JPH01132435A - 車輌運搬方法 - Google Patents

車輌運搬方法

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JPH01132435A
JPH01132435A JP28939387A JP28939387A JPH01132435A JP H01132435 A JPH01132435 A JP H01132435A JP 28939387 A JP28939387 A JP 28939387A JP 28939387 A JP28939387 A JP 28939387A JP H01132435 A JPH01132435 A JP H01132435A
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の目的」 本発明は車輌運搬方法の創案に係り、故障車などを比較
的コンパクトで低姿勢な操作状態により円滑且つ迅速に
搬送することのできる方法を提供しようとするものであ
る。
(産業上の利用分野) 故障車、違反車あるいは修理完了率などの車輌に関する
搬送方法。
(従来の技術) 近年における道路網の完備および車輌の発展普及は乗用
車などが社会生活に不可欠の手段となりつつあり、この
ようなことは事故発生も多くなり、故障車を修理工場な
どに搬送しなければならないことが多い。又交通規制も
次第に強化され、路上などにおける駐車違反車輌を撤去
移送すべきことも多くなりつつあり、斯うした場合には
所謂レッカー車が利用されている。即ち目的車輌の前輪
または後輪を牽引車輌に載架し、あるいは目的車輌の全
体を運搬車輌の荷台上に積載して搬送するものであるが
、その搬送状態を形成する手法としては車台上に設けら
れたクレーンにより目的車輌を吊止して操作し、あるい
は牽引車輌に形成された受台に目的車輌を押進または運
転操作して進入せしめ、ワイヤ掛けなどで連結拘束して
搬送するものである。なお一部に車輪つき牽引台車を用
い、該牽引台車上に目的車輌の一部を載せた状態で牽引
車に連結し搬送するようなことも行われている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記したような従来のものにおいて、車台上クレーンの
如きで目的車輌を吊止操作するものは、クレーンのアー
ムなどにより相当の高姿勢となり、搬送機構の全体も必
然的に大型高姿勢とならざるを得ない。又ワイヤ掛けな
どが必要で吊上げた車輌を大きく操作することとなるの
で、搬送状態を形成するための工数が嵩み、相当の時間
を必要とすると共に高速道路などにおける事故車処理の
ため交通渋滞が著しいこととならざるを得ない。しかも
前記したワイヤ掛けなどによる操作および運搬中に車体
を損傷する可能性が高いし、高姿勢の搬送車はトンネル
内その他への進入に制限を受ける。目的車輌が事故車の
場合において車輪の回転できないようなことが多く、又
駐車違反車の場合においてはエンジンキーが抜き去られ
たままであるから同じく運転操作することができず、斯
うした場合に該目的車輌の前輪を受台に載置し後輪を接
地回転させて搬送する常法に従った運搬をなし得ないこ
とが普通である。
なお高速道路その他の路上における事故は複数車輌によ
って発生することが一般的で、事故車も複数台である。
このような複数事故車輌に対し上記した従来のものは各
事故車毎に牽引車を必要とするから事故現場に複数の牽
引車輌を急派することが必要であって、多数の処理車(
牽引車)を準備しておくことが要請され、又事故現場は
これらの処理車で錯綜したものとならざるを得ない。必
然的に処理時間が大となり、整備工場などに到る間の交
通渋滞原因ともなる。
「発明の構成」 (問題点を解決するための手段) 目的車輌の前輪側または後輪側の何れか一側を支持して
揚上するための昇降台を備えた牽引車輌と、目的車輌の
中間部を支持するための支持台、および目的車輌におけ
る後輪側または前輪側を受ける台車を用い、 前記昇降台に目的車輌の前輪側または後輪側を支持して
