JPH01126958A - ヘッドレストの支持アーム - Google Patents

ヘッドレストの支持アーム

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JPH01126958A
JPH01126958A JP62285463A JP28546387A JPH01126958A JP H01126958 A JPH01126958 A JP H01126958A JP 62285463 A JP62285463 A JP 62285463A JP 28546387 A JP28546387 A JP 28546387A JP H01126958 A JPH01126958 A JP H01126958A
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Takenori Seshima
瀬島 健昇
Teruo Hoshi
星 輝雄
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Mizuho Ika Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は医療器械に係り、特に脳神経外科手術に用いら
れるヘッドレストの支持アームに関する。
〔従来の技術〕
脳の外科手術を行うなめには頭蓋を固定する必要がある
。そのために、手術台にはヘッドレストが設けられてい
る。ヘッドレストは、大別して、直接頭蓋を支えるため
のへラドボルダと、このホルダと手術台とを連結して支
持する支持アームとからなる。
第10図に従来の支持アームの構成例を示す。
支持アームは、手術部位に応じてヘッドボルタの位置あ
るいは向きを変えることができるようにななっており、
一般に多関節構造となっている。すなわち、第10図に
示すように、一対の固定ピン1.1を連結する固定フレ
ーム2に第1アーム(基端側アーム)3の基端が枢着さ
れ、次いでこの第1アーム3に第2アーム4が枢着され
、さらにこの第2アーム4の先端にヘッドホルダ取付用
のアタッチメント5がユニバーサルジヨイント6を介し
て回動可能に取付けられている。
各アームの関節部分(以下、連結部という、)には各ア
ーム位置を調節したのちその位置を固定保持(ロック)
するための範付けねじがそれぞれ設けられている。すな
わち、固定フレーム2と第1アーム3および第2アーム
4との連結部には締付けねじ7が、第1アーム3と第2
アーム4との連結部には抜は止めbじ8が、第2アーム
4とアタッチメント5との連結部(ユニバーサルジヨイ
ント)6には締付けねじりが、というように各連結部ご
とに独立したロック手段が設けられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来の支持アームにおける問題点は、各連結部ごと
に独立したロック手段が設けられている点である。脳外
科手術においては頭蓋の位置を正確に定め、かつ、その
状態を確実に保持する必要がある。しかし、ロック手段
が個々の連結部に分散していたのでは、ヘッドホルダの
位置が各締付けねじの締付けごとに微妙にずれ、最終的
に当初予定した位置から狂ってしまう場合が起こる。そ
の場合には再度調節しなおさなければならないという不
都合が生じる。したがって、ヘッドホルダの位置を決定
した時点で直ちに1操作のみによって全ての連結部が同
時にロックされることか要請される。
本発明は、上記要請に基づき、1操作で全ての連結部を
確実・にロックし、正確な位置でヘッドレストを支持す
ることが可能な支持アームを堤供することを目的とする
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記従来の問題点を解決し、かつ、本発明の
目的を達成するために、複数の関節部分からなり、一端
が手術台の固定フレームに取付けられ、他端に頭蓋を支
えるためのヘッドホルダを保持して各関節部分を締緩自
在としたヘッドレストにおいて、前記ヘッドレストは流
体圧供給手段を備え、この流体圧供給手段をレバー操作
により動作させて各関節部分を同時に締緩せしめるよう
にしたことを特徴とするものである。
〔作用〕
上記本発明の構成によれば、レバーを操作することによ
り流体圧供給手段が動作し、当該流体圧供給手段による
作動流体の作用により各関節部分を同時に締付け(又は
緩め)るため、きわめて簡単かつ確実にアームの位置決
めを行うことが可能となる。
〔実施例〕
次に本発明に係る実施例を図面に基づいて説明する。
第1図、第2図に示すように、支持アームは固定フレー
ム2に連結され手術台に挿入固定される第1アーム(基
端側アーム)10と、この第1アーム10の先端に基端
が連結された第2アーム11と、この第2アーム11の
