイバ
を介して伝送されているため、被測定対象物が受ける電
磁ノイズの影響のみを検出することができ、正確な波形
観測を行なうことが可能となる。
[発明の実施例]
第1図はこの発明の原理を示す図である。第1図におい
て、シールドルーム11内に被測定対象物1および披D
1定対象物1からの端子20を介して導出される電気信
号を直接検出して光信号に変換するピックアップブロッ
ク2と、ピックアップブロック2が導出した光信号をシ
ールドルーム11外部へ伝達するための光ファイバ3と
が設けられる。シールドルーム11内には所望の強度の
電磁界を導出するための電磁界発生器12が設けられて
いる。光ファイバ3を介して伝達されるピックアップブ
ロック2からの光信号はシールドルーム11外部に設け
られた計7111室30へ伝達される。
て、シールドルーム11内に被測定対象物1および披D
1定対象物1からの端子20を介して導出される電気信
号を直接検出して光信号に変換するピックアップブロッ
ク2と、ピックアップブロック2が導出した光信号をシ
ールドルーム11外部へ伝達するための光ファイバ3と
が設けられる。シールドルーム11内には所望の強度の
電磁界を導出するための電磁界発生器12が設けられて
いる。光ファイバ3を介して伝達されるピックアップブ
ロック2からの光信号はシールドルーム11外部に設け
られた計7111室30へ伝達される。
計測室30には、光ファイバ3を介して伝達される光信
号を対応する電気信号に変換する信号処理部4と、信号
処理部4からの電気信号の波形を表示するオシロスコー
プ5とが設けられる。また第1図の構成において明確に
は示していないがピックアップブロック2は電磁界発生
器12からの電磁ノイズの影響を防止するための静電シ
ールド部材(好ましくは筐体)で覆われている。このよ
うな構成とすることにより信号検出および伝達部は電磁
界発生器12からの電磁波ノイズの影響を受けることが
なく、被測定対象物1が受けた電磁ノイズの影響のみを
正確に計測室30へ伝達することができる。これにより
計測室30においては、被測定対象物1が受けた電磁ノ
イズによる影響をオシロスコープ5を用いて観測するこ
とができる。
号を対応する電気信号に変換する信号処理部4と、信号
処理部4からの電気信号の波形を表示するオシロスコー
プ5とが設けられる。また第1図の構成において明確に
は示していないがピックアップブロック2は電磁界発生
器12からの電磁ノイズの影響を防止するための静電シ
ールド部材(好ましくは筐体)で覆われている。このよ
うな構成とすることにより信号検出および伝達部は電磁
界発生器12からの電磁波ノイズの影響を受けることが
なく、被測定対象物1が受けた電磁ノイズの影響のみを
正確に計測室30へ伝達することができる。これにより
計測室30においては、被測定対象物1が受けた電磁ノ
イズによる影響をオシロスコープ5を用いて観測するこ
とができる。
第2図はこの発明の一実施例である、波形観測装置にお
いて用いられるピックアップ部の具体的構成の一例を示
す図である。第2図において、ピックアップブロック2
は、端子21を介して与えられる被測定対象物1からの
電気信号を直接受ける抵抗R1と、抵抗R1と正の電源
電圧VBとの間に順方向に接続される第1のダイオード
D1と、抵抗R1と接地電位との間に逆方向に接続され
る第2のダイオードD2と、抵抗R1と直列に接続され
る抵抗R2と、抵抗R2と接地電位との間に接続される
たとえば発光ダイオード(LED、またはLD)などか
らなる発光素子LEDとから構成される。発光素子LE
Dが導出する光信号は光ファイバ3を介して計測室30
内の光受信装置4へ伝達される。第2図に示される構成
において抵抗R1は端子21へ与えられる過電圧を吸収
(抑制)するための抵抗である。ダイオードD1は、ア
ノードに抵抗R1を介してその順方向電圧降下と電源電
圧v8の和より高い電圧が与えられたときに導通状態と
なりミその過電圧に対する電流通路を与え、サージ(過
電圧)r4圧を吸収し、抵抗R1を介して与えられる電
圧をv、+vth (VthはダイオードD1の順方向
電圧降下)にクランプする。ダイオードD2は同様にし
て抵抗R1を介して−Vth’ (Vth’ let
ダイオードD2の順方向電圧降下量)より低い過電圧が
印加されたときに導通状態となり、その過電正分を吸収
する。これにより正負のサージ電圧を吸収することがで
き、発光素子LEDが過電流により破壊されるのを防止
する。抵抗R2はさらに発光光電変換素子PDへ与えら
れる電流を制限するための機能を有する。したがって第
