JPH01125598A - 遠心形多段ポンプ - Google Patents
遠心形多段ポンプInfo
- Publication number
- JPH01125598A JPH01125598A JP28280387A JP28280387A JPH01125598A JP H01125598 A JPH01125598 A JP H01125598A JP 28280387 A JP28280387 A JP 28280387A JP 28280387 A JP28280387 A JP 28280387A JP H01125598 A JPH01125598 A JP H01125598A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide vane
- liquid
- impeller
- side plate
- outer periphery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract description 38
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 1
- 239000002173 cutting fluid Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は吐出流量の比較的少ない高圧の遠心形多段ポ
ンプにおいて、渦流の発生を減らして効率を向上させる
ことができるようにしたものに関する。
ンプにおいて、渦流の発生を減らして効率を向上させる
ことができるようにしたものに関する。
遠心形多段ポンプの従来例を第５図にもとづいて説明す
る。この図は工作機械用切削液等を移送する吐出流量の
比較的少ない高圧のクーラントポンプを示し、中心部か
ら液体を吸引して外周部から吐出する多段の遠心形イン
ペラ１が立て形回転軸２の下端部に固着され、このイン
ペラ１は各段ごとにコ字形断面のケーシング３，４で包
囲されている。最下段のケーシング３の端面中心部には
吸込み口３ａが設けられ、第２段および第３段のケーシ
ング４はそれぞれ外側端面に整流ガイドベーン５が複数
放射状に設けられている。このガイドベーン５は軸方向
の先端部に環状の側板６が一体形成されている。前記ポ
ンプは回転軸２の回転に伴うインペラ１の作用で吸込み
口３ａから液体を吸入し、第１段のインペラ１で加圧し
て外周部から吐出した液体は隣接するガイドベーン５に
より中心部に向かって送り込まれる。この液体は第２段
のインペラ１の中心部から吸引してさらに加圧され、こ
の加圧を繰り返して最終的に高圧となる。
る。この図は工作機械用切削液等を移送する吐出流量の
比較的少ない高圧のクーラントポンプを示し、中心部か
ら液体を吸引して外周部から吐出する多段の遠心形イン
ペラ１が立て形回転軸２の下端部に固着され、このイン
ペラ１は各段ごとにコ字形断面のケーシング３，４で包
囲されている。最下段のケーシング３の端面中心部には
吸込み口３ａが設けられ、第２段および第３段のケーシ
ング４はそれぞれ外側端面に整流ガイドベーン５が複数
放射状に設けられている。このガイドベーン５は軸方向
の先端部に環状の側板６が一体形成されている。前記ポ
ンプは回転軸２の回転に伴うインペラ１の作用で吸込み
口３ａから液体を吸入し、第１段のインペラ１で加圧し
て外周部から吐出した液体は隣接するガイドベーン５に
より中心部に向かって送り込まれる。この液体は第２段
のインペラ１の中心部から吸引してさらに加圧され、こ
の加圧を繰り返して最終的に高圧となる。
前記構造では高圧の液体がガイドベーン５の大径部と小
径部の付近で急激に１８０°転回してこれに伴う渦流の
発生に止り大きな圧力損失を生じるので効率が低下する
という欠点があった。
径部の付近で急激に１８０°転回してこれに伴う渦流の
発生に止り大きな圧力損失を生じるので効率が低下する
という欠点があった。
この発明は前記の欠点を除去するために、渦流の発生を
減らして効率を向上させることができるようにした吐出
流量の比較的少ない高圧の遠心形多段ポンプを提供する
ことを目的とする。
減らして効率を向上させることができるようにした吐出
流量の比較的少ない高圧の遠心形多段ポンプを提供する
ことを目的とする。
この発明は前記の目的を達成するために、整流ガイドベ
ーン１５の側板１６の外周部に隣接するインペラ１側か
らガイドベーン１５の大径部に向かって断面積の漸増す
る渦巻き状通液路１７を形成するとともに、前記ガイド
ベーン１５を通液路１７と同一方向の渦巻き状に形成す
るようにしたものである。
ーン１５の側板１６の外周部に隣接するインペラ１側か
らガイドベーン１５の大径部に向かって断面積の漸増す
る渦巻き状通液路１７を形成するとともに、前記ガイド
ベーン１５を通液路１７と同一方向の渦巻き状に形成す
るようにしたものである。
インペラ１の外周部から径方向に吐出した液体は渦巻き
状に形成した前記側板１６の外周部の通液路１７とガイ
ドベーン１５によりほぼ接線方向に９０°転回するのみ
で中心部に送り込むことができるので、従来例で説明し
たものより渦流の発生による圧力損失を減らすことがで
きる。
状に形成した前記側板１６の外周部の通液路１７とガイ
ドベーン１５によりほぼ接線方向に９０°転回するのみ
で中心部に送り込むことができるので、従来例で説明し
たものより渦流の発生による圧力損失を減らすことがで
きる。
第１図および第２図はこの発明の実施例を示すもので、
第５図と同一符号で示すものは同一部品である。これら
の図において、第２段および第３段のケーシング４のそ
れぞれ外側端面に整流ガイドベーン１５が複数段けられ
、このガイドベーン１５の軸方向先端部には環状の側板
