JPH0113909B2 - - Google Patents
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- JPH0113909B2 JPH0113909B2 JP55002670A JP267080A JPH0113909B2 JP H0113909 B2 JPH0113909 B2 JP H0113909B2 JP 55002670 A JP55002670 A JP 55002670A JP 267080 A JP267080 A JP 267080A JP H0113909 B2 JPH0113909 B2 JP H0113909B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B04—CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
- B04B—CENTRIFUGES
- B04B1/00—Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles
- B04B1/10—Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles with discharging outlets in the plane of the maximum diameter of the bowl
Landscapes
- Centrifugal Separators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、流入する複数成分の混合物を分離す
るための遠心分離器であつて、ローターを備え、
少なくとも二つの分離された成分(fraction)
(軽質成分と重質成分)用の出口を有する遠心分
離器に関する。特に、本発明は、液体と固形物の
混合物を少なくとも一つの液体成分と一つの固形
物富化成分、すなわち固相成分とに分離するため
の遠心分離器に関する。
るための遠心分離器であつて、ローターを備え、
少なくとも二つの分離された成分(fraction)
(軽質成分と重質成分)用の出口を有する遠心分
離器に関する。特に、本発明は、液体と固形物の
混合物を少なくとも一つの液体成分と一つの固形
物富化成分、すなわち固相成分とに分離するため
の遠心分離器に関する。
このような遠心分離器には数多くの態様がある
が、主な形式としては、垂直回転軸を有し、通常
多くの円錘分離板を備えたもの、ならびに水平回
転軸を有し、通常ローターの中にコンベアースク
リユーを備え、ローターの半径方向最遠部に固相
を集め、ローターの回転速度をスクリユーのそれ
とは違わせて固相成分の出口まで回転軸の方向に
固相成分を移送するものがある。これらの以外に
も多くの特殊な態様がある。
が、主な形式としては、垂直回転軸を有し、通常
多くの円錘分離板を備えたもの、ならびに水平回
転軸を有し、通常ローターの中にコンベアースク
リユーを備え、ローターの半径方向最遠部に固相
を集め、ローターの回転速度をスクリユーのそれ
とは違わせて固相成分の出口まで回転軸の方向に
固相成分を移送するものがある。これらの以外に
も多くの特殊な態様がある。
液体と固形物の混合物から固相成分を効率的に
分離するにあたつては、設計および操作経済性の
観点からの大きな固有の問題点が存在する。この
ような分離操作は、多くの工業部門において極め
て一般的なものである。
分離するにあたつては、設計および操作経済性の
観点からの大きな固有の問題点が存在する。この
ような分離操作は、多くの工業部門において極め
て一般的なものである。
遠心分離器の形式の選択は、多くの異つた要因
によつて決定される。すなわち特に液体中の固形
物の含有量が重要であり、また固形物の粒子サイ
ズの分布や液体に対する密度差、研摩性のような
性質等も重要なものとして挙げられる。
によつて決定される。すなわち特に液体中の固形
物の含有量が重要であり、また固形物の粒子サイ
ズの分布や液体に対する密度差、研摩性のような
性質等も重要なものとして挙げられる。
比較的少ない量の固形物を含む液体と固形物と
の混合物用には、垂直回転軸を持ち、間歇的に解
放可能な円周状に配置された開口を備えたロータ
ーを有する遠心分離器がしばしば使用されてい
る。このような遠心分離器は、半径方向最遠部に
通常スラツジと呼ばれる固相成分を集め、この固
相成分は円周部の開口を通して間歇的に排出され
る。このような遠心分離器は比較的複雑で高価な
構造となる。液体中の固形物の含有量がかなり多
い場合には、ローターを有しかつ円周上に常時開
いている多数のノズルを備えた遠心分離器の使用
が考えられる。通常、開口の直径が1mmのこのよ
うなノズルが例えば酵母の懸濁液用に使用されて
いる。この型式の遠心分離器に付随する欠点は、
ノズルの開口面積が限定されなければならないこ
とである。すなわち、例えば酵母を液体から十分
に分離するに必要な高遠心力を加えた際に、この
高遠心力によつて発生し通常ノズルに加わる高圧
力が150〜200バール程度の大きさであることを考
慮すると、固相成分、例えば酵母濃縮物の流量が
大きくなり過ぎないようにノズルの開口面積が制
限されなければならない。このことはノズルに詰
まりの危険があることを意味する。このような理
由から、ローターの半径方向最遠部に集められた
固相成分に対して、その遠心分離器から出口へ至
る流れについてのある種のコントロールが必要と
なる。
の混合物用には、垂直回転軸を持ち、間歇的に解
放可能な円周状に配置された開口を備えたロータ
ーを有する遠心分離器がしばしば使用されてい
る。このような遠心分離器は、半径方向最遠部に
通常スラツジと呼ばれる固相成分を集め、この固
相成分は円周部の開口を通して間歇的に排出され
る。このような遠心分離器は比較的複雑で高価な
構造となる。液体中の固形物の含有量がかなり多
い場合には、ローターを有しかつ円周上に常時開
いている多数のノズルを備えた遠心分離器の使用
が考えられる。通常、開口の直径が1mmのこのよ
うなノズルが例えば酵母の懸濁液用に使用されて
いる。この型式の遠心分離器に付随する欠点は、
ノズルの開口面積が限定されなければならないこ
とである。すなわち、例えば酵母を液体から十分
に分離するに必要な高遠心力を加えた際に、この
高遠心力によつて発生し通常ノズルに加わる高圧
力が150〜200バール程度の大きさであることを考
慮すると、固相成分、例えば酵母濃縮物の流量が
