JPH011409A - ケ−ブルグリツプ - Google Patents

ケ−ブルグリツプ

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Publication number
JPH011409A
JPH011409A JP62-154222A JP15422287A JPH011409A JP H011409 A JPH011409 A JP H011409A JP 15422287 A JP15422287 A JP 15422287A JP H011409 A JPH011409 A JP H011409A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fibers
cable
cable grip
string
resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP62-154222A
Other languages
English (en)
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JPS641409A (en
Inventor
哲 堀
常盤 真三郎
岩田 信孝
Original Assignee
帝国産業株式会社
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Publication date
Application filed by 帝国産業株式会社 filed Critical 帝国産業株式会社
Priority to JP62-154222A priority Critical patent/JPH011409A/ja
Publication of JPS641409A publication Critical patent/JPS641409A/ja
Publication of JPH011409A publication Critical patent/JPH011409A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はケーブルグリップ、特に後述する複合紐状品で
作ったケーブルグリップに関する。
(従来の技術〕 一般に電気ケーブルをパイプ内に通すときには、先ずパ
イプ内に合成樹脂製または鋼製の呼び線を通し、この呼
び線の一端に目的の電気ケーブルを接続して呼び線を引
き出すことによって電気ケーブルをパイプ内に通してい
る。また古くなった電気ケーブルを新しい電気ケーブル
に交換しようとするときには、古い電気ケーブルの一端
に新しい電気ケーブルの一端を接続して古い電気ケーブ
ルをダ【き出すことによ、って新しいケーブルをパイプ
内に通している。
また新旧のワイヤーロープ、例えば古くなったエレベー
タ−のワイヤーロープあるいはクレーンのワイヤー四−
プを新しいワイヤーループに交換する場合にも、古いワ
イヤーロープの一端と新しいワイヤーループの一端を接
続して引き取ることによって行なわれている。
上述した電気ケーブルあるいはワイヤーロープ(以下こ
れらを総称してケーブルと称する)の接続には従来から
ケーブルグリップが使用されている。
このようなケーブルグリップを図面を参照して説明する
。第1図は新旧の電気ケーブルの各端をケーブルグリッ
プで接続した状態を示す側面図である。
第1図において、lはケーブルグリップであり、このケ
ーブルグリップ1は通常細いワイヤーロープ2で中空管
状にfi!1Miシて作られており、これを用いて例え
ば新しいケーブル3と旧いケーブル3′とを接続する場
合、前記ケーブルグリップ1の両端から図示する如くそ
れぞれ新しいケーブル3と旧いケーブル3′とを挿入し
て、各ケーブルの両端4および4′を近接させ、この状
態でケーブルグリップの両端を各ケーブルに対し例えば
接着テープ5を巻回接着させることによって固定してい
る。そして古いケーブル3′を矢印6の方向に引張ると
、管状に編組されたケーブルグリップ1は矢印6の方向
へ延びてその内径が小さくなって、新旧両ケーブル3お
よび3′の周囲に密着し、締めつける形になって、新し
いケーブル3も矢印6の方向へ引かれるようになる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述したような従来のケーブルグリップ1は、通常ワイ
ヤーロープ2で管状に編組されているため、重量が非常
に大でかつ剛性であるため取り扱い難いものであり、内
包させ把持される新しいケープ/I/3や、これを通す
べきパイプ等に傷をつけたりすることがあり、また錆を
発生する欠点を有している。またワイヤ−ロープ2自体
が導電性であるため電気関係の作業では作業上危険があ
り、更に摩擦係数が小さいため、内包したケーブル3,
3′が滑って抜は易い欠点を有している。
従って本発明の目的は上述した欠点のないケーブルグリ
ップ、特に軽量で柔軟性を有し、電気絶縁性で、内包す
