JPH01131795A - 掘削機の散水装置 - Google Patents

掘削機の散水装置

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JPH01131795A
JPH01131795A JP29036187A JP29036187A JPH01131795A JP H01131795 A JPH01131795 A JP H01131795A JP 29036187 A JP29036187 A JP 29036187A JP 29036187 A JP29036187 A JP 29036187A JP H01131795 A JPH01131795 A JP H01131795A
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JP
Japan
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water
valve plate
side valve
fixed
shaft
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JP29036187A
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English (en)
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JPH0528319B2 (ja
Inventor
Kazutoki Tsuji
辻 和時
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Mitsui Miike Machinery Co Ltd
Mitsui Miike Engineering Corp
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Mitsui Miike Machinery Co Ltd
Mitsui Miike Engineering Corp
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Publication date
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  • Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)
  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ピックによる切削と圧力水による切削とを
併用して岩石類を高能率で切削する掘削機の散水装置の
改良に関する。
〔従来の技術〕
従来、超高圧水によって岩石にスリットを作り、次いで
ピック式またはローラ式切削具により切削してピックま
たは切削具の切削効率を向上させる装置(−例として特
公昭59−27836号公報)が公知であるが、しかし
これらの装置は第5図に示すように複数の掘削ピック1
を備えた掘削ドラム2の駆動軸3には給水孔4が穿設さ
れていて圧力水は掘削ドラム2内の通水路を通って掘削
ピック1に向かって噴射ノズル5から噴射される。一方
、図示しないドラム駆動用原動機からの駆動力を減速す
る減速機6の出力軸7は中継軸部8と噛合していて回転
力を伝動する。
そして、中継軸部8の先端歯部8aはドラム駆動軸3の
スプライン軸部3aとスプライン結合しており、軸方向
が摺動可能で、かつ出力軸7の回転を駆動軸3に伝動す
る。
そして、中継軸部8の外周には掘削ドラム2と共に移動
する内筒12及び外筒14が設けられており、内筒12
と外筒14の間には減速機6に固設された固定筒13が
介在しており、図示しない油圧シリンダによる掘削ドラ
ム2の伸縮の際のガイドの役をしている。
一方、減速機6の出力軸7を貫通し、フランジ9bによ
って一体に設けられている給水管9の先端部9aは掘削
ドラム2の駆動軸3の後部に穿設された通孔10に嵌挿
されている。そして、この通孔10の後端部に切られた
リング状溝にバッキング11が嵌着されており、通孔1
0内に嵌挿されている給水管9の先端部9aを水密に保
持しており、給水管9中の圧力水は漏水することがなく
、駆動軸3の給水孔4及び通水路15を通って噴射ノズ
ル5から散水される。
この場合の高圧水の水圧約2000kg/cd以上。
ノズル径0.5on程度で、これによって作られるスリ
ットの巾は約1rrn、深さは多くて約10nn+が限
度である。そのためスリットの形成とピックまたは切削
具による切裁との相乗効果も量的にはあまり大きなもの
でなく、また超高圧水を噴射する場合は、超高圧水流路
の早期摩耗その他殺計上困難な問題があり、また全ての
ピックに超高圧水を供給するため散水量が大きく下盤が
泥土化し1作業環境が悪化するという欠点があった。
そこで、特開昭57−190893号公報に記載された
高圧水併用切削機のように切削進行方向に位置するノズ
ルからのみ高圧水を噴射させるように働く切削進行側給
水装置を介して高圧水を供給し1作業環境の改善をはか
ったものが知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前記特開昭57−190893号に記載
された高圧水併用切削機は掘削ドラム周囲方向に並ぶノ
ズルに対しそれぞれ独立して高圧水を供給するための多