3図(a)に示されるようなサージ成分を何する波形が
端子21′に印加されたとしても、サージ吸収素子R1
,DI、D2により吸収され、なだらかな波形(第3図
(b))となり、この第3図(b)に示される波形が抵
抗R2を介して発光素子LEDへ伝達される。これによ
り、過大なサージ電圧が披δp1定対象物1から伝達さ
れたとしても発光素子(光電変換素子)PDが破壊する
ことはなく、サージの影響を防止することができる。
いて用いられるピックアップ部の具体的構成の一例を示
す図である。第2図において、ピックアップブロック2
は、端子21を介して与えられる被測定対象物1からの
電気信号を直接受ける抵抗R1と、抵抗R1と正の電源
電圧VBとの間に順方向に接続される第1のダイオード
D1と、抵抗R1と接地電位との間に逆方向に接続され
る第2のダイオードD2と、抵抗R1と直列に接続され
る抵抗R2と、抵抗R2と接地電位との間に接続される
たとえば発光ダイオード(LED、またはLD)などか
らなる発光素子LEDとから構成される。発光素子LE
Dが導出する光信号は光ファイバ3を介して計測室30
内の光受信装置4へ伝達される。第2図に示される構成
において抵抗R1は端子21へ与えられる過電圧を吸収
(抑制)するための抵抗である。ダイオードD1は、ア
ノードに抵抗R1を介してその順方向電圧降下と電源電
圧v8の和より高い電圧が与えられたときに導通状態と
なりミその過電圧に対する電流通路を与え、サージ(過
電圧)r4圧を吸収し、抵抗R1を介して与えられる電
圧をv、+vth (VthはダイオードD1の順方向
電圧降下)にクランプする。ダイオードD2は同様にし
て抵抗R1を介して−Vth’ (Vth’ let
ダイオードD2の順方向電圧降下量)より低い過電圧が
印加されたときに導通状態となり、その過電正分を吸収
する。これにより正負のサージ電圧を吸収することがで
き、発光素子LEDが過電流により破壊されるのを防止
する。抵抗R2はさらに発光光電変換素子PDへ与えら
れる電流を制限するための機能を有する。したがって第
3図(a)に示されるようなサージ成分を何する波形が
端子21′に印加されたとしても、サージ吸収素子R1
,DI、D2により吸収され、なだらかな波形(第3図
(b))となり、この第3図(b)に示される波形が抵
抗R2を介して発光素子LEDへ伝達される。これによ
り、過大なサージ電圧が披δp1定対象物1から伝達さ
れたとしても発光素子(光電変換素子)PDが破壊する
ことはなく、サージの影響を防止することができる。
通常EMI試験下での波形観Apjは、第4図に示され
るような波形変化(パルス割れ)などを検出するために
被測定対象物1からの波形をオシロスコープ5を用いて
観A11l Lでいる構成となっている。
るような波形変化(パルス割れ)などを検出するために
被測定対象物1からの波形をオシロスコープ5を用いて
観A11l Lでいる構成となっている。
電磁ノイズを受けない場合には、被測定対象物は正常に
動作しておりその出力波形は第4図(a)に示されるよ
うになる。これはたとえば電磁界発生器12が発生する
電界強度を0とした場合に与えられる。そして電磁界発
生器12が発生した電磁波により被測定対象物1が誤動
作するとそのパルスが変化しいわゆるパルス割れ現象が
生じる(第4図(b))。このような異常パルスが発生
すると、その被n1定対象物1は通常の動作時において
電磁波ノイズの影響を受けたことになり、その影響によ
り誤動作をし、所望の機能を発揮していないということ
を示している。
動作しておりその出力波形は第4図(a)に示されるよ
うになる。これはたとえば電磁界発生器12が発生する
電界強度を0とした場合に与えられる。そして電磁界発
生器12が発生した電磁波により被測定対象物1が誤動
作するとそのパルスが変化しいわゆるパルス割れ現象が
生じる(第4図(b))。このような異常パルスが発生
すると、その被n1定対象物1は通常の動作時において
電磁波ノイズの影響を受けたことになり、その影響によ
り誤動作をし、所望の機能を発揮していないということ
を示している。
本願発明の構成においては、ピックアップ部2、および
光ファイバ3を用いて被測定対象物1からの電気信号を
直接検出した後光信号に変換してシールドルーム11外
部の計測室30へ伝達し、そこで電気信号に変換した後
オシロスコープ5で計4−1するように構成しているの
で、特に第2図に示されるようなピックアップブロック
2を用いた場合、サージ電圧を十分に吸収することがで
き、また静電シールド部材でピックアップブロック2を
