JPH01131158A - 置換アルキルピペラジン誘導体 - Google Patents

置換アルキルピペラジン誘導体

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JPH01131158A
JPH01131158A JP19236488A JP19236488A JPH01131158A JP H01131158 A JPH01131158 A JP H01131158A JP 19236488 A JP19236488 A JP 19236488A JP 19236488 A JP19236488 A JP 19236488A JP H01131158 A JPH01131158 A JP H01131158A
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Japan
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substituted
paf
compound shown
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Application number
JP19236488A
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English (en)
Inventor
Teruo Komoto
照夫 甲本
Yoshinori Takahashi
美紀 高橋
Susumu Sato
進 佐藤
Tatsuhiko Katori
香取 達彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SSP Co Ltd
Original Assignee
SSP Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規な置換アルキルビペラシン誘導体に関し、
更に詳細には医薬として有用な置換アルキルビペラシン
誘導体に関する。
〔従来の技術及びその課題〕
従来、7−(3−ピリゾル)へブタン酸・塩酸塩、に)
−3−(4−(3−ピリゾルメチル)フェニル〕−2−
メチルアクリル酸・塩酸塩等(T、 Taneuchi
 et al、、 J、 Mad、 Chem。
24.1149−1155(I981))のビリシン誘
導体は血小板凝集抑制作用を有することが知られている
。しかしながら、これら化合物の血小板凝集抑制作用は
必ずしも十分でなく、更に優れた作用を有する化合物の
提供が求められていた。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者は櫨々のピベラゾン環を有する化合物を合成し
、その薬理作用を検索したところ、後述の(り式で表わ
される新規化合物が極めて強い血小板凝集抑制作用、血
小板活性化因子(PAF’ )アンタゴニスト活性を有
し、血栓形成をともなう循環器系疾患の治療系るるいは
抗喘息、抗アレルギー等の抗PAF’ 4として有用で
あることを見い出し1本発明を完成した。
すなわち、本発明は次の一般式(I) (式中、Aは−C〇−又は−so、 −′t−示し、亀
は置換MをMしていても良いフェニル基ヲ、為は置換基
を庸していても良いぎりゾル基金示し、nは1〜6の整
数を示す) で表わされる置換アルキルビベラシン訪導体又はその酸
付加塩を提供するものでるる。
本発明化合物(I)において%R1で示される置換基を
有していても良いフェニル基としては、フェニル基、ハ
ロゲノフェニル基、アルキルフェニル基、置換アルキル
フェニル基、アリールフェニル基、ヒドロキシフェニル
基、アルコキシフェニルf=、フルコキシカルゴニルフ
ェニル基、カルボ吟ジフェニル基、アミノフェニル:j
Ii、置換アミノフェニル基、メルカソトフェニル基、
アルキルチオフェニル基、スルホキシフェニル基、置換
スルホニルフェニル基、ニトロフェニル基、アシルオキ
シフェニル基、アシルフェニル基、シアノフェニル基等
が挙げられる。
またs ”Mで示晦れる置換基を有していても良いビリ
ゾル基としては、2−10ゾル基、3−ビリゾル基、4
−ビリゾル基、アルキルビリゾル基、アルコキシビリゾ
ル基、ハロゲノビリゾル基等が挙げられる。
本発明化合物(I)は、例えば次に示す方法のいずれか
により製造される。
方法1: 次の反応式に従い、1−置換ビペラシン韓)に化゛合物
(all) t−反応させて、本発明化合W (I)を
得る。
(It)       (I[[) (式中Xは、ハロゲン原子、トシルオキシ基、メシルオ
キシ基等の脱離基を示し、A、R1゜R1,nは前記と
同じ意味を有する) 本反応は1モルの四)に対しs  (tn)を1モル使
用し、溶媒中室温ないし使用溶媒の還流温度にて1〜2
4時間塩基の存在下反応させることによって実施される
溶媒としては、例えばジメチルホルムアミドあるいは水
とジオキサンのl:lの混合溶媒等が好ましい。塩基と
しては、例えば、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、ビリ
シン、トリエチルアミン等が使用できる。
反応終了後、溶媒を留去し、常法により再結晶するか、
又は必要に応じてクロマトグラフィー等によって精製す
ることによシ、目的物(I)を純粋に得ることができる
方法2: 次の反応式に従って、1−置換ビペラシン(Iv)とカ
ルボン酸ハライド又はスルホン酸ハライド(ロ)とを反
応させて、本発明化合物(I)を得る。
(IV)        (V) (式中@ A 、 R1、鳥、X及びnは前記と同じ意
味を有する) 本反応は(■)1モルに対しく口)を1〜1.2モル使
用し、溶媒中室温にて1〜24時間塩基の存在下反応さ
せることによって実施される。
溶媒としては、例えば、ジエチルエーテル、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン、アセトン等が好ましい。塩基と
しては、例えば、トリエチルアミン、トリーn−ブチル
アミン、ビリソン、4−ジメチルアミノビリジン、炭酸
ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム等が使
用できる。反応終了後溶媒を笛去し、常法により再結晶
