JPH01134287A - 可搬型ダストモニタ - Google Patents

可搬型ダストモニタ

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JPH01134287A
JPH01134287A JP29218087A JP29218087A JPH01134287A JP H01134287 A JPH01134287 A JP H01134287A JP 29218087 A JP29218087 A JP 29218087A JP 29218087 A JP29218087 A JP 29218087A JP H01134287 A JPH01134287 A JP H01134287A
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JP
Japan
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alarm
section
radiation
dust monitor
dust collection
Prior art date
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Pending
Application number
JP29218087A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuzo Koizumi
小泉 勝三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KAGAKU GIJUTSUCHO HOSHASEN IGAKU SOGO KENKYUSHO
OYO KOKEN KOGYO KK
Original Assignee
KAGAKU GIJUTSUCHO HOSHASEN IGAKU SOGO KENKYUSHO
OYO KOKEN KOGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by KAGAKU GIJUTSUCHO HOSHASEN IGAKU SOGO KENKYUSHO, OYO KOKEN KOGYO KK filed Critical KAGAKU GIJUTSUCHO HOSHASEN IGAKU SOGO KENKYUSHO
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は原子カプラントやプルトニウム等の核燃料物質
取扱施設並びに非密封の放射性物質取扱施設等において
、非密封の放射性物質を取扱う作業中、作業者近傍の空
中浮遊塵中の放射能濃度を随時測定して、警告ができる
ようにした可搬型ダストモニタに関するものである。
〔従来の技術〕
近年、放射線利用技術の発展は著しいものがあり、それ
にともなって原子カプラントやプルトニラム等の核燃料
物質取扱施設等の作業においては、作業者の放射線被曝
に対する防護が極めて重視されており、特に非密封の放
射性物質を取扱う作業現場においては1体内被曝の危険
度が格段に大きいことにより、高能力の排気、換気設備
はもとより、排気モニタ及び随所にダストモニタを設置
して、空気中の浮遊塵中の放射能濃度を連続モニタリン
グしているのが通例であり、また1作業者の安全を守る
ため、防護服の着用、ゴム手袋の着用。
グローブボックスの使用等、二重、三重の防護がなされ
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
然し乍ら、設置式のダストモニタの場合、必ずしも作業
者の近傍に設置されているわけではなく。
局所的な空気汚染に対しては、警報が発せられる以前に
作業者が被曝しているという可能性を少なくすることが
できず、また、従来の可搬型ダストモニタにおいては、
作業現場によっては1作業者の充分近傍に設置すること
ができない上に、作業工程上、作業者が移動の必要があ
る場合においては、作業者自身が可搬型ダストモニタを
移動、設置する等の煩わしさがあり、作業に専念できな
いという欠点があるし、更に、個人用としては、集塵部
のみを作業者が作業中に装着して、作業終了後に集塵濾
紙を別の測定器で測定する形式のものがあるが、これら
は事後処理であり、リアルタイムの測定が行なえないた
め、作業者の過剰被曝を防止できないという欠点があっ
た。
一般にダストモニタにおけるα放射線によるバックグラ
ウンド計数率の変化は、捕集開始から平衡状態に達する
までの過渡的な状態においては、関数 で近似できると考えられる。
而して、従来技術のように、警報レベルが一定のダスト
モニタにおいては、上記バックグラウンドの影響で、第
5図の実線のように警報設定がなされる。このような場
合、図から明らかなように、時刻T1における実効の警
報レベルと時刻T2における実効の警報レベルが相違し
、時刻T1においては、時刻T2における正味の放射能
濃度の数倍以上のものが検出されないと警報を発しない
という不具合を生じていた。
上述のように従来技術においては、局所的な放射性物質
の漏洩に対しては、空気汚染による体内被曝を常時リア
ルタイムに測定監視することができず、また、警報動作
においても上述の不具合があったのである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上述のような従来技術の問題点に鑑み、局所的