覆っている場合において、ピックアップブロック2およ
び光ファイバ3は共に耐電界強度が大111に強いため
、第4図に示される波形異常を正確に計測室30の光受
信装置4へ伝達することができ、これによりオシロスコ
ープ5で正確に被測定対象物1が受けた電磁ノイズの彫
りを観?#1することができる。
光ファイバ3を用いて被測定対象物1からの電気信号を
直接検出した後光信号に変換してシールドルーム11外
部の計測室30へ伝達し、そこで電気信号に変換した後
オシロスコープ5で計4−1するように構成しているの
で、特に第2図に示されるようなピックアップブロック
2を用いた場合、サージ電圧を十分に吸収することがで
き、また静電シールド部材でピックアップブロック2を
覆っている場合において、ピックアップブロック2およ
び光ファイバ3は共に耐電界強度が大111に強いため
、第4図に示される波形異常を正確に計測室30の光受
信装置4へ伝達することができ、これによりオシロスコ
ープ5で正確に被測定対象物1が受けた電磁ノイズの彫
りを観?#1することができる。
通常、パルス割れに関する識別分解能は、発光素子LE
Dの応答性や、光受信装置4の応答性により制約される
ものの、このような本願発明の構成では、1マイクロ秒
程度の分解能は十分に達成することができ、実用上何ら
問題はない。
Dの応答性や、光受信装置4の応答性により制約される
ものの、このような本願発明の構成では、1マイクロ秒
程度の分解能は十分に達成することができ、実用上何ら
問題はない。
ここで、ピックアップブロック2に設けられたサージ吸
収素子は、被測定対象物1が電磁ノイズの影響によりサ
ージ成分を出力した場合、その被測定対象物1からの誤
動作に基づくサージ成分を吸収してしまい正確に伝達す
ることができないということも考えられるが、このよう
な場合、通常波形変化(パルス割れ)などが発生するた
め、その出力波形をオシロスコープ5で観測することに
より、披’ApJ定対象物1が電磁ノイズの影響を受け
ているか否かを正確に判定することができる。
収素子は、被測定対象物1が電磁ノイズの影響によりサ
ージ成分を出力した場合、その被測定対象物1からの誤
動作に基づくサージ成分を吸収してしまい正確に伝達す
ることができないということも考えられるが、このよう
な場合、通常波形変化(パルス割れ)などが発生するた
め、その出力波形をオシロスコープ5で観測することに
より、披’ApJ定対象物1が電磁ノイズの影響を受け
ているか否かを正確に判定することができる。
第5図は本発明の波形観測装置を車両のEMI試験に用
いた際の構成の一例を示す図である。第5図においては
、電子制御部品を搭載した車両10がシールドルーム1
1内に設置される。この車両10に対して電磁界発生器
12より電波(7rs磁界)が印加される。車両10の
電子制御部品が被測定対象物1となり、電磁シールド材
で覆われたピックアップブロック2によりこの披71−
1定対象物1(電子制御部品)が、導出する電気信号が
検出され、その後光信号に変換された後、外部の計4P
I室30へ光ファイバ3を介して伝達される。計711
1室30では光受信装置4により光信号を電気信号に変
換しオシロスコープ5へ与える。このオシロスコープ5
に表示される波形を観測することにより電子制御部品(
被測定対象物)1が正常に電磁界環境下でも動作してい
るか否かを検出することができる。これにより電磁ノイ
ズによる暴走などの生じることのない車両を実現するた
めの対策をとることができる。ここで車両10の電子制
御装置(被測定対象物)1の試験方法としては、動作さ
せない状態で電磁界が与えられたときに動作状態となる
か否かを見る方法や、車両10を動作させた状態で、電
磁界をOから所望の強度にまで変化させた場合にどのよ
うな電磁ノイズの影響が現われるかを観測する方法もと
られている。
いた際の構成の一例を示す図である。第5図においては
、電子制御部品を搭載した車両10がシールドルーム1
1内に設置される。この車両10に対して電磁界発生器
12より電波(7rs磁界)が印加される。車両10の
電子制御部品が被測定対象物1となり、電磁シールド材
で覆われたピックアップブロック2によりこの披71−
1定対象物1(電子制御部品)が、導出する電気信号が
検出され、その後光信号に変換された後、外部の計4P
I室30へ光ファイバ3を介して伝達される。計711
1室30では光受信装置4により光信号を電気信号に変
換しオシロスコープ5へ与える。このオシロスコープ5
に表示される波形を観測することにより電子制御部品(
