JPH01139402A - 塵芥サイロを用いる積込設備および塵芥サイロ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 塵芥は郡山および人工密集部においては塵芥収集車両に
よって集められ、投棄場または焼却施設へと輸送される
。投棄場または焼却施設が収集地域から離れている場合
、収集車両は大きな輸送区間を辿らなければならない。

これは塵芥収集車両が塵芥収容のためのその特殊装置の
ために高価であり、その価格の割には僅かな輸送能力し
かもっていないため不経湾である。

フランス特許明細書箱２０７４７２７号から本願の特許
請求の範囲第１項より第５項までの酌交による塵芥サイ
ロをもつ積込み設備が公知である。この設備では塵芥リ
ーイロが軽いデーパ状の壁をもっており、その一方の末
端に垂直軸の周りに回動できる積込と排出のための蓋を
備えている。蓋を開りてサイロは塵芥収集竪穴に対して
水平に置かれる。塵芥は次に竪穴下端で水平に移動でき
るラムにより竪穴からサイロへ送られる。この設備は描
造が比較的複雑である。開いた収集竪穴は臭気が迷惑と
なるため、人工密集地では建造できない。

従ってこれは経済的に最適に使用することはできない。

塵芥リイ］］を備えるその他の積込み設備はドイツ特許
明細書箱２９０５８６５号、フランス特許明細書簡２１
１８３９７号、米国特許明細書第３７５３５０６号およ
び米国特許明細書第３４１７８８３号から公知である。

本発明の根底となる課題は、これによって人工密集地帯
からの塵芥の合理的な除去処理が可能となる積込み設備
と塵芥サイロを作り出すことにある。この課題は特許請
求の範囲第１項から第５項までの特徴部分によって解決
される。

かくしてこの発明によれば、その一方の末端に、塵芥サ
イロを積み込むための回動開閉可能な蓋を備える塵芥サ
イロを用いる積込み設備において、設備が塵芥サイロの
ための複数の置き場のある待機面と、待機面の上方に平
行して配置された塵芥収集車乗り入れのための積込み面
を備えるものであって、塵芥サイロが置き場に垂直に配
置されるように構成されており、他方の末端に塵芥サイ
ロを空にするための第２の回動開閉可能な蓋を備え、さ
らに待機面と積込み面の間の垂直間隔が塵芥サイロの軸
方向長さにほぼ相当することを特徴とする設備が提供さ
れる。

この発明の積込み設備には、上記置き場の垂直上方に塵
芥を圧縮するためのラムが配置されていることが好まし
い。上記ラムはさらに置き場上方を水平に移動可能に構
成されていることが好ましい。

またこの発明の設備には、前記各画き場の垂直上方に前
記積込み面から突出する回動可能な２枚のホッパー板が
配置されていることが好ましい。

これらのホッパー板は各回動軸の相互の間隔が塵芥サイ
ロの幅よりも大きく設定されることが好ましい。

この発明の別の観点から、壁とその一方の軸方向末端に
回動開閉可能な蓋を備え、かつ２本の支持形材を含む支
持枠を備える上記積込み設備において使用される塵芥サ
イロであって、壁がシリンダ状であり、その他方の軸端
に第２の回動開閉可能な蓋を備えること、支持形材がシ
リンダ軸と平行に配置されていること、また塵芥サイロ
が輸送車両の牽引ロープと連結するための連結装置を備
えていることを特徴とする塵芥サイロが提供される。

上記塵芥サイロにおいては、壁が円筒形状であるものが
好ましく、また壁の両端と蓋との間に各１個のパツキン
リングが配置されていることが好ましい。上記壁の両端
の支持枠には、シリンダ軸に垂直に配置され支持形材と
結合した正方形の脚枠が具備されているものが好ましい
。

上記用いられる連結装置は、支持形材に沿ってストッパ
の間を移動できる一つの連結部材を含んでいることが好
ましい。

上記塵芥サイロは、設置した場合、上蓋が両支持形材に
隣接する軸の周りに、また下蓋が対角線上に対向する軸
の周りに回動できるよう構成されているものが好ましい
。

本発明による設備は収集地域の中心に建設することがで
きる。その場合塵芥収集車両の輸送路は最小となり極め
て経済的に使用することができる。

サイロは塵芥収集車両の収容能力の数倍をもっことがで
きる。のみならず塵芥は立てたサイロの中へ充分圧縮す
ることができる。投棄場または焼却設備への塵芥の輸送
は従って著しく安価となる。

その他この輸送は比較的僅かな輸送車両で処理すること
ができ、これは置き場にあるサイロが緩衝の役割を果た
し、これにより塵芥収集車両による不規則な塵芥供給が
均等化されるためである。