大きくなり過ぎないようにノズルの開口面積が制
限されなければならない。このことはノズルに詰
まりの危険があることを意味する。このような理
由から、ローターの半径方向最遠部に集められた
固相成分に対して、その遠心分離器から出口へ至
る流れについてのある種のコントロールが必要と
なる。
この問題に対する一つの解決策が、例えばスエ
ーデン特許227106号に示されている。この特許
は、ローター内の下部に位置する受入れ室とロー
ターの半径方向最遠部とを半径方向に連結する流
路および出口としての静止した排出(paring)手
段を備えた遠心分離器(第3図に示されたタイプ
のもの)に関するもので、受入室内への流路の開
口には開閉用バルブが配設されている。使用時に
は、例えばスラツジのような固相成分は前記流路
を経て受入室へ流れ下り、この受入室から排出チ
ユーブ等により排出される。このような遠心分離
器には、排出される固相成分中の固形物の含有量
がほぼ一定になるように流入する混合物中の固形
物含有量の変動を平均化させるコントロール手段
を配設することができる。このようなコントロー
ル手段は、排出される固相流の粘度のような特性
を検知するよう配設され、固相流中の固形物含有
量をほぼ一定に保持するように流路の開口を開閉
するために、コントローラを介してバルブを操作
する検知手段を有することができる。このような
コントロール手段は比較的よい結果が得られるの
でしばしば使用されるが、高価でまた乱れに対し
て比較的敏感であるという問題点がある。
ーデン特許227106号に示されている。この特許
は、ローター内の下部に位置する受入れ室とロー
ターの半径方向最遠部とを半径方向に連結する流
路および出口としての静止した排出(paring)手
段を備えた遠心分離器(第3図に示されたタイプ
のもの)に関するもので、受入室内への流路の開
口には開閉用バルブが配設されている。使用時に
は、例えばスラツジのような固相成分は前記流路
を経て受入室へ流れ下り、この受入室から排出チ
ユーブ等により排出される。このような遠心分離
器には、排出される固相成分中の固形物の含有量
がほぼ一定になるように流入する混合物中の固形
物含有量の変動を平均化させるコントロール手段
を配設することができる。このようなコントロー
ル手段は、排出される固相流の粘度のような特性
を検知するよう配設され、固相流中の固形物含有
量をほぼ一定に保持するように流路の開口を開閉
するために、コントローラを介してバルブを操作
する検知手段を有することができる。このような
コントロール手段は比較的よい結果が得られるの
でしばしば使用されるが、高価でまた乱れに対し
て比較的敏感であるという問題点がある。
一方、前述した他の形式の遠心分離器における
問題点は、ローターの円周に配されたノズルを通
る間歇的な流れが高速となり、それによつて固形
物が広範囲に磨耗作用を呈して、出口の閉鎖手段
や損傷や破壊されるに至るような大きさのロータ
ー半径で遠心分離器が形成されていたり、あるい
はそのような回転速度で駆動される点にある。そ
こで、流れに必要な十分な面積を考慮しつつ、流
路面積を限定しない何らかの速度制限手段が必要
とされた。
問題点は、ローターの円周に配されたノズルを通
る間歇的な流れが高速となり、それによつて固形
物が広範囲に磨耗作用を呈して、出口の閉鎖手段
や損傷や破壊されるに至るような大きさのロータ
ー半径で遠心分離器が形成されていたり、あるい
はそのような回転速度で駆動される点にある。そ
こで、流れに必要な十分な面積を考慮しつつ、流
路面積を限定しない何らかの速度制限手段が必要
とされた。
冒頭で述べた形式の遠心分離器が液体成分の混
合物の分離に使用され、それが取り出される二つ
の液体成分の成分の濃縮を目的としている場合に
おいても、問題とする成分の必要とされる濃縮を
達成するためには、少なくとも一つの液体成分の
流れのコントロールが必要である。
合物の分離に使用され、それが取り出される二つ
の液体成分の成分の濃縮を目的としている場合に
おいても、問題とする成分の必要とされる濃縮を
達成するためには、少なくとも一つの液体成分の
流れのコントロールが必要である。
本発明により、冒頭で述べた形式の遠心分離器
の使用に関連して述べた問題が解決された。
の使用に関連して述べた問題が解決された。
また、本発明により、少なくとも一つの成分用
の出口へ至る排出流路内に自動流量コントロール
手段を配設することにより、遠心分離器に各種の
構造採用の機会が提供された。
の出口へ至る排出流路内に自動流量コントロール
手段を配設することにより、遠心分離器に各種の
構造採用の機会が提供された。
上記自動流量コントロール手段は、その回転室
の入口がローターの分離室に連結する渦巻型純流
体素子を少なくとも一つ備えており、この回転室
は、渦巻型純流体素子それ自体の技術で既に知ら
れているように、流入する成分を更に分離するこ
とはないが、もちろん一定の限度内ではあるが、
回転室を通る流量が流入する成分の粘度が増加す
るにつれて増加し、かつ粘度が減少するにつれて
回転室を流る流量が減少するように形成されてな
るものである。
の入口がローターの分離室に連結する渦巻型純流
体素子を少なくとも一つ備えており、この回転室
は、渦巻型純流体素子それ自体の技術で既に知ら
れているように、流入する成分を更に分離するこ
とはないが、もちろん一定の限度内ではあるが、
回転室を通る流量が流入する成分の粘度が増加す
るにつれて増加し、かつ粘度が減少するにつれて
回転室を流る流量が減少するように形成されてな
るものである。
重要な場合、すなわち遠心分離器が、流体と固
形物との流入混合物を少なくとも一つの液体成分
と固形物が濃縮されたもう一つの成分、すなわち
固相成分とに分離し、該固相成分がローター中の
分離室の半径方向最遠部に集められるよう構成さ
れている場合には、前記自動流量コントロール手
段は、固相成分の出口へ至る排出流路上に配設さ
れる。
形物との流入混合物を少なくとも一つの液体成分
と固形物が濃縮されたもう一つの成分、すなわち
固相成分とに分離し、該固相成分がローター中の
分離室の半径方向最遠部に集められるよう構成さ
れている場合には、前記自動流量コントロール手
段は、固相成分の出口へ至る排出流路上に配設さ
れる。
渦巻型純流体素子は1920年代の終りに研究さ
れ、1960年代の初め頃から流体素子技術と称され
る技術の中で大きく注目された。この技術の広汎
な再検討がジエー・エム・カーシユナーとエス・