１６が一体形成されている。前記側板１６は隣接するイ
ンペラ１を包囲するケーシング３または４の内周にはめ
込まれ、この側板１６の外周部にはインペラ１の外周部
から径方向に吐出した液体を整流しながらほぼ接線方向
に９０°転回させる渦巻き状通液路１７が形成されてい
る。この通液路１７は断面積がインペラ１側からガイド
ベーン１５の大径部に向かって漸増する三角形断面をな
し、通液路１７を形成する径方向の仕切部１６ａを第３
図および第４ａ図ないし第４ｅ図に示すように半周近く
にわたり円周方向に斜めに設けて形成される。また通液
路１７の断面積を大きくするために第４ｃ図に示す三角
形の角度αは４５°前後としさらに第４ａ図に示す側板
１６の外周部の軸方向寸法ｔをインペラ１の羽根部幅Ｐ
の数倍程度にしている。
第５図と同一符号で示すものは同一部品である。これら
の図において、第２段および第３段のケーシング４のそ
れぞれ外側端面に整流ガイドベーン１５が複数段けられ
、このガイドベーン１５の軸方向先端部には環状の側板
１６が一体形成されている。前記側板１６は隣接するイ
ンペラ１を包囲するケーシング３または４の内周にはめ
込まれ、この側板１６の外周部にはインペラ１の外周部
から径方向に吐出した液体を整流しながらほぼ接線方向
に９０°転回させる渦巻き状通液路１７が形成されてい
る。この通液路１７は断面積がインペラ１側からガイド
ベーン１５の大径部に向かって漸増する三角形断面をな
し、通液路１７を形成する径方向の仕切部１６ａを第３
図および第４ａ図ないし第４ｅ図に示すように半周近く
にわたり円周方向に斜めに設けて形成される。また通液
路１７の断面積を大きくするために第４ｃ図に示す三角
形の角度αは４５°前後としさらに第４ａ図に示す側板
１６の外周部の軸方向寸法ｔをインペラ１の羽根部幅Ｐ
の数倍程度にしている。
通液路１７を形成する前記ケーシング３，４の内周は表
面を滑らかにするために機械加工される。
面を滑らかにするために機械加工される。
前記ガイドベーン１５は通液路１７と同一方向の渦巻き
状に形成され前記通液路１７の終端部から吐出した液体
を中心部に向かって円滑に送り込むことができるように
なっている。
状に形成され前記通液路１７の終端部から吐出した液体
を中心部に向かって円滑に送り込むことができるように
なっている。
前記実施例では通液路１７を円周上に二つ設ける場合に
ついて説明したが、これに限定されるものではない、し
かし通液路１７をあまり多数設けると液体の転回角度が
大きくなるので渦流の発生による圧力損失が増して効率
が低下する。
ついて説明したが、これに限定されるものではない、し
かし通液路１７をあまり多数設けると液体の転回角度が
大きくなるので渦流の発生による圧力損失が増して効率
が低下する。
この発明によれば吐出流量の比較的少ない高圧の遠心形
多段ポンプにおいて、整流ガイドベーンの側板外周部に
隣接するインペラ側からガイドベーンの大径部に向かっ
て断面積の漸増する渦巻き状通液路を形成するとともに
、前記ガイドベーンを通液路と同一方向の渦巻き状に形
成し、インペラの外周部から径方向に吐出した液体を前
記通液路とガイドベーンによりほぼ接線方向に９０”転
回するのみで中心部に送り込むことができるようにした
ので、従来例で説明したものより渦流の発生による圧力
損失を減らして効率を向上させることができるという効
果が得られる。
多段ポンプにおいて、整流ガイドベーンの側板外周部に
隣接するインペラ側からガイドベーンの大径部に向かっ
て断面積の漸増する渦巻き状通液路を形成するとともに
、前記ガイドベーンを通液路と同一方向の渦巻き状に形
成し、インペラの外周部から径方向に吐出した液体を前
記通液路とガイドベーンによりほぼ接線方向に９０”転
回するのみで中心部に送り込むことができるようにした
ので、従来例で説明したものより渦流の発生による圧力
損失を減らして効率を向上させることができるという効
果が得られる。
第１図はこの発明の実施例の要部縦断面図、第２図は第
１図のｎ−ｎ線に沿う横断面図、第３図は第１図および
第２図の通液路の外周側から見た展開図、第４３図ない
し第４ｅ図はそれぞれ第３図のａ−ａ線ないしｅ−ｅ線
に沿う横断面図、第５図は従来例の縦断面図である。 １・・・インペラ、３．４・・・ケーシング、１５・・
・ガイドベーン、１６・・・側板、１７・・・通液路。
１図のｎ−ｎ線に沿う横断面図、第３図は第１図および
第２図の通液路の外周側から見た展開図、第４３図ない
し第４ｅ図はそれぞれ第３図のａ−ａ線ないしｅ−ｅ線
に沿う横断面図、第５図は従来例の縦断面図である。 １・・・インペラ、３．４・・・ケーシング、１５・・
・ガイドベーン、１６・・・側板、１７・・・通液路。
Claims (1)
- １）中心部から液体を吸引して外周部から吐出する多段
の遠心形インペラと、このインペラを各段ごとに包囲す
るコ字形断面のケーシングとを備え、隣接する前記イン
ペラの間のケーシング外側端面に整流ガイドベーンを設
けるとともに、このガイドベーンの軸方向先端部に環状
の側板を一体形成してなるポンプにおいて、前記側板の
外周部に隣接するインペラ側からガイドベーンの大径部
に向かって断面積の漸増する渦巻き状通液路を形成する
とともに、前記ガイドベーンを通液路と同一方向の渦巻
き状に形成したことを特徴とする遠心形多段ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62282803A JPH0648000B2 (ja) | 1987-11-09 | 1987-11-09 | 遠心形多段ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62282803A JPH0648000B2 (ja) | 1987-11-09 | 1987-11-09 | 遠心形多段ポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01125598A true JPH01125598A (ja) | 1989-05-18 |