数の分岐送水路が設けられ、その分岐送水路は、切削進
行方向に位置するノズルからのみ高圧水を噴射させるよ
うに働く切削進行側給水装置を介して支持台上の高圧水
供給装置に接続されているために構造が複雑な上に、掘
削現場においては粉塵などによってうまく作動しないと
いう問題があった。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、簡単
な構造で確実に目的のノズルのみに圧力水を給水でき大
幅に散水量を低減できる掘削機の散水装置を提供するこ
とを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記の目的を達成するために、駆動装置により
回転される駆動軸の前端部に固定された掘削ドラムの周
囲に掘削ドラム周囲方向に間隔をおいて配置された多数
のピックと、そのピックの刃先部に近接する位置を通る
ように圧力水を噴射するための多数の圧力水噴射用ノズ
ルとが取付けられた掘削機用散水装置において、前記駆
動軸内に設けられた給水軸の先端部に固定側の弁板を固
設したピストンを装着し、該弁板に対向してカッタヘッ
ドに固設し前記それぞれの噴射用ノズルに送水する分岐
送水路に連通した回転側弁板を摺動可能に当接させ、回
転する掘削ドラムの一定角度範囲にある圧力水噴射用ノ
ズルのみに圧力水を供給することを特徴としており、上
記固定側弁板は半月状等の通水部を有し、回転側弁板に
は複数の通水孔が穿設されていることを特徴とするもの
である。
〔作用〕
次に、本発明の作用について説明すると、駆動装置によ
り駆動軸を回転しカッタヘッドのピックを掘削切羽面に
押しつけ掘削する際に、圧力水ポンプからの圧力水をピ
ックの刃先部に近接する岩石に噴射する。
この場合に噴射用ノズルからの圧力噴射水は駆動軸内の
給水軸からピストン内を通って固定側の弁仮に到達する
。このピストンはその先端に固設された半月状通水部を
有する弁板を、それぞれの噴射用ノズルに送水する分岐
送水管に連通した多数の通水孔が穿設されている回転側
弁仮にばねなどによって摺動可能にかつ水密に当接して
いるから、固定側弁板に到達した高圧水は漏水すること
なしに、回転しなから当接している回転側弁板の一定角
度範囲内にある通水孔のみに供給され、該通水孔に連通
している分岐送水管を通って切削回転方向の一定角度範
囲内の噴射用ノズルから切削ピック直前に噴射できる。
また、給水軸を回動可能に設ければカッタドラムの噴射
用ノズルの選定も自由にでき、カッタドラムの切削方向
の変更にも容易に対処できる。
〔実施例〕
本発明の実施例について図面を参照して説明するが、図
において従来例の同一または同等部分には同一符号を付
して説明を省略する。
第1図は本実施例の斜視図、第2図は第1図の部分拡大
縦断面図であり、複数の掘削ピック1を備えた掘削ドラ
ム2の駆動軸3は回転出力軸7の先端に一体に形成され
ており、その内部に中心部に給水管9を有する給水軸9
aがベアリングを介して回転可能に装着されている。そ
してドラム軸内の給水軸9aの先端に穿設されたピスト
ン収容部16内にはピストン17が挿入されている。
このピストン17は中心部に給水軸9aの給水管9と連
通ずる給水孔18を有し、ばね19によって常に掘削ド
ラ−ム2側に押圧されている。またピストン17の先端
部には掘削ドラム2の回転の中心部に固設された回転側
弁板20に対向して摺動可能な固定側弁板21が固設さ
れている。そしてこの固定側弁板21にはピストン17
の給水孔18に開口している半月状又は類似形状の通水
部22が形成されている。符号23はピストン17の回
り止めピンである。
一方、掘削ドラム2は回転出力軸7とスプライン軸部7
aでスプライン結合しており、これと−体に回転する。
掘削ドラム2の回転中心部に固設された回転側弁板20
には各噴射用ノズル5にそれぞれ連通された分岐送水路
24に対応した多数の通水孔2Sが穿設されている。そ
してこの各分岐送水路24は水路26,26aを介して
特定の噴射用ノズル5に連通している。符号27は弁板
20及び21の摺動部よりの僅かな漏水用ドレーン孔で
ある。
次に、本実施例の動作を説明すると、図示しない駆動装
置により回転出力軸7及び駆動軸3を一体に回転して掘
削ドラム2を駆動回転する。
一方1図示しない圧力水ポンプから圧力水を出力軸7の
中心部にベアリングを介して挿通されている給水軸9a
の給水管9に送水すると、圧力水はピストン17の給水
孔18を通って固定側の弁板21に達し、この弁板21
に穿設されている半月状通水部22に対向して開口して
いる3、4個の回転側弁板20の通水孔25に供給され
る。その結果圧力水は常に掘削ドラム2の切削している
ピック1の噴射用ノズルからのみピック1の刃先部に近
接する位置に噴射され、その他のピックの噴射用ノズル
には供給されない。
上記の本実施例によれば、給水側の固定弁板21に一定
角度範囲に通水する通水部22を・設けたので、特定の
通水孔25にのみ給水することができ、切削しているピ
ック1のみの噴射用ノズル5からの圧力水噴射を可能と
した上に、散水量を大幅に低減できる。
また、回転側弁板20と固定側弁板21とは接触面が平
滑に仕上げられており、さらにばね19により水密に当
接されているから、2枚の弁板からの漏水が防止され、
簡単な構造で確実な噴射が可能である。
さらに、給水軸9aを回動可能に設ければカッタドラム
の噴射用ノズルの選定も自由にでき、カッタドラムの切
