JPH01132026A - 蛍光ランプの製造方法 - Google Patents
蛍光ランプの製造方法Info
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- JPH01132026A JPH01132026A JP28960987A JP28960987A JPH01132026A JP H01132026 A JPH01132026 A JP H01132026A JP 28960987 A JP28960987 A JP 28960987A JP 28960987 A JP28960987 A JP 28960987A JP H01132026 A JPH01132026 A JP H01132026A
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Landscapes
- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は複数の直管部を有し、その内部が連通部を介し
て1本の放電路に形成されたバルブを有する蛍光ランプ
を製造する方法において、バルブを加熱する際連通部に
割れや変形を生じないようにする方法で、特に大出力の
U字形またはU字形の蛍光ランプの製造に適する。
て1本の放電路に形成されたバルブを有する蛍光ランプ
を製造する方法において、バルブを加熱する際連通部に
割れや変形を生じないようにする方法で、特に大出力の
U字形またはU字形の蛍光ランプの製造に適する。
(従来の技術)
近年、直管状ガラスバルブ素体の中間部をわん曲させて
U字形に構成したバルブを有するU字形蛍光ランプや2
本の直管状ガラスバルブ素体の中間部を連結してU字形
に構成したバルブを有するU字形蛍光ランプが普及して
来た。このような蛍光ランプを製造するには、バルブ素
体に蛍光膜を形成してからバルブに成形する先塗り法と
、バルブ素体をバルブに成形してから蛍光膜を形成する
後塗り法とが知られている。そうして、このようにして
得られたバルブの両端部にフィラメントをマウントした
ステムを封着し、そののちバルブを加熱しながら排気し
、始動ガスと水銀(またはアマルガム)とを充填して封
止して所望の蛍光ランプに構成する。
U字形に構成したバルブを有するU字形蛍光ランプや2
本の直管状ガラスバルブ素体の中間部を連結してU字形
に構成したバルブを有するU字形蛍光ランプが普及して
来た。このような蛍光ランプを製造するには、バルブ素
体に蛍光膜を形成してからバルブに成形する先塗り法と
、バルブ素体をバルブに成形してから蛍光膜を形成する
後塗り法とが知られている。そうして、このようにして
得られたバルブの両端部にフィラメントをマウントした
ステムを封着し、そののちバルブを加熱しながら排気し
、始動ガスと水銀(またはアマルガム)とを充填して封
止して所望の蛍光ランプに構成する。
(発明が解決しようとする問題点)
このようなU字形やN字形の蛍光ランプを製造するには
、通常、蛍光膜の焼成工程と排気工程とにおいてバルブ
が加熱される。ところが、バルブのわん曲部や連結部に
は成形の際内部歪みが残留することがあり、またこれら
部分において局部的に肉厚が異なる場合がある。このよ
うなバルブを上述の焼成や排気のように加熱する場合、
わん曲部や連結部に割れや変形を生じることがある。
、通常、蛍光膜の焼成工程と排気工程とにおいてバルブ
が加熱される。ところが、バルブのわん曲部や連結部に
は成形の際内部歪みが残留することがあり、またこれら
部分において局部的に肉厚が異なる場合がある。このよ
うなバルブを上述の焼成や排気のように加熱する場合、
わん曲部や連結部に割れや変形を生じることがある。
このような加熱に伴う障害はM字形、N字形、ダブルU
字形など複数の直管部を有し内部が連通部を介して1本
の放電路に形成されたバルブを有する蛍光ランプの製造
工程においてはしばしば発生する。
字形など複数の直管部を有し内部が連通部を介して1本
の放電路に形成されたバルブを有する蛍光ランプの製造
工程においてはしばしば発生する。
(問題点を解決するための手段)
本発明は複数の直管部を有し、その内部が連通部を介し
て1本の放電路に形成されたバルブを有する蛍光ランプ
を製造する方法において、バルブを加熱する際連通部の
温度を他の部位の通常の加熱温度よりも低く維持する加
熱工程を有することによりバルブに割れや変形の発生を
減少させる方法である。
て1本の放電路に形成されたバルブを有する蛍光ランプ