該目的車輌の一側を揚上した条件下で前記支持台を目的
車輌の重心位置を超えた他側部の位置に設定し、 次いで上記昇降台を降下して目的車輌の中間部を前記支
持台に支持させると共に目的車輌の他側部における後輪
または前輪を地表から離脱上昇せしめて前記台車を装入
し、 その後再び上記昇降台を上昇させ前記支持台の目的車輌
中間部に対する支持を解除すると共に該支持台を取外し
、そのまま又は前記昇降台を適宜に降下させ、目的車輌
の一側を該支持台に支持させた条件下で牽引車輌を発進
し、目的車輌を運搬する、 ことを特徴とした車輌運搬方法。
(作用) 目的車輌の前輪側または後輪側の何れか一側を支持して
揚上するための昇降台を備えた牽引車輌はそれ自体が高
さ2m以下のような一般的な乗用車レベルの低姿勢なも
のとして製作することができる。
目的車輌の前輪側または後輪側を支持して該目的車輌の
一側を揚上した条件下で支持台を目的車輌と路面のよう
な地表面との間に介装することにより該支持台の高さは
目的車輌の下縁と路面との間の高さを若干超えた非常に
低姿勢のものでよいこととなる。又このような支持台が
目的車輌の重心位置を超えた他側部の位置に設定される
ことにより、該目的車輌の揚上された一側部が降下され
ることによって他側部が自動的に揚上されることとなる
上記のようにして目的車輌の一側部を降下し、他側部を
揚上させることにより該他側部に設けられた後輪の如き
と路面などの地表面との間に台車の如きを装入するため
の間隔が形成される。
上述のようにして形成された路面の如き地表面と目的車
輌後輪の如きとの間に台車を装入してから前記昇降台を
降下することにより前記支持台が目的車輌の重心位置よ
り他側部分を支持することとなり、該他側部分、即ち後
輪側が路面のような地表から浮上離脱することとなり、
路面のような地表との間に台車を装入することのできる
間隔を後輪との間に形成する。
この状態で台車を後輪と路面のような地表面との間に装
入し、その後再び昇降台を上昇するならば後輪側の如き
が台車上に支持された状態で前輪側の如きが揚上するか
ら支持台による目的車輪中間部の支持関係が容易に解脱
される。
即ち上記のようにして支持台による目的車輌中間部の支
持が解脱されると目的車輌は台車と昇降台によって支持
されることとなり、支持台を容易に取出すことができる
と共に目的車輌は牽引車輌と台車によって円滑に運搬さ
れる状態となる。
(実施例) 上記したような本発明によるものの具体nJな実施態様
を添附図面に示すものについて説明すると、本発明にお
いては事故車、違反駐車車輌のような目的車輌を牽引し
て運搬する牽引車輌として好ましい1例は第1〜3図の
如くであって、−船釣乗用車と同じに高さが2m以下の
車体10における後尾部に牽引アーム11が第2図に示
すような枢着ピン16で起倒可能に取付けられ、該牽引
アーム11に枢子17で水平的に可動し得るよう連結ブ
ラケット12を連結し、該連結ブラケット12には車輪
受枠13を両側に対設した回動枠14が中間部において
回動可能に設けられている。前記した連結ブラケット1
2の背面には回動枠14の回動範囲を1806程度に規
制する係止塵15が設けられていて牽引アーム11を第
3図に示すように倒伏した場合に回動枠14は路面に平
行状となるようにされ、回動枠14の両側に設けられた
車輪受枠13の前端側には閉塞杆18が挿脱可能に設け
られ、即ち閉塞杆18の先端を回動枠14の中間部に形
成された受座14aにおける嵌合穴14bに挿着し、ピ
ン18aを受孔14Cに挿着することによって車輪受枠
13を閉塞するように成っている。なお牽引アーム11
は角管部材で形成された外管11aと内管11bより成
り、これらの両管11a、llbを連結ビンllcで連
結したもので、即ち牽引すべき目的車輌6の大きさ、型
式などにより内管11bに列設された挿入孔の何れかを
選んで連結ピン11cを挿入することにより、牽引アー
ム11の長さを適宜に調整し得るように成っている。