な放射性物質の漏洩による被曝を常時リアルタイムに測
定監視することができると共に、警報動作においても、
作業開始時から常時測定監視し、より迅速に警報を発し
て作業者の過大な被曝を防止することができて1作業の
安全性の向上。
作業計画2作業管理の向上を図ることができ、副次的に
は、被曝放射線量測定の精度向上を図り。
作業の省力化を促進することができるようにして。
原子力産業における安全技術利用分野に資することので
きる可搬型ダストモニタを提供することを目的としてな
されたもので、その構成は、吸引部と排気部を設け外部
に装着具を取付けたケースの内部に、集塵濾紙及び放射
線に対して有感な半導体素子と増幅器とを電気的に接続
して成る検出器を配設した検出部と、表示器と警報器を
具え外部に装着具を取付けたケースの内部に、前記検出
部の検出器とリード線を介して電気的に接続され、前記
増幅器の出力する電気信号を受けて放射線量を測定し、
その値を前記表示器に表示すると共に前記値が一定値を
超えたら前記警報器が警報を発するようにした測定部と
、前記検出部の吸引部に放射能濃度を測定すべき汚染空
気を吸引するエアポンプとから成ることを特徴とするも
のである。
即ち、本発明可搬型ダストモニタは、原子カプラントや
核燃料取扱施設並びに非密封放射性物質取扱施設等にお
いて、所定の作業を行なうに際し、空中浮遊塵中に含ま
れる放射性物質の放出するα放射線に対して、高感度に
作用するバイアス電圧の低い半導体素子を最適感度で作
用するよう、吸引部と排気部を設けたケースの内部に、
所定の集塵濾紙及び放射線に対して有感な半導体素子と
該素子が出す微弱な検出信号を増幅するためのプリアン
プとリニアアンプとを配設した検出部を作業者の胸部或
いは腰部に装着し、ケースの内部に、前記検出部にリー
ド線を介して電気的に接続され検出部が検出した放射線
量を測定する回路部を内蔵すると共に前記回路部の測定
結果を表示する表示部及び前記測定結果に応じて警報を
発するブザー等の警報器を装備して構成される測定部を
作業者の腰部ベルト等に取付け、また、検出部に装備さ
れた排気部に適合するエアホース及びエアポンプを接続
し、所定の作業を行なうと、該検出部に内蔵された上記
半導体素子が該検出部内部に配置された集塵濾紙上に蓄
積された空中浮遊塵中の放射線を検出し、電気的にシー
ルドされたリード線により、上記測定部に送信入力され
、該測定部はその内部機構の波高弁別回路を介してカウ
ンターによりカウントされる計数値に、所定の平均化演
算を行ない、その結果を表示器に表示し、常に作業者が
該表示器で計数率を視認することができ、同時に、比較
演算を行なって、計数率が設定許容値を超えた場合には
、警報ブザー等を鳴らして作業者に警告を発し、作業者
が警報に従って作業現場から退避することができるよう
にしたものである。
〔実施例〕
次に本発明の実施例を図により説明する。
図において、1は検出部で、集塵濾紙2及び、放射線に
対して有感な半導体素子3とプリアンプ4とリニアアン
プ5とを電気的に接続して成る検出器6をケース7に内
蔵して構成され、前記ケース7には、吸引口8.排気管
9.リード線接続部10を設け、集塵濾紙2の上に保護
用の金網11を取付けて、ケース7の裏面に作業者の胸
部等に取付けるための装着具12を一体的に設け、且つ
ケース7の表側にM13を着脱自在に施しである。
14は測定部で、表示器159回路部16.警報器17
をケース18に収納して構成され、前記検出部1のリー
ド線接続部12と回路部16とを電気的にシールドされ
たリード線19を介して接続してあり、ケース18の裏
面にこの測定部14を作業者の腰部にベルトを通して取
付けるための装着具20が一体的に設けである。
また、前記回路部16は、バッファアンプ21.波高弁
別回路22.カウンタ23.演算処理回路24から成り
、演算処理回路24は表示器15.警報器17及び警報
設定器25に電気的に接続されている。
26はエアポンプ、27は該エアポンプ26のホースで
、先端部を検出部1の排気管9に適合するように形成し
て該排気管9に接続し、エアポンプ26の作動により汚
染空気が吸引口8を通って検出部1内に導入され、集塵
濾紙2に捕集されるようになっている。
而して、前記半導体素子3は、α放射線に対して高感度
で作動し、且つバイアス電圧の低い、例えば表面障壁型
のSi素子であって、光に対して不感で、洗浄可能なラ
イトタイトタイプのものとし。
これによって光漏れによるS/N比の悪化を防ぐと共に
検出器6の表面が放射性物質により汚染されても、洗浄
によって何等性能を損なうことなく。
汚染を除去できるようにする。
上記のように構成される本発明可搬型ダストモニタは、
原子カプラントやプルトニウム等の核燃料物質取扱施設
において作業する作業者が、検出部1を作業服の胸部に
、測定部14及びエアポンプ26を腰部に、それぞれ取
付けて作業を行なうのであるが、汚染空気が吸引口8か
ら検出部1内に導入され、集塵濾紙2上に空気中の塵埃
が捕集されると、半導体素子3が塵埃中の放射性物質の
放出する放射線を検出して微弱な検出信号を出す、この
検出信号はプリアンプ4とリニアアンプ5とにより適当
に増幅波形整形され、リード線19を介して測定部14
の回路部16に伝送される。
こうして回路部16に送られた電気信号は、バッファア
ンプ21から波高弁別回路22に入り、適当なエネルギ