を製造する方法において、バルブを加熱する際連通部の
温度を他の部位の通常の加熱温度よりも低く維持する加
熱工程を有することによりバルブに割れや変形の発生を
減少させる方法である。
(作用)
直管部相互を連通ずるわん曲部や連結部などはその形成
時に多少の内部歪みや局部的肉厚差が存在することがあ
る。しかし、加熱を伴う工程において、連通部の加熱温
度を低く維持すれば内部歪みがほとんど顕在化せず、ま
た肉厚差による新たな歪みもほとんど生じないので、割
れや変形の発生が少なくなる。
時に多少の内部歪みや局部的肉厚差が存在することがあ
る。しかし、加熱を伴う工程において、連通部の加熱温
度を低く維持すれば内部歪みがほとんど顕在化せず、ま
た肉厚差による新たな歪みもほとんど生じないので、割
れや変形の発生が少なくなる。
(実施例)
本発明の詳細を下記の各実施例によって説明する。
実施例1
本実施例はU字形バルブに後塗り法で蛍光膜を形成する
もので、その詳細を第1図ないし第6図に示す。まず、
第1図に示すように、両端が開口した直管形ガラスバル
ブ素体(11)を中間で曲成して、1端面(12)、
(12)が開口し、2本の直管部(13)、 (13)
が連通部の1種であるわん曲部(14)を介して連通し
た1本の放電路(15)を有するバルブ■に構成する。
もので、その詳細を第1図ないし第6図に示す。まず、
第1図に示すように、両端が開口した直管形ガラスバル
ブ素体(11)を中間で曲成して、1端面(12)、
(12)が開口し、2本の直管部(13)、 (13)
が連通部の1種であるわん曲部(14)を介して連通し
た1本の放電路(15)を有するバルブ■に構成する。
ついで、第2図に示すように、通常の方法においてバル
ブ■の内面換言すれば放電路(15)の壁面に1蛍光体
塗膜(21)を形成し、かつ開口端(12) 、 (1
2)近傍のバルブ■内面の塗膜(21)を除去する。つ
いで、第3図に示すように、塗膜(21)を形成したバ
ルブ■を電気炉■内に収容し、炉■内に均一に配設され
た電熱線(31)によってバルブ■全体を通常のベーキ
ング温度より若干低い525℃の温度で均一に加熱し、
約10分間この温度に保つ。すると、蛍光体塗膜(21
)は蛍光膜■になる。
ブ■の内面換言すれば放電路(15)の壁面に1蛍光体
塗膜(21)を形成し、かつ開口端(12) 、 (1
2)近傍のバルブ■内面の塗膜(21)を除去する。つ
いで、第3図に示すように、塗膜(21)を形成したバ
ルブ■を電気炉■内に収容し、炉■内に均一に配設され
た電熱線(31)によってバルブ■全体を通常のベーキ
ング温度より若干低い525℃の温度で均一に加熱し、
約10分間この温度に保つ。すると、蛍光体塗膜(21
)は蛍光膜■になる。
そこで、第4図に示すように、バルブ■の両開口端(1
2)、 (12)をフィラメント(41)をマウントし
排気管(42)を有するステム(イ)で封止する。そう
して、第5図に示すように、電気炉■内に収容して排気
管(42)を排気口(32)に接続して、直管部(13
) 。
2)、 (12)をフィラメント(41)をマウントし
排気管(42)を有するステム(イ)で封止する。そう
して、第5図に示すように、電気炉■内に収容して排気
管(42)を排気口(32)に接続して、直管部(13
) 。
(13)を約450℃に、わん曲部(14)を約400
℃に加熱して排気し、始動ガスと水銀とを充填して排気
管(42)を封切する。この排気工程において加熱温度
に差をつける方法はたとえば、バルブ(ト)をわん曲部
(14)が下側になるようにして保持し、炉■の上部に
配設された電熱線(31)によって加熱して直管部(1
3)よりもわん曲部(14)の温度が低くなるようにす
ればよい。このようにして、排気し封切すれば第6図に
示す封止ランプが得られる。
℃に加熱して排気し、始動ガスと水銀とを充填して排気
管(42)を封切する。この排気工程において加熱温度
に差をつける方法はたとえば、バルブ(ト)をわん曲部
(14)が下側になるようにして保持し、炉■の上部に
配設された電熱線(31)によって加熱して直管部(1
3)よりもわん曲部(14)の温度が低くなるようにす
ればよい。このようにして、排気し封切すれば第6図に
示す封止ランプが得られる。
この製造方法によれば、第3図に示したベーキング工程
において、バルブ■全体を通常のベーキング温度よりも
低い温度で長時間加熱するので、仮りにわん曲部(14
)’に内部歪みが存在したとしてもこれが顕在化するこ