| JPH0648000B2 JPH0648000B2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=17657292
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62282803A Expired - Lifetime JPH0648000B2 (ja) | 1987-11-09 | 1987-11-09 | 遠心形多段ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0648000B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101737351A (zh) * | 2008-11-20 | 2010-06-16 | 上海连成（集团）有限公司 | 新型带流道式导叶的双吸泵 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4802786B2 (ja) * | 2006-03-20 | 2011-10-26 | 株式会社日立プラントテクノロジー | 遠心形ターボ機械 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59165897A (ja) * | 1983-03-11 | 1984-09-19 | Hitachi Ltd | 多段うず巻ポンプ |
-
1987
- 1987-11-09 JP JP62282803A patent/JPH0648000B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59165897A (ja) * | 1983-03-11 | 1984-09-19 | Hitachi Ltd | 多段うず巻ポンプ |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101737351A (zh) * | 2008-11-20 | 2010-06-16 | 上海连成（集团）有限公司 | 新型带流道式导叶的双吸泵 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0648000B2 (ja) | 1994-06-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3860360A (en) | Diffuser for a centrifugal compressor | |
| US3986791A (en) | Hydrodynamic multi-stage pump | |
| US2419669A (en) | Diffuser for centrifugal compressors | |
| US4865519A (en) | Oil submersible pump | |
| JP5872800B2 (ja) | 遠心ポンプ用の渦巻ポンプ・ケーシング | |
| WO2018181343A1 (ja) | 遠心圧縮機 | |
| US8998582B2 (en) | Flow vector control for high speed centrifugal pumps | |
| US3936225A (en) | Diagonal impeller pump | |
| JP3841391B2 (ja) | ターボ機械 | |
| US11035380B2 (en) | Diffuser vane and centrifugal compressor | |
| CA2558869C (en) | Improved velocity profile impeller vane | |
| JP2018135836A (ja) | 遠心圧縮機 | |
| US11773864B2 (en) | Impeller | |
| JPH01125598A (ja) | 遠心形多段ポンプ | |
| CN113446260B (zh) | 叶轮以及离心压缩机 | |
| JP7161419B2 (ja) | 遠心回転機械の製造方法、及び遠心回転機械 | |
| JP2006336486A (ja) | ターボ圧縮機 | |
| CN111356843B (zh) | 多级离心压缩机、壳体以及回流翼片 | |
| US4886417A (en) | Fuel pump and radial-flow impeller therefor | |
| JPH08200290A (ja) | 遠心送風機 | |
| EP0984136A1 (en) | Double-sided centrifugal-centripetral turbine | |
| WO2019155487A1 (en) | Vortex impeller with radially split concentric vanes | |
| JP6269447B2 (ja) | 遠心ポンプ | |
| WO2023238541A1 (ja) | 多段遠心圧縮機 | |
| JP6768172B1 (ja) | 遠心圧縮機 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080622 Year of fee payment: 14 |