るケーブルに対する摩擦係数が大でケーブルの滑り抜け
を起し難くシ、ケーブル自体およびこれを通すパイプを
傷つけることなく、また錆を発生することのないケーブ
ルグリップを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は複合紐状品で中空管状にm組したケーブルグリ
ップである。
本発明で使用する複合紐状品は、高強度低伸度繊維を、
マルチフィラメントの無撚糸、下撚りした単糸およびこ
れら複数本からなるσ[き揃え糸、撚糸、組紐あるいは
これら複数本からなるフードもしくはロープ(以下これ
らを紐状品と称す、る)とし、これらを熱可塑性樹脂で
被覆するか、それらの周囲を合成繊維でプレードして形
成する。
本発明で使用する高強度低伸度繊維としては、アラミド
繊維、炭素繊維、ガラス繊維その他がある。これらはそ
れぞれ単独で使用してもよく、2種以上の繊維を混合使
用してもよい。
前記アラミド繊維には、芳香族ポリアミド、芳香族ポリ
エーテルアミド、芳香族ポリチオエーテルアミド、芳香
族ポリスルホンアミド、芳香族ポリメチレンアミド、芳
香族ポリケトンアミド、芳香族ポリアミンアミドおよび
これらの共重合体からなるtagがある。
前記炭素繊維には、セルロース、ポリアクリ田ニトリル
、リグニン、石油系ピッチ等を原料として作られた任意
の炭素繊維がある。
前記ガラス繊維には、無アルカリガラス(ボロシリケー
トガラスよりなるEガラス)、含アルカリガラス(ソー
ダライム系ガラスよりなる0ガラスもしくはAガラス)
よりなる繊維、あるいは近時コンポジット補強材として
注目されているs−2ガラス(オーウエンス・コーニン
グ社製)繊維等がある。
その他の高強度低伸度繊維として、超高分子量ポリエチ
レン繊維やポリオキシメチレン繊維と近年発明された繊
維も使用しうる。
これらの高強度低伸度繊維の紐状品はそのままでは摩耗
に対して弱く、また結束性に劣るのでオイル、ゴムラテ
ックス、合成者脂、特にポリウレタンエラストマー樹脂
溶液で含浸処理、するとよい。
上述した紐状品を被覆する樹脂としてはポリウレタンエ
ラストマー樹脂、ポリエステルエラストマー樹脂、アイ
オノマー樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエチレン樹脂等熱
可塑性樹脂であればよい。
上記ポリウレタンエラストマー樹脂としては、押し出し
成形に使用しつる樹脂であればよく、例えばエラストラ
ン(商品名:日本エラストラン社製)、パンデックス(
商品名:大日本インキ化学社!lり、タケラック(商品
名:式日薬品工業社製)等が使用できる。ポリエステル
エラストマー樹脂としては曲げ弾性率が小さいものが好
ましく、例えばハイトレル(商品名二東し・デュポン社
製)、ハイミラン(商品名:三井・デュポン・ポリケミ
カル社製)を使用できる。
ポリアミド樹脂としては曲げ弾性率が小さいナイロン1
2が適しており、ダイアミド(商品名:ダイセル・ヒュ
ルス社製)等を使用できる。
また前述した紐状品の周囲をブレードするのに使用しつ
る繊維としては、lリアミド繊維、ポリエステル繊維等
任意の繊維を使用できるが、耐摩耗性のすぐれた繊維を
使用するとよい。また単にブレード加工しただけでは芯
を形成する高強度低伸度繊維とブレード加工繊維との接
着性が悪いことがあるので、樹脂含浸を行なうとよく、
この接着性の面を考慮した場合、ブレード加工繊維にポ
リアミド繊維を用い、含浸樹脂にも同じポリアミド樹脂
を用いるとよい。
上述した紐状品に熱可塑性樹脂被覆を設け、またはブレ
ード加工するのは、紐状品が耐摩耗性、耐摩擦性に劣る
ため、そのままではケーブルグリップを形成しても用途
に供しえないためである。組上げ加工または被曹の厚さ
は通常0.1〜5IImとすればよい。
上述した本発明によるケーブルグリップを作るに当って
使用しつる複合紐状品の詳細については例えば特開昭6
2−78276号、特開昭62−53495号公報を参
照でき、これはここに引用して組入れる。
〔作用〕
本発明によれば、第1図に例示した中空管状に編組した
ケーブルグリップ1を形成する材料として、従来のワイ
ヤーロープ2の代りに、前述した複合紐状品を用いたた
め、重量が従来のものの115〜1/8と非常に軽くす
ることができ、柔軟性を有して取り扱い易く、電気絶縁
性のため作業に危険がなく、伸縮性があるので挿入され
たケーブルによく密着し、摩擦力も大であり、ケーブル
の滑り抜けが起り継<、ケーブルやパイプを損傷するこ
ともなく、鑓を生じない。
〔実施例〕
以下に実施例および参考例を挙げて本発明を説明する。
実施例1および2においては、下記の紐状品を使用した
アラミド繊維(デュポン社製、ケブラー29)のマルチ
フィラメント1500aを8本撚りにし、下記含浸処理
液に20℃の温度で浸漬後、60°Cの温度で5分間加
熱乾燥後、120°Cの温度で2分間加熱キュアし、冷
却し巻取りをした。
含浸処理液 TD工架橋剤(イソシアネート残基12%)     