又前記した回動枠14は第2図に示すように牽引車輌1
の後面に格納添設し得るもので、外管11aに対し内管
11bを縮入させた状態で回動枠14を第3図の状態か
ら引き起し牽引アーム11上に重合すると止ピン19が
受座14eにおける挿入孔14dに挿嵌され、この状態
で第2図のように車台の中央に設けられたアーム2内の
第13図に示すような操作シリンダー5により牽引アー
ム11を起立させると回動枠14を車体側に折畳んだ状
態で格納され、牽引車輌1の荷台26には後述する支持
台7.7や台車8その他の機器、部材が搭載される。
前記アーム2はこの第1〜3図のような牽引車輌1の場
合においてクレーンアームとされたもので、即ち第2図
に示すように車台21を両分し、それら車台21.21
の間にクレーンアーム2がその両側に第14図に示す如
く設けられたクレーン操作シリンダー22で起倒可能に
設けられており、該クレーンアーム2の先端側において
L形に屈曲した部分20に前記した操作シリンダー5が
設けられていることは第13図の通りであり、第14図
に示すようにクレーン操作シリンダー22で起立した状
態でワイヤ3を併用することによりクレーン操作をなす
ことができる。なお上記のようなりレーン操作シリンダ
ー22によるクレーンアーム2の起倒に際しては前記車
台21.21に挟持ローラ23が第2図に示すように設
けられていて上記のようにL形に屈曲した先端側部分の
両側に挟持し円滑な起倒操作を行わしめると共に起立し
たクレーンアーム2を安定に保持する。
又前記のようなクレーンアーム2におけるL形層曲部に
は竪ロール24.24を第13図に示すように対設する
と共にその後方に水平ロール25を設け、水平ロール2
5を介して竪ロール24.24間に前記ワイヤ3を導い
たもので、該ワイヤ3の基端側はウィンチ(図示せず)
その他の牽引機構に連結され、その駆動によってワイヤ
3を操作するように成っている。ワイヤ3の先端は上記
したような牽引アーム11の先端部に導かれて吊上げ操
作を行うが、又前記した竪ロール24.24部分から引
出すことによって適宜に側方や斜め方向にもワイヤ3を
導出し、例えば道路の側方の田圃や側溝ないし水路など
に転落した車輌の如きであってもクレーンアーム2の起
倒操作などをも含めた操作で円滑に引上げ操作を行わし
め得る。
然し本発明の目的とする目的車輌の運搬操作自体はこの
ようなクレーンアーム2の操作やワイヤ3による操作を
必須要件とするものでないことは明かであり、このクレ
ーンアーム2が固定したままのものであっても本発明の
本来の目的を達し得る。実際の事故車輌は路上に整然と
存在するものでなく、路肩から転落しているような場合
も相当に発生し、斯うした場合においても上述したよう
な本発明の実施態様による牽引車輌1は1台または比較
的少い車輌数により有効に対処することができる。ワイ
ヤ掛けが車体塗装などを損傷する恐れのあることは明か
であるとしても転落車輌の如きにおいてはより大きい損
傷を受けているものであるから殊更に問題とすべきもの
はない。
前記のようなクレーンアーム2の両側に設けられた車台
21.21は牽引車輌1の全般をカバーするものでなく
、第2図に示すようにその一半部宛をカバーするもので
あるから適宜にこれを取外すことが可能である。即ち止
着子26で取付けられた各車台21を取外すことにより
該車台21.21の下部に設けられた各機構が完全状態
に露出することは明かであり、従ってその補修点検を容
易に実施し得ることは明白である。
ところで上記したような牽引車輌1に対し本発明では第
4図に示すような支持台7と、第5図に示すような台車
8を併用する。即ち支持台7は島状の台座70に対して
支持部71が昇降可能で、しかも傾動可能な連結部72
に取付けられたもの l であり、支持部71には溝部73の両側にゴム質のよう
な緩衝材74.74が取付けられ、溝部73に対し目的
車輌6の車体60における下縁を受入れてその両側を緩
衝材74.74で受は支持するように成っている。
又台車8は第5図に示すように1組の車輪受入枠80.
