JPH01127526A - 自動車専用船への積付計画策定方法 - Google Patents

自動車専用船への積付計画策定方法

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JPH01127526A
JPH01127526A JP28449687A JP28449687A JPH01127526A JP H01127526 A JPH01127526 A JP H01127526A JP 28449687 A JP28449687 A JP 28449687A JP 28449687 A JP28449687 A JP 28449687A JP H01127526 A JPH01127526 A JP H01127526A
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JP28449687A
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English (en)
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Saburo Nakashita
中下 三郎
Kazunari Abe
一成 阿部
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SANOTETSUKU KK
Kawasaki Kisen Kaisha Ltd
Uchida Yoko Co Ltd
Original Assignee
SANOTETSUKU KK
Kawasaki Kisen Kaisha Ltd
Uchida Yoko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数の区画に仕切られた自動車専用船に車両
を積付けるための積付計画策定方法に関する。
〔従来の技術〕
例えば10〜50の積付は用の区画を有する自動車専用
船に複数の積載で車両を順に積載し、複数の揚湯で順に
揚げる場合、いかに積載量を最大にし、かつ合理的に積
載するかという聞届は、輸送コストの低下という観点か
ら極めて重要なことである。しかしながら、この種の積
付計画を策定する場合、次に述べるような種々の障害が
ある。
(1)  自動車専用船は、その安全構造上、多数の積
付区画に仕切られ、しかも個々の区画の形状は複雑で、
構造物の突起などの障害物も少なからず存在し、区画ご
との積載空間の形状や大きさはそれぞれ異なる。
(2)  積載する車両の寸法(主として長さ・幅)は
千差万別である。
(3)  各港の積載車両数および揚げ車両数の組合わ
せは航海の度ごとに毎回変わる。このような状況下で積
載順および揚げ順を考慮した積荷の策定計画を立てる必
要がある。
以上のような障害条件を考慮しながら、従来は、経験豊
富な熟練者が自動車専用船の区画を縮尺した図面上に車
両を縮尺した模型紙片を並べ、試行錯誤を重ねながら各
区画ごとの適切な積付車両を特定して行くという方法に
よって積付計画を策定していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の自動車専用船への積付計画策定方法は、何分にも
人手のみに頼っているので、時間がかかりすぎるのが欠
点であった。特に積荷の内容や積揚地などに変更があっ
た場合、それへの対応が困難である。さらに積付計画を
策定し得るような熟練者を養成するのに時間がかかり、
緊急の用に間に合わない場合がある。
本発明は以上の事情を考慮してなされたもので、より能
率的に、より汎用的に、自動車専用船への積付計画策定
作業を遂行し得る積付計画策定方法を提供することを目
的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明の自動車専用船への積
付計画策定方法は、自動車専用船内を複数の区画に仕切
るとともに、各区画内を、隣接車両トうしを同一方向に
揃えて配置するスペースを単位として複数のブロックに
区分し、予め設定した基準車の積載数および積載すべき
車両の寸法と予め定めた基準車の寸法との比、並びに積
載すべき車両の寸法に応じて設定される換算係数を用い
て各区画ごとに積載する車両数の概略値を求め、個々の
区画内においてブロックを積付けた順で並べたパターン
に従ってブロック相互間の境界線に修正を加えながら、
車両が障害物を避けるように車両配置を仮決定してその
詳細を画面上に表示させ、画面上に表示された車両配置
を画面上で修正し補完して正式な車両配置を決定するこ
とを特徴とする。
〔作 用〕
本発明の積付計画策定方法においては、積載するシーケ