とがなく、また仮りにわん曲部(14)の外周側と内周
側とで肉厚が相違していてもこのため新たな歪みが発生
することもなく。
において、バルブ■全体を通常のベーキング温度よりも
低い温度で長時間加熱するので、仮りにわん曲部(14
)’に内部歪みが存在したとしてもこれが顕在化するこ
とがなく、また仮りにわん曲部(14)の外周側と内周
側とで肉厚が相違していてもこのため新たな歪みが発生
することもなく。
したがって、ベーキングによってわん曲部(14)に割
れや変形の発生が極めて少ない。しかもベーキングには
何んの支障もない。
れや変形の発生が極めて少ない。しかもベーキングには
何んの支障もない。
また、第5図に示した排気工程において、わん曲部(1
4)の加熱温度を直管部(13)を含むその他の部位の
通常の加熱温度よりも低く保って排気するので、ベーキ
ング工程と同様内部歪みが存在したとしても顕在化する
ことがなく、また肉厚差が存在しても新たな歪みが発生
することがなく、シかも、排気時間さえ充分に掛ければ
脱ガスに支障がない。
4)の加熱温度を直管部(13)を含むその他の部位の
通常の加熱温度よりも低く保って排気するので、ベーキ
ング工程と同様内部歪みが存在したとしても顕在化する
ことがなく、また肉厚差が存在しても新たな歪みが発生
することがなく、シかも、排気時間さえ充分に掛ければ
脱ガスに支障がない。
実施例2
本実施例はU字形バルブに後塗り法で蛍光膜を形成する
もので、特徴のある工程を第7図に示し。
もので、特徴のある工程を第7図に示し。
その他の工程は実施例1の図面を援用し、かつ同一部分
には同一符号を付して理解を容易にする。
には同一符号を付して理解を容易にする。
まず、第1図に示したと同様、端面(12)、 (12
)が開口し、2本の直管部(13)、 (13)が連通
部の1種であるわん曲部(14)を介して連通した1本
の放電路(15)を有するバルブ■を用意する。
)が開口し、2本の直管部(13)、 (13)が連通
部の1種であるわん曲部(14)を介して連通した1本
の放電路(15)を有するバルブ■を用意する。
ついで、第2図に示したと同様、バルブ■の内面に蛍光
体塗膜(21)を形成し、かつ開口端(12) 。
体塗膜(21)を形成し、かつ開口端(12) 。
(12)近傍の塗膜を除去する。しかして、本実施例に
おいては、蛍光体塗膜(21)の膜厚がわん曲部(14
)において特に薄く形成されていることが特徴で、この
ような塗膜(21)を得る方法としてはバルブ■の開口
端(12)、 (12)を下向きにして時間を掛けてゆ
っくり乾燥し、この乾燥過程で塗膜(21)を適当に流
下させればよい。そうして、第7図に示すように、バル
ブ■を電気炉■に収容しわん曲部(14)が下側になる
ように保持し、炉0内の上部に配設された電熱線(32
)によって直管部(13)を通常のベーキング温度であ
る約525℃、わん曲部(14)をこれより低い約45
0℃の温度で約15分間加熱してベーキングし、塗膜(
21)を蛍光膜■に変成する。
おいては、蛍光体塗膜(21)の膜厚がわん曲部(14
)において特に薄く形成されていることが特徴で、この
ような塗膜(21)を得る方法としてはバルブ■の開口
端(12)、 (12)を下向きにして時間を掛けてゆ
っくり乾燥し、この乾燥過程で塗膜(21)を適当に流
下させればよい。そうして、第7図に示すように、バル
ブ■を電気炉■に収容しわん曲部(14)が下側になる
ように保持し、炉0内の上部に配設された電熱線(32
)によって直管部(13)を通常のベーキング温度であ
る約525℃、わん曲部(14)をこれより低い約45
0℃の温度で約15分間加熱してベーキングし、塗膜(
21)を蛍光膜■に変成する。
ついで、第4図に示したと同様、蛍光膜■を形成したバ
ルブ■の両開口端(12)、 (12)にフィラメント
(41)、 (41)をマウントし排気管(42) 、
(42)を有するステム(イ)を封着し、第5図に示
したと同様な電気炉■内で実施例1と同様にわん曲部(
14)の温度を他の部位よりも低く保ちながら排気し、
始動ガスと水銀とを充填して封切すれば第6図に示した
と同様な封止ランプが得られる。
ルブ■の両開口端(12)、 (12)にフィラメント
(41)、 (41)をマウントし排気管(42) 、
(42)を有するステム(イ)を封着し、第5図に示
したと同様な電気炉■内で実施例1と同様にわん曲部(
14)の温度を他の部位よりも低く保ちながら排気し、
始動ガスと水銀とを充填して封切すれば第6図に示した
と同様な封止ランプが得られる。
