JPH01125636A - ファイル退避復元方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 磁気ディスク等のランダムアクセス記憶媒体のファイル
退避復元方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、退避媒体上の一部のファイルを復元する場合、最
初に復元対象ファイルに対応するファイルディレクトリ
を復元し、その後の復元対象ファイルのファイル内容の
サーチは退避媒体上の一番最初のファイル内容から行う
方法、すなわち第一リールから順次サーチするという方
法がとられている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

退避の対象となる磁気ディスク等のランダムアクセス記
憶媒体の記憶容量は年々増大しており、その１媒体を退
避するための退避媒体のリール数は、非常に多くなって
いる。

退避媒体から一部のファイルを復元するのに必要な時間
は、対象ファイルのファイルディレクトリのサーチ時間
、ファイルディレクトリの復元時間、対象ファイルのフ
ァイル内容のサーチ時間、およびファイル内容の復元時
間より構成される。

対象ファイルのファイル内容のサーチ時間は、従来の方
法では、対象ファイルの退避媒体上の格納位置によって
左右され、退避媒体が複数リールの場合、ファイル内容
の格納位置が後のリールであればあるほど長くなり、結
果としてファイルの復元時間が非常に長くなるという欠
点がある。

〔問題を解決するための手段〕

本発明は、磁気ディスク等のランダムアクセス記憶媒体
である退避対象媒体と、 前記退避対象媒体上の各ファイルに対応するファイルデ
ィレクトリとファイル内容とが格納された複数リールか
ら構成される退避媒体と、前記退避媒体に格納されたフ
ァイルのファイル名と退避媒体のリール一連番号とを記
述した退避ファイルリストと、 磁気ディスク等のランダムアクセス記憶媒体である復元
対象媒体と、 前記退避対象媒体を入力し退避対象媒体上の各ファイル
に対応するファイルディレクトリとファイル内容とを前
記退避媒体に出力し、また退避したファイル名と退避媒
体のリール一連番号とを前記退避ファイルリストに出力
するファイル退避手段と、 利用者により指定された復元対象ファイルに対応するフ
ァイルディレクトリを前記退避媒体より入力し、前記復
元対象媒体へ復元し、その後利用者により途中リールか
らの復元指示が有るか否か判定し、途中リールからの復
元指定が有れば退避媒体のリール交換要求メツセージを
出力し、前記退避ファイルリストに出力されたファイル
名と退避媒体のリール一連番号とをもとに利用者により
マウントされた復元対象ファイルが格納されたリールか
ら復元対象ファイル内容のサーチを行い、復元対象ファ
イル内容が見つかったら前記復元対象媒体へファイル内
容を復元し、一方途中リールからの復元指定がなければ
現在処理中のリールすなわち第１リールから復元対象フ
ァイル内容のサーチを開始し復元対象ファイル内容が見
つかったら前記復元対象媒体へファイル内容を復元する
ファイル復元手段とから構成される。

〔実施例〕

次に本発明を図面を参照して詳細に説明する。

第１図を参照すると、本発明の一実施例は退避の対象と
なる磁気ディスク等のランダムアクセス記憶媒体である
退避対象媒体１、この退避対象媒体１上の各ファイルに
対応するファイルディレクトリとファイル内容とを保有
し、複数リールから構成される退避媒体４、この退避媒
体４に格納されたファイルのファイル名と退避媒体のリ
ール−連番号とを記述した帳表である退避ファイルリス
ト３、復元の対象となる磁気ディスク等のランダムアク
セス記憶媒体である復元対象媒体６、この退避対象媒体
１を入力し退避対象媒体上の各ファイルに対応するファ
イルディレクトリとファイル内容とを前記退避媒体４に
出力し、また退避したファイル名と退避媒体のリール一
連番号とを退避ファイルリスト３に出力するファイル退
避手段２、利用者により指定された復元対象ファイルに
対応するファイルディレクトリを前記退避媒体４から入
力し、前記復元対象媒体６に復元し、その後利用者によ
り途中リールからの復元指示が有るか否か判定し、途中
リールからの復元指定が有れば退避媒体のリール交換要
求メツセージを出力し、前記退避ファイルリスト３に出
力されたファイル名と退避媒体のリール一連番号とをも
とに利用者によりマウントされた復元対象媒体ファイル
が格納されたリールから復元対象ファイル内容のサーチ
を行い、復元対象ファイル内容が見つかったら前記復元
対象媒体６ヘフアイル内容を復元し、−方途中リールか
らの復元指定がなければ現在処理中のリール、すなわち
第１リールから復元対象ファイル内容のサーチを開始し
復元対象ファイル内容が見つかったら前記復元対象媒体
６ヘフアイル内容を復元するファイル復元手段５とから
構成される。

