JPH01124140A

JPH01124140A - ビデオテープレコーダ

Info

Publication number: JPH01124140A
Application number: JP62282376A
Authority: JP
Inventors: Ichiro Saito; 一郎斎藤; Kazushige Kawazoe; 一重河副
Original assignee: Sony Corp
Current assignee: Sony Corp
Priority date: 1987-11-09
Filing date: 1987-11-09
Publication date: 1989-05-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は回転ヘッド方式のビデオテープレコーダに関す
る。

〔発明のヰ既要〕

本発明は磁気テープを長手方向に移行させるキャプスタ
ンと、この磁気テープの長手方向に対して傾斜したトラ
ックを走査する回転磁気ヘッドとを備えたビデオテープ
レコーダにおいて、磁気テープの傾斜したトラックの一
部に予め記録されたトラッキングサーボ基準信号を利用
してキャプスタンの回転を制御、すなわちトラッキング
サーボをかけるようにしたことにより、良好な記録再生
が可能となるようにしたものである。

〔従来の技術〕

ビデオテープレコーダのトラッキングサーボ方式として
、例えばＣＴＬ方式及びＡＴＦ方式が知られている。Ｃ
ＴＬ方式は磁気テープの長手方向に設けられているＣＴ
Ｌ　）ラックに、記録時に、記録トラックに関連したコ
ントロール信号を記録し、再生時に、この記録されたコ
ントロール信号を用いてトラッキングサーボをかける方
式である。

また、ＡＴＦ方式は、傾斜したトラックに、記録時に、
ビデオ信号と周波数多重された、例えば４周波のパイロ
ット信号を記録し、再生時に、この記録された４周波の
パイロット信号を用いてトラッキングサーボをかける方
式である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このような従来のトラッキングサーボ方式においては、
上述したように、再生時にのみトラッキングサーボをか
ける方式であり、記録時にはトラッキングサーボは何等
かけられていない。したがって、トラック密度が高＜、
トラック幅が狭くなっている場合、従来のビデオテープ
レコーダにおいては、トラック幅がばらつき、トラック
幅が狭くなる部分においてはクロストークが問題となる
欠点があった。また、各ビデオテープレコーダ間におけ
る互換性を保つことも難しくなってきていた。

本発明はこのような点を考慮し、良好な記録再生が可能
となるようにしたものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、磁気テープ（２）を長平方向に移行させるキ
ャプスタン（２２）と、この磁気テープ（２）の長平方
向に対して傾斜したトラックＴＡ　及びＴ、を走査する
回転磁気ヘッドＨＡ及びＨＢとを備えたビデオテープレ
コーダであって、磁気テープ（２）として傾斜したトラ
ックＴＡ　及びＴＢ　の一部θ、、θ。

に予めトラッキングサーボ基準信号、例えば４周波のパ
イロット信号が記録されたものを使用すると共に、この
トラッキングサーボ基準信号を検出する基準信号検出手
段ＨＡ、ＨＢと、このトラッキングサーボ基準信号に基
づいてトラッキングエラーを検出するエラー検出手段（
２４）と、このトラッキングエラーに基づいて、キャプ
スタンの回転を制御するキャプスタンサーボ手段（２５
）とを有するものである。

〔作用〕

上述構成においては、磁気テープ（２）の傾斜したトラ
ックＴＡ　及びＴＢ　の一部θ、、θＢに予め記録され
たトラッキングサーボ基準信号を利用したトラッキング
サーボをかけることができるので、記録時にもトラッキ
ングサーボをかけることができ、トラック幅が狭いもの
であっても、トラック幅がばらつくことなく記録するこ
とが可能となる。

〔実施例〕

以下図面を参照しながら、本発明の一実施例について説
明する。

第１図は、本例のビデオテープレコーダに使用される回
転ヘッド装置を示す図である。

同図において（１）はヘッドドラムである。このヘッド
ドラム（１）には互いに１８０°の角間隔をもって２個
の磁気ヘッドＨＡ及びＨＢが取り付けられている。また
（２）は磁気テープであり、この磁気テープ（２）はヘ
ッドドラム（１）に０７の有効巻付角をもって巻き付け
られている。

第２図は、この磁気テープ（２