本実施例製造方法において、わん曲部(14)の温度を
他の部位の通常のベーキング温度よりも低い温度に保っ
てベーキングを行なったので、この工程においてわん曲
部(14)の内部歪みや肉厚不均一に起因するわん曲部
(14)の割れや変形の発生が極めて少ない。同様に、
排気工程においてもわん曲部(14)の温度を他の部位
の通常の排気温度よりも低い温度に保って処理するので
、わん曲部(14)の内部歪みや肉厚不均一に起因する
割れや変形の発生が極めて少ない。
他の部位の通常のベーキング温度よりも低い温度に保っ
てベーキングを行なったので、この工程においてわん曲
部(14)の内部歪みや肉厚不均一に起因するわん曲部
(14)の割れや変形の発生が極めて少ない。同様に、
排気工程においてもわん曲部(14)の温度を他の部位
の通常の排気温度よりも低い温度に保って処理するので
、わん曲部(14)の内部歪みや肉厚不均一に起因する
割れや変形の発生が極めて少ない。
実施例3
本実施例はU字形バルブに後塗り法で蛍光膜を形成する
もので、その詳細を第8図ないし第14に示す、まず、
第8図に示すように、1端(12) 、 (12)が開
口し他端(16)、 (16)が閉塞した直管部(13
)を有する2本のバルブ素体(11) 、 (11)を
閉塞端(16)。
もので、その詳細を第8図ないし第14に示す、まず、
第8図に示すように、1端(12) 、 (12)が開
口し他端(16)、 (16)が閉塞した直管部(13
)を有する2本のバルブ素体(11) 、 (11)を
閉塞端(16)。
(16)から若干能れた位置を吹き破って連結して連通
部の1種である連結部(17)を形成し、この連通部を
介して1本に連続した放電路(15)を形成してなるガ
ラスバルブ(ト)を用意する。
部の1種である連結部(17)を形成し、この連通部を
介して1本に連続した放電路(15)を形成してなるガ
ラスバルブ(ト)を用意する。
ついで、第9図に示すように、バルブ(ト)を開口端Q
2)、 (12)が下向きになるように保持し、両開口
端(12)、 (12)に給液管(52)と排液管(5
2)とを並設した2個のゴム栓0.■をそれぞれ装着す
る。
2)、 (12)が下向きになるように保持し、両開口
端(12)、 (12)に給液管(52)と排液管(5
2)とを並設した2個のゴム栓0.■をそれぞれ装着す
る。
しかして、このゴム栓■において、給液管(51)はゴ
ム栓0の内面ぎりぎりに短く形成され、排液管(52)
はその先端が連結部(17)の若干下方まで延在してい
る。そうして、給液管(51)から蛍光体けん濁液(2
2)を注入し、過剰分を排液管(52)から排出する。
ム栓0の内面ぎりぎりに短く形成され、排液管(52)
はその先端が連結部(17)の若干下方まで延在してい
る。そうして、給液管(51)から蛍光体けん濁液(2
2)を注入し、過剰分を排液管(52)から排出する。
ついで、けん濁液(22)の注入を止め、バルブω内の
液(22)を給液管(51)から排出してからゴム栓0
.(へ)を取去れば第10図に示すように塗膜(21)
が形成される。そこで、開口端(12)、 (12)近
傍の塗膜(21)を除去する。すると、第10図に見ら
れるとおり、バルブ(ト)の直管部(13)の内面のう
ち開口端(12)、 (12)近傍と連結部(17)近
傍の部分を除いて蛍光体塗膜(21)が形成されている
。
液(22)を給液管(51)から排出してからゴム栓0
.(へ)を取去れば第10図に示すように塗膜(21)
が形成される。そこで、開口端(12)、 (12)近
傍の塗膜(21)を除去する。すると、第10図に見ら
れるとおり、バルブ(ト)の直管部(13)の内面のう
ち開口端(12)、 (12)近傍と連結部(17)近
傍の部分を除いて蛍光体塗膜(21)が形成されている
。
ついで、第11図に示すように、塗膜(21)を形成し
たバルブ■を電気炉■に収容する。この電気炉■は底面
に開口(33)を有し、内部には電熱線(31)が張設
されている。そうして、バルブωは閉塞端(16)、、
(16)を下向にして支持され、閉塞端(16) 。
たバルブ■を電気炉■に収容する。この電気炉■は底面
に開口(33)を有し、内部には電熱線(31)が張設
されている。そうして、バルブωは閉塞端(16)、、
(16)を下向にして支持され、閉塞端(16) 。
(16)から連結部(17)まで開口(33)から下方
に露出している。そうして、連結部(17)から下方部
分を除くバルブ(ト)の各部を通常のベーキング温度に
