JPH0114054Y2 - - Google Patents

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JPH0114054Y2
JPH0114054Y2 JP4714183U JP4714183U JPH0114054Y2 JP H0114054 Y2 JPH0114054 Y2 JP H0114054Y2 JP 4714183 U JP4714183 U JP 4714183U JP 4714183 U JP4714183 U JP 4714183U JP H0114054 Y2 JPH0114054 Y2 JP H0114054Y2
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light
light emitting
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mounting plate
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Description

【考案の詳細な説明】
本案は文字、図形、記号などを標記した表示板
の全面を明るくむらなく均等に発光させる装置に
関するもので、特に中央監視室、処理室などに設
置する制御盤その他の表示器類に制御項目、処理
項目、監視事項などを電光表示をする場合に好適
な発光表示装置に関するものである。 上記目的に限らず、建物内の案内標識類を含め
て文字等を標示した標示板の後方に光源を設置
し、標示の輪郭を鮮明に現わすようにした発光表
示装置が広く用いられている。この形式の発光表
示装置はその殆んどが電球を組み込んだ中空ケー
スの前面に標示板をあてがつて、その周縁をケー
スに保持させたものであつた。ところで大型の表
示装置では大型電球を内蔵することによつて標示
板の全面にわたり十分に照明することができる
が、小型の表示装置ではケース内のスペースに制
約され、使用する電球も当然に小さくなつて光量
が不足する。また標示板の全面を均一に照明する
には2以上の電球を用いなければならない。2以
上の電球を用いて標示板を照明する場合に、各々
の電球の光量が小さいため、標示に必要な明るさ
を確保する必要から各電球を標示板に近づけると
各電球からの光が十分に分散せず、標示面がまだ
らになり、また標示板が加熱されて発熱する。逆
に電球を標示板から離すにしたがつて標示板は均
等に照明され、また標示板の温度上昇もさけるこ
とができるが、標示面が暗くなつて目的とする表
示機能が損われる。この2つながらの問題を解決
するにはどうしても標示板と電球との間隔を規制
しなければならず、しかも光線漏れを防止するた
めのケースが必要であり、また標示板および電球
をケースに支持させるための支持構造やケース内
面に反射板を設けるなど厄介な構造を要し、さら
に標示板は周縁部のみがケースの端縁に支えられ
るため、標示板として或る程度の肉厚と強度を有
するものを用いなければならない。また、標示の
光源に、該標示の照明に必要な最小限度の照度の
光源が用いられる限り、例え2灯以上の光源が用
いられたとしても、発光色を異ならせて色別標示
を行うことはできない。 本案は上記問題点を解消するもので、文字、図
形、記号などを標記した標示板と、発光色が異な
る少なくとも2種以上の発光ダイオードの組合せ
と、各発光ダイオードを装着する光源取付板と、
前、後面を平行平面とした合成樹脂透明体とから
なり、前記光源取付板の板面に多数の凹部を有
し、前記各色の発光ダイオードを分散させて各々
光源取付板の凹所内に設置し、前記合成樹脂透明
体の前面に前記標示板を取付け、前記発光ダイオ
ードを標示板に向き合せて合成樹脂透明体の後面
に光源取付板を定着させたものである。 以下に本案の実施例を図によつて説明する。 第1図、第2図において、本案の発光表示装置
は、標示板1と、合成樹脂透明体2と、発光色が
異なる少なくとも2種以上の発光ダイオード4の
組合せと、各発光ダイオード4を取付ける光源取
付板3とからなるものである。 標示板1は照射光を分散して透過させるように
つや消し加工又は印刷が施こされたプレートで、
その表面に文字、図形、記号など所要の標示Mを
付す。標示板1の素材に透明体を用いたときには
その裏面に標示を付し、さらにその裏につや消し
加工を施こしてもよい。本案において、標示板1
は特に肉厚や強度は必要とせず、シート状物であ
つてもよい。合成樹脂透明体2は角形のブロツク
で、素材の組織は澄明であるほど望ましい。表面
を平滑に加工し、前後面2a,2bに平行平面に
形成し、その寸法を標示板1および光源取付板3
の外形寸法に合致させる。両板1,3が同一寸法
の直方形のときには透明体2は直方体となる。透
明体2の素材としてはアクリル樹脂が好適であ
る。しかしながらこれに限られるものではない。 光源取付板4は平板状で、板面の全面にわた
り、縦横に多数の凹部5を形成し、各凹部5内に
は例えば第3図に示すように黄(Y)発光、赤
(R)発色のダイオードをそれぞれ縦横方向に交
互に分散させて設置し、各発光ダイオード4の発
光部4aを板面に臨ませる。発光ダイオード4の
発光部4aは少なくとも光源取付板3の板面より
前方に突出させないことが必要である。又凹部5
の形状は限定されるものではないが、円形の彎曲
面とすることによつて発光部4aの反射面に利用
できる。発光ダイオードの発光色は標示の目的、
種類によつてそれぞれ使い分ける。 上記透明体2を中央に据え、その前面に標示板
1を、後面に、発光面側を透明体2に向けてそれ
ぞれ向き合せに定着させる。各板1,3の取付け
に際して取外し不要のときには無色の接着剤で固
定すればよいが、取外しが必要となる光源取付板
3は透明体2にねじ止めによつて固定し、図示の
発光表示装置を完成する。 本案において、標示板1と光源取付板3とは透
明体2をはさみ、一定間隔を置いて平行に配置さ
れる。 本案装置を中央監視室、処理室などに設置され
た制御盤その他の表示器類の標示として用いると
