JPH01138851A - 加入者線多重伝送方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は電気通信の伝送方式に関し、特に家庭用電話上
使用し友家庭用パーソナルコンピュータ通信に関する。

（従来の技術） 従来、対導線の周波数特性の限界から、これを用いて信
号を多重化すると云う試みはほとんどみられない。特に
、同じ周波数帯の音声とデータとを、それらのスペクト
ラムの差異に着目して多重化すると云うことは、従来、
あまり考見られていなかつｔｏ 従って、従来技術によれば音声用に一対の銅線が必要で
あり、データ用に一対の銅線が必要である。

壕り、パーソナルコンピュータ通信などのデータ機器を
有する家庭では、使用中に音声電話が話中になってしま
う。

（発明が解決しようとする問題点） 上述した従来の多重伝送装置では、パーソナルコンピュ
ータ通信などのデータ機器を有する場合、パーソナルコ
ンピュータ通信の使用中に音声電話が話中になってしま
うと云う欠点がある。

本発明の目的は、送信側および受信側に音声成分および
データ成分の特質にもとづいてデータ成分除去フィルタ
と、音声成分付加フィルタと、ハイブリッド回路とから
成るアダプタで音声成分とデータ成分とを個々に生成し
て伝送することにより上記欠点を除去し、パーソナルコ
ンピュータ通信の使用中にも音声電話が話中にならない
ように構成し念加入者線多重伝送方式全提供することに
ある。

（問題点を解決するための手段） 本発明による加入者線多重伝送方式は送信側アダプタと
、受信側アダプタと、送信側アダプタおよび受信側アダ
プタの間を接続する加入者信号線とを具備して構成した
ものである。

上記において送信側アダプタは音声成分除去フィルタと
、データ成分除去フィルタと、第１のハイブリッド回路
とを具備して構成したものである。

音声成分除去フィルタは、データ端末からモデムを介し
て入力され九データから音声成分を除去するためのもの
である。データ成分除去フィルタは、入力され念音声信
号からデータ成分を除去するためのものである。第１の
ノ）イブリッド回路は音声成分除去フィルタ、およびデ
ータ成分除去フィルタの出力を合して刀口大者信号線に
送出するためのものである。

いっぽう受信側アダプタは第２のハイブリッド回路と、
音声成分付加フィルタと、データ成分付加フィルタと、
一対の微調整器とを具備して構成したものである。

第２のハイブリッド回路は、加入者信号線を介して送信
側アダプタから入力された信号を分配するためのもので
ある。音声成分付加フィルタは、第２のハイブリッド回
路から出力され几データに音声成分を付加するためのも
のである。

データ成分付加フィルタは、第２のハイブリッド回路か
ら出力された音声信号にデータ成分を付カロするための
ものである。

一対の微調整器は、音声成分付加フィルタおよびデータ
成分付加フィルタの出力を微調整するためのものである
。

（実施例〕 次に、本発明について四面を参照して説明する。

第１図は、本発明による加入者線多重伝送方式の一実施
例を示すブロック図である。

第１図において、１は送信側アダプタ、２は受信側アダ
プタ、３．６はそれぞれデータ端末、４．５はそれぞれ
モデムである。

送信側アダプタ１において、１１は音声成分除去フィル
タ、１２はデータ成分除去フィルタ、１３は第１のハイ
ブリッド回路である。

受信側アダプタ２において、２１は音声成分付加フィル
タ、２２は＠２のハイブリッド回路、２３はデータ成分
付加フィルタ、２４．２５はそれぞれ微調整器である。

１０１．１０４はそれぞれＶ２１インタフェース信号線
、１ｔＪ２．１０５はそれぞれ音声信号線、１０３は加
入者信号線である。

送信側アダプタ１においては、データ出力全音声成分除
去フィルタ１１に通し、音声出力？データ成分除去フィ
ルタ１２に通して両者を第１のハイブリッド回路１３で
結合し、加入者信号線１０３へ送出する。

刀ｎ人者信号線１０３には、音声とデータとの混合され
た信号が伝送される。受傷側アダプタ２では第２のハイ
ブリッド回路２２で加入者信号線１０３’を受端し、送
信側アダプタ１で除去された音声成分およびデータ成分
をそれぞれ音声成分付加フィルタ２１．およびデータ成
分付加フィルタ２３によって付加し、送信ｉ償号全再現
する。

音声成分付加フィルタ２１．およびデータ成分付加フィ
ルタ２３の後段には、音声成分除去フィルタ１１、およ
びデータ成分除去フィルタ１２を通す前の原信号に特性
全可能な限り近づけるため、それぞれのチャネルに微調
整器２４゜２５を設けである。これらの微詞整は、それ
ぞれ音声成分付加フィルタ２１およびデータ成分付加フ
ィルタ２３全通した後の信号によって行う。

（発明の効果） 以上説明したように本発明は、音声およびデータについ
て、それぞれ送信側に除去フィルタ全役け、受信側に付
加フィルタを設けて音声とデータとのスペクトラムの特
質を弁別することにより、加入者信号線を使用して音声
とデータとを容易に多重化できると云う効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による加入者線多重伝送方式の一実施
例を示すブロック図である。 １．２・・・アダプタ ３．６・・・データ端末 ４．５・・・モデム １１．１２，２１．２３・・・フィルタ１３．２２・・
・ハイブリッド回路 ２４．２５・・・微調整器 １０１〜１０５・・・信号線 特許出願人　　日本電気株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 送信側アダプタと、受信側アダプタと、前記送信側アダ
   プタおよび前記受信側アダプタの間を接続する加入者信
   号線とを具備した加入者線多重伝送方式であつて、前記
   送信側アダプタはデータ端末からモデムを介して入力さ
   れたデータから音声成分を除去するための音声成分除去
   フィルタと、入力された音声信号からデータ成分を除去
   するためのデータ成分除去フィルタと、前記音声成分除
   去フィルタおよびデータ成分除去フィルタの出力を合成
   して前記加入者信号線に送出するための第１のハイブリ
   ッド回路とを具備して構成したものであり、且つ、前記
   受信側アダプタは前記加入者信号線を介して前記送信側
   アダプタから入力された信号を分配するための第２のハ
   イブリッド回路と、前記第２のハイブリッド回路から出
   力された前記データに前記音声成分を付加するための音
   声成分付加フィルタと、前記第２のハイブリッド回路か
   ら出力された前記音声信号に前記データ成分を付加する
   ためのデータ成分付加フィルタと、前記音声成分付加フ
   ィルタおよび前記データ成分付加フィルタの出力を微調
   整するための一対の微調整器とを具備して構成したこと
   を特徴とする加入者線多重伝送方式。