JPH0113539Y2 - - Google Patents

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JPH0113539Y2
JPH0113539Y2 JP5162585U JP5162585U JPH0113539Y2 JP H0113539 Y2 JPH0113539 Y2 JP H0113539Y2 JP 5162585 U JP5162585 U JP 5162585U JP 5162585 U JP5162585 U JP 5162585U JP H0113539 Y2 JPH0113539 Y2 JP H0113539Y2
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filter
metal fitting
fitting
screw
air
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JP5162585U
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はエアフイルターに関するものである。
圧縮機から送給される圧縮空気は高温多湿状態で
あり、しかも湿気、油分塵埃等様々の物質が混入
しており、エア利用の機械装置にあつてトラブル
の原因となるため除水除油した乾燥状態のエア送
給を求めている。その目的とするところは、送給
された圧縮空気に対し、接触体であるフイルター
とネツトの二重構造体に導いて、その構造体内で
二度目の発散冷却を強制的に行なわしめることに
より、フイルターで汚水取りを行い、ネツトで水
油を水滴化して、不純物質の除去機能を向上せし
める構成のエアフイルターを提供せんとするもの
である。
本考案の実施例を添附図面に従つて説明する。
エアフイルター本体1は、上半部をフイルター機
構部2とし、下半部の貯液室3とから成り、継手
金具4により着脱自在に密着結合されている。フ
イルター機構部2は、対向面に夫々取付凹部6,
10を形成した頭部金具5と底部金具9間に、外
胴部11を介在させて固定すると共に、該胴部の
内空には、頭部金具5から送給される圧縮空気の
接触体である二重構造体12を着脱自在に垂設支
持して成る。
頭部金具5には、外部設置した圧縮機から送給
される圧縮空気の送気口7は、中央部の下向き開
口部8へ通じ、該開口部8には二重構造体12を
着脱自在に螺合連結している。該二重構造体12
は、フランジ付螺合金具13と、漏斗面25と通
孔26を形成した底部漏斗金具14との間の最外
側に、中央胴部15を分解可能に上下端で螺合連
結している。この中央胴部15の内壁面全体に亘
つてステンレスネツト16が貼設されている。1
7はフランジ付螺合金具13の下端部13aに嵌
合連結して、前記中央胴部15内壁面のステンレ
スネツト16面に対して、噴霧用間隙Sを保有し
て垂設せる焼結金属製フイルターであつて、該フ
イルターの下端には底蓋18が嵌合されている。
該底蓋の周囲に環状排気路24を形成している。
19は前記螺合金具13の孔縁内側段部13bに
掛架して内空に嵌合支持せしめたノズル部材であ
つて、その側周部に通気口20を穿設すると共
に、螺合金具13の内壁面間に環状噴射部21を
形成している。前記底蓋18は、該ノズル部材1
9の中心部との間に連結杆22で連結固設されて
いる。中央胴部15と外胴部11間の環状空間
は、除水除油した乾燥空気室Kであり、頭部金具
5内部に穿設された排気通路23から放出され
る。27は貯液室に溜まつた油水等除去物の排出
弁である。
上記実施例の作用を説明すると、圧縮空気は頭
部金具5の下向開口部8から接触体である二重構
造体12に導く。つまりノズル部材19の通気口
20を経て環状噴射部21から下向きに発散し冷
却された後、焼結金属製フイルター17を通過す
るに際して再び圧縮され、塵埃等汚れを除去し
て、外側の間隙空間Sへ発散し冷却される。その
発散時に、外胴部11の内壁面に貼設したステン
レスネツト16に吹き付けられて水及び油分は網
目部分に付着し、水滴化する。そして通過エア
は、底蓋18の周囲に形成された環状排気路24
から下方の底部漏斗金具14の通孔26を経て、
放射方向且つ逆方向である上向きに移動方向を変
え、外胴部11と二重構造体12間の乾燥空気室
Kを経て、頭部金具5の排気通路23から放出さ
れるものである。
上記実施例に於いて、フイルター17を焼結金
属製としたが、その材質を特定するものではな
い。
本考案は上記の如く、上半部をフイルター機構
部2とし、下半部を貯液室3とするフイルター機
構部2に於いて、圧縮空気の送気口7に続く中央
開口部8に、フランジ付螺合金具13と底部漏斗
金具14間の最外側には内壁面にステンレスネツ
ト16を全体に貼設した中央胴部15を螺合連結
し、その内側に噴霧用間隙Sを保有して焼結金属
製フイルター17を底蓋18と前記螺合金具13
間に固設すると共に、該螺合金具13の内側にノ
ズル部材19を設けて環状噴射部21を夫々形成
する接触体である二重構造体12を分解組立可能
に螺合連結して構成したことを特徴としているの
で、環状噴射部21に於ける第一次発散、冷却エ
アは、焼結金属製フイルター17により圧縮され
て通過後、第二次発散そして冷却作用を強制的に
行わしめる機構に伴ない、噴霧用間隙Sを保つ中
央胴部15の内壁面に貼設したステンレスネツト
16に吹き付けられた前記フイルター17での塵
埃除去後のエアは、網目部分に水及び油分がとて
も付着し易く、容易に水滴化して、エアとの分離
捕獲が簡易に行い得て、水滴化した油水分は該ネ
ツトを自動的につたい降り、底部漏斗金具14で
集合されて通孔26から貯液室3に迅速に流落収
納させ得る機能上の大きな効果を発揮すると同時
に、構造上分解組立が容易に行ない得る様に成し
ているので、前記フイルター17の交換作業等取
扱操作も簡易である等の実用上の至便性をももた
らす優れた有益な考案である。
【図面の簡単な説明】
図面は一部切欠縦断面図である。 2……フイルター機構部、3……貯液室、7…
…送気口、8……中央開口部、12……二重構造
体、13……フランジ付螺合金具、14……底部
漏斗金具、15……中央胴部、16……ステンレ
スネツト、17……焼結金属製フイルター、18
……底蓋、19……ノズル部材、21……環状噴
射部、K……乾燥空気室、S……噴霧用間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上半部をフイルター機構部2とし、下半部を貯
    液室3とするフイルター機構部2に於いて、圧縮
    空気の送気口7に続く中央開口部8に、フランジ
    付螺合金具13と底部漏斗金具14間の最外側に
    は内壁面にステンレスネツト16を全体に貼設し
    た中央胴部15を螺合連結し、その内側に噴霧用
    間隙Sを保有して焼結金属製フイルター17を底
    蓋18と前記螺合金具13間に固設すると共に、
    該螺合金具13の内側にノズル部材19を設けて
    環状噴射部21を夫々形成する接触体である二重
    構造体12を分解組立可能に螺合連結して構成し
    たことを特徴とするエアフイルター。
JP5162585U 1985-04-06 1985-04-06 Expired JPH0113539Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5162585U JPH0113539Y2 (ja) 1985-04-06 1985-04-06

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JP5162585U JPH0113539Y2 (ja) 1985-04-06 1985-04-06

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JP4624553B2 (ja) * 1997-12-15 2011-02-02 パーカー ハニフィン リミテッド フィルタ組立体

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