先端に基端が連結された第3アーム12と、この第3ア
ーム12にユニバーサルジヨイント6を介して連結され
たアタッチメント13と、を備えて多関節構造で構成さ
れている。これらの各アーム10.11.12ならびに
アタッチメント13にはそれぞれ相互に回動自在に連結
されており、例えば、第8図、第9図のように折曲可能
となっている。
第3図に示すように第1アーム10の基端連結部はすり
割り構造にて拡縮自在とされて固定フレーム2に嵌合さ
れている。第1アーム10の基端部には連結ボルト15
がすり割り部14を経て貫通して設けられている。連結
ボルト15は傘状頭部16を有し、これに垂直な軸部1
7が設けられて断面路丁字状に形成されたいわゆる段付
きボルトの類である。すり割り部14を境にして基端側
部18に位置する軸部17aは当該基端側部18におい
て遊嵌され、その軸部17の部分は基端四部18との間
でスライド可能である。一方、すり割り部14を境にし
て先端側部19に位置する軸部17bにはねじ部Sが設
けられて先端側部19内に螺設されたねじ部に嵌合され
る。連結ボルト15の傘状頭部16と基端側部18との
間には押圧リング20が介在されている。押圧リングR
は連結ボルト15とは独立に軸部17に沿ってその軸方
向に摺動可能であり、かつ回動可能である。
傘状頭部16にはねじ締め用の穴21aが設けられ、こ
れに適当な治具を嵌めて回わすことにより連結ボルト1
5の締付は量が調整可能である。連結ボルト15の軸部
17および傘状頭部16内には一体に連通した作動流体
路21が穿設されている1作動流体路21の一端は軸部
17の先端で開放され、他端は押圧リング20と傘状頭
部16との間の面まで通じている。22は流体圧を押圧
リング20に均一に作用させるための溝部(間隙部)で
あり、周方向に連続して設けられている。
第1アーム10の内部にはその長手方向に延在する作動
流体路23が穿設され、軸部17の作動流体路21に連
通している。第1アーム10の先端部は第2アーム11
の基端部と重ね合され、連結ボルト24により相互に回
動自在に連結されている。
第1アーム10の側部には流体圧シリンダ25が第1ア
ーム10の長手方向に沿って設けられ、そのシリンダ室
26は作動流体路23に連通している。ピストン27の
後端にはすり林状の穴りが形成され、これにロッド28
の先端が遊嵌されている。ロッド28の後端は操作レバ
ー29の基端に設けた軸支片44に枢着されている。こ
の枢着点P1は操作レバー29の枢着点Pより偏心して
設けられている。(第4図、第5図参照、)そして、操
作レバー29を引くことにより、ロッド28の軸支部の
偏心長さ分だけロッド28が後退し、逆に第1アーム1
olI!lに押すことにより同量だけ進むようになって
いる。したがって、操作レバー29を第1アームl0I
IIに押すことによりシリンダ室26内の作動流体(油
等)の圧力が高まり、作動流体路23を通じて伝達され
る(具体的動作は後述する)。
次に、第6図に示すように第1アーム10と第2アーム
11との連結部において、連結ボルト24は、傘状頭部
30を有し、これに垂直な軸部31が設けられて断面路
丁字状に形成された、いわゆる段付ボルトの類である。
連結ボルト24の軸部31の先端部は第2アーム11側
にねじにより螺合され、第1アーム10を貫通ずる部分
は単に嵌合しているのみである。したがって、第1アー
ム10は軸部31を回転軸として自由に回転可能である
軸部31内にはその軸方向に貫通する透孔32が穿設さ
れ、かつその透孔32から軸部31の径方向に複数の透
孔33a、33b、33cが穿設されている。透孔33
aは軸部31の外周に設けられた間隙34に通じ、間隙
34はシリンダ室26に通じている。そのため、シリン
ダ室26からの作動流体は間隙34、透孔33aを介し
て透 。
孔32に供給される。透孔33bは連結ボルト24の傘
状頭部30と後述の押圧リング35との境界面に通じて
いる。透孔33cは後述の第2アーム11の作動流体路
36に通じている。
傘状頭部30の内面と第1アーム10の先端外面との間
には前述の押圧リング35(第7図参照)が介在されて
いる。37は押圧リング35の回動制限ノックビンであ
って円周上4ケ所に投置されている。ノ・yクビン37
は連結ボルト24に打ち込み固定されており、押圧リン
グ35111Iには、このビンに対応するよう凹部を有
している。また、押圧リング35はノックビンの軸方向
に摺動可能となっている。流体は透孔33bを連通して
いる押圧リングの内面取?1lI33dに入り込んで押
圧リング35を第1アーム10側に押圧する。これによ
り−、第1アーム10は第2アーム11側に押されて両
者が密着し、相互の回動を拘束してロックする。なお、
ロックさせやすいように、第1アーム10と第2アーム