80の各外側に転輪81.81を設けると共にそれら受
入枠80の各内側に連結筒82を設け、これらの連結筒
82.82間に連結杆84を介装し連結ピン83によっ
て連結したもので、目的車輌6の車幅に即応した受入枠
80.80間の間隔を採らしめるように成っている。
上記したような牽引車輌lおよび支持台7と台車8によ
る目的車輌6の牽引方法は第6〜9図において段階的に
示す通りであって牽引車輌1においてその牽引アーム1
1を第3図に示すように路面に倒伏すると共に閉塞杆1
8を抜き取ると回動枠14の両側における車輪受枠13
はその前端側か開放されて目的車輌6の前輪61の如き
を受入れ可能となる。即ち前記した第3図に示すような
状態で牽引車輌1を目的車輌6に対し後退すると、第6
図に仮想線で示すように前輪61が各車輪受枠13.1
3に受入れられるからその後に閉塞杆18を挿着すると
各前輪61が受枠13に保持され、この状態で牽引アー
ム11を上昇させると第6図の実線のように目的車輌の
前輪側が路面から離れて揚上される。
この第6図のようにして目的車輌6の前輪側を揚上した
状態で前記した第5図のような支持台7を口約車輌6の
重心位置より少許後輪側の位置へ介装させ、次いで回動
枠14を降下して前輪61を接地すると第7図のように
なる。即ちこのように前輪61が接地すると後輪62部
分は車輌6の中間が支持台7で支持されていることから
路面より離脱桴上して第7図に示すような状態となるわ
けである。
このようにして第7図の状態を採ったならば第5図に示
すような台車8を前記後輪62部分の下方に搬入し、次
いで回動枠14を操作して前述した前輪61部分を再び
上昇すると、支持台7と車体6との間の保合支持が解脱
されるから第8図のようになる。この第8図のような前
輪61側上昇による支持台7との離脱桴上は前記のよう
に後輪62が台車8上に載架されていることから上述し
た支持台7の装入時における前輪側上昇量よりも僅かな
ものでよい。
上記のように支持台7による支持が解除されたならば、
そのまま牽引車輌1を走行して目的車輌6を運搬し得る
が、好ましくは第9図のように一旦上昇していた前輪6
1側を回動枠14の降下で両輪61.62が同じレベル
となる程度に降下させ(但し前輪61は接地しない)、
この第9図の状態で牽引走行することにより目的車輌6
を牽引車輌1と略同じ高さレベルとして容易に運搬する
ことができる。
なお前記したような目的車輌に対する運搬準備は、牽引
車輌1が現場に到達した後、夫々の条件下でそれなりに
変動するとしても一般的に1.5〜3分間に完了し得る
もので、この所要時間は従来一般のレッカー車における
牽引準備時間の少くとも数分、場合によっては10分以
上を必要とする場合に比し所要時間を大幅に短縮し得る
し、単に支持台、台車の装脱操作で足りるので簡易且つ
安全である。
又本発明によるものは、第10図以下に示すような態様
において実施することができる。即ち乗用車の如きであ
る目的車輌6を荷台91に載置することのできるトラッ
ク状の牽引車輌9を採用し、該牽引車輌9の後部に前記
したような牽引アーム11および回動枠14を設けるも
のであって、荷台91に対しては目的車輌6を誘導する
案内板ないし渡し板の如きを別に準備し、上記した支持
台7および台車8と共に現場に到達するように成ってい
る。又この牽引車輌9が特に高速道路などにおける事故
車処理を目的とする場合においては高さを殊更に制限す
る必要がなく、クレーン95などを装備し、事故車であ
る目的車輌6を前記渡し板などを利用して荷台91に引
上げ操作するようにしてよい。
つまり高速道路などにおける衝突事故は複数台R が同時に事故車として発生することが多く、このような
場合に複数台の事故車を共に運搬するようにされている
のがこの第10図から第12図の場合であって、荷台9
1に少くとも1台の事故車を積載した後において前記し
た牽引アーム11の回動枠14と、支持台7および台車
8を利用して更に別の事故車を目的車輌6として運搬す
るものである。然してその操作についてはその最終的目