加熱してベーキングを行なう。すると、塗膜(21)は
焼成されて蛍光膜■になる。
に露出している。そうして、連結部(17)から下方部
分を除くバルブ(ト)の各部を通常のベーキング温度に
加熱してベーキングを行なう。すると、塗膜(21)は
焼成されて蛍光膜■になる。
そこで、第12図に示すように、バルブ■の両開口端(
12) 、 (12)をフィラメント(41) 、 (
41)をマウントし排気管(42)を有するステム(イ
)で封止する。そうして、第13図に示すように、電気
炉■内に連結部(17)が下側になるように収納して排
気管(42)を排気口(32)に接続し、第5図と同様
、炉■内の上部に張設された電熱線(31)に通電して
上下に温度差をつけ、連結部(17)の温度を直管部(
13)の通常の排気温度よりも低く維持して排気し、始
動ガスと水銀とを充填して排気管(42)を封切する。
12) 、 (12)をフィラメント(41) 、 (
41)をマウントし排気管(42)を有するステム(イ
)で封止する。そうして、第13図に示すように、電気
炉■内に連結部(17)が下側になるように収納して排
気管(42)を排気口(32)に接続し、第5図と同様
、炉■内の上部に張設された電熱線(31)に通電して
上下に温度差をつけ、連結部(17)の温度を直管部(
13)の通常の排気温度よりも低く維持して排気し、始
動ガスと水銀とを充填して排気管(42)を封切する。
こうして、第14図に示す封止ランプが得られる。
この実施例3においては、第11図に示したベーキング
工程において、連結部(17)をほとんど加熱しないの
で、仮りに連結部(17)に内部歪みが存在したとして
もこれが顕在化することがなく、また仮りに連結部(1
7)に局部的な肉厚差が存在したとしても、このため新
たな歪みが発生することがなく、シたがって割れや変形
の発生が極めて少ない。
工程において、連結部(17)をほとんど加熱しないの
で、仮りに連結部(17)に内部歪みが存在したとして
もこれが顕在化することがなく、また仮りに連結部(1
7)に局部的な肉厚差が存在したとしても、このため新
たな歪みが発生することがなく、シたがって割れや変形
の発生が極めて少ない。
さらに、第13図に示した排気工程は第5図に示した実
施例1と同様、連結部(17)の加熱温度を直管部(1
3)よりも低く保って排気するので、割れや変形が発生
することがない6 実施例4 本実施例はH字形バルブに先塗り法で蛍光膜を形成する
もので、特徴のある工程を第15図ないし第17図に示
す。まず、第15図に示したように1端(12)、(1
2)が開口し他端(16) 、 (16)が閉塞した直
管状バルブ素体(11)、 (11)を2本用意し、開
口端(12)、(12)近傍と閉塞端(16) 、 (
16)から若干能れた連結予定部とを除く直管部(13
)の内面に蛍光体けん濁液を塗布し焼成して蛍光膜■、
■を形成する。
施例1と同様、連結部(17)の加熱温度を直管部(1
3)よりも低く保って排気するので、割れや変形が発生
することがない6 実施例4 本実施例はH字形バルブに先塗り法で蛍光膜を形成する
もので、特徴のある工程を第15図ないし第17図に示
す。まず、第15図に示したように1端(12)、(1
2)が開口し他端(16) 、 (16)が閉塞した直
管状バルブ素体(11)、 (11)を2本用意し、開
口端(12)、(12)近傍と閉塞端(16) 、 (
16)から若干能れた連結予定部とを除く直管部(13
)の内面に蛍光体けん濁液を塗布し焼成して蛍光膜■、
■を形成する。
ついで、第6図に示すように、両バルブ素体(11)、
(11)の連結予定部を吹き破って接続して連通部の
1種である連結部(17)、 (17)を形成して、こ
のようにして形成された連通部を介して1本の連続した
放電路(15)を有するバルブ■に構成する。
(11)の連結予定部を吹き破って接続して連通部の
1種である連結部(17)、 (17)を形成して、こ
のようにして形成された連通部を介して1本の連続した
放電路(15)を有するバルブ■に構成する。
そうして、両開口端(12) 、 (12)をフィラメ
ント(41)、(41)をマウントしかつ排気管(42
) 、 (42)を有するステム(イ)、 (14)で
閉塞する。
ント(41)、(41)をマウントしかつ排気管(42
) 、 (42)を有するステム(イ)、 (14)で
閉塞する。
そうして、17図に示すように、このステム(へ)を封
着したバルブ■を電気炉■に収容して排気する。
着したバルブ■を電気炉■に収容して排気する。