11との合わせ面間にパツキン38を等を介在させるこ
とは効果的である。同じく第6図に示すように、第2ア
ーム11の作動流体路36は該当第1アーム11内にそ
の長平方向に連続して設けられている。第2アーム11
の先端側は第3アーム12の基端部と重ね合されて、連
結ボルト39により相互に回転自在に連結されている。
この連結部において、連結ボルト39は前述の連結ボル
ト24と同様な構成であり、各部に同じ符号を附して説
明を省略する0傘状頭部30の内面と第3アーム12の
基端部外面との間には押圧リング35(第7図参照)が
介在されている。この押圧リング35の面取溝33dは
透孔33bに連通し、同様に押圧リング37を押圧する
ことにより、間接的に第3アーム12を第2アーム11
側に押圧するようになっている。これにより、第3アー
ム12は第2アーム11側に押されて両者が密着し、相
互の回動を拘束し、ロックする。パツキン38を介在さ
せることの効果は前述と同じである。透孔33aは第3
アーム12内に穿設された作動流体路41に通じており
、作動流体は作動流体#1%41を介してユニバーサル
ジヨイント6の楔体42の背部に供給される。
*に42は、ユニバーサルジヨイント6の球部43とゲ
ージング44の内面との間に前記作!IJ流体の作用に
より、入り込みその楔効果により、球部43の動きを阻
止する。これにより、アタッチメント13はロックされ
る。このアタッチメント13にヘッドホルダが支持され
ている。
なお、各国において、符号45は作動流体の漏出を防止
するための0リングである。
次に動作を説明する。
ヘッドホルダ(図示せ゛ず)の位置調整に際しては、第
1アーム10、第2アーム11、第3アーム12および
アタッチメント13を適宜調節してその位置を決定する
。このとき、操作レバー29を引き上げておく、操作レ
バー29の引き上げによりピストン27は後退し、シリ
ンダ室26には圧力が作用しないので、第1アーム10
の基端部の押圧リング20、第1アーム10と第2アー
ム11との連結部における押圧リング35、第2アーム
11と第3アーム12との連結部における押圧リング4
0および楔体42には押圧力が作用しない、したがって
、各連結部は自由に回動可能である。
位rrt−amが終了した時点で、操作レバー29を第
1ア〒ム10111に押ず(倒す)ことにより、ロッド
28がピストン27を押圧し、シリンダ室26内の作動
流体が加圧され、その圧力が作動流体路34.23.2
1.36.41のそれぞれを通じて各連結部に伝達され
る。すると、第1アーム10の基端部では押圧リング2
0が押されて第1アーム10の基端部のすり割り部14
の基端側部18を押圧する。この押圧作用により、基端
側部18はずり割り部14の間隙を挟めるように鋤らさ
、第1アーム10の基端部は固定フレーム2を締付け、
その回動が阻止される。一方、第1アーム10と第2ア
ーム11との連結部においては押圧リング35が押圧さ
れて第1アーム10を第2アーム11111に密着させ
、また第2アーム11と第3アーム12との連結部にお
いては押圧リング40が押圧されて第3アーム12を第
2アーム11側に密着させる。これにより、第1アーム
10、第2アーム11、第3アーム12の各連結部を同
時にロックする。さらに、同時に、楔体42が球部43
とケーシング44の内面との間に入り込んで球部43の
回動を阻止し、したがってアタッチメント13がロック
される。
また、本発明においては、従来のものに比較して関節部
分が多くなり、これによってヘッドホルダを所望位置に
スムーズにもっていくことが可能となる。
このように、操作レバー29を操作するだけで、全連結
部の動きを阻止することができる。なお、各連結部を完
全に自由回転可能とすると、各アームの位置を決めにく
い、そこで、ある程度操作レバー29を締め気味(第1
アーム10側に倒し気味)にしておいて、いわば仮止め
の形で調整作業を進めることも可能でありm調整が可能
となる。
〔発明の効果〕
以上述べた通り、本発明によれば、操作レバーによって
動作する流体圧供給手段により、作動流体の駆動圧力が
各アームの全連結部に伝達されるたり、各連結部を個々
に独立してロックする必要がなく、またそれによって生
じる調整誤差が生じることなく、関節部分を多くしても
1操作により簡単にヘッドレストの位置決めをすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る支持アームを示す一部破断正面図
、第2図はその平面図、第3図は第1アーム基端部の詳
細を示す断面図、第4図はその側面図、第5図は操作レ
バーの斜視図、第6図は第1アーム、第2アーム、第3
アームの各連結部の詳細を示す断面図、第7図は押圧リ
ングの一部破断斜視図、第8図、第9図は動作説明図、