以下本発明の実施例を図面を用いて説明する。

第１図は本発明による積込み設備の斜視図、第２図は輸
送車両上のサイロの側面図、第３図は蓋を大きく回動じ
たサイロの上縁を示す。

第１図に示された設備は、円筒状の壁４と軸方向両端に
各−つの回動開閉可能な蓋５．６を備えた複数の垂直に
設置される塵芥サイロ３のための複数の置き場２のある
水平待機面１を有している。

サイロ３の軸方向良さの間隔で待機面１の上方に塵芥収
集車両８で乗り入れるための水平積込み面７が配置され
ている。適切なランプウェー９が待機面１から積込み面
７まで通じている。積込み面７の下の空間はたとえばガ
レージ、材料貯蔵所または作業場として利用することが
できる。

積込み面７は長方形であり、直線の縁１４を備えている
。縁１４に沿ってサイロ３の幅より大きい規則的な間隔
を置いて垂直支柱１５が配置されている。これに積込み
面７の上方で縁１４に直角の水平の回動軸１６が固定さ
れており、その周りに各置き場の上で２枚のホッパ板１
７が回動できる。サイロ３を置くかまたは輸送車２０の
上へ積み込む時には、ホッパ板１７は垂直に向いており
、従って置き場２Ｃの例に示されている通りサイロ３の
側方で少々間隔が空いている。サイロ３を満たそうとす
る場合は、ホッパ板１７が傾斜位置に置かれ（たとえば
置き場２ａ参照）、このためその下縁はサイロ３の充填
口の縁を軽く被い、従って塵芥がサイロの口の縁からこ
ぼれ落ちることは有り得ない。

置き場２の垂直上方には、丸い水平の底板２２をもつ油
圧または空圧の伸縮自由なラム２１が、レール２３の上
を横に走ることができる。このラム２１によって塵芥を
サイロ３の中へ圧縮することができる。

塵芥サイロ３はスチールから製作されている。

円筒状の壁４は、並んでシリンダ軸に平行に配置された
２本のＵ字形断面の支持形材２８と、壁４の軸方向末端
に配置され支持形材２８と結合した各−つの正方形の脚
枠２９からなる支持枠２７によって支持されている。設
置したサイロの上蓋５は、両支持形材２８に隣接する軸
３ｏの周りに回動することができ、一方、下蓋６の回動
軸３１は対角線に対向する側に配置されている。十Ｍ５
は開いた状態でホッパ板１７と共に充填ホッパを形成す
る。下蓋６は投棄場または焼却設備でサイロ３を空にす
るのに用いられる。筒蓋５，６は各１本の弾性プラスチ
ックのパツキンリングによって壁４に対して密閉されて
いる。

支持形材２８のそれぞれには、形材２８に固定された縦
案内３９に沿って移動できる連結部材４０の形をした、
輸送車２ｏの牽引ロープ４１のための連結装置３８が配
置されている。連結部材４０の移動行程は、形材２８の
上端近くでストッパ４２によって、下ではほぼ肩の高さ
で別のストッパによって限定されている。

サイロ３を積み込むために輸送者２０は後進してサイロ
３の近くまで進み、積込用傾斜ブリッジ４６を２本の伸
縮シリンダ４７によって殆ど垂直の位置まで回動する。

牽引ロー１４１はその末端の環が下部ストッパにある連
結部材４０に連結できるまで下ろされる。ここでロー１
４１は少々巻き上げられ、この時連結部材４０はその案
内３９に沿って上方へと滑る。車両２０はサイロ３に殆
ど触れるまでやや後退する。ロープ４１は引き続き引か
れ、連結部材４０はその上部ストッパ４２に密接するに
いたる。積込用ブリッジ４６を降ろすとロープ４１を通
じてサイロ３が傾倒し、続いて積込用傾斜ブリッジ４６
の上へ積まれ、この時サイロはその支持形材２８の上に
載る。荷下ろしは逆の順序て行われる。

第２図には荷下ろし位置での輸送車２０の上のサイロ３
が示されており、下蓋６の連結が解かれ、その軸３１の
周りに回動じている。パツキンリング３２のためにサイ
ロ３は積込みおよび輸送の間密閉されている。上蓋を開
けるのを容易にするため、その回動軸３０に隣接して下
向きに曲げたレバー５０が固定されている。その空いた
方の端には圧縮応力あるばね５１が働いてａ３す、その
別の端は枠２９に支持されている。

