JPH01128053A - 証明書写真撮影装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は写真撮影装置に係り、特に自ら自画像を撮影す
る証明書写真撮影装置に関するものである。

（従来技術） 被撮影者か撮影用カメラに対向して着座し自らレリーズ
を用いてシャッター操作を行うと、インスタントフィル
ムに対して撮影、写真処理が行われ、短時間で自画像写
真を得る証明書写真撮影装置が多く利用されている。

この際、カメラと被撮影者との距離すなわち被写体距離
を所定距離に設定することにより身分証明書、免許証等
に利用する所定寸法の証明書写真を得ていた。

（発明が解決しようとする問題点） 前記した如く、従来の撮影装置に於ては被写体距離を調
節することにより要求される寸法の証明書写真を容易に
得ることが出来たが、画像のレイアウトについては全く
考慮されていなかった。

このため目位置をレンズ中心と一致させて撮影するとレ
ンズの中心とフィルムの中心が一致しているので目位置
が縦方向長さの２分位置に来て第９図に示す如く画像の
目上長さをり、−１、目下長さをｈ４−１とするとｈｓ
−ｔ＝ｈ＋−＋となり、頭上の空白部分が大きくなって
見苦しいレイアウトの写真が得られる。

このようなことを避けるためには第８図に示す如く目上
長さり、−３と目下長さｈ４−５との関係をｈ４−２＞
ｔｌａ−＊とすることが好ましく、例えば３５ｍｍＸ４
６龍の寸法の証明写真の場合４６市の縦長をり、−３＝
　１８　ｍｍ１ｈ４−＊＝　２８　ｍｍとすると頭上の
空白部が減少しバランスの良いレイアウトの写真となる
。

前記した如き目位置を基に縦長を好ましいレイアウトに
按分した写真を得る方法の１つに、第６図に示す如く、
被写体ｌとレンズ２との被写体距離を９、レンズ２の焦
点距離をｒとし所定距離に定めればフィルム３上に得ら
れる画像寸法を例えば３５ｍｍＸ４６ｍ＋ａに定めるこ
とが出来、更にレンズ２を被写体ｌに対して所定角度へ
〇傾けてフィルム３には目上長さｈｓ−ｓ＝　１８ｍｍ
、目下長さｈ４−１＝ｂ しかし、この方法によるとレンズ２が下方に傾いている
ために真正面からの顔写真像とはならず上方から写され
た状態の顔写真像となって証明書写真として好ましくな
い。

次に、第７困に示す如く、レンズ２の中心を所定距離△
χだけ被写体ｌの目位置高さから下方に写すことにより
、フィルム３に目上長さｈ３−ｓ”！８ｍｍ、目下長さ
り、−、＝　２８ｍｍとした画像を得ることも可能であ
る。

しかしこの場合も、被写体ｌの目線がレンズ２の中心方
向を向くので下向きの顔写真像となる欠点がある。

本発明は前記した如き現状に鑑み、真正面からの顔写真
像が得られしかも縦長の目上長さと目下長さとを所定の
好ましい比率に按分した画像を形成することの出来る撮
影装置を開発するため鋭意検討を重ねた結果創案された
ものである。

（間層点を解決するための手段） すなわち本発明は、被撮影者が撮影用カメラに対向して
所定距離離れた位置に着座し自らのシャッター操作によ
って所定寸法の上半身画像を撮影する証明書写真撮影装
置に於て、前記撮影用カメラがフィルム中心をレンズ中
心に対して撮影画像に求める目位置を基にした縦長の所
定の按分比に応じた距離分オフセットさせて配備したこ
とを特徴とする証明書写真撮影装置である。

（作用） 本発明は前記した如く構成され、被撮影者は目線をカメ
ラのレンズ中心線と一致させてカメラに対向することに
よって先ず真正面の顔写真像が得られ、更にカメラのレ
ンズ中心とフィルム中心とを所定量ずらすことによって
目位置を縦長の中心より所定量上方にずらし、所望のレ
イアウトの写真像を得る作用を有する。

（実施例） 本発明の実施例について第１図を基に説明すると、カメ
ラは被撮影者ｌの目位置高さにレンズ２の中心が位置す
る如く配備されており、更にカメラに装填されるフィル
ム３の中心はレンズ２の中心に対して△ｈの距離だけオ
フセットされている。

４は被撮影者ｌが撮影像を確認するためのハーフミラ−
であり、該ハーフミラ−４はカメラの機枠に装着されレ
ンズ２の前方に配備され、高さｈｍの目上高さｈｌ：目
下高さり、との按分比と同じｈｍの按分位置Ａに被撮影
者１の目線合せ位置としてのアイマークを付してレンズ
２の中心高さと一致させて配備しである。