5部ジブチルチンジラウレート架橋促進剤      
  3部酢酸エチル            200部
トルエン               300部実施
例 1 上記含浸撚糸をポリアミ)″繊維のマルチフィラメント
180(116本でブレード加工し、これを更に下記含
浸処理液に30℃で浸漬後、80℃の温度で5分間加熱
乾燥後、130°Cの温度で2分間キュアし、冷却し巻
取った。これの直径は約1.6 mである。
メチルアルコール          50cdトリク
レン             50cJ第1図に示す
如く上記複合紐状品2を用い、製紐機でピッチ60墓に
12打して中空管状としケーブルグリップ1を作成した
。これの内径が141時の長さは750団である。上述
した如く作ったケーブルグリップにワイヤーロープ3 
、3’(直径14閘)を両側より差込み、端部にビニー
ルテープ5を巻いて引張試験を行なった結果を表1に示
す。
実施例 2 上記含浸撚糸を更に下記接着剤処理液に浸漬し、100
°Cの温度で2分間加熱乾燥し、接着剤処理を行なった
接着剤処理液 湿気硬化型ポリウレタン接着剤(不揮発分50%’) 
 100部メチルエチルケトン         90
0部コレを下記熱可塑性ポリエステルエラストマー樹脂
を用い、スクリュー径35I+1111L/D=24、
圧縮比3.0の押出成型機を用い、シリンダー各部の温
度それぞれ180°C%200℃、210℃、ダイス部
温度230℃、スクリュー回転数4 Q rpmで押出
により被覆を形成した。
被覆の厚さは0.2mであり、直径は1.6調である。
被覆樹脂 第1図に示す如く上記複合紐状品2を用い、製紐機でピ
ッチ60悪に12打して中空管状とし、ケーブルグリッ
プ1を作成した。これの内径が14閘時の長さは750
鴫である。上述した如く作ったケーブルグリップ1にワ
イヤーロープ3 、3’(直径14IIOIIφ)を両
側より差込も端部にビニールテープ5を巻いて引張試験
を行なった結果を表1に示す。
以下に比較のため参考例を示す。
参考例 ワイヤーロープ1x19、直径1.2膿を用い、製紐機
でピッチ60醜に12打して中空管状とし、第1図のよ
うなケーブルグリップ1を作成した。これの内径が14
m時の長さは750r!Rである。
上述した如く作ったケーブルグリップ1にワイヤーロー
プ3 、3’(直径14mφ)を両側より差込み、端部
にビニールテープ5を巻いて引張試験を行なった結果を
表1に示す。
表     1 〔発明の効果〕 本発明の複合紐状品を用いたケーブルグリップは、ワイ
ヤーローブ製のケーブルグリップに比して、重量が11
5〜1/8と非常に軽く、柔らかであり取扱い易く、絶
縁性のため作業に危険性がなく、摩擦力も外層のブレー
ド繊維または樹脂の種類によって適当なものが選定でき
ケーブル抜けが起こらず、またケーブルやパイプを痛め
ることなく、錆のない等の多くの長所を持つ。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ケーブルグリップの一例の側面図である。 1はケーブルグリップ、2はワイヤーロープまたは複合
、紐状品、5はビニールテープ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複合紐状品で中空管状に編組してなるケーブルグリ
    ップ。 2、複合紐状品が、高強度低伸度繊維紐状品を熱可塑性
    樹脂で被覆してなる特許請求の範囲第1項記載のケーブ
    ルグリップ。 3、複合紐状品が、高強度低伸度繊維紐状品の周囲を合
    成繊維でブレードしてなる特許請求の範囲第1項記載の
    ケーブルグリップ。 4、高強度低伸度繊維がアラミド繊維、炭素繊維、ガラ
    ス繊維超高分子量ポリエチレン繊維およびポリオキシメ
    チレン繊維からなる群から選択した1種以上の繊維であ
    る特許請求の範囲第2項または第3項記載のケーブルグ
    リップ。
JP62-154222A 1987-06-19 ケ−ブルグリツプ Pending JPH011409A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62-154222A JPH011409A (ja) 1987-06-19 ケ−ブルグリツプ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62-154222A JPH011409A (ja) 1987-06-19 ケ−ブルグリツプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS641409A JPS641409A (en) 1989-01-05
JPH011409A true JPH011409A (ja) 1989-01-05

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