第10図は従来の支持フレームの例を示す斜視図である
。 2・・・Gi定7レーム、6・・・ユニバーサルジヨイ
ント、10・・・第1アーム、11・・・第2アーム、
12・・・第3アーム、13・・・アタッチメント、1
4・・・ずり割り部、15・・・連結ボルト、16・・
・傘状頭部、17・・・軸部、20押圧リング、21・
・・作動流体路、22・・・溝部(間隙部)、23・・
・作動流体路、24・・・連結ボルト、25・・・流体
圧シリンダ(流体圧供給手段)、29・・・操作レバー
、30・・・傘状頭部、31・・・軸部、39・・・連
結ボルト、41・・・作動流体路、42・・・楔体、4
3・・・球部、44・・・ケーシング。 第  4  図 第  5  図 ]1 第9図 第10図 手続補正書 昭和63年1月8日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数の関節部分からなり、一端が手術台の固定フレ
    ームに取付けられ、他端に頭蓋を支えるためのヘッドホ
    ルダを保持して各関節部分を締緩自在としたヘッドレス
    トにおいて、 前記ヘッドレストは流体圧供給手段を備え、この流体圧
    供給手段をレバー操作により動作させて各関節部分を同
    時に締緩せしめるようにしたことを特徴とするヘッドレ
    ストの支持アーム。 2、特許請求の範囲第1項記載の支持アームにおいて、
    前記関節部分は複数のアームの端部が相互に重ね合わさ
    れてなり、傘状頭部とこれに垂直な軸部とを有して断面
    略T字状に形成された連結ボルトの前記軸部を前記関節
    部分における一方のアームの外面側から他方のアームに
    、前記一方のアームが回転可能な状態で貫通するととも
    に他方のアームに固着してなることを特徴とするヘッド
    レストの支持アーム。 3、特許請求の範囲第2項記載の支持アームにおいて、
    前記各アームの関節部分における一方のアームの外面と
    前記連結ボルトの傘状頭部の内面との間に押圧リングが
    介在され、前記押圧リングと連結ボルトの傘状頭部内面
    との間に間隙部が設けられ、前記各関節部分の間隙部に
    連通する作動流体路が設けられ、前記作動流体路に流体
    圧供給手段が設けられ、前記流体圧供給手段の操作レバ
    ーがいずれかのアームに付設され、前記間隙部、作動流
    体路および流体圧供給手段には作動流体が充填されてい
    ることを特徴とするヘッドレストの支持アーム。 4、特許請求の範囲第2項または第3項記載の支持アー
    ムにおいて、前記支持アームの基端側アームの基端部は
    すり割り部を有して固定フレームに回動可能に嵌着され
    、傘状頭部とこれに垂直な軸部とを有して断面略T字状
    に形成された連結ボルトの前期軸部が、前記すり割り部
    を経て前記基端側アームの基端側から先端側に前記すり
    割り部を境に基端側において回転自在な状態で貫通され
    るとともに先端側に固着され、前記傘状頭部内面と前記
    基端側アームの基端面との間に押圧リングが介在され、
    前記連結ボルトには前記作動流体路に連通して前記傘状
    頭部内面と押圧リングとの間に通ずる作動流体路が穿設
    されていることを特徴とするヘッドレストの支持アーム
    。 5、特許請求の範囲第2項、第3項、または第4項記載
    の支持アームにおいて、前記支持アームの先端側アーム
    にはユニバーサルジョイントを介してヘッドレスト取付
    用アタッチメントが取付けられており、前記ユニバーサ
    ルジョイントの可動球体と、これを囲むケーシングの内
    面との間に進退可能な楔体が設けられ、この楔体の背面
    に前記作動流体路が連通していることを特徴とするヘッ
    ドレストの支持アーム。 6、特許請求の範囲第2項、第3項、第4項または第5
    項記載の支持アームにおいて、前記作動流体路は各アー
    ムの内部を貫通して穿設されていることを特徴とするヘ
    ッドレストの支持アーム。
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WO2018061104A1 (ja) * 2016-09-28 2018-04-05 ミズホ株式会社 手術用頭部固定装置

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WO2018061104A1 (ja) * 2016-09-28 2018-04-05 ミズホ株式会社 手術用頭部固定装置
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