ファイル復元手段５は第３図のフローチャートに示す処
理を行う。前記退避媒体４上のファイルディレクトリと
ファイル内容との格納状態が第２図のような場合を例と
してファイル復元手段５の詳細処理を以下述べる。

第２図を参照すると、Ｄ１〜Ｄｎは前記退避媒体４上に
格納される各ファイルに対応するファイルディレクトリ
であり、Ｆ１〜ＦｎはファイルディレクトリＤ１〜Ｄｎ
に対応するファイル内容である。ここでファイルディレ
クトリＤ１とファイル内容Ｆ１とから構成されるファイ
ルなＦＬｌ、以下同様にファイルディレクトリＤｍとフ
ァイル内容Ｆｍとから構成されるファイルをＦＬｍとす
る。

第１図から第３図を参照すると、利用者により復元対象
ファイルＦＬｍが指定されると、ファイル復元手段５は
指定された復元対象ファイルＦＬｍに対応するファイル
ディレクトリＤｍをサーチしくステップ１１）、ファイ
ルディレクトリＤｍを前記復元対象媒体６に復元する（
ステップ１２）。その後ファイル復元手段５は利用者に
よる途中リールからの復元指示が有るか否か判定しくス
テップ１３）、途中リールからの復元指定が有れば退避
媒体のリール交換要求メツセージを出力する（ステップ
１４）。そこで利用者は前記退避ファイルリスト３に出
力されたファイル名と退避媒体のリール一連番号とをも
とに復元対象ファイル内容Ｆｍが格納されたリールを取
付ける（ステップ１５）。その後ファイル復元手段５は
取付けられたリール上の復元対象ファイル内容Ｆｍをサ
ーチしくステップ１６）、復元対象ファイル内容Ｆｍが
見つかったら前記復元対象媒体６へ復元する（ステップ
１７）。一方ステップ１３にて途中リールからの復元指
定がなければ現在処理中のリール、すなわち第１リール
から復元対象ファイル内容Ｆｍが格納されたリールまで
順次復元対象、ファイル内容Ｆｍをサーチしくステップ
１６）、復元対象ファイル内容Ｆｍが見つかったら前記
復元対象媒体６へ復元する（ステップ１７）。

〔発明の効果〕

以上説明したように、復元対象ファイルが退避媒体の第
２リール以降に格納されている場合、利用者が途中リー
ルからの復元指定を行うと、ファイル復元手段５での退
避対象ファイル内容のサーチの時、復元対象ファイルが
格納されたリールよりの前のリールのサーチが省略され
るため、むだなサーチ時間がなくなり、復元対象ファイ
ルの退避媒体上の格納位置によっては、ファイル復元時
間が大幅に削減されるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示す図、第２図は退
避媒体上のファイルディレクトリとファイル内容との格
納状態を示す図、および第３図はファイル復元手段５の
詳細処理を示すフローチャートである。 図において、１・・・・・・退避対象媒体、２・・・・
・・ファイル退避手段、３・・・・・・退避ファイルリ
スト、４・・・・・・退避媒体、５・・・・・・ファイ
ル復元手段、６・・・・・・復元対象媒体。 代理人　弁理士　　内　原　　　音 箔１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 利用者により指定された復元対象ファイルに対応するフ
   ァイルディレクトリを退避媒体から入力し、復元対象媒
   体へ復元し、その後外部からの途中リールからの復元指
   示が有るか否か判定し、途中リールからの復元指定が有
   れば退避媒体のリール交換要求メッセージを出力し、前
   記退避ファイルリストに出力されたファイル名と退避媒
   体のリール一連番号とをもとに取付けられた復元対象媒
   体ファイルの格納されたリールから復元対象ファイル内
   容のサーチを行い、復元対象ファイル内容が見つかった
   ら前記復元対象媒体へファイル内容を復元し、一方途中
   リールからの復元指定がなければ現在処理中の第１リー
   ルから復元対象ファイル内容のサーチを開始し復元対象
   ファイル内容が見つかったら前記復元対象媒体へファイ
   ル内容を復元することを特徴とするファイル退避復元方
   式。