被測定対象物)1が正常に電磁界環境下でも動作してい
るか否かを検出することができる。これにより電磁ノイ
ズによる暴走などの生じることのない車両を実現するた
めの対策をとることができる。ここで車両10の電子制
御装置(被測定対象物)1の試験方法としては、動作さ
せない状態で電磁界が与えられたときに動作状態となる
か否かを見る方法や、車両10を動作させた状態で、電
磁界をOから所望の強度にまで変化させた場合にどのよ
うな電磁ノイズの影響が現われるかを観測する方法もと
られている。
[発明の効果]
以上のように、この発明によれば、電磁波ノイズの影響
を受ける被測定対象物が導出する電気信号を直接検出し
た後、光信号に変換し、この後光ファイバを介して導出
して電気信号に変換する構成としている。したがって、
信号検出用のピックアッス部は、静電シールド機能やサ
ージ吸収機能を有しているため耐電界強度に優れており
、また光ファイバも耐電界強度に優れているため、外部
からの電磁波ノイズの影響を受けることがないので、正
確に披」1定対象物の受ける電磁波ノイズ(電磁界)の
影響のみを検出することができ、正確な被11)J定対
象物が導出する波形の観n1が可能となる。
を受ける被測定対象物が導出する電気信号を直接検出し
た後、光信号に変換し、この後光ファイバを介して導出
して電気信号に変換する構成としている。したがって、
信号検出用のピックアッス部は、静電シールド機能やサ
ージ吸収機能を有しているため耐電界強度に優れており
、また光ファイバも耐電界強度に優れているため、外部
からの電磁波ノイズの影響を受けることがないので、正
確に披」1定対象物の受ける電磁波ノイズ(電磁界)の
影響のみを検出することができ、正確な被11)J定対
象物が導出する波形の観n1が可能となる。
第1図はこの発明の原理的構成を示す図である。
第2図はこの発明の一実施例である波形観測装置におけ
るピックアップブロックの具体的構成の一例を示す図で
ある。第3図は第2図に示されるピックアップブロック
のサージ吸収特性を示す図である。第4図は、電磁環境
下における被測定対象物が導出する波形の一例を示す図
である。第5図はこの発明の適用例である車両の電子制
御装置の電磁波の影響を観測するためのシステムを構成
した際の一例を示す図である。第6図は従来の電磁環境
下における被測定対象物が導出する波形観測を行なう構
成の一例を示す図である。 図において、1は被測定対象物、2はピックアップブロ
ック、3は光ファイバ、4は光受信装置、5はオシロス
コープ、11はシールドルーム、12は電磁界発生器、
10は車両、30は計測室、R1,R2は抵抗、DI、
D2はサージ吸収用ダイオード、LEDは発光素子であ
る。 なお、各図中、間−符号は同一または相当部分を示す。 (ほか2名) −゛− L−−−−−−−−一−−−−−−J 第 う 困 系Δρ
るピックアップブロックの具体的構成の一例を示す図で
ある。第3図は第2図に示されるピックアップブロック
のサージ吸収特性を示す図である。第4図は、電磁環境
下における被測定対象物が導出する波形の一例を示す図
である。第5図はこの発明の適用例である車両の電子制
御装置の電磁波の影響を観測するためのシステムを構成
した際の一例を示す図である。第6図は従来の電磁環境
下における被測定対象物が導出する波形観測を行なう構
成の一例を示す図である。 図において、1は被測定対象物、2はピックアップブロ
ック、3は光ファイバ、4は光受信装置、5はオシロス
コープ、11はシールドルーム、12は電磁界発生器、
10は車両、30は計測室、R1,R2は抵抗、DI、
D2はサージ吸収用ダイオード、LEDは発光素子であ
る。 なお、各図中、間−符号は同一または相当部分を示す。 (ほか2名) −゛− L−−−−−−−−一−−−−−−J 第 う 困 系Δρ
Claims (4)
- (1)電磁ノイズの被測定対象物に及ぼす影響を検査す
るために、前記被測定対象物が導出する電気信号の波形
を観測するための装置であって、前記被測定対象物が導
出する電気信号を直接に受けて対応する光信号に変換す
るピックアップ手段と、 前記ピックアップ手段が導出した光信号を伝達出する光
ファイバと、 前記光ファイバを介して伝達された光信号を受けて対応
する電気信号に変換する手段とを備える、光ファイバを
用いた波形観測装置。 - (2)前記ピックアップ手段は、 前記被測定対象物からの電気信号をその一方端に受ける
第1の抵抗手段と、 前記第1の抵抗手段の他方端と第1および第2の電源端
子との間にそれぞれ接続されるサージ吸収用の第1およ
