JPH0113703Y2 - - Google Patents

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JPH0113703Y2
JPH0113703Y2 JP1983174470U JP17447083U JPH0113703Y2 JP H0113703 Y2 JPH0113703 Y2 JP H0113703Y2 JP 1983174470 U JP1983174470 U JP 1983174470U JP 17447083 U JP17447083 U JP 17447083U JP H0113703 Y2 JPH0113703 Y2 JP H0113703Y2
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JP
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kasagi
rod
shaped member
pair
mounting members
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JP1983174470U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、鉄筋又は鉄骨若しくは鉄骨鉄筋コン
クリート造りのビル等におけるパラペツトと称呼
されているコンクリート製棟に、主としてその棟
の装飾を目的として冠着される金属製笠木の相隣
るもの同士を電気的および物理的に接続するため
の金具に関する。
このような笠木接続金具は、主に前記笠木を避
雷設備における棟上導体として利用する場合に相
隣る笠木を電気的に接続する為に用いられるが、
かかる使用態様において前記笠木は季節的に、或
いは一日の昼夜の温度変化により伸縮することに
なり、接続金具としてはそのような笠木の伸縮に
追従しながら相隣る笠木同士の導電状態を維持す
る機能が必要である。
上記の必要機能を満足させ得る接続金具として
従来から一般的に用いられているものは、第7図
で示すように一枚の金属製帯状板02の幅方向中
央部分02Aを棟0P内側に向かつて半円状に突
曲させるとともに、前記帯状板02の幅方向両端
には、相隣る笠木0A,0Aの各側面への取付部
01,01を構成させたものであるが、このよう
な構成の従来金具においては、既述の如き笠木の
伸縮に対する追従性を良くするためには、前記突
曲部分02Aの突出量を十分に大きくする必要が
あり、それ故に、棟内側への出張りが大きくて他
物との接当による破損率及び人体の不測の接触に
よる負傷の危険が高いといつた欠点があつた。
本考案は、かかる実情に鑑み、相隣る笠木同士
を良導電状態に接続でき、しかも棟内側への出張
りを可及的に少なくしながら笠木の伸縮に対する
追従性に勝れた笠木接続金具を提供する点に目的
がある。
上記の目的を達成するために本考案に係る笠木
接続金具は、コンクリート造りの棟に冠着させた
金属製笠木の相隣るものの各側面に固定取付け可
能なボルト用孔を有する平板状で一端側に筒状の
接続部1A,1Aを有する一対の取付部材と、こ
の一対の取付部材間に亘つて架設可能なロツド状
部材とからなり、前記ロツド状部材が、その長手
方向において上下に屈曲する部分を有するものか
ら構成され、その両端部が前記一対の取付部材
1,1における筒状の接続部1A,1Aに挿入接
続されて一体化されているという点に特徴構成を
有し、次のような作用効果が得られるに至つたの
である。
つまり、接続金具の主体として、一方向にのみ
屈曲部分を有するロツド状部材を用い、これを前
記屈曲部分が笠木側面に沿つて上下に位置するよ
うに取付け使用するものであるから、断面積を十
分大きくして笠木間での導電性能を良好なものに
できるとともに、棟内側への局部的な出張りをロ
ツド状部材の径に相当する量といつた極く僅小な
ものに抑えながらも、屈曲部分での屈伸作用をも
つて笠木の伸縮に対して良好に追従させることが
できる。従つて、既記従来例との比較において他
物との接当による破損及び人体の不測の接触時に
おける負傷等の危険を回避する状態で相隣る笠木
同士を良導電状態に接続できるに至つたのであ
る。
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。
第1図及び第2図は陸屋根、塔屋b付き鉄筋コ
ンクリート造りのビルBに対する避雷針設備の施
工例であつて、Cは塔屋bの側面に沿わせて立設
した支持管Dの上端に接続の避雷針突針であり、
Aはパラペツトと呼ばれる棟Pに適当間隙を隔て
る状態で列状に冠着させたアルミニウム製の笠木
であつて、これら笠木Aの相隣るもの同士を後述
する接続金具にて電気的、物理的に接続すること
により、前記避雷針突針C並びに地中に埋設の接
地極Eに各々導線Fを介して電気的に接続される
棟上導体を構成してある。
前記笠木接続金具は次のような構成されてい
る。
第3図乃至第5図で明示の如く、前記笠木Aの