前記した如き状態にてハーフミラ−４をレンズ２前方に
配備しておくと、被撮影者ｌが目線を前記ハーフミラ−
４に印されたアイマークに合わせると撮影画像として得
られるのと全く同じ状態がハーフミラ−４に映されるこ
ととなり好都合である。

被撮影者ｌに対して被撮影長さをＨとして撮影する場合
の得られる写真画像の高さｈは、披写体距Ｍす、焦点距
離ｒ１　レンズ−フィルム間距離ａによって定まり、ｆ
及びａは一定の距離に定められているので被写体距離す
を被撮影者ｌの着座位置の調節によって調節することに
よって所定寸法とすることが可能である。

次に被撮影者ｌに対して被撮影長さ１４を目上長さｈｌ
、目下長さり、として按分したレイアウトの画像を求め
る場合、カメラのフィルム３の中心をレンズ２の中心に
対して前記縦長１１のり、　：ｈ、の按分比に応じた距
離分△ｈだけ上方にオフセットさせておくと、フィルム
３上の画像の縦長りの目上長さｈｚ−ｅ：目下長さｈ４
−６は前記り、：ｈ、と同一の按分比となる。

前記した如くカメラのフィルム３の中心をレンズ２の中
心に対して所定量Δｈオフセットさせて所定のレイアウ
トの画像を得るためには、被撮影者ｌの目位置高さとカ
メラのレンズ中心の高さが一致していることが必要であ
るが、本発明の装置は第２図及び第３図に示す如く被撮
影者の目位置高さとレンズ中心高さとを一致させるため
の調節機構が設けられている。

第２図は手動式撮影装置を示す斜視図、第３図はこの側
断面図であり、これら両図を」ルにカメラ高さ調節機構
について説明する。

前記した如く被撮影者は撮影装置に対向して着座してカ
メラ本体５に装着された取付枠７に装着されたハーフミ
ラ−４によってポーズを定め、レリーズ１０を操作して
ホルダー６に収納されたインスタントフィルム上に自画
像を撮影する。

ハーフミラ−４に対する取付枠７には被撮影者がレンズ
中心に目位置を合わせるためのアイマーク８が印されて
おり、該アイマーク８に被撮影者が目位置を合わせると
縦長の目上長さと目下長さが所定の按分比となった写真
画像が得られる。

次に被撮影者の座高に合わせてのカメラの上下位置の調
節は、上下調節ツマミ１２をゆるめ、基台１１に上下動
自在に嵌挿されているカメラ支持棒１３を上下動させて
所定高さに調節した後、再度上下調節ツマミ１２を締め
ることにより行う。

更にカメラの角度を角度調節ツマミ９を回動しカム機構
を介して傾斜させながら被撮影者の目位置とアイマーク
を合わせる微調整を行い被撮影者に最適のカメラ位置と
する。。

カメラ角度を調節した後は被撮影者は顔をカメラの傾斜
角度に応じて少し傾はハーフミラ−４の真正面を向くと
共に目位置をアイマーク８に合わせると、目上長さと目
下長さとが所定の按分比となったレイアウトの真正面の
顔写真が得られる。

第４図及び第５図には前記カメラの上下位置及び角度調
節を自動で行う場合の実施例が示してあ本実施例に於て
は撮影装置は基台１４に立設された支柱１５に支持され
ており、上下駆動用モータ１６の駆動によりウオームギ
ア１７及び歯車１８を介して上下動され、角度調節用モ
ータ１９の駆動によりウオームギア２０及び歯車２１を
介して軸２２を中心に回動させ、上下位置及び角度の調
節が行われる。

前記した上下位置及び角度調節用のモータ１６及び１９
の駆動は被撮影者が着座した状態での遠隔操作によって
行われ、２３がその受光素子であり、２２はアイマーク
である。

（効果） 本発明は前記した如き構成及び作用を有するもので、所
定寸法でしかも希望する状態にレイアウトした写真画像
を得ることの出来る証明書写真撮影装置を提供する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の基本原理を示す図、第２図及び第３図
は手動式装置を示す図、第４図及び第５図は電動式装置
を示す図、第６図及び第７図は比較例を示す図、第８図
は望まれるレイアウトの写真画像を示す図、第９図は従
来のレイアウトの写真画像を示す図である。 ！・・・被撮影者、２・・・レンズ、３・・・フィルム
、４・・・ハーフミラ−である。 特許出願人　蛇の目ミシン工業株式会社第　２　図 第　　３　図 第　５　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 被撮影者が撮影用カメラに対向して所定距離離れた位置
   に着座し自らのシャッター操作によって所定寸法の上半
   身画像を撮影する証明書写真撮影装置に於て、前記撮影
   用カメラがフィルム中心をレンズ中心に対して撮影画像
   に求める目位置を基にした縦長の所定の按分比に応じた
   距離分オフセットさせて配備したことを特徴とする証明
   書写真撮影装置。