本設備は、軸方向両端にそれぞれ各−っの回動開閉可能
な蓋５，６を備える複数の垂直設置したシリンダ状塵芥
サイロ３のための複数の置き場２をもつ水平待機面１を
有しており、待機面１の上方にほぼサイロ３の軸方向長
さの間隔を置いて、塵芥収集車８を乗り入れるための水
平積込み而７が配置されているので、この設備によって
投棄場あるいは焼却設備への塵芥輸送のコストを著しく
減少することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の塵芥サイロを用いる積込み設備の一
例の斜視図、第２図はこの発明に用いる塵芥サイロの一
例の輸送車両上における側面図、第３図はこの発明に用
いる塵芥サイロの一例の上部の楊成説明図である。 １・・・・・・待機面、　　　　　　２・・・・・・置
き場、３・・・・・・塵芥サイロ、　　　　　　５・・
・・・・上蓋、６・・・・・・下蓋、　　　　　　　　
７・・・・・・積込み面、８・・・・・・塵芥収集車両
、　　１５・・・・・・垂直支柱、１６・・・・・・回
動軸、　　　　１７・・・・・・ホッパ板、２０・・・
・・・輸送車、　　　　　　２１・・・・・・ラム、２
７・・・・・・支持枠、　　　　２８・・・・・・支持
形材、２９・・・・・・脚枠、　　　３１・・・・・・
下蓋の回動軸、３２・・・・・・パツキンリング、３８
・・・・・・連結装置、３つ・・・・・・縦案内、　　
　　４０・・・・・・連結部材、４１・・・・・・牽引
ロープ、４２・・・・・・上部ストッパ、５１・・・・
・・ばね。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、その一方の末端に、塵芥サイロ３を積み込むための
   回動開閉可能な蓋５を備える塵芥サイロ３を用いる積込
   み設備において、設備が塵芥サイロ３のための複数の置
   き場２のある待機面１と、待機面１の上方に平行して配
   置された塵芥収拾車８乗り入れのための積込み面７を備
   えるものであって、塵芥サイロ３が置き場２に垂直に設
   置されるように構成されており、他方の末端に塵芥サイ
   ロ３を空にするための第２の回動開閉可能な蓋６を備え
   、さらに待機面１と積込み面７の間の垂直間隔が塵芥サ
   イロ３の軸方向長さにほぼ相当することを特徴とする設
   備。 ２、置き場２の垂直上方に塵芥を圧縮するためのラム２
   １が配置されていることを特徴とする特許請求の範囲第
   １項に記載の設備。 ３、ラム２１が置き場２上方を水平に移動できることを
   特徴とする特許請求の範囲第２項記載の設備。 ４、各置き場２の垂直上方に積込み面７から突出する回
   動可能な２枚のホッパ板１７が配置されており、しかも
   ホッパ板１７の回動軸１６の相互の間隔が塵芥サイロ３
   の幅より大きいことを特徴とする特許請求の範囲第１項
   から第３項までの一つに記載の設備。 ５、壁４とその一方の軸方向末端に回動開閉可能な蓋５
   を備え、かつ２本の支持形材２８を含む支持枠２７を備
   える特許請求の範囲第１項から第４項までの何れか１つ
   に記載の積込み設備において使用される塵芥サイロであ
   って、壁４がシリンダ状であり、その他方の軸端に第２
   の回動開閉可能な蓋６を備えること、支持形材２８がシ
   リンダ軸と平行に配置されていること、また塵芥サイロ
   ３が輸送車両２０の牽引ロープ４１と連結するための連
   結装置３８を備えていることを特徴とする塵芥サイロ。 ６、壁４の両端と蓋５、６との間に各１個のパッキンリ
   ング３２が配置されていることを特徴とする特許請求の
   範囲第５項に記載の塵芥サイロ。 ７、壁４の両端の支持枠２７が、シリンダ軸に垂直に配
   置され支持形材２８と結合した正方形の脚枠２９を備え
   ていることを特徴とする特許請求の範囲第５項または第
   ６項に記載の塵芥サイロ。 ８、壁４が円筒形であることを特徴とする特許請求の範
   囲第５項から第７項までの一つに記載の塵芥サイロ。 ９、連結装置３８が支持形材２８に沿ってストッパ４２
   の間を移動できる各一つの連結部材４０を含んでいるこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第５項から第８項までの
   一つに記載の塵芥サイロ。 １０、設置した塵芥サイロ３の場合に上蓋５が両支持形
   材２８に隣接する軸３０の周りに、また下蓋６が対角線
   上に対向する軸３１の周りに回動できることを特徴とす
   る特許請求の範囲第５項から第９項までの一つに記載の
   塵芥サイロ。