削方向の変更にも容易に対処できる。なお、固定側弁板
の通水部の形状やピストンの構造は1図に示した実施例
のものに限定されるものではなく、本発明の趣旨に反し
ない範囲のものに適用できるものである。
〔発明の効果〕
上述の本発明によれば、駆動軸内に設けられた給水軸の
先端部に固定側の弁板を固設したピストンを装着し、該
弁板に対向してカッタヘッドに固設し前記それぞれの噴
射用ノズルに送水する分岐送水路に連通した回転側弁板
を摺動可能に当接させ、この固定側弁板は半月状等の通
水部を有し、回転側弁板には各分岐送水路に連通ずる複
数の通水孔を穿設したので、回転掘削する掘削ドラムの
周囲方向に並ぶ多数のピックの中、切削しているピック
にのみ圧力水の噴射が確実に可能であり、掘削効率を向
上させるとともに散水量を大幅に低減でき、掘削切羽の
作業環境を一層向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の斜視図、第2図は一部の縦
断面図、第3図は2枚の弁板の正面図、第4図は第1図
の要部拡大断面図、第5図は従来例の縦断面図である。 1・・・掘削ピック、   2・・・掘削ドラム。 3・・・駆動軸、 5・・・圧力水噴射用ノズル、 7・・・出力軸、     9・・・給水管、9a・・
・給水軸、   17・・・ピストン、18・・・給水
孔、    20・・・回転鍔弁板、21・・・固定側
弁板、  22・・・半月状通水部、24・・・分岐送
水管、  25・・・通水孔。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)駆動装置により回転される駆動軸の前端部に固定
    された掘削ドラムの周囲に掘削ドラム周囲方向に間隔を
    おいて配置された多数のピックと、そのピックの刃先部
    に近接する位置を通るように圧力水を噴射するための多
    数の圧力水噴射用ノズルとが取付けられた掘削機用散水
    装置において、前記駆動軸内に設けられた給水軸の先端
    部に固定側の弁板を固設したピストンを装着し、該弁板
    に対向してカッタヘッドに固設し前記それぞれの噴射用
    ノズルに送水する分岐送水路に連通した回転側弁板を摺
    動可能に当接させ、回転する掘削ドラムの一定角度範囲
    にある圧力水噴射用ノズルのみに圧力水を供給すること
    を特徴とする掘削機の散水装置。
  2. (2)固定側弁板は半月状等の通水部を有し、回転側弁
    板には複数の通水孔が穿設されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の掘削機の散水装置。
JP29036187A 1987-11-17 1987-11-17 掘削機の散水装置 Granted JPH01131795A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29036187A JPH01131795A (ja) 1987-11-17 1987-11-17 掘削機の散水装置

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JP29036187A JPH01131795A (ja) 1987-11-17 1987-11-17 掘削機の散水装置

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Publication Number Publication Date
JPH01131795A true JPH01131795A (ja) 1989-05-24
JPH0528319B2 JPH0528319B2 (ja) 1993-04-23

Family

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JP29036187A Granted JPH01131795A (ja) 1987-11-17 1987-11-17 掘削機の散水装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5927836A (ja) * 1982-08-06 1984-02-14 Res Assoc Petroleum Alternat Dev<Rapad> 炭化水素の製造方法
JPS59206594A (ja) * 1983-04-11 1984-11-22 フオエスト−アルピネ・アクチエンゲゼルシヤフト ビツトおよび/または局部胸壁に加圧流体を噴霧する方法およびその装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5927836A (ja) * 1982-08-06 1984-02-14 Res Assoc Petroleum Alternat Dev<Rapad> 炭化水素の製造方法
JPS59206594A (ja) * 1983-04-11 1984-11-22 フオエスト−アルピネ・アクチエンゲゼルシヤフト ビツトおよび/または局部胸壁に加圧流体を噴霧する方法およびその装置

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JPH0528319B2 (ja) 1993-04-23

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