この電気炉■は第11図に示したものと同様、底面に開
口(33)を有し、内部には電熱線(31)が張設され
ている。そうして、バルブ■は閉塞端(16) 、 (
16)を下向きにして支持され、閉塞端(16)、 (
16)から連結部(17)まで開口(33)から下方に
露出している。
口(33)を有し、内部には電熱線(31)が張設され
ている。そうして、バルブ■は閉塞端(16) 、 (
16)を下向きにして支持され、閉塞端(16)、 (
16)から連結部(17)まで開口(33)から下方に
露出している。
そうして、排気管(42)を排気口(32)に装着し、
通常の排気温度に加熱しながら排気し、始動ガスと水銀
とを充填して排気管(42)を封切すれば第(14)図
に示したと同様な封止ランプが得られる。
通常の排気温度に加熱しながら排気し、始動ガスと水銀
とを充填して排気管(42)を封切すれば第(14)図
に示したと同様な封止ランプが得られる。
この実施例4においても、排気工程において、連結部(
17)を加熱しないので、仮りに連結部(17)に内部
歪みや肉厚差が存在しても、これに起因する割れや変形
が極めて少ない。
17)を加熱しないので、仮りに連結部(17)に内部
歪みや肉厚差が存在しても、これに起因する割れや変形
が極めて少ない。
なお、本発明は上述の4実施例に限らず、たとえばU字
形バルブ素体を2本同−平面上に連結してなるM字形蛍
光ランプ、3本または4本の直管形バルブ素体を同一平
面上に連結してなるN字形やM字形の蛍光ランプ、さら
にこれらU字形バルブ素体や直管形バルブ素体を各直管
部が正方形の頂点に位置して並列するように連通してな
るダブルU字形蛍光ランプあるいはダブルH字形蛍光ラ
ンプなどにも適用できる。
形バルブ素体を2本同−平面上に連結してなるM字形蛍
光ランプ、3本または4本の直管形バルブ素体を同一平
面上に連結してなるN字形やM字形の蛍光ランプ、さら
にこれらU字形バルブ素体や直管形バルブ素体を各直管
部が正方形の頂点に位置して並列するように連通してな
るダブルU字形蛍光ランプあるいはダブルH字形蛍光ラ
ンプなどにも適用できる。
さらに、本発明の蛍光ランプにおいては、蛍光膜の下地
に金属酸化物からなる保護膜を形成してもよく、この保
護膜形成工程においてバルブを加熱するときは前述の諸
実施例と同様、連通部の温度を他の部位の通常の加熱温
度よりも低く維持すればよい。
に金属酸化物からなる保護膜を形成してもよく、この保
護膜形成工程においてバルブを加熱するときは前述の諸
実施例と同様、連通部の温度を他の部位の通常の加熱温
度よりも低く維持すればよい。
このように、本発明の蛍光ランプの製造方法は、複数の
直管部を有し、その内部が連通部を介して1本の放電路
に形成されたバルブを有する蛍光ランプを製造する方法
において、バルブを加熱する際上記連通部の温度を他の
部位の通常の加熱温度よりも低く維持する加熱工程を有
するので、仮りに連通部に内部歪みが存在してもこれが
加熱によって顕在化することがなく、また仮りに連通部
およびその近傍の部分にガラスの肉厚差が存在しても加
熱によって新たな歪みを生じることがなく、したがって
バルブ加熱に際し、連通部に割れや変形を生じることが
極めて少ない利点がある。
直管部を有し、その内部が連通部を介して1本の放電路
に形成されたバルブを有する蛍光ランプを製造する方法
において、バルブを加熱する際上記連通部の温度を他の
部位の通常の加熱温度よりも低く維持する加熱工程を有
するので、仮りに連通部に内部歪みが存在してもこれが
加熱によって顕在化することがなく、また仮りに連通部
およびその近傍の部分にガラスの肉厚差が存在しても加
熱によって新たな歪みを生じることがなく、したがって
バルブ加熱に際し、連通部に割れや変形を生じることが
極めて少ない利点がある。
第1図ないし第6図は本発明の蛍光ランプの製造方法の
第1の実施例を工程順に説明する説明図、第7図は第2
の実施例の特徴ある工程を説明する説明図、第8図ない
し第14図は第3の実施例を工程順に説明する説明図、
第15図ないし第17図は第4の実施例のうち特徴ある
3工程を工程順に説明する説明図である。 ■・・・バルブ (11)・・・バルブ素
体(12)・・・開口端 (13)・・・直
管部(14)・・・連通部の1種であるわん曲部(15
)・・・放電路 (16)・・・閉塞端(1
7)・・・連通部の1種である連結部■・・・蛍光膜
(21)・・・蛍光体塗膜(22)・・・
蛍光体けん濁液 (3)・・・電気炉(31)・・・
