JPH0113248Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0113248Y2 JPH0113248Y2 JP1983202010U JP20201083U JPH0113248Y2 JP H0113248 Y2 JPH0113248 Y2 JP H0113248Y2 JP 1983202010 U JP1983202010 U JP 1983202010U JP 20201083 U JP20201083 U JP 20201083U JP H0113248 Y2 JPH0113248 Y2 JP H0113248Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust
- heat transfer
- pulse
- supply pipe
- water supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 28
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 5
- 238000011084 recovery Methods 0.000 claims description 5
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 13
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 10
- 239000002360 explosive Substances 0.000 description 2
- 239000008400 supply water Substances 0.000 description 2
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000002737 fuel gas Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Fluidized-Bed Combustion And Resonant Combustion (AREA)
- Details Of Fluid Heaters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はパルス燃焼器を加熱源とした給湯器
におけるドレン回収装置に関する。
におけるドレン回収装置に関する。
パルス燃焼器は燃料ガスと燃焼用空気の混合気
を燃焼室へ送給して燃焼室内で爆発的に燃焼させ
るものであるため貯湯式給湯器等の加熱源として
用いた場合極めて高い熱効率が得られるが、反
面、燃焼排気ガスの温度が排出時までには室温近
くまで低下するためドレンが大量に発生する(例
えば出力20000Kcal/Hの給湯器でドレン量は実
測約2.5/H)。したがつて、排気系路内に発生
したドレンはパルス燃焼器の爆発燃焼時の背圧に
よつて排気トツプからも多量に排出されるために
排気ダクト等の腐蝕は勿論、排気トツプから飛散
するドレンが家屋の壁とか通行人にかかる等の不
具合があつた。
を燃焼室へ送給して燃焼室内で爆発的に燃焼させ
るものであるため貯湯式給湯器等の加熱源として
用いた場合極めて高い熱効率が得られるが、反
面、燃焼排気ガスの温度が排出時までには室温近
くまで低下するためドレンが大量に発生する(例
えば出力20000Kcal/Hの給湯器でドレン量は実
測約2.5/H)。したがつて、排気系路内に発生
したドレンはパルス燃焼器の爆発燃焼時の背圧に
よつて排気トツプからも多量に排出されるために
排気ダクト等の腐蝕は勿論、排気トツプから飛散
するドレンが家屋の壁とか通行人にかかる等の不
具合があつた。
この考案は排気トツプの手前でドレンをほとん
ど完全に回収せしめることで、かかる欠点を解消
したパルス式給湯器を提供するものである。
ど完全に回収せしめることで、かかる欠点を解消
したパルス式給湯器を提供するものである。
その構成は、パルス燃焼器を加熱源とした給湯
器において、該パルス燃焼器の最終系路に縦方向
に立設した排気2次マフラーの下方部に伝熱フイ
ンを備えた給水管を配設したパルス式給湯器のド
レン回収装置の考案に係り、排気2次マフラーで
排気ガスが減速されて伝熱フイン付き給水管でド
レンを回収してドレン抜き管から器外へ排出せし
めることで排気系路の該伝熱フイン付き給水管か
ら排気トツプまでをドライ状態に保つて排気トツ
プからのドレンの排出及び排気ダクト等への付着
をなくしたものである。
器において、該パルス燃焼器の最終系路に縦方向
に立設した排気2次マフラーの下方部に伝熱フイ
ンを備えた給水管を配設したパルス式給湯器のド
レン回収装置の考案に係り、排気2次マフラーで
排気ガスが減速されて伝熱フイン付き給水管でド
レンを回収してドレン抜き管から器外へ排出せし
めることで排気系路の該伝熱フイン付き給水管か
ら排気トツプまでをドライ状態に保つて排気トツ
プからのドレンの排出及び排気ダクト等への付着
をなくしたものである。
以下この考案によるパルス式給湯器のドレン回
収装置の一実施例を図面に基づき具体的に説明す
ると、図面はパルス燃焼器を貯湯式給湯器の加熱
源として用いた場合を例示したものであつて、A
はエアーチヤンバー1、ガスチヤンバー2及び混
合室3、燃焼室4等からなるパルス燃焼器で、そ
の排気管5、排気室6及び排気1次マフラー7の
3者を貯湯槽B内に配置して熱交換器を構成して
いる。8は縦方向に立設した排気2次マフラー
で、その下方部に多数の伝熱フイン9を並設した
給水管10を配設し、かつその直下の排気2次マ
フラー8の最底部からはドレン抜き管11を導出
せしめている。12は排気ダクト、13は給気ダ
クト、14は給気1次マフラー、15は給気2次
マフラー、Fは給気フアン、16は出湯管であ
る。
収装置の一実施例を図面に基づき具体的に説明す
ると、図面はパルス燃焼器を貯湯式給湯器の加熱
源として用いた場合を例示したものであつて、A
はエアーチヤンバー1、ガスチヤンバー2及び混
合室3、燃焼室4等からなるパルス燃焼器で、そ
の排気管5、排気室6及び排気1次マフラー7の
3者を貯湯槽B内に配置して熱交換器を構成して
いる。8は縦方向に立設した排気2次マフラー
で、その下方部に多数の伝熱フイン9を並設した
給水管10を配設し、かつその直下の排気2次マ
フラー8の最底部からはドレン抜き管11を導出
せしめている。12は排気ダクト、13は給気ダ
クト、14は給気1次マフラー、15は給気2次
マフラー、Fは給気フアン、16は出湯管であ
る。
上記構成において、燃焼室4内で爆発燃焼した
高温の燃焼排気ガスは排気管5から排気室6及び