的車輌9に関し第6図から第9図において説明したとこ
ろと同じに目的車輌6の前輪を回動枠14の車輪受枠1
3に受入れ、次いで支持台7を目的車輌6の車体中間部
(重心位置より適宜に後輪側)に介装し、その後に台車
8を目的車輌6の後輪位置に設定して該目的車輌6の運
搬可能状態とするものであるが、この第10図以下の場
合においては荷台91に事故車を積載するものであるこ
とから該荷台上に前記牽引アーム11の起倒操作機構を
設け、これを操作することができない条件下にある。そ
こで回動枠14は単に車体後尾に添設され伸長可能とさ
れただけのものとし、牽引車輌9における運転室90の
後部側方に車体上昇シリンダー92を設けると共に接地
台94を採用するもので、第11図に示すように接地台
94に対して上記シリンダー92のピストン92aを作
用させることによりこの第11図のように牽引車輌9の
前方部分を後方車輪を中心として浮上せしめ、それによ
って前記回動枠14を第12図に示すように接地するこ
とができる。即ちこの状態で目的車輌の前輪部分を回動
枠14の車輪受枠13に受入れ、次いでシリンダー92
を縮入することによって回動枠14を上昇して目的車輌
6の前輪側を上昇せしめ、斯うした目的車輌6の前輪側
上昇状態で支持台7を介装し、その後に再びシリンダー
92を伸長して牽引車輌9の前輪側を上昇させることに
より目的車輌の後輪側を浮上せしめ、台車8を路面と後
輪との間に介装することができる。
次いで牽引車輌9の前輪側をシリンダー9の縮入によっ
て接地させると目的車輌6の中間を支持していた支持台
7が車体下縁から離脱した状態となっており、従って支
持台7を取出し、接地台94と共に荷台91に積載する
ことによって運搬準備が完了する。
即ちこの第10〜12図の場合においては車体上昇シリ
ンダー92で目的車輌6に対する回動枠14の接地と支
持台7および台車8の介装をなすわけであるが該シリン
ダー92は接地台94を利用するのでその作動ストロー
クが短小となり、従って該シリンダ−92自体がコンパ
クト化されると共に作業の迅速性が図られることとなる
「発明の効果」 以上説明したような本発明によるときは故障車や駐車違
反車などの目的車輌を路面に近接した低姿勢な操作によ
り平易且つ迅速に運搬することができることは明かであ
って、必要な機器としても路面と車体との間に介装され
る低姿勢なものでよいから頗る小型なもので足りる特徴
があり、目的車輌が運転できない条件下においても適切
な運搬を行わしめることができ、更には前記のように地
表面において行い得るので、部材や機器の落下その他の
危険性は全くないこととなり安全な作業を行わしめるな
どの効果を有しており、その効果の大きい発明である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の技術的内容を示すものであって、第1図
は本発明の1つの実施態様を示した牽引車輌の側面図、
第2図はその後方から見た斜面図、第3図はその牽引ア
ームおよび回動枠部分の斜面図、第4図は支持台の斜面
図、第5図は台車の斜面図、第6図から第9図は本発明
による操作関係を段階的に示した各斜面図、第10図は
本発明による別の実施態様についての牽引車車体後尾部
分の斜面図、第11図はその車体上昇シリンダーによる
上昇状態の斜面図、第12図はその全体的な関係を示し
た斜面図、第13図はクレーンアームと牽引アーム部分
の斜面図、第14図はその操作状態の側面図である。 然してこれらの図面において、1は牽引車輌、2はクレ
ーンアーム、3はワイヤ、5は操作シリンダー、6は事
故車または駐車違反車などの目的車輌、7は支持台、8
は台車、9はトランク状の牽引車輌、11は牽引アーム
、llaはその外管、11bはその内管、12は連結ブ
ラケット、13は車輪受枠、14は回動枠、14aは受
座、14bは嵌合穴、14cは受孔、14dは挿入孔、
15は係止座、16は枢着ピン、18は閉塞杆、19は
止ピン、20はL形層曲部、21は車台、22はクレー
ン操作シリンダー、23は挾持ローラ、24は竪ロール