電熱線 (32)・・・排気口(33)・・
・開口 ■・・・ステム(41)・・・フ
ィラメント (42)・・・排気管■・・・ゴム栓
(51)・・・給液管(52)・・・排
液管
第1の実施例を工程順に説明する説明図、第7図は第2
の実施例の特徴ある工程を説明する説明図、第8図ない
し第14図は第3の実施例を工程順に説明する説明図、
第15図ないし第17図は第4の実施例のうち特徴ある
3工程を工程順に説明する説明図である。 ■・・・バルブ (11)・・・バルブ素
体(12)・・・開口端 (13)・・・直
管部(14)・・・連通部の1種であるわん曲部(15
)・・・放電路 (16)・・・閉塞端(1
7)・・・連通部の1種である連結部■・・・蛍光膜
(21)・・・蛍光体塗膜(22)・・・
蛍光体けん濁液 (3)・・・電気炉(31)・・・
電熱線 (32)・・・排気口(33)・・
・開口 ■・・・ステム(41)・・・フ
ィラメント (42)・・・排気管■・・・ゴム栓
(51)・・・給液管(52)・・・排
液管
Claims (3)
- (1)複数の直管部を有し、その内部が連通部を介して
1本の放電路に形成されたバルブを有する蛍光ランプを
製造する方法において、バルブを加熱する際上記連通部
の温度を他の部位の通常の加熱温度よりも低く維持する
加熱工程を有することを特徴とする蛍光ランプの製造方
法。 - (2)他の部位はバルブの直管部であることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の蛍光ランプの製造方法。 - (3)連通部はバルブのわん曲部または隣接したバルブ
相互を連結した連結部であることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の蛍光ランプの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28960987A JPH01132026A (ja) | 1987-11-18 | 1987-11-18 | 蛍光ランプの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28960987A JPH01132026A (ja) | 1987-11-18 | 1987-11-18 | 蛍光ランプの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01132026A true JPH01132026A (ja) | 1989-05-24 |
Family
ID=17745455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28960987A Pending JPH01132026A (ja) | 1987-11-18 | 1987-11-18 | 蛍光ランプの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01132026A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006344574A (ja) * | 2005-05-09 | 2006-12-21 | Senseki Koden Kagi Kofun Yugenkoshi | 多重湾曲型冷陰極管の製造方法およびその構造 |
US8837609B2 (en) | 2006-10-24 | 2014-09-16 | Qualcomm Incorporated | Guard independent signal mapping |
-
1987
- 1987-11-18 JP JP28960987A patent/JPH01132026A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006344574A (ja) * | 2005-05-09 | 2006-12-21 | Senseki Koden Kagi Kofun Yugenkoshi | 多重湾曲型冷陰極管の製造方法およびその構造 |
US8837609B2 (en) | 2006-10-24 | 2014-09-16 | Qualcomm Incorporated | Guard independent signal mapping |
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