相隣るものの各側面a,aにボルト・ナツト3,
3を介して固定取付け可能なボルト用孔を有する
平板状で一端側に筒状の接続部1A,1Aを有す
る耐食アルミ合金の一対の取付部材1,1と、こ
の一対の取付部材1,1の筒状接続部1A,1A
に両端部を嵌合しかつ加締めることにより一対の
取付部材1,1間に亘つて架設可能な耐食アルミ
合金製のロツド状部材2とからなり、このロツド
状部材2がその長手方向の両端近くにおいて下方
に屈曲され、それら両屈曲部分2A,2A間を繁
ぐ部分2Bが直線状のものに構成されている。
尚、笠木Aのうち、棟Pの稜線方向端部又はその
近くの笠木Aの側面aに取付けられる取付部材1
には、避雷導線Fを分岐する端子4が連設されて
いる。
以下別の実施例について説明する。
〔〕 第6図に示すように前記ロツド状部材2
を側面視において丸波状に屈曲形成しても良く
この場合は笠木Aの伸縮に対する追従性が一層
滑らかである。
〔〕 前記取付部材1,1及びロツド状部材2
の構成材料としては上記実施例の如く耐食アル
ミ合金が好適であるが、それ以外、黄銅など良
導電性の金属材料であれば何であつても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は避雷針設備施工例の概略側面図、第2
図は第1図の概略平面図、第3図は要部の拡大一
部切欠き斜視図、第4図は第3図の側面図第5図
は第3図の平面図、第6図は別の実施例を示す要
部の拡大一部切欠き斜視図、第7図は従来例の要
部の拡大一部切欠き斜視図である。 1……取付部材、2……ロツド状部材、2A…
…屈曲部分、P……棟、A……笠木。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 コンクリート造りの棟Pに冠着させた金属製
    笠木Aの相隣るものの各側面a,aに固定取付
    け可能なボルト用孔を有する平板状で一端側に
    筒状の接続部1A,1Aを有する一対の取付部
    材1,1と、この一対の取付部材1,1間に亘
    つて架設可能なロツド状部材2とからなり、前
    記ロツド状部材2がその長手方向において、上
    下に屈曲する部分2Aを有するものから構成さ
    れ、その両端部が前記一対の取付部材1,1に
    おける筒状の接続部1A,1Aに挿入接続され
    て一体化されている笠木接続金具。 前記ロツド状部材2が側面視において丸波状
    に屈曲形成されている実用新案登録請求の範囲
    第項に記載の笠木接続金具。 前記一対の取付部材1,1及びロツド状部材
    2が笠木Aの構成材料と同一の金属材料から構
    成されている実用新案登録請求の範囲第項に
    記載の笠木接続金具。 前記一対の取付部材1,1及びロツド状部材
    2の構成材料が耐食アルミ合金である実用新案
    登録請求の範囲第項または第項に記載の笠
    木接続金具。
JP17447083U 1983-11-10 1983-11-10 笠木接続金具 Granted JPS6082033U (ja)

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JP17447083U JPS6082033U (ja) 1983-11-10 1983-11-10 笠木接続金具

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JPS6082033U JPS6082033U (ja) 1985-06-06
JPH0113703Y2 true JPH0113703Y2 (ja) 1989-04-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5797936B2 (ja) * 2011-06-02 2015-10-21 株式会社長谷工コーポレーション 屋上点検口

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5836600B2 (ja) * 1976-06-24 1983-08-10 株式会社東芝 無整流子電動機の制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5836600U (ja) * 1981-08-12 1983-03-09 理研軽金属工業株式会社 避雷装置

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JPS5836600B2 (ja) * 1976-06-24 1983-08-10 株式会社東芝 無整流子電動機の制御装置

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JPS6082033U (ja) 1985-06-06

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