ンスは貨物明細リストのシーケンスとする。このシーケ
ンスは意図する積付を行うため適宜変更することができ
る。各積付区画の車両および台数の概略値を換算によっ
て詳細積付に先立って決定する。詳細積付は、各積付区
画ごとに従来方法に従って並べ、実務にそぐわない積付
箇所を、オペレータが画面の上で個々の車両の移動や回
動を行いながら不具合箇所を修正することによって補完
し確定する。詳細積付策定の結果得られた過不足は、他
の区画との間で融通することができる。
コンピュータによる車両並べは次のようにして灯つ0 (+)  予め積付区画を、車両を同一方向に揃えて積
付けるスペースを11t位とするブロックに仕切り、積
付けるブロックのシーケンスを決めたパターンを設定し
ておく。このパターンに従って順に並べる。
(2)  ブロックの境界線を直前のブロックの車両の
積付端まで移動させ、プロークンスペース(車両1台分
に満たない半端なスペース)を作らずに積む。
(3)  予め記憶させである船内障害物を避けて積む
(4)  車両どうし、あるいは車両と障害物との間の
間隔を定められた寸法にして積む。この車両どうし、あ
るいは車両と障害物との間の間隔は自由に変えることが
できる。
(5)  付近の車両や障害物等との関係においてスペ
ースをできるだけ有効に使える積付を行う。
以上のようにしてコンピュータによる仮策定の内容を画
面上でオペレータが補完する形で修正することにより、
より能率的、かつ汎用的な、自動車専用船への積付計画
策定方法を提供することができる。
〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら説明する
以下に述べる実施例は、ハンドル席が左に位置している
、いわゆる左ハンドル車を対象とし、船内で自動車が左
回りしながら荷揚げする場合の実施例である。右ハンド
ル車の場合は、以下に述べる車両の移動方向および区画
内の位置決め方向を逆にして考えればよい。
まず、本発明の方法について述べる前に、前提となる事
項について説明しておく。
積付対象の車両Mの外形寸法は、第9図に示すように、
長さがCL、幅がCB、高さがCHでそれぞれ表される
直方体であるとして処理する。
自動車運搬船の車両積載部Vは、第10図に示すように
、上下方向はデッナDi、D2.D3およびD4によっ
て仕切られ、前後方向は隔壁Wl。
W2.W3およびW4によって仕切られた構造となって
おり、それによって複数の区画CI、C2゜・・・CN
(図にはN−12の場合が例示されている。
なお、これらの区画を区画Cと総称する)が形成されて
いるものとする。各区画相互間には、前後方向、上下方
向とも、必要に応じて出入口(通路)が設けられており
、さらに各デツキは、場合により上下方向に移動可能に
構成されるものとする。
個々の区画CI、・・・CNには、積載可能な車両の最
大寸法、最大ffi量および基準車(標準寸法の車両)
の積載可能台数等の要目データを予め決めておき、積載
重両の寸法に応じ要目データを用0て車両のチエツクを
行い、積載台数を決定する。
その場合、積載車両台数の決定は基準車MBからの換算
、つまり車両Mを基準車MBを基準としその寸法比と予
め経験的に定めた換算係数αとを用いて計算し、予め決
めた台数を超えないように決定する。基準車MBの外形
寸法が、第11図に示すように、長さCLB、幅CBB
でそれぞれ表されるものとすると、基準車から換算した
車両台数NBは、 NB−αX (CLXCB) + (CLBxCBB)    ・ (1)換算係数α
は、上述のごとく経験的に定められる値であって、実際
的には車両の幅寸法に応じて0.8〜2.0程度の・値
が予め設定される。
第12図は、第10図の区画01〜C12のうちの任意
の一つの区画CNの平面図である。この区1iiiCN
の平面は長方形をしており、隅角部にはそれぞれ障害物
8a、8b、8c、8dが存在し、また方々に柱などの
障害物8H(以下、これらを障害物8と総称する)も存
在し、また中央部には上下のデツキへの出入り口となる
ランプ9が設けられている。さらに、この例の場合、−
側面に同一デツキ上の他の区画に出入りするための出入
り口10が形成されている。障害物8は、平面的に見て
、折れ線によって近似可能な二次元形状をしており、障
害物8が閉鎖域になる場合は、その閉鎖域内部に車両を
配置できないケースと、配置できるケースとがある。
車両Mは、区画CN内に無理なく出入りできるように、
区画CNの出入り口2、車両Mのハンドル位置(左右の
別)、および障害物8の位置に応じて並べ方を決定する
必要がある。このため本発明においては、第13図に示
すパターンPを用いて区画CN内の車両配置を決定する