範囲の検出信号に弁別され、該検出信号はカウンタ23
により計数されて、演算処理回路24により平均処理が
施され、平均処理された計数値と前述の特許請求の範囲
第2項に記載した警報レベルF A (t)と随時自動
比較演算し、設定許容量以下か、これを超えるかを常に
判定するようになっており、測定結果は表示器15に表
示されるから。
作業者は作業中の放射線量をリアルタイムで所望時に任
意に視認し監視できる一方、作業中に作業者近傍の空気
中放射能濃度が設定許容量以上になると、自動的に表示
器15に表示されると共に警報器17が作動されて、ブ
ザー等が鳴り、作業者に被曝危険状態を知らせるように
なっている。
従って、警報が出されたら、作業者は適宜に退避したり
、所定の措置を講じるようにすれば、身の安全を容易に
確保できるのである。
尚、本発明の実施態様は上記実施例に限られるものでな
く、例えば、測定部14の回路部16にレコーダ出力回
路を設けたり、或いは、外部コンピュータによる数値デ
ータの書き込み、読み取りができる通信機能を持たせる
等、種々の態様を採用することが可能である。
また、本発明を適用できる対象としては、上記以外に屋
外環境可搬型ラドンモニタ、可搬型α線スペクトロメー
タ等への利用が挙げられる。
〔発明の効果〕
本発明は上述の通りであって、原子カプラントやプルト
ニウム等の核燃料物質取扱施設等において、非密封の放
射性物質を取扱う作業者が身に付けておけば1作業しな
がら放射線被曝をリアルタイムに測定監視できるので、 (1)被曝の可能性を逸早く検出し、警報を発すること
により、作業者の被曝量が過大とならないうちに安全対
策を講じることができる (2)安全性を充分に考慮した作業計画や作業管理が可
能となる (3)施設内の放射性物質の漏洩等に対して、逸早くこ
れを検出し、汚染の拡大を防ぐと共に直ちに適切な安全
対策を講じることができる等の効果を奏し、作業者の安
全は勿論のこと、被曝測定業務や施設内の環境測定業務
の質的、量的向上が簡易に行なわれ、省力化、コストダ
ウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施の一例を示すもので、第1図(イ)は
全体図、同じく(ロ)は測定部の側面図、第2図は検出
部の側面図、第3図は同じく断面図、第4図は検出部と
測定部の系統図、第5図は従来のダストモニタにおける
バックグラウンド計数率の変化と警報レベルの関係を示
す図表である。 1・・・検出部、2・・・集塵濾紙、3・・・半導体素
子、4・・・プリアンプ、5・・・リニアアンプ、6・
・・検出器、7・・・ケース、8・・・吸引口、9・・
・排気管、IO・・・リード線接続部、11・・・金網
、12・・・装着具、13・・・蓋。 14・・・測定部、15・・・表示器、16・・・回路
部、17・・・警報器、18・・・ケース、 19・・
・リード線、20・・・装着具、21・・・バッファア
ンプ、22・・・波高弁別回路、23・・・カウンタ、
24・・・演算処理回路、25・・・警報設定器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 吸引部と排気部を設け外部に装着具を取付けたケー
    スの内部に、集塵濾紙及び放射線に対して有感な半導体
    素子と増幅器とを電気的に接続して成る検出器を配設し
    た検出部と、表示器と警報器を具え外部に装着具を取付
    けたケースの内部に、前記検出部の検出器とリード線を
    介して電気的に接続され、前記増幅器の出力する電気信
    号を受けて放射線量を測定し、その値を前記表示器に表
    示すると共に前記値が一定値を超えたら前記警報器が警
    報を発するようにした測定部と、前記検出部の吸引部に
    放射能濃度を測定すべき汚染空気を吸引するエアポンプ
    とから成ることを特徴とする可搬型ダストモニタ。 2 エアポンプに装着具を取付けた特許請求の範囲第1
    項に記載の可搬型ダストモニタ。 3 測定部に、関数 FA(t)=A+B(1−e^−^C^t)(C>0の
    とき)A+B(C=0のとき) (ここで、A、B及びCは正の数、tは経過時間)の関
    係を保ちながら、警報レベルFA(t)を時間と共に変
    化させ、測定値と随時比較演算を行ない、警報を発する
    ことのできるプログラムを内蔵したことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項または第2項に記載の可搬型ダスト
    モニタ。
JP29218087A 1987-11-20 1987-11-20 可搬型ダストモニタ Pending JPH01134287A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100357407B1 (ko) * 1999-04-16 2002-10-18 유한킴벌리 주식회사 지분 측정기

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4328631Y1 (ja) * 1968-06-21 1968-11-25
FR2192316A1 (ja) * 1972-07-13 1974-02-08 Commissariat Energie Atomique

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