きには、第2図において、電光表示を必要とする
表示パネル6の標示部分に窓孔7を開口し、該窓
孔7内に、標示板1の標示Mをパネル6の裏面よ
り臨ませ、その周縁部を接着剤等でパネル6に固
定し、発光ダイオード4の端子をそれぞれ発色の
種類ごとに電源および制御部(いずれも図示略)
に結線する。 実施例において、発光ダイオード4に通電して
これを点灯させると、その光線は透明体2内を透
過し、標示板1の裏面を照射してこれを発光さ
せ、窓孔7内には標示Mが鮮明に現わされる。こ
こで、各発光ダイオード4の光は或る拡がりをも
つて放射され、透明体2内を直線上に透過して標
示板1に達する光はもとより、透明体2の側面、
上面、底面に照射された光もその殆んどが反射さ
れて標示板1に達するため、光の損失が殆んどな
く、標示板1を明るくしかもむらなく発光させて
標示を行うことができる。標示の現示に際しては
目的に応じて赤色、黄色を選定して発光色別に使
い分け、あるいは同時点灯、点滅などによつて現
示を行う。 本案では透明体の全反射を利用して標示の照明
を行うため、標示の大きさにもよるが取付板上の
全発光ダイオードの半数の使用によつても標示の
照明に必要な照度を確保することが可能である。 以下にバフ研磨により仕上げたアクリル樹脂透
明体2と、メツキ仕上げにより内面を鏡面とした
同一寸法のアルミニウム中空ケース8とを用いた
場合について、照度比較試験を示す(第3図)。 (1) アルミニウムケース及び透明体の寸法 幅160m/m、高さ40m/m、奥行60m/m (2) 発光ダイオード 幅160m/m、高さ40m/mの光源取付板に発
光ダイオードを一定間隔で3段4列に配列した。
第3図中Yは黄発色、Rは赤発色のダイオードで
ある。 (3) 測定方法 ケース8、透明体2の一面に光源取付板3を取
付け、他面に照度計9を設置し、他面の右、中
央、左の3箇所につき、それぞれ黄(Y)、赤
(R)及び黄、赤(Y+R)についての照度を測
定した。 (4) 測定器 デイジタル照度計T−1(ミノルタ製) (5) 測定結果
【表】 以上のように本案によれば中空アルミケースを
用いた場合に比して黄(Y)発色、赤(R)発
色、黄、赤(Y+R)発色のいずれも、またいず
れの個所においても照度は大幅に増大すること、
すなわち、発光ダイオードより発した光が殆んど
そのまま伝えられるものである。 本案は以上のように合成樹脂透明体をはさん
で、その前面に標示板を、後面に光源取付板を定
着一体化したもので、光量の損失を見込んで光量
の大きい光源を使用することなく、2色以上に使
い分けて最小限の光量で標示をむらなく鮮明に顕
わすことができる。また、本案によれば標示板と
透明体と光源取付板との積層構造を一ユニツトと
したため、強度が大きく、これをパネルの窓孔周
縁などに接着剤などを用いて簡単に取付けること
ができ、標示板はその全面が透明体に支えられる
ため、薄いシート又はフイルムであつても何等問
題は生じない。また、発光ダイオードの発光面を
光源取付板の凹部内に収め、しかも発光面は殆ん
ど発熱しないため、透明体と光源取付板とを平面
接合でき、また凹部を反射面として有効に利用で
きる。さらに本案によれば、透明体を通してその
上面、側面、下面から発光ダイオードの点灯状態
を容易にチエツクすることができる。 本案はまた、標示面の形状にあわせて透明体を
成形することにより円形、多角形など任意の形状
の表示装置を容易に得ることができるなどの効果
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の一実施例を示す斜視図、第2図
は側面図、第3図は照度測定要領説明図である。 1……標示板、2……透明体、3……光源取付
板、4……発光ダイオード、2a……透明体の前
面、2b……透明体の後面、4a……発光部、M
……標示。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 文字、図形、記号などを標記した標示板と、発
    光色が異なる少なくとも2種以上の発光ダイオー
    ドの組合せと、各発光ダイオードを装着する光源
    取付板と、前、後面を平行平面とした合成樹脂透
    明体とからなり、前記光源取付板の板面に多数の
    凹部を有し、前記各色の発光ダイオードを分散さ
    せて各々光源取付板の凹所内に設置し、前記合成
    樹脂透明体の前面に前記標示板を取付け、前記発
    光ダイオードを標示板に向き合せて合成樹脂透明
    体の後面に光源取付板を定着させたことを特徴と
    する発光表示装置。
JP4714183U 1983-03-31 1983-03-31 発光表示装置 Granted JPS59153582U (ja)

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JP4714183U JPS59153582U (ja) 1983-03-31 1983-03-31 発光表示装置

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JP4714183U JPS59153582U (ja) 1983-03-31 1983-03-31 発光表示装置

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Publication Number Publication Date
JPS59153582U JPS59153582U (ja) 1984-10-15
JPH0114054Y2 true JPH0114054Y2 (ja) 1989-04-25

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JP4714183U Granted JPS59153582U (ja) 1983-03-31 1983-03-31 発光表示装置

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