JPH0113630B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0113630B2
JPH0113630B2 JP1544983A JP1544983A JPH0113630B2 JP H0113630 B2 JPH0113630 B2 JP H0113630B2 JP 1544983 A JP1544983 A JP 1544983A JP 1544983 A JP1544983 A JP 1544983A JP H0113630 B2 JPH0113630 B2 JP H0113630B2
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JP
Japan
Prior art keywords
molded
cord
base member
connector
contact
Prior art date
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Expired
Application number
JP1544983A
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English (en)
Other versions
JPS59143286A (ja
Inventor
Masami Kyofuji
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JUPITER DENTSU KK
Original Assignee
JUPITER DENTSU KK
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Publication date
Application filed by JUPITER DENTSU KK filed Critical JUPITER DENTSU KK
Priority to JP1544983A priority Critical patent/JPS59143286A/ja
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  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、水中において着脱できる防水型コネ
クタのモールド成形方法に関する。
従来、複数の電気機器をコードで接続して水中
で使用する場合、それらの電気機器は、通常、コ
ードを接続した状態で水中へ運び込まれていた
が、コードが邪魔になり、はなはだ不便であつ
た。
また、防水型のコネクタを使用しても、従来の
防水型コネクタは、水中において着脱操作を行な
うと、防水機能を失つてしまつた。そのため、水
中で簡単に着脱できるコネクタを、本願出願人は
すでに考案し、実願昭57―28503号として出願し
ている。
それは、雌雄両コネクタのコードの接続部を、
防水機能を備えるように、予めモールド成形し、
かつこの両コネクタの接続結合部を、雌型接触子
部分にあつては、その前方にピンホールを自閉す
るシール材を嵌め込み、雄型接触子部分にあつて
は、ピン状の接触子構造に構成したものであつ
た。
本発明は、上述の防水型コネクタにおいて、相
当程度の水圧の加わる深度のもとであつても、コ
ード導線末端部と、接触子端子との接続部への浸
水を防止しうる防水型コネクタのモールド成形方
法を提供することを目的としている。
以下、本発明方法の一実施例について詳述す
る。
図において、左側は雌側コネクタ1、右側は雄
側コネクタ2である。
雌側コネクタ1の断面円形のベース部材3の軸
線と平行に、チユーリツプ型の接触子構造を有す
る雌型接触子4が、同心円状に、たとえば5本埋
設されている。ベース部材3の前端面には、各接
触子4の先端に達する通孔5が形成されている。
接触子4の後端は、ベース部材3の後端面から
やや突出し、その突端部において、コード6の導
線6aが、半田付け等によつて接続されている。
このように、別加工されたベース部材3に配設
した雌型接触子4と、各接触子4に電気的に接続
されるコード6との接続部を水密的に樹脂成形す
るにあたつて、第1の成形パツキン、たとえばゴ
ム製のOリング7を、ベース部材3の所定部に環
装した後、コード6の末端部を含め、硬質プラス
チツクによる第1のモールド成形層8を形成す
る。
その後、この第1のモールド成形層8のコード
6側端面に接触する状態で、第2の成形パツキ
ン、たとえばゴム製のOリング9をコード6と環
装したうえ、これらOリング7,9を含む第1の
モールド成形層8の周囲を、硬化時の収縮率の高
い合成樹脂による第2のモールド成形層10を形
成し、被覆する。
しかる後、コード6を、モールド成形層8の外
周面で嵌合するベンド11により被覆し、かつベ
ース部材3の前端面に、ゴム又は可撓性樹脂によ
るピンホールを自閉するシール材12を、ベース
部材3の周囲に螺刻されたねじ山と螺合するシー
ル押え13により圧着する。
雄側コネクタ2のモールド成形方法も、基本的
には、雌側コネクタ1と同様方法である。
ベース部材14には、コード15の導線15a
と半田付け等で接続される雄型接触子16が、シ
ール材12を貫通して、それぞれ対応する前記雌
型接触子4と接続するように突設されている。
この別加工されたベース部材14の後端面に形
成された凹み14aには、ゴム製のOリング17
が挿入され、また、雄型接触子16の植設部にも
ゴム製のOリング18が挿入され、しかる後、コ
ード15の末端部を含め、硬質プラスチツクによ
る第1のモールド成形層19を形成する。
このモールド成形層19のコード15側端面に
接触する状態で、Oリング20をコード15に環
装し、ベース部材14の後端面から、Oリング2
0を含むコード15に達する前記モールド成形層
19の周面に、第2のモールド成形層21を、硬
化時の収縮率の高い合成樹脂によつて形成する。
なお、22はベンドである。
モールド成形層21が硬化した時に収縮するこ
とにより、Oリング17,20は、それぞれ圧迫
されて変形しつつ、Oリング17にあつては、ベ
ース部材14とモールド成形層19との間の水密
性を高め、Oリング20にあつては、コード15
とモールド成形層19との間の水密性を高めるよ
うに作用する。
この場合、Oリング17は、モールド成形層2
1と直接に接触していないが、モールド成形層2