び第2のダイオード手段と、前記第1の抵抗手段の他方
端および前記サージ吸収用ダイオード手段に接続される
一方端を有する第2の抵抗手段と、 前記第2の抵抗手段の他方端に接続され、前記第2の抵
抗手段出力を光信号に変換する光電変換手段とを備える
、特許請求の範囲第1項記載の光ファイバを用いた波形
観測装置。 - (3)前記ピックアップ手段は、電磁シールド手段によ
り覆われる、特許請求の範囲第1項または第2項に記載
の光ファイバを用いた波形観測装置。 - (4)前記被測定対象物は、電子制御により動作する車
両部分である、特許請求の範囲第1項ないし第3項のい
ずれかに記載の光ファイバを用いた波形観測装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62300485A JPH01141360A (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | 光ファイバを用いた波形観測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62300485A JPH01141360A (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | 光ファイバを用いた波形観測装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01141360A true JPH01141360A (ja) | 1989-06-02 |
Family
ID=17885373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62300485A Pending JPH01141360A (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | 光ファイバを用いた波形観測装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01141360A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008053555A1 (fr) * | 2006-11-02 | 2008-05-08 | Shimadzu Corporation | Circuit de protection d'entrée de signal analogique haut-débit et spectromètre de masse de temps de vol |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4725574U (ja) * | 1971-04-10 | 1972-11-22 | ||
JPS60122377A (ja) * | 1983-12-05 | 1985-06-29 | Nec Corp | Emi/rfi測定装置 |
-
1987
- 1987-11-27 JP JP62300485A patent/JPH01141360A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4725574U (ja) * | 1971-04-10 | 1972-11-22 | ||
JPS60122377A (ja) * | 1983-12-05 | 1985-06-29 | Nec Corp | Emi/rfi測定装置 |
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JPWO2008053555A1 (ja) * | 2006-11-02 | 2010-02-25 | 株式会社島津製作所 | 高速アナログ信号の入力保護回路及び飛行時間型質量分析装置 |
JP4692633B2 (ja) * | 2006-11-02 | 2011-06-01 | 株式会社島津製作所 | 高速アナログ信号の入力保護回路及び飛行時間型質量分析装置 |
US10083826B2 (en) | 2006-11-02 | 2018-09-25 | Shimadzu Corporation | Input protection circuit for high-speed analogue signal and time-of-flight mass spectrometer |
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