排気1次マフラー7に導かれて騒音を消去しつつ
熱交換され、さらに、排気2次マフラー8で減
速、消音された後、排気ダクト12から器外へ放
出されるものであるが、縦方向に立設した排気2
次マフラー8の下方部に伝熱フイン9を備えた給
水管10が設けられているため減速された燃焼排
気ガスが伝熱フイン付き給水管部に接触して燃焼
排気ガスの温度と給水温度との大きな温度差によ
るドレンを集中的に発生させて下方に滴下させド
レン抜き管11よりドレンの回収を行い、発生し
たドレンは縦長の排気2次マフラー内の減速され
た排気流により上部の排気ダクト12に至ること
はないから該伝熱フイン付き給水管部より排気ダ
クト12のトツプ部までは完全ドライとなつて排
気ダクトからドレンが排出されることはない。
高温の燃焼排気ガスは排気管5から排気室6及び
排気1次マフラー7に導かれて騒音を消去しつつ
熱交換され、さらに、排気2次マフラー8で減
速、消音された後、排気ダクト12から器外へ放
出されるものであるが、縦方向に立設した排気2
次マフラー8の下方部に伝熱フイン9を備えた給
水管10が設けられているため減速された燃焼排
気ガスが伝熱フイン付き給水管部に接触して燃焼
排気ガスの温度と給水温度との大きな温度差によ
るドレンを集中的に発生させて下方に滴下させド
レン抜き管11よりドレンの回収を行い、発生し
たドレンは縦長の排気2次マフラー内の減速され
た排気流により上部の排気ダクト12に至ること
はないから該伝熱フイン付き給水管部より排気ダ
クト12のトツプ部までは完全ドライとなつて排
気ダクトからドレンが排出されることはない。
この考案は以上説明したように、パルス燃焼器
を加熱源とした給湯器において、該パルス燃焼器
の最終系路の縦方向に立設した排気2次マフラー
に伝熱フインを備えた給水管を配設したので、該
排気2次マフラーで燃焼排気ガスは充分に減速さ
れて伝熱フイン付き給水管部に充分に接触し排気
ガスの温度と給水温度との大きな温度差で大量の
ドレンを集中的に発生させ、総てを下方へ滴下さ
せてドレン抜き管より回収でき、伝熱フイン付き
給水管部より排気ダクトのトツプまでは完全ドラ
イとなつて排気ダクト等のドレンによる腐蝕ある
いはパルス燃焼器の爆発燃焼時の背圧によつて排
気トツプ部からのドレンの飛散が原因する各種の
不具合が解消できる効果がある。なお、排気系略
に伝熱フインを備えた給水管を配設したので燃焼
排気ガスで給水を加熱昇温せしめることから排気
ガスの有効利用による経済性の向上も期待できる
こと勿論である。
を加熱源とした給湯器において、該パルス燃焼器
の最終系路の縦方向に立設した排気2次マフラー
に伝熱フインを備えた給水管を配設したので、該
排気2次マフラーで燃焼排気ガスは充分に減速さ
れて伝熱フイン付き給水管部に充分に接触し排気
ガスの温度と給水温度との大きな温度差で大量の
ドレンを集中的に発生させ、総てを下方へ滴下さ
せてドレン抜き管より回収でき、伝熱フイン付き
給水管部より排気ダクトのトツプまでは完全ドラ
イとなつて排気ダクト等のドレンによる腐蝕ある
いはパルス燃焼器の爆発燃焼時の背圧によつて排
気トツプ部からのドレンの飛散が原因する各種の
不具合が解消できる効果がある。なお、排気系略
に伝熱フインを備えた給水管を配設したので燃焼
排気ガスで給水を加熱昇温せしめることから排気
ガスの有効利用による経済性の向上も期待できる
こと勿論である。
図面はこの考案によるパルス式給湯器のドレン
回収装置の一実施例を示す概略構成図である。 A……パルス燃焼器、8……排気2次マフラ
ー、9……伝熱フイン、10……給水管。
回収装置の一実施例を示す概略構成図である。 A……パルス燃焼器、8……排気2次マフラ
ー、9……伝熱フイン、10……給水管。
Claims (1)
- パルス燃焼器を加熱源とした給湯器において、
該パルス燃焼器の最終系路に縦方向に立設した排
気2次マフラーの下方部に伝熱フインを備えた給
水管を配設したことを特徴とするパルス式給湯器
のドレン回収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20201083U JPS60111849U (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | パルス式給湯器のドレン回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20201083U JPS60111849U (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | パルス式給湯器のドレン回収装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60111849U JPS60111849U (ja) | 1985-07-29 |
JPH0113248Y2 true JPH0113248Y2 (ja) | 1989-04-18 |
Family
ID=30764329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20201083U Granted JPS60111849U (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | パルス式給湯器のドレン回収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60111849U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50158953A (ja) * | 1974-06-14 | 1975-12-23 | ||
JPS5842874U (ja) * | 1981-09-14 | 1983-03-22 | 日精樹脂工業株式会社 | 射出成形機用作動表示板 |
-
1983
- 1983-12-27 JP JP20201083U patent/JPS60111849U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50158953A (ja) * | 1974-06-14 | 1975-12-23 | ||
JPS5842874U (ja) * | 1981-09-14 | 1983-03-22 | 日精樹脂工業株式会社 | 射出成形機用作動表示板 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60111849U (ja) | 1985-07-29 |
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