するか、又は必要に応じてクロマトグラフィー等によっ
て精製することにより、目的物(I)を純粋に得ること
ができる。
斯くして得られた本発明のtmアルキルビベラノン誘導
体(I)は、更に必要に応じて、常法によシ、塩!!!
塩、臭化水素rR項、硫酸塩などの無機塩、又はマレイ
ン酸塩、フマール酸塩、酒石酸塩、クエン#l塩、メタ
ンスルホン酸塩などの有機酸塩とすることができる。
〔作用〕
成上の如くして得られた本発明化合物(I)について、
その薬理作用を試験し之結果は次の通夛である。
(I)アラキドン酸による血小板凝集に対する抑制作用
: 雄性ウサギ(体13時)よりクエン酸加血液を採取し、
遠心分離して、imjtした多血小板血漿(py)を用
い、以下常法に従いアラキドン酸(I00μM)凝集に
対する抑制作用を検討した。被検化合物は生理食塩水に
浴解し、更に、1規定水ば化ナトリウム水浴液にて一′
frT付近に14整した後、凝集剤添加2分前KPi(
P中に加えた。
その結果を第1表に示す。
第1表 この結果から明らかな如く、本発明化合物はアラキドン
酸による血小板凝集に対し強い抑制作用を示した。
(i)  PAF酵発血小板凝集に対する抑制作用:雄
性ウサギ(体重3時)よシフエン酸加血液を採取し、遠
心分離して調製した多血小板血漿(py)を用い、以下
常法に従いP、υ゛(I0−9〜10山M )凝集に対
する抑制作用を検討した。被検化合物は、生理食塩水に
溶解し、リン酸緩衝液にて一7付近に調整した後、凝集
剤添加2分前にPRP中に加えた。
その結果を第2表に示す。
第2表 この結果から明らかな如く、本発明化合物は、PAFに
よる血小板凝集に対し強い抑制作用を示した。
〔発明の効果〕
本発明化合’tlJ (I)は上述の如く強い血小板凝
集抑制作用を有するので、血栓形成等に起因する循環器
系諸疾患、例えば、静脈血栓、心筋硬塞における冠状動
脈閉鎖、肺塞栓、脳の血栓及び塞栓等の治療、予防等に
有用なものである。また、本発明化合物(I)のうち、
Aが−SO,−で表わされるものは、強いPAF’誘発
血小板凝集抑制作用を有するので、抗喘息、抗アレルギ
ー等の抗PAF’楽としても有用なものである。
〔実施例〕
次に実施例を挙げて本発明を更に説明する。
実施例1 l−(4−フルオルベンゾイル)−4−(3−(3−ビ
リゾル)fロビル〕−ピペラジン(化合物番号1): 1−(3−(3−ビリゾル)fロビル〕ビペラゾンzs
otを無水テトラヒドロ7ラン30−中に溶解し、これ
にトリエチルアミン:1Odt−加え、水冷攪拌下、4
−フルオルベンゾイルクロライド2.35fft少しず
つ加えた後、室温にて18時間攪拌した。反応終了後、
ナト2ヒドロフランを減圧留去し、残渣をクロロホルム
に溶解し、水洗後、無水硫酸ナトリウムにて乾課した。
クロロホルムを減□ 圧留去後、残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーに付し、95%クロロホルム−5
チメタノ一ル溶出部よシ傅た画分を減圧留去し、次いで
エーテル−石油エーテル混合溶媒にて結晶化して無色結
晶の目的化合物3.27t(収$82%)t−得た。
融点 66〜67℃ mδppm (CDCis ) 1.86 (m、 2H) 、 !45 (m、 8H
) 、 3.60 (m。
4M) 、 6.80〜7.80 (m、 6M) 、
 8.45 (rn、 2H)IRI’ KBrcm−
’  1630m&X 上記結晶を無水エーテルに溶かし、水冷攪拌下、エタノ
ール塩酸を滴下し、析出した無色結晶をF取して目的化
合切の塩酸塩を得た。
融点 206〜208℃ 実施例2 1−ベンゼンスルホニル−4−(3−(3−ビリゾル)
ゾロビル」ピペラジン(化合物査号2): 1−ベンゼンスルホニルビペラシン0.762と1−ク
ロル−3−(3−ピリゾル)ゾロノQン0.52 fを
ジメチルホルムアミド1511tK溶解しこれに炭酸ナ
トリウム0.35fを加え80℃にて8時間攪拌した。
反Eh終了後、溶媒を減圧留去し、残渣に水を加え塩化
メチレンにて抽出し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥した
。溶媒を減圧留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィーに付し、95%クロロホルム−5%メタノー
ル溶出部よシ得た一分を減圧留去し、次いでエーテル−
石油エーテル混合溶媒にて結晶化して無色結晶の目的化
合物0.87F(収率75%)を得た。
融点 110〜111℃ Mδppm(CDCjs) 1.90(m、2M)、150(m、8f()、3.1
0(m、4H)。
7.20 (m、 IH) 、 7.40 (m、 1
)1) 、 7.60(m、5)1) 。
&40 (m 、 2i−1) IRyKBrtx−”  1340.1165ax 実施例3 l−(4−フルオルベンゼンスルホニル)−4−(3−
(3−ぎりゾル)グロビル〕ビペラゾン(化合切査号3
): 1−[3−(3−ビリゾル)ノロビル]ビペラゾンZO
Orを無水テトラヒドロフラン25−中に溶解し、これ
にトリエチルアミンz50−を加え水冷攪拌下、4−フ
ルオルベンゼンスルホニルクロリド2.20f?J>L
fつ加えた後、室温にて10時間攪拌した。反応終了後
テトラヒドロフランを減圧留去し、残渣をクロロホルム
に溶解し、水洗後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥した。
クロロホルムを減圧留去後、残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーに付し、95%クロロホルム−5%メ
タノール溶出部よシ得た一分を減圧留去し、次いでエー
テル−石油エーテル混合溶媒にて結晶化して無色結晶の
目的化合切3.03f(収率86チ)を得た。
融点 71〜72C 畠侃−ppm (CDCg3) 1.83 (m、 2H) 、 150 (m、 8M
) 、3.10 (m。
4M) 、 7.30 (m、 4f() 、 7.8
0 (m、 2H) 、 &45(m、2H) IRνKBra+s−’  1350.1165ax 実施例4〜22 実施例1〜3のいずれかと同様にして第3表に示す化合
!11!7t−得た。
以下余白