。第13図のパターンPは、境界線Ll、L2.・・・
L12(これらの境界線をLと総称する)と、これらの
境界線によって仕切られたブロックBl、B2.・・・
B6(これらをブロックBと総称する)と、各ブロック
内の車両の進行方向を表す矢印(=)とによって表現さ
れている。ブロックBは、車両Mを積み付ける場合に、
隣接車両どうしを互いに同一方向に揃えて並べることの
可能な最大スペース単位であり、車両Mの進行方向と、
ハンドルの位置と、ブロック相互間の積付順序を表すブ
ロック番号とが与えられる。このブロック番号は、第1
3図においては、ブロックを表す符号Bの後に続く数字
によって表されている。車両Mの進行方向をブロックB
の長さ方向とし、それに直交する方向をブロックBの幅
方向とする。また、境界線りには、障害物8を含むよう
に設けた位置固定のものと、その都度の積付に応じて最
適な位置に移動可能なものとがある。
隣接配置される車両Mの相互間には、第14図に示すよ
うに、幅方向にDD、長さ方向にBBの最低間隔をとり
、同様に車両M(Ml〜M9)と障害物8 (8a、8
b)との間には車両Mの幅方向にDH,長さ方向にBH
の最低間隔をとるものとする。しかしながら、これらの
間隔は任意に変更することができる。
積付に使用する車両明細データとして、第15図に示す
ように、モデル名や、積載、掲載、車両の長さCL、幅
CB、高さCH,重1cw、台数などのデータDTが予
めコンピュータのメモリに記憶されているものとする。
さて、本発明の方法のより具体的な手順を、第1図以下
を参照しながら説明する。
第1図は本発明を実施する装置の機能構成を示すもので
あって、積付基準人力手段11、図面人力手段12、パ
ターン作成手段13、要目データ人力手段14および車
両明細人力手段15を備えている。積付基準人力手段1
1は、第14図を参照して説明した各車両間隔(第14
図参照)、基準車寸法(第11図参照)と前述の換算係
数αを定義し、その内容を積付基準データとして積付基
準データメモリ21に格□納する。図面入力手段12は
、各区画CNの外形と障害物8を定義し、その内容を図
面データとして図面データメモリ22に格納する。パタ
ーン作成手段13は、図面から積付パターンPを自動作
成し、必要に応じてオペレータが適宜修正を施した上で
パターンデータとしてパターンデータメモリ23に格納
する。
要目データ入力手段14は、各区画CNの積載可能な車
両の最大寸法、i1量、基準車台数などを定義し、その
内容を要目データとして要目データメモリ24に格納す
る。これらの各メモリ21〜24に格納されるデータは
一度作成しておけば、個々の積付の際には車両明細入力
手段15による重両明細の作成と後述の車両積付のみを
実行させればよいことになる。車両明細入力手段15は
、1航海分の車両の寸法、重量、台数などの入力と修正
を行うものであって、その結果は車両明細データとして
車両明細データメモリ25に格納される。
メモリ21〜25に格納された各データは、概略車両台
数決定手段31および詳細車両配置決定手段32とから
なる車両積付手段30へ導かれる。
概略車両台数決定手段31は、車両明細データメモリ2
5に格納された車両明細データに従って基準車からの換
算を行って車両を各区画CNに割当て、各区画の概略車
g合数を決定する。また詳細車両配置決定手段32は、
区画内の車両をパターンデータメモリ23に格納された
パターンデータと積付基準データメモリ21に格納され
た積付基準データ、並びに図面データメモリ22に格納
された図面データ、および要目データメモリ24に格納
された要目データに従って、画面上に積載車両を並べ、
不具合な箇所が存在するか否かをオペレータがチエツク
し、不具合があればオペレータが図示していない入力手
段により修正する。このようにして得られた車両の積付
計画は車両積載データとして車両積載データメモリ26
に格納される。
次に第2図を参照して上述の車両積付手段30によって
行われる具体的な手順について詳細に説明する。
まず区画内の車両台数の概略値を求めるためのルーチン
(第2図ニステップ81〜510)を実行する。まず1
航海分の車両明細データを車両明細データメモリ25か
ら読込む(ステップSl)。
次に各区画CNの積載可能な車両の最大寸法、最大重量
、および基準車台数などの要目データを要目データメモ
リ24から読込む(ステップS2)。
さらに車両明細データメモリ25の車両明細データに記
述された車両を各区画CNに積み付けるための指示デー
タ、すなわち、どの車両をどの区画に積載するかという
指示に関するデータをオペレータによる画面からの入力
として読込む(ステップS3)。ここで読込みデータの
H無を確認しくステップS4)、“YES”  (デー