キヤツにより“デザイン セオリー オブ フル
イデイツク コンポーネンツ”アカデミツク プ
レス エヌ ワイ(1975)中に開示されている。
この刊行物により、流体素子技術は理論的には比
較的よく理解されたが、最近10年間におけるエレ
クトロニクスの非常に急速な発達のためか、実際
には比較的わずかしか適用されていない。流体素
子技術においては、エレクトロニクスからよく多
られた用語が用いられている。かくしてダイオー
ド、トリオード等の用語が使用されている。
れ、1960年代の初め頃から流体素子技術と称され
る技術の中で大きく注目された。この技術の広汎
な再検討がジエー・エム・カーシユナーとエス・
キヤツにより“デザイン セオリー オブ フル
イデイツク コンポーネンツ”アカデミツク プ
レス エヌ ワイ(1975)中に開示されている。
この刊行物により、流体素子技術は理論的には比
較的よく理解されたが、最近10年間におけるエレ
クトロニクスの非常に急速な発達のためか、実際
には比較的わずかしか適用されていない。流体素
子技術においては、エレクトロニクスからよく多
られた用語が用いられている。かくしてダイオー
ド、トリオード等の用語が使用されている。
渦巻型ダイオードは、ほぼ回転対称の回転室を
有し、これに接線状入口と少なくとも一つの端面
上に設けられた中央出口が付設されている。一般
的な一態様例においては、回転室は平坦な端面と
一つの中央円形出口を有する。よく知られている
電子ダイオードの場合と同様に、流れが接線状入
口から入り、渦巻状通路を進まされた後、中央出
口から出る場合には、回転室内で渦巻回転流が形
成されるため、接線状入口での流入抵抗が高くな
る。したがつて、これとは流れ方向が逆である
(中央出口より入り接線状入口より出る)場合よ
りも流動抵抗は極めて高くなる。また、固相成分
の濃度が低く、したがつて粘度の低い流体が接線
状入口から回転室内に入る場合には、回転室内で
の渦巻状の流れにおける流体の内部摩擦は極めて
小さい。定性的に述べれば、流体の内部摩擦が小
さければ小さい程、流れが中央出口に向かつて回
転半径が小さくなつた際の流速は大きくなる。ま
た回転速度が大きければ大きい程遠心力は大きく
なり、これらの積分圧力が接線状入口における流
体の流入抵抗として働く。したがつて、固相成分
の濃度が小さくなるにつれて回転室への流入抵抗
が大きくなるため渦巻型ダイオードを流れる流量
は減少する。逆に固相成分の濃度が高くなり、し
たがつて粘度が高くなれば流入抵抗が小さくなる
ため、もちろんある所定の濃度までではあるが、
渦巻型ダイオードを流れる流量は増加する。ただ
し、渦巻型ダイオードにおいては流れを完全に停
止させることはできない。
有し、これに接線状入口と少なくとも一つの端面
上に設けられた中央出口が付設されている。一般
的な一態様例においては、回転室は平坦な端面と
一つの中央円形出口を有する。よく知られている
電子ダイオードの場合と同様に、流れが接線状入
口から入り、渦巻状通路を進まされた後、中央出
口から出る場合には、回転室内で渦巻回転流が形
成されるため、接線状入口での流入抵抗が高くな
る。したがつて、これとは流れ方向が逆である
(中央出口より入り接線状入口より出る)場合よ
りも流動抵抗は極めて高くなる。また、固相成分
の濃度が低く、したがつて粘度の低い流体が接線
状入口から回転室内に入る場合には、回転室内で
の渦巻状の流れにおける流体の内部摩擦は極めて
小さい。定性的に述べれば、流体の内部摩擦が小
さければ小さい程、流れが中央出口に向かつて回
転半径が小さくなつた際の流速は大きくなる。ま
た回転速度が大きければ大きい程遠心力は大きく
なり、これらの積分圧力が接線状入口における流
体の流入抵抗として働く。したがつて、固相成分
の濃度が小さくなるにつれて回転室への流入抵抗
が大きくなるため渦巻型ダイオードを流れる流量
は減少する。逆に固相成分の濃度が高くなり、し
たがつて粘度が高くなれば流入抵抗が小さくなる
ため、もちろんある所定の濃度までではあるが、
渦巻型ダイオードを流れる流量は増加する。ただ
し、渦巻型ダイオードにおいては流れを完全に停
止させることはできない。
渦巻型ダイオードは、ほぼ回転対称の回転室を
有し、これに主流のための半径方向の入口と、コ
ントロール流のための少なくとも一つの接線状入
口と、少なくとも一つの端面に備えられた中央出
口とを備えている。このような渦巻型トリオード
においては、コントロール流を流すことにより主
流の流量をコントロールすることができる。すな
わち、接線状入口からコントロール流が流される
ことにより、主流は回転室内に入りにくくなると
同時に、回転室に入つても渦巻状の流路を流れた
後に中央出口に至るので、渦巻型トリオードを流
れる流量は低下する。また、固相成分の濃度と流
量の関係については、上記の渦巻型ダイオードの
場合と同様な理由により説明できる。ここでコン
トロール流は主流より高圧力を有する必要があ
る。なぜなら、そうでないならコントロール流は
回転室に入ることができないからである。コント
ロール流の圧力を増加させるにつれ、コントロー
ル流は増加し、主流ならびに主流とコントロール
流の総量は、主流が完全に止められるカツトオフ
点に至るまで減少する。このカツトオフ点におい
てはコントロール流のみが渦巻型トリオード中を
流れる。
有し、これに主流のための半径方向の入口と、コ
ントロール流のための少なくとも一つの接線状入
口と、少なくとも一つの端面に備えられた中央出
口とを備えている。このような渦巻型トリオード
においては、コントロール流を流すことにより主
流の流量をコントロールすることができる。すな
わち、接線状入口からコントロール流が流される
ことにより、主流は回転室内に入りにくくなると
同時に、回転室に入つても渦巻状の流路を流れた
後に中央出口に至るので、渦巻型トリオードを流
れる流量は低下する。また、固相成分の濃度と流
量の関係については、上記の渦巻型ダイオードの
場合と同様な理由により説明できる。ここでコン
トロール流は主流より高圧力を有する必要があ
る。なぜなら、そうでないならコントロール流は
回転室に入ることができないからである。コント
ロール流の圧力を増加させるにつれ、コントロー
ル流は増加し、主流ならびに主流とコントロール
流の総量は、主流が完全に止められるカツトオフ
点に至るまで減少する。このカツトオフ点におい
てはコントロール流のみが渦巻型トリオード中を
流れる。
このように、本発明により排出流路上に渦巻型
純流体素子を配設することによつて、詰りの危険