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Aは−CO−又は−SO_2−を示し、R_1
    は置換基を有していても良いフェニル基を、R_2は置
    換基を有していても良いピリジル基を示し、nは1〜6
    の整数を示す) で表わされる置換アルキルピペラジン誘導体又はその酸
    付加塩。
JP19236488A 1987-08-03 1988-08-01 置換アルキルピペラジン誘導体 Pending JPH01131158A (ja)

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JP19236488A JPH01131158A (ja) 1987-08-03 1988-08-01 置換アルキルピペラジン誘導体

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JP19414587 1987-08-03
JP62-194145 1987-08-03
JP19236488A JPH01131158A (ja) 1987-08-03 1988-08-01 置換アルキルピペラジン誘導体

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JPH01131158A true JPH01131158A (ja) 1989-05-24

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ID=26507280

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JP19236488A Pending JPH01131158A (ja) 1987-08-03 1988-08-01 置換アルキルピペラジン誘導体

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JP (1) JPH01131158A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001051469A1 (de) * 2000-01-11 2001-07-19 Merck Patent Gmbh Piperidin- und piperazinderivate als 5-ht2a rezeptor antagonisten
EP2187739A4 (en) * 2007-08-01 2013-06-19 Univ California SMALL MOLECULAR INHIBITORS OF RNA SILENCING

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001051469A1 (de) * 2000-01-11 2001-07-19 Merck Patent Gmbh Piperidin- und piperazinderivate als 5-ht2a rezeptor antagonisten
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