タ終り)ならステップ321以下の処理ルーチン(第2
図(b))に移行する。“No”  (データ末路)な
ら次のステップS5へと進む。このステップS5では、
指示データに示された車両が区画に積載可能か否か、つ
まり車両の寸法や重量が制限内すなわち最大寸法、最大
重量以内になっているか否かをチエツクする。このチエ
ツクの結果、“YES”(制限内)なら、前述の基準車
換算を行って(ステップS6)最大台数以内かどうか、
すなわち区画内に入るかどうかをチエツクしくステップ
S7)、ここで“YES” (入る)ならば区画内に積
付け、区画別の積付台数と残り台数を画面に表示しくス
テップS8)、ステップS3へ戻る。ステップS5およ
びステップS7で“No”  (ステップS5で「制限
外」またはステップS7で「入らず」)ならそれぞれエ
ラーメツセージを表示(ステップS9,510)した上
でステップS3へ戻る。
以上のルーチンを所定の区画への車両の積付けが完了す
るまで繰返し行い、完了すれば(ステップS4で“YE
S”の場合)、ステップ821以下で行われる各区画ご
との詳細な車両の配置決定のルーチンに進む。
ここで、ステップS21以下の手順を説明する前に区画
CNへの車両の積付けに関する具体例を第3図以下に基
づいて説明しておく。
区画内への車両の積付けはブロック番号順にブロック単
位で行う。各ブロック内では、第3図に示すように、ブ
ロックBNの幅方向にはブロックBNの進行方向Pに直
交する線(以下、列という)R1,R2・・・を作成し
、この列R1,R2・・・に左ハンドル車用ブロックで
は右側から、右ハンドル車用ブロックでは左側から、そ
れぞれ車両Ml。
H2・・・をその後部位置を揃えて並べる。なお、図に
おいて各車両を示すブロック内に表示されている全部左
側の小さな丸印は、ハンドルが車両の全部左側に設けら
れている左ハンドル車であることを示すものである。ブ
ロックBNの長さ方向にはブロックの後方から進行方向
に向かって順次前方に向かって列を作成して並べる。た
だし、同一列内の車両相互間には随時変更可能な寸法、
例えば30■程度の間隔を空け、また、列と列との間の
間隔は、列間に配置される車両の長さCLのうち最も大
きいものに随時変更可能な間隔寸法、例えば50ca+
程度を加えた値に設定するものとする。
上記は障害物の無い場合の例であるが、実際には多くの
障害物が存在し、これを避けながら配置しなければなら
ない。以下、障害物が存在する場合について、第4〜7
図を参照しながら最適な積付けを行う場合の処理手順を
説明する。
第4図に示すように第1の列R1が決定されると、それ
に従って第1列の車両M1〜M5の位置を決める。この
後、上記方法により第2の列R2を決め、第2列の車両
M6.M7の位置と第3の列R3を決める。このとき、
列R2上に障害物8eを避けて配置された車両台数に2
 (−2)を列R2,R3間の距MH2で割算して得ら
れるスペース有効利用率V2−に2/H2を求めておき
、これを列R2の最適位置を決定するために使用する。
次に第4図に示すように11列R2に沿って車両を並べ
るべき所に障害物8gが存在する場合、第5図に示すよ
うに、当初の列(R2)に最も近い障害物8gの所まで
列(R2)を移動し、これを新たな列R2とする。この
新たな列R2上に改めて第2列の車両M6以降を並べ直
し、上述と同様に新たな列間圧11tH3を用いて新た
なスペース有効利用率V3−に2/H3を求め、V2と
v3の大小を比較する。上述の例では、H2<H3であ
り、v2>v3となるため、第4図の場合よりも積付け
が悪くなるが、第6図に示すように、車両M6と障害物
8eとの間に幅方向のプロークンスペースが生じないよ
うにさらに列R2を前方に移動し、1列目と2列目の車
両前端間の間隔をH4まで拡大するか、第7図に示すよ
うに、次の障害物8fと交差しなくなる所まで列R2を
さらに移動し車両前端間の間隔をH5まで拡大して車両
を並べるかして、スペース利用率が5回連続して悪くな
るまで列の移動を試みる。この結果、今の例では第7図
のレイアウトが最も有効な積付けとして求まる。
しかし、以上のようにしてブロックBN内で最適な積付
けを行ったとしても、区画CN全体としては、第8図に
示すように、ブロックとブロックとの間に、例えばブロ
ックB1とブロックB2との間やブロックBl、B2と
ブロックB3との間に、無駄なプロークンスペースが生
ずることもあり得る。このような場合のために本発明に
おいては、ブロックの積付けが終わると自動的にブロッ
ク間の境界線を、積付けた車両位置まで移動し、先積み
ブロックで出来た空きスペースを後積みブロックで有効
に利用する。第8図の場合、実線で示す境界線L12.