1の抜け止めとなつているベース部材14の後端
面の突起片14bへの内向きの力が作用して、O
リング17とベース部材14との水密性が高ま
る。
なお、この雄側のベース部材14には、雌側コ
ネクタ1の第2のモールド成形層10の外径と同
じ内径を有する筒状案内部14cの外周面にねじ
溝が形成され、両コネクタ1,2の接続時に、雌
側コネクタ1側に設けたキヤツプ1aの内周面ね
じ溝と螺合でき、コネクタ1,2双方からの引張
り力に抗しうるようになつている。
また、雄型接触子16がベース部材14から突
出する根元には、半球状をなす水切り突起23が
形成されており、この水切り突起23が、接続時
にシール材12との接触圧を高めて、雄型接触子
16周囲の水分を十分に除去するように作用す
る。
さらに、このベース部材14の筒状案内部14
cの適所に、その内外を貫通する水抜孔24が設
けられている。
上述の如く構成された本発明方法による防水型
コネクタ1,2は、接続時、雄側コネクタ2の筒
状案内部14cに雌側コネクタ1の第2のモール
ド成形層を押し込んで、雄型接触子16を、シー
ル材12によつて防水性を保ちながら、穴を開け
つつ雌型接触子4に挿入するとともに、キヤツプ
1aを雄側コネクタ2のベース部材14のねじ溝
に螺合し、接続される。
またコネクタ1,2の接続を解除する際は、シ
ール材13の弾性によるピンホールの自閉作用に
より密閉性が保たれる。このとき、水抜孔24が
あるため、両コネクタ1,2間の接続面に水圧を
受けることはない。
本発明方法は、接触子4,16とコード導線6
a,15aとの接続部を、第1のモールド成形部
材で被覆したうえで、その水密性を高めるよう
に、Oリング7,17,9,20等のリング状の
成形パツキンを装着し、さらにそれらを、硬化時
に収縮率の高い合成樹脂の第2のモールド成形部
材で被覆するようにしたので、第2のモールド成
形部材が成形パツキンを圧迫変形させて、ベース
部材3,14、コード6,15と第1のモールド
成形部材との間の間隙を確実に閉塞するようにな
るものである。
したがつて、たとえば、水中カメラ等、深水中
で高い水圧の加わるところで使用するとき、カメ
ラと電源やレコーダなどの機器を別々にして持ち
込み、深水中でコネクタを着脱しても、その水密
性が保持され、取り扱いが極めて容易となる。
このように、本発明方法によれば、相当程度の
水圧の加わる深度のものであつても、コード導線
末端部と接触子端子との接続部への浸水を防止で
きる防水型コネクタのモールド成形方法を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明方法により成形された防水型コ
ネクタの一例を示す縦断正面図である。 1……雌側コネクタ、2……雄側コネクタ、3
……ベース部材、4……接触子、5……通孔、6
……コード、6a……導線、7……Oリング、8
……第1のモールド成形層、9……Oリング、1
0……第2のモールド成形層、11……ベンド、
12……シール材、13……シール押え、14…
…ベース部材、14a……凹み、14b……突起
片、14c……筒状案内部、15……コード、1
5a……導線、16……接触子、17……Oリン
グ、18……Oリング、19……第1のモールド
成形層、20……Oリング、21……第2のモー
ルド成形層、22……ベンド、23……水切り突
起、24……水抜孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 雌型あるいは雄型の接触子とコードとの接続
    部を水密的に樹脂成形するにあたつて、接触子と
    コードとの接続部を被覆するように第1のモール
    ド成形部材を形成し、この第1のモールド成形部
    材の縁辺両側部それぞれに、可撓性を有する成形
    パツキンを装着するとともに、これら成形パツキ
    ンを含む前記第1のモールド成形部材を被覆する
    第2のモールド成形部材を、硬化時に収縮する合
    成樹脂で形成することを特徴とする防水型コネク
    タのモールド成形方法。
JP1544983A 1983-02-03 1983-02-03 防水型コネクタのモ−ルド成形方法 Granted JPS59143286A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1544983A JPS59143286A (ja) 1983-02-03 1983-02-03 防水型コネクタのモ−ルド成形方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1544983A JPS59143286A (ja) 1983-02-03 1983-02-03 防水型コネクタのモ−ルド成形方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59143286A JPS59143286A (ja) 1984-08-16
JPH0113630B2 true JPH0113630B2 (ja) 1989-03-07

Family

ID=11889108

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1544983A Granted JPS59143286A (ja) 1983-02-03 1983-02-03 防水型コネクタのモ−ルド成形方法

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JP (1) JPS59143286A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61189209U (ja) * 1985-05-16 1986-11-26
JPH0194058U (ja) * 1987-12-16 1989-06-21
JP5118433B2 (ja) * 2007-10-02 2013-01-16 株式会社拓洋理研 水中ケーブル用コネクタ

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Publication number Publication date
JPS59143286A (ja) 1984-08-16

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