を意味する流路面積を減少することなく、一定の
寸法を有する手段によつて流量のコントロールが
可能になる。
純流体素子を配設することによつて、詰りの危険
を意味する流路面積を減少することなく、一定の
寸法を有する手段によつて流量のコントロールが
可能になる。
渦巻型ダイオードは、上記の説明から明らかな
ように、流量を任意にコントロールすることはで
きないが、渦巻型純流体素子のある特性に依存は
するものの、それは流れにある種の自動コントロ
ールを与える。すなわち、第12図に示されるよ
うに、回転室に流入する流れの固相成分の濃度が
ある適切な数値範囲内においては(図中の矢印の
区間)濃度が増加するにつれて回転室を通過する
流量は増加する。
ように、流量を任意にコントロールすることはで
きないが、渦巻型純流体素子のある特性に依存は
するものの、それは流れにある種の自動コントロ
ールを与える。すなわち、第12図に示されるよ
うに、回転室に流入する流れの固相成分の濃度が
ある適切な数値範囲内においては(図中の矢印の
区間)濃度が増加するにつれて回転室を通過する
流量は増加する。
一方、渦巻型トリオードは、上記から明らかな
ように、コントロール流の流量を変化させること
により主流の流量をコントロールすることがで
き、これが一つの利点である。しかしながら、コ
ントロール流のための入口を有するので多少複雑
である。
ように、コントロール流の流量を変化させること
により主流の流量をコントロールすることがで
き、これが一つの利点である。しかしながら、コ
ントロール流のための入口を有するので多少複雑
である。
本発明は、かかる渦巻型純流体素子の特性を、
遠心分離器の一つの成分の排出流路上に渦巻型純
流体素子を配設することによつて利用するもので
ある。
遠心分離器の一つの成分の排出流路上に渦巻型純
流体素子を配設することによつて利用するもので
ある。
ローターに円周状にノズルが配設された遠心分
離器においては、渦巻型純流体素子は、排出流路
上のノズルとして配設され、その実質的流れ方向
(回転室内で渦巻流路を無視して)が半径方向で
あるように配設されのが望ましい。なお、常時開
いた排出開口が円周状に配設された従来の通常の
遠心分離器ローターにおいては、これら開口がロ
ーターの回転方向とは逆方向に向けられている。
この理由は固相成分の排出時の運動エネルギーを
ローター回転のための反動エネルギーとして回収
することが望ましいからであり、このように配置
されていない場合には、固相成分の排出に際して
この反動エネルギーは回収されずに失われる。こ
れに対して、本発明のように渦巻型純流体素子を
使用することは排出流速が比較的低いことを意味
し、したがつて反動エネルギーを回収する必要が
ないしその回収の可能性も殆どない。
離器においては、渦巻型純流体素子は、排出流路
上のノズルとして配設され、その実質的流れ方向
(回転室内で渦巻流路を無視して)が半径方向で
あるように配設されのが望ましい。なお、常時開
いた排出開口が円周状に配設された従来の通常の
遠心分離器ローターにおいては、これら開口がロ
ーターの回転方向とは逆方向に向けられている。
この理由は固相成分の排出時の運動エネルギーを
ローター回転のための反動エネルギーとして回収
することが望ましいからであり、このように配置
されていない場合には、固相成分の排出に際して
この反動エネルギーは回収されずに失われる。こ
れに対して、本発明のように渦巻型純流体素子を
使用することは排出流速が比較的低いことを意味
し、したがつて反動エネルギーを回収する必要が
ないしその回収の可能性も殆どない。
ローターの円周状出口は、ほぼ回転軸方向に向
けることもできるが、これは流路中への渦巻型純
流体素子を配設するに際して特別な問題をあたえ
ることはない。
けることもできるが、これは流路中への渦巻型純
流体素子を配設するに際して特別な問題をあたえ
ることはない。
ローターの最外遠部とローターの内部下方の受
入れ室とを連結する複数の流路を有する第3図に
示したような遠心分離器においては、渦巻型純流
体素子がこのような各流路上に配設され、ロータ
ーの回転軸方向に向かつた内部の開口付近に配設
されるのが好ましい。
入れ室とを連結する複数の流路を有する第3図に
示したような遠心分離器においては、渦巻型純流
体素子がこのような各流路上に配設され、ロータ
ーの回転軸方向に向かつた内部の開口付近に配設
されるのが好ましい。
回転室の対称軸は、ローターの回転軸との関係
において違つた配置が可能なことが明らかであろ
う。一つの好適な態様では、前記対称軸は回転軸
と平行である。また、対称軸は回転軸に対して垂
直にすることもできる。
において違つた配置が可能なことが明らかであろ
う。一つの好適な態様では、前記対称軸は回転軸
と平行である。また、対称軸は回転軸に対して垂
直にすることもできる。
そのような配置において、半径方向から見て外
側に位置する回転室の端面を円錘台形状とし、円
錘の頂点に中央出口を配設するのが適当である。
この態様では回転室における固形物の目詰りの危
険が減少するという利点がある。
側に位置する回転室の端面を円錘台形状とし、円
錘の頂点に中央出口を配設するのが適当である。
この態様では回転室における固形物の目詰りの危
険が減少するという利点がある。
回転室がほぼ平坦な二つの端面を有する場合に
は、一つの好適な実施例は回転室の軸方向長さが
その直径より短かいものである。軸方向長さが直
径の10〜30%ならば、特によい結果が得られる。
は、一つの好適な実施例は回転室の軸方向長さが
その直径より短かいものである。軸方向長さが直
径の10〜30%ならば、特によい結果が得られる。
渦巻型トリオードを使用する場合には、コント
ロール流は異なつた方法で供給することができ
る。出口がローターの円周上に配設されている場
合には、コントロール流はロータースピンドルを
経て、さらにローター低部の流路を通過させて渦
巻型トリオードへ供給することが望ましい。先に
説明したように、コントロール流の圧力が例えば
固相成分流のような主流に影響を与えるすなわち
主流を減少させるように働くためには、コントロ
ール流の圧力はよく高くなければならない。スピ
ンドル内、すなわちローターの回転軸の近くから
コントロール流を供給することにより、コントロ
ール流が回転室に入つた際には、コントロール流
には主流より高い圧力が自動的に与えられる。な
ぜならコントロール流には遠心力により発生する
スピンドルから渦巻型トリオードまでの積分され