Li2は移動前の位置を示し、破線で示す境界線L22
.L23は移動後の位置を示す。ただし上記の場合、−
反移動した境界線は、以降のブロックで再移動すること
は無いものとする。
以上の積付は手順を、第2図(b)、(C)のフローチ
ャートを参照しながら詳細に説明する。
第2図(b)の第1ステツプ521は、第2図(a)の
ステップS4から分、岐して進行する。ステップS21
では区画CNの名称とパターン番号を画面から読込む。
次にデータ終了かどうかをチエツクしくステップ522
)、”YES “なら−連のルーチンを終了する。“N
O”なら、次のステップとして区画CN内の障害物8を
読込み(ステップ523)、パターンPを読込み(ステ
ップ524)、これらの読込みデータを用いて区画CN
に割当てられた車両Mを全車両の巾から選び出しくステ
・レプ525)、車両明細データの順に車両を並べ換え
る(ステップ526)。以降のステップでは、この順に
車両を積み付けて行く。
次に各ブロックごとに車両の位置を求めるためステップ
328〜S53のルーチンをパターンPのブロック番号
順にブロック数Nbだけ繰返し処理する(ステップ52
7)。以下、この繰返し処理におけるブロックが81で
あるとして説明を進める。
まずブロックB1をその境界線りから閉領域として求め
る(ステップ528)。次に、この閉領域内に車両Mを
配置する処理を行う。この処理ではまず、ブロックB1
の底辺(手前側境界線)に第1の列R1を設定しくステ
ップ529)、次にその第1の列R1と閉領域境界線と
の交点を求め、列R1の積付は範囲を決定する(ステッ
プ530)。次に、列R1内の最初の車両M1の位置を
、左ハンドル車用ブロックでは、この範囲の車両進行方
向の右端に、また右ハンドル車用ブロックでは、この範
囲の左端にそれぞれ設定する(ステップ531)。次い
で、車両数nを1だけ増やし、その車両Mnを設定され
た位置に配置する(ステップ532)。このようにして
配置された車両Mnが障害物8と交差したかどうかをチ
エツクする(ステップ533)。このステップで“No
”、すなわち、いかなる障害物とも交差していない場合
は、車両位置を仮決定しくステップ534)、同じ列内
で車両Mnに隣接する次の車両M n + 1の位置を
設定しくステップ535)、車両Mn+1の位置を決め
るためにステップS32へ戻る。ステップS33でYE
S’  (交差している)なら、交差する障害物の隣に
車両Mnの新しい位置を設定しくステップ536)、二
の新しい位置が列の積付は範囲から飛出したかどうかを
チエツクする(ステップ537)。ここでNo’  (
飛出していない)なら、再びステップ833の障害物交
差チエツクに戻るというステップを繰返すことにより、
障害物を避けながら車両の位置を決定する。
ステップS37で“YES” (飛出した)の場合は、
列内の車両の配置は終わったことを意味し、ステップS
41以降のルーチンで列内への車両の配置の妥当性を検
討する。まず列内の車両が1台でも障害物と交差してい
ないかどうかをチエツクする(ステップ541)。この
ステップで“No−(交差していない)場合は、列の車
両を正式に決定しくステップ542)、その車両を画面
に表示しくステップ343)、次の新しい列の位置を決
めて(ステップ544)ステップS30へ戻る。
ステップS41でYES” (交差した)の場合は、列
のスペースH効利用率を求め(ステップ545)、初め
ての列かどうかをチエツクしくステップ546)、ここ
で“NO”の場合は、さらにスペース有効利用率が前よ
り良いかどうかをチエツクしくステップ547)、ここ
でも′N02なら、列の移動が5回以内かどうかをチエ
ツクしくステップ548)、さらにここでも“No”な
ら、これまでのうちの最も良い配置のケースに決定して
(ステップ549)ステップS43へ進む。
このようにして、列の移動による最適化処理は、スペー
ス有効利用率が良くなるうちは何度でも繰返し、5回連
続して前“のケースよりも悪くなった時点で打切ること
にする。