、25は水平ロール、61は目的車輌6における前輪、
62はその後輪、70は台座、71は支持部、72は連
結部、73は溝部、74は緩衝材、80は車輪受入枠、
81は転輪、82は連結筒、83は連結ピン、84は連
結杆、91は荷台、92は車体上昇シリンダー、94は
接地台を示すものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、目的車輌の前輪側または後輪側の何れか一側を支持
    して揚上するための昇降台を備えた牽引車輌と、目的車
    輌の中間部を支持するための支持台、および目的車輌に
    おける後輪側または前輪側を受ける台車を用い、 前記昇降台に目的車輌の前輪側または後輪側を支持して
    該目的車輌の一側を揚上した条件下で前記支持台を目的
    車輌の重心位置を超えた他側部の位置に設定し、 次いで上記昇降台を降下して目的車輌の中間部を前記支
    持台に支持させると共に目的車輌の他側部における後輪
    または前輪を地表から離脱上昇せしめて前記台車を装入
    し、 その後再び上記昇降台を上昇させ前記支持台の目的車輌
    中間部に対する支持を解除すると共に該支持台を取外し
    、そのまま又は前記昇降台を適宜に降下させ、目的車輌
    の一側を該支持台に支持させた条件下で牽引車輌を発進
    し、目的車輌を運搬する、 ことを特徴とした車輌運搬方法。 2、支持台を目的車輌の前後車輪間における両側に設定
    する特許請求の範囲第1項に記載の車輌運搬方法。 3、牽引車輌が高さ2m以下の車体を有し、該車体の後
    部に昇降台を折畳み可能に設け、該昇降台の折畳み格納
    状態で目的車輌に到達する特許請求の範囲第1項または
    第2項の何れか1つに記載の車輌運搬方法。 4、牽引車輌における長さ方向にそって車体中間部に起
    倒可能なクレーンアームを設け、該クレーンアームの両
    側に車台を装脱可能に設け、前記クレーンアームの先端
    部に目的車輌の一側を支持して揚上するための昇降台を
    有する牽引アームを起倒可能に設け、前記クレーンアー
    ムを起立して目的車輌を適切に操作すると共に上記昇降
    台を利用した目的車輌の支持揚上を行う特許請求の範囲
    第1項から第3項の何れか1つに記載の車輌運搬方法。 5、クレーンアームに牽引機構に接続されたワイヤを挿
    通し、上記クレーンアームに対向して設けられた竪ロー
    ルと水平ロールを介して前記ワイヤを導出し、該ワイヤ
    により目的車輌を牽引操作すると共に昇降台を利用した
    目的車輌の支持揚上を行う特許請求の範囲第4項に記載
    の車輌運搬方法。 6、牽引車輌が複数台からなる目的車輌の一方を載荷し
    得るトラック状車体を有し、該車体の前輪側に接地台を
    介して作動せしめられる車体上昇シリンダーを設けると
    共に後輪側端部に昇降台を突出して設け、前記した車体
    上昇シリンダーの操作で上記車体の前輪側を上昇させる
    と共に前記昇降台を接地状態としして目的車輌の一側を
    該昇降台上に受入れる特許請求の範囲第1項または第2
    項の何れか1つに記載の車輌運搬方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5906386A (en) * 1996-03-11 1999-05-25 Baker; Ronald T. Vehicle tow arrangement including rear wheel support and method of tow
KR20030046825A (ko) * 2001-12-06 2003-06-18 최병오 견인차량용 견인장치
KR100858866B1 (ko) * 2006-08-04 2008-09-16 황승하 조립식 견인장치 및 방법
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