JPH01134889A - 平板発熱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、均一な温度分布を持たせた平板発熱！１５置
に関するものである。

従来の技術 従来の平板発熱装置では、温度調節器を発熱装置の１カ
所もしくは数カ所に設置することによって、均一な温度
分布を呈する平板発熱装置を構成し゛ていた。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記の構成では平板近傍の温度分布の偏り
によって発熱装置の温度分布が変化し、一方、これを外
部の影響を受けない均一な温度分布にするためには多く
の自動温度調節器が必要であり、装置が大規模になって
いた。

本発明はかかる点に鑑み、装置化が簡単で且つ均一温度
分布を構成できる平板発熱装置を提供することを目的と
する。

問題点を解決するための手段 本発明は、発熱抵抗体の平板の片面もしくは両面に超電
導体平板を接合したことを特徴とする平板発熱装置であ
る。

作用 本発明は前記した構成により、温度が高い領域は超電導
が破壊されるので、その領域では発熱抵抗体による発熱
が抑制され、逆に低温領域では発熱抵抗体による発熱が
大きくなるので全体に均一な温度分布になる。

実施例 第１図は本発明の実施例における平板発熱装置の構成図
を示すものである。同図において、ｌ、２は印加電圧端
子、３は超電導体、４は発熱抵抗体である。

以りの様に構成された本実施例の平板発熱装置について
、以下その動作を説明する。印加電圧端子１．　２から
供給される′７ｓ、流は超電導体３を通っ゛Ｃ発熱抵抗
体４によって熱エネルギーに変換される。しかしながら
、低温では良導体の性質を示す超電導体３は、温度が高
くなると大きな抵抗を示すようになり、電流を通さなく
なる。その結果、温度が高い領域では発熱抵抗体４に電
流が流れなくなって温度が低下する反面、低温領域では
発熱抵抗体４に大きな電流が流れるので平板は均一な温
度分布を持つようになる。

第２図は本発明の第２の実施例における平板発熱装置の
構成図を示すものである。同図において、５．６は導体
、７．８は超電導体、９は発熱抵抗体である。

第２の実施例の動作も第１図の実施例の動作と殆ど同じ
であるが、導体５．６によって超電導体各部に常に発熱
用電流が供給されるので第１の実施例において印加電圧
端子１の周辺部の超電導体３が全て遮断状態となっても
他の位置の超電導体に発熱用′ｆ：、流を供給すること
が可能である。

以上の様に本実施例によれば、発熱抵抗体平板と超電導
体平板を接合することにより、容易に均一な温度分布を
持つ平板発熱装置を構成することができる。

なお、第１及び第２の実施例において、超電導体の転移
温度が外部磁界や流れる電流値によって変化するので、
外部から制御電流を加えてこの超電導体を制御すること
により、均一になる温度を任意に設定できるようにして
もよい。

発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、容易に均一な温度
分布をする平板発熱装置を構成することができ、その実
用的効果は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明における実施例の平板発熱装置の構成図
、第２図は本発明の第２の実施例の平板発熱装置の構成
図である。 １．２・・・印加電圧端子、３・・・超電導体、４・・
・発熱抵抗体。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）発熱抵抗体の平板の片面もしくは両面に超電導体
   平板を接合したことを特徴とする平板発熱装置。
2. （２）発熱抵抗体と超電導体を接合した平板に発熱用電
   流を流すための導体を接合したことを特徴とする特許請
   求の範囲第１項記載の平板発熱装置。
3. （３）超電導体の平板の温度抵抗特性を磁界を用いて制
   御することにより温度調節機能を持たせた特許請求の範
   囲第１項記載の平板発熱装置。
4. （４）磁界を電流によって制御することを特徴とする特
   許請求の範囲第１項記載の平板発熱装置。