ステップS46またはステップS47またはステップS
48で“YES”の場合は、それぞれ列を最も近い障害
物の所に移動しくステップ550)、列がブロックから
飛出したかどうかをチエツクする(ステップ551)。
ここでNO”(飛出していない)ならステップS30へ
戻って、移動した列にもう一度車両の配置をやり直す。
ステップS51で“YES”の場合は、交差した障害物
のうち、列に最も近い障害物の位置まで、移動可能な境
界線を移動する(ステップ552)。
以降のブロックでは移動後の境界線を用いてブロックの
作成が行われる。この後、全ブロックについて積付けが
終了したかどうかをチエツクしくステップ853)、“
No” (未了)ならステップS27へ戻り、“YES
” (終了)ならステップS21へ戻る。
以上のようにしてコンピュータとオペレータとの協同作
業により合理的かつ迅速に積付計画を策定することがで
きる。しかも本発明の方法には汎用性があり、異なる航
海船への積付作業に対しても、熟練者を必要とすること
なく容易に適用することができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、自動車専用船への車
両の積付計画策定作業を合理的かつ迅速に、しかも汎用
性をもって遂行し得る自動車専用船への積付計画策定方
法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施する装置のブロック図、第
2図は本発明の詳細な説明するためのフローチャート、
第3図は本発明によるブロック内での車両の積み付は態
様を説明するための平面図、第4図、第5図、第6図、
第7図、第8図はそれぞれ区画内への車両積み付は態様
を説明するための平面図、第9図は本発明を説明する上
で用いる車両の模式化された斜視図、第10図は車両を
積載する自動車専用船の区画を説明するための斜視図、
第11図は基準車の寸法を説明するための斜視図、第1
2図は区画内の車両配置スペースを例示する平面図、第
13図は区画内におけるブロックおよび境界線並びにブ
ロック内の車両配置態様を例示する平面図、第14図は
車両相互間および車両と障害物との間の間隔について説
明するための平面図、第15図は車両明細データメモリ
に格納される車両明細データの一例を示す図表である。 11・・・積付基準人力手段、12・・・図面入力手段
、13・・・パターン作成手段、14・・・要目データ
入力手段、15・・・車両明細入力手段、21・・・積
付基準データメモリ、22・・・図面データメモリ、2
3・・・パターンデータメモリ、24・・・要目データ
メモリ、25・・・車両明細データメモリ、26・・・
車両積載データメモリ、30・・・車両積付手段、31
・・・概略車両台数決定手段、32・・・詳細車両配置
決定手段。 出願人代理人  佐  藤  −雄 第1図 第2図((1) 第2図(C) 第3図 第4図   第5図 第6図   第7図 第10図 第11図 第12図 第15図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  自動車専用船内を複数の区画に仕切るとともに、各区
    画内を、隣接車両どうしを同一方向に揃えて配置するス
    ペースを単位として複数のブロックに区分し、 予め設定した基準車の積載数および積載すべき車両の寸
    法と予め定めた基準車の寸法との比、並びに積載すべき
    車両の寸法に応じて設定される換算係数を用いて各区画
    ごとに積載する車両数の概略値を求め、 個々の区画内においてブロックを積付けた順で並べたパ
    ターンに従ってブロック相互間の境界線に修正を加えな
    がら、車両が障害物を避けるように車両配置を仮決定し
    てその詳細を画面上に表示させ、 画面上に表示された車両配置を画面上で修正し補完して
    正式な車両配置を決定する ことを特徴とする自動車専用船への積付計画策定方法。
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