た圧力が加わるのに対し、一方主流の圧力はロー
ターの最遠部の圧力に等しく、この圧力はロータ
ーの回転軸からの距離における液ヘツドにより創
り出されるものだからである。主流をコントロー
ルするためのコントロール流の圧力の変化は、コ
ントロール流の発生源の圧力を対応して変化させ
ることで付与することができる。渦巻型トリオー
ドの使用における一つの欠点は、コントロール流
が主流と一緒になることである。
ロール流は異なつた方法で供給することができ
る。出口がローターの円周上に配設されている場
合には、コントロール流はロータースピンドルを
経て、さらにローター低部の流路を通過させて渦
巻型トリオードへ供給することが望ましい。先に
説明したように、コントロール流の圧力が例えば
固相成分流のような主流に影響を与えるすなわち
主流を減少させるように働くためには、コントロ
ール流の圧力はよく高くなければならない。スピ
ンドル内、すなわちローターの回転軸の近くから
コントロール流を供給することにより、コントロ
ール流が回転室に入つた際には、コントロール流
には主流より高い圧力が自動的に与えられる。な
ぜならコントロール流には遠心力により発生する
スピンドルから渦巻型トリオードまでの積分され
た圧力が加わるのに対し、一方主流の圧力はロー
ターの最遠部の圧力に等しく、この圧力はロータ
ーの回転軸からの距離における液ヘツドにより創
り出されるものだからである。主流をコントロー
ルするためのコントロール流の圧力の変化は、コ
ントロール流の発生源の圧力を対応して変化させ
ることで付与することができる。渦巻型トリオー
ドの使用における一つの欠点は、コントロール流
が主流と一緒になることである。
本発明を図面を参照してさらに詳細に説明す
る。
る。
第5図から渦巻型ダイオードの構造は明らかで
あろう。渦巻型タイオードは入口流路1、回転室
2および回転室2の一つの端面5中に配設された
中央出口4に連通する出口流路3とを有する。も
う一方の端面6は、この場合には中央出口をもた
ないが、前述したようにそのような構造でもよ
い。
あろう。渦巻型タイオードは入口流路1、回転室
2および回転室2の一つの端面5中に配設された
中央出口4に連通する出口流路3とを有する。も
う一方の端面6は、この場合には中央出口をもた
ないが、前述したようにそのような構造でもよ
い。
このような渦巻型ダイオードは第1図ではFで
示され、第6,7図でより詳細に図示される。排
出流路3の出口がほぼ半径方向に向くように回転
室が位置することが明白に示されている。回転室
2の対称軸は遠心ローターの回転軸に平行であ
る。
示され、第6,7図でより詳細に図示される。排
出流路3の出口がほぼ半径方向に向くように回転
室が位置することが明白に示されている。回転室
2の対称軸は遠心ローターの回転軸に平行であ
る。
第8図には、出口がほぼ半径方向に配置された
渦巻型ダイオードの他の配置および構造が開示さ
れる。この場合には、回転室2の対称軸は、ロー
ター壁中において半径方向に向けられるとともに
中央出口4は半径方向外側に向けられている。出
口が設けられた回転室の端面5は、固形物の詰り
の危険が最小になるように部分的に円錘形に形成
されている。
渦巻型ダイオードの他の配置および構造が開示さ
れる。この場合には、回転室2の対称軸は、ロー
ター壁中において半径方向に向けられるとともに
中央出口4は半径方向外側に向けられている。出
口が設けられた回転室の端面5は、固形物の詰り
の危険が最小になるように部分的に円錘形に形成
されている。
第2図に示された遠心ローターは、ほぼ軸方向
を向いた間歇的に閉鎖方能な出力を有する。この
場合、渦巻型ダイオードFは、回転室の対称軸が
ローターの回転軸に対し垂直であるように配置さ
れている。流路面積を減らすことなく排出流速が
制限されるので、この形式の遠心分離器の出口に
入る領域内で一般的な高圧による高速の排出流に
よつてもたらされる閉鎖手段における固体粒子に
よる摩耗の問題が解決される。
を向いた間歇的に閉鎖方能な出力を有する。この
場合、渦巻型ダイオードFは、回転室の対称軸が
ローターの回転軸に対し垂直であるように配置さ
れている。流路面積を減らすことなく排出流速が
制限されるので、この形式の遠心分離器の出口に
入る領域内で一般的な高圧による高速の排出流に
よつてもたらされる閉鎖手段における固体粒子に
よる摩耗の問題が解決される。
水平軸とコンベアスクリユーを有する第4図に
示される遠心ローターでは、回転室の対称軸がロ
ーターの回転軸に望ましくは平行に配置された渦
巻型純流体素子Fを有する半径方向の出口が円周
上に配置されている。通常、水平軸を有しロータ
ー内にコンベアスクリユーを備えた遠心分離器
は、一つの円筒部分と一つの円錐台部分とを有す
るローターで形成される。この理由は、分離され
た固相成分すなわちスラツジが液相と接触するこ
となしに遠心分離器から排出されるように、固相
成分を半径方向の内部側に運ぶことが望ましいか
らである。理論的には、完全に制限された流路面
積を有する円周上の出口を備えたシリンダーのみ
で構成されるローターは可能であろう。しかし通
常の使用時の固形物の性質からは、そのようなロ
ーターは詰りにより実際には操作され得ないであ
ろう。この欠点をさけるために普通の出口での流
路面積を増加させると流れが大きくなり過ぎ、そ
れによつて排出成分中の乾燥固形物含有量が低く
なり過ぎる。渦巻型純流体素子を使用すると、大
きい流路面積と低い流速の組み合せによつて、こ
の第4図のような設計が可能になる。
示される遠心ローターでは、回転室の対称軸がロ
ーターの回転軸に望ましくは平行に配置された渦
巻型純流体素子Fを有する半径方向の出口が円周
上に配置されている。通常、水平軸を有しロータ
ー内にコンベアスクリユーを備えた遠心分離器
は、一つの円筒部分と一つの円錐台部分とを有す
るローターで形成される。この理由は、分離され
た固相成分すなわちスラツジが液相と接触するこ
となしに遠心分離器から排出されるように、固相
成分を半径方向の内部側に運ぶことが望ましいか
らである。理論的には、完全に制限された流路面
積を有する円周上の出口を備えたシリンダーのみ
で構成されるローターは可能であろう。しかし通
常の使用時の固形物の性質からは、そのようなロ
ーターは詰りにより実際には操作され得ないであ
ろう。この欠点をさけるために普通の出口での流
路面積を増加させると流れが大きくなり過ぎ、そ
れによつて排出成分中の乾燥固形物含有量が低く
なり過ぎる。渦巻型純流体素子を使用すると、大
きい流路面積と低い流速の組み合せによつて、こ
の第4図のような設計が可能になる。
第3図に示された、ローター7の最外遠部から
ローター下方中の受入室9へと内部へ向かう流路
8を備えた遠心分離器では、流路8の内側開口に
渦巻型ダイオードFが配置されている。固相成分
は静止している排出チユーブ10により受入室9
から排出される。回転室の対称軸はローターの回
転軸に平行に配置されるのが望ましい。この構造
では詰りの危険なしに、流路8を通る流れを制限
することができる。
ローター下方中の受入室9へと内部へ向かう流路
8を備えた遠心分離器では、流路8の内側開口に
渦巻型ダイオードFが配置されている。固相成分
は静止している排出チユーブ10により受入室9
から排出される。回転室の対称軸はローターの回
転軸に平行に配置されるのが望ましい。この構造
では詰りの危険なしに、流路8を通る流れを制限
することができる。
第1〜4図には、渦巻型ダイオードが配設され
ている。第9図では、半径方向の出口12がその
円周上に配された遠心ローター11中に渦巻型ト
リオードが配設されている。コントロール流は水
源14からスピンドル13へ供給され流路15,
16を介して渦巻型トリオード17に導かれる。
この場合、水源14の圧力を変化することにより
出口12からの固相成分流を単純にコントロール
できる可能性がある。もちろん、コントロール流
も出口12から排出されることを考慮しなければ
ならない。
ている。第9図では、半径方向の出口12がその
円周上に配された遠心ローター11中に渦巻型ト
リオードが配設されている。コントロール流は水
源14からスピンドル13へ供給され流路15,
16を介して渦巻型トリオード17に導かれる。
この場合、水源14の圧力を変化することにより
出口12からの固相成分流を単純にコントロール
できる可能性がある。もちろん、コントロール流
も出口12から排出されることを考慮しなければ
ならない。
実操作試験で用いた遠心分離器のローターは、
第1,6および7図に示されるような渦巻型ダイ
オードの配設された円周上に位置する半径方向出
口を有していた。これら渦巻型ダイオードの寸法
は、入口面積1.0×1.0mm、回転室の軸方向の長さ
1.0mm、直径7.0mm、中央出口の直径1.0mmであつ
た。ローターの半径は278mmで、出口12の数は
12であつた。約4700rpmで運転した。この試験に
おいては、乾燥固形物含有量を変化させた酵母懸
濁液の遠心分離を実施した。第10図から明らか
なように、異なつた乾燥固体含有量(重量%)に
おいて(横軸)、酵母濃縮物の固相成分流量Q
(m3/h)(縦軸)が得られた。
第1,6および7図に示されるような渦巻型ダイ
オードの配設された円周上に位置する半径方向出
口を有していた。これら渦巻型ダイオードの寸法
は、入口面積1.0×1.0mm、回転室の軸方向の長さ
1.0mm、直径7.0mm、中央出口の直径1.0mmであつ
た。ローターの半径は278mmで、出口12の数は
12であつた。約4700rpmで運転した。この試験に
おいては、乾燥固形物含有量を変化させた酵母懸
濁液の遠心分離を実施した。第10図から明らか
なように、異なつた乾燥固体含有量(重量%)に
おいて(横軸)、酵母濃縮物の固相成分流量Q
(m3/h)(縦軸)が得られた。
第11図は排出流中の異つた乾燥固形物含有流
量において円周出口を時間当り通過する乾燥固形
物量(=酵母固形物)Kg/hを実際の流量の代わ
りに表わすよう換算された結果を示すものであ
る。
量において円周出口を時間当り通過する乾燥固形
物量(=酵母固形物)Kg/hを実際の流量の代わ
りに表わすよう換算された結果を示すものであ
る。
図示されたカーブから明らかなように、ある範
囲では乾燥固形物含有量が増加し、したがつて粘
度が増加するにつれて、渦巻型ダイオードが配設
された出口を通る流れが増加する。これは、流入
する混合液中の乾燥固形物の含有量の変化によ
り、出口での自動的な流量コントロールがなされ
ていることを意味している。すなわち乾燥固形物
含有量が低いと流量は小さなり、乾燥固形物有量
が高いと流量が大きくなる。このようなコントロ
ールは、流入混合液の乾燥固形物含有量に変化が
あるときでも、排出流中の乾燥固形物含有量を比
較的高く保持することができるので、分離を安定
させる。
囲では乾燥固形物含有量が増加し、したがつて粘
度が増加するにつれて、渦巻型ダイオードが配設
された出口を通る流れが増加する。これは、流入
する混合液中の乾燥固形物の含有量の変化によ
り、出口での自動的な流量コントロールがなされ
ていることを意味している。すなわち乾燥固形物
含有量が低いと流量は小さなり、乾燥固形物有量
が高いと流量が大きくなる。このようなコントロ
ールは、流入混合液の乾燥固形物含有量に変化が
あるときでも、排出流中の乾燥固形物含有量を比
較的高く保持することができるので、分離を安定
させる。
以上を総合すると、本発明によれば本明細書の
冒頭を述べた形式の遠心分離器において、下記の
利点が得られた。
冒頭を述べた形式の遠心分離器において、下記の
利点が得られた。
(1) 常時開いた固相成分用の出口を有するロータ
ーにおいて、詰りの危険を意味する出口開口の
流路面積を減少することなく、従来可能であつ
たよりもはるかに低い乾燥固形物含有量の流入
混合液を分離することが可能である。
ーにおいて、詰りの危険を意味する出口開口の
流路面積を減少することなく、従来可能であつ
たよりもはるかに低い乾燥固形物含有量の流入
混合液を分離することが可能である。
(2) 従来知られている出口構造と比較すると、渦
巻型純流体素子の導入によつて、流量を増加す
ることなく、粗く見積ると流路面積を2倍に増
加することができる。これは出口の詰りに対す
る安定性が改良されたことを意味している。
巻型純流体素子の導入によつて、流量を増加す
ることなく、粗く見積ると流路面積を2倍に増
加することができる。これは出口の詰りに対す
る安定性が改良されたことを意味している。
(3) 供給混合物中の固形物が比較的幅広い範囲で
変動しても、排出固相成分中の乾燥固形物含有
量の自動的なコントロールを実施することがで
きる。
変動しても、排出固相成分中の乾燥固形物含有
量の自動的なコントロールを実施することがで
きる。
(4) 排出流路の面積を従来の場合よりも広くして
も排出流の流量は必ずしも増加しないという流
路面積と流れとの間の有利な関係によつて、排
出流中の乾燥固形物含有量をより高くすること
が可能である。
も排出流の流量は必ずしも増加しないという流
路面積と流れとの間の有利な関係によつて、排
出流中の乾燥固形物含有量をより高くすること
が可能である。
(5) 液体の混合物を分離するに際し、少なくとも
一つの成分の濃縮が望まれる場合、濃縮の度度
が、液体間の濃度差による自動的な流れコント
ロールによつて達成することができる。
一つの成分の濃縮が望まれる場合、濃縮の度度
が、液体間の濃度差による自動的な流れコント
ロールによつて達成することができる。
第1図は、渦巻型純流体素子が配置された常時
開口した出口を半径方向円周上に有する遠心ロー
ターの長手方向断面図を示し、第2図は、渦巻型
純流体素子が配置された間欠的に開く出口を円周
上に有する遠心ローターの長手断面図を示し、第
3図は渦巻型純流体素子が内側に向かう流路上の
内部開口付近に配設された遠心ローターの長手断
面図を示し、第4図はローターの円周上の半径方
向出口中に渦巻型純流体素子を配設した、水平軸
と内部コンベアスクリユーとを有する遠心ロータ
ーの長手断面図を示し、第5図は渦巻型ダイオー
ドの斜視図を示し、第6図は第1図の遠心ロータ
ーの半径方向出口の拡大図を示し、第7図は第6
図中のA−A線に沿つた水平断面図を示し、第8
図は円錘状端面を有する渦巻型純流体素子を半径
方向出口に配設した他の配置例を示し、第9図は
円周上の半径方向出口に渦巻型トリオードを配設
した遠心ローターを通しての長手方向断面図を示
し、第10図は本発明による遠心分離器の運転試
験における濃縮流の流量を乾燥固形物濃度の函数
として表わしたグラフを示し、第11図は第10
図に対応するもので、固相成分流中の固形物流量
を乾燥固形物濃度の函数として表わしたグラフを
示し、第12図は、通常のノズルの配設された出
口における流量と、渦巻型純流体素子の配設され
た出口における流量を、混合液中のスラツジ濃度
の函数として示したグラフである。 1:入口流路、2:回転室、3:出口流路、
4:中央出口、5,6:端面、7:ローター、
8:流路、9:受入室、10:排出チユーブ、1
1:ローター、12:半径方向出口、13:スピ
ンドル、14:水源、15,16:流路、17:
トリオード、18:分離室、F:ダイオード。
開口した出口を半径方向円周上に有する遠心ロー
ターの長手方向断面図を示し、第2図は、渦巻型
純流体素子が配置された間欠的に開く出口を円周
上に有する遠心ローターの長手断面図を示し、第
3図は渦巻型純流体素子が内側に向かう流路上の
内部開口付近に配設された遠心ローターの長手断
面図を示し、第4図はローターの円周上の半径方
向出口中に渦巻型純流体素子を配設した、水平軸
と内部コンベアスクリユーとを有する遠心ロータ
ーの長手断面図を示し、第5図は渦巻型ダイオー
ドの斜視図を示し、第6図は第1図の遠心ロータ
ーの半径方向出口の拡大図を示し、第7図は第6
図中のA−A線に沿つた水平断面図を示し、第8
図は円錘状端面を有する渦巻型純流体素子を半径
方向出口に配設した他の配置例を示し、第9図は
円周上の半径方向出口に渦巻型トリオードを配設
した遠心ローターを通しての長手方向断面図を示
し、第10図は本発明による遠心分離器の運転試
験における濃縮流の流量を乾燥固形物濃度の函数
として表わしたグラフを示し、第11図は第10
図に対応するもので、固相成分流中の固形物流量
を乾燥固形物濃度の函数として表わしたグラフを
示し、第12図は、通常のノズルの配設された出
口における流量と、渦巻型純流体素子の配設され
た出口における流量を、混合液中のスラツジ濃度
の函数として示したグラフである。 1:入口流路、2:回転室、3:出口流路、
4:中央出口、5,6:端面、7:ローター、
8:流路、9:受入室、10:排出チユーブ、1
1:ローター、12:半径方向出口、13:スピ
ンドル、14:水源、15,16:流路、17:
トリオード、18:分離室、F:ダイオード。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数成分の混合物を分離するための遠心分離
器であつて、分離室を形成し、混合物から分離さ
れた二つの成分用の出口を持つローターを有し、
該ローターが前記成分の一方を出口へ至らせる排
出流路を形成している遠心分離器において、渦巻
型純流体素子がそこを通る流れを自動的に制御す
るために前記排出流路上に配置され、該渦巻型純
流体素子は前記分離室に連結する入口と中央出口
とを備えた回転室を有し、該回転室は該入口から
入つてくる前記一方の成分を更に分離する能力は
有さず、かつ該渦巻型純流体素子は該一方の成分
中の固相成分の濃度が所定の数値範囲にある際に
は、固相成分の濃度が増加するにつれて該回転室
を通過する流量が増加しまたその濃度が減少する
につれて該回転室を通過する流量が減少するよう
に作用するものであることを特徴とする遠心分離
器。 2 前記排出流路が、分離室内の半径方向の最遠
部分と重質成分の出口とを連結するよう配設され
たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
遠心分離器。 3 渦巻型純流体素子がローターの外周の近傍に
配設されたことを特徴とする特許請求の範囲第1
または2項記載の遠心分離器。 4 出口での流れ方向がほぼ半径方向であり、一
方渦巻型純流体素子の回転室が、ローターの半径
とはほぼ垂直で、望ましくはローターの回転軸と
平行である回転対称軸を有するよう位置すること
を特徴とする特許請求の範囲第1ないし3項のい
ずれかに記載の遠心分離器。 5 出口での流れ方向がほぼ回転軸方向であり、
一方渦巻型純流体素子の回転室が、ローターの回
転軸に実質的に垂直で、望ましくはローターの円
周方向となる回転対称軸を有するよう位置するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1ないし第3項
のいずれかに記載の遠心分離器。 6 前記出口が、ローターの半径方向最遠部とロ
ーター内に位置する受入室とを連結する少なくと
も1つの流路を有し、この流路上に渦巻型純流体
素子が配設されたことを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の遠心分離器。 7 接線方向の入口と一つの端面に位置する少な
くとも一つの中央出口とを備えたほぼ回転対称の
回転室を有する渦巻型ダイオードが配設されたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1ないし第6項
のいずれかに記載の遠心分離器。 8 回転室がほぼ平坦な二つの端面を有し、該回
転室の軸方向の長さがその直径より小さいことを
特徴とする特許請求の範囲第1ないし第7項のい
ずれかに記載の遠心分離器。 9 回転室の回転軸方向の長さがその直径の10〜
30%であることを特徴とする特許請求の範囲第8
項に記載の遠心分離器。 10 渦巻型純流体素子の回転室の対称軸が、ロ
ーターの回転軸に対して実質的に垂直に方向づけ
られてなる遠心分離器において、回転室の出口が
半径方向の外側に向いて配置されたことを特徴と
する特許請求の範囲第3ないし第9項のいずれか
に記載の遠心分離器。 11 半径方向最遠部にある回転室の端面が少な
くとも部分的に円錐形として形成されたことを特
徴とする特許請求の範囲第10項記載の遠心分離
器。 12 渦巻型純流体素子として、主流用の半径方
向の入口、コントロール流用の接線方向の入口お
よび一つの端面に配置された少なくとも一つの中
央出口を有するほぼ回転対称な回転室を有する渦
巻型トリオードが配設されたことを特徴とする特
許請求の範囲第1ないし第5項のいずれかに記載
の遠心分離器。 13 ローターの円周に配置された出口を有する
遠心分離器において、ローター軸からローター壁
を経て前記接線方向入口に至るコントロール流を
導入するための流路が配設されたことを特徴とす
る特許請求の範囲第12項記載の遠心分離器。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
SE7900523A SE427248B (sv) | 1979-01-19 | 1979-01-19 | Centrifugalseparator med automatisk flodeskontroll i utloppet for fastfasfraktion |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55116455A JPS55116455A (en) | 1980-09-08 |
JPH0113909B2 true JPH0113909B2 (ja) | 1989-03-08 |
Family
ID=20337071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP267080A Granted JPS55116455A (en) | 1979-01-19 | 1980-01-16 | Centrifugal separator |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4311270A (ja) |
JP (1) | JPS55116455A (ja) |
BR (1) | BR8000324A (ja) |
CA (1) | CA1125714A (ja) |
DE (1) | DE3000754A1 (ja) |
FR (1) | FR2446678A1 (ja) |
SE (1) | SE427248B (ja) |
SU (1) | SU1024003A3 (ja) |
UA (1) | UA6031A1 (ja) |
Families Citing this family (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2537459B1 (fr) * | 1982-12-11 | 1988-03-04 | Westfalia Separator Ag | Soupape pour la regulation de la concentration de creme dans une centrifugeuse d'ecremage du lait |
SE436701B (sv) * | 1983-05-27 | 1985-01-21 | Alfa Laval Separation Ab | Anordning innefattande virvelfluidistor for uppdelning av en blandning av en vetskefas och en relativt tung, vanligen fast fas |
DE3619298C1 (de) * | 1986-06-07 | 1987-08-13 | Westfalia Separator Ag | Kontinuierlich arbeitende Schleudertrommel |
SE457238B (sv) * | 1987-04-13 | 1988-12-12 | Alfa Laval Separation Ab | Utmatningsorgan med virvelkammare |
DE3811619C1 (ja) * | 1988-03-12 | 1989-08-17 | Westfalia Separator Ag, 4740 Oelde, De | |
GB2238493B (en) * | 1989-11-28 | 1993-05-26 | Orkney Water Test Centre Limit | A method of regulating the overflow from a cyclone,hydrocyclone or similar device |
DE4316407C1 (de) * | 1993-05-17 | 1994-06-01 | Westfalia Separator Ag | Schälorgan für die Ableitung konzentrierter Feststoffe |
USRE38494E1 (en) | 1998-07-13 | 2004-04-13 | Phase Inc. | Method of construction for density screening outer transport walls |
SE521366C2 (sv) | 1998-08-24 | 2003-10-28 | Alfa Laval Corp Ab | Sätt och anordning för rengöring av en centrifugalseparator |
US6511005B2 (en) | 2001-03-30 | 2003-01-28 | Fluid-Quip, Inc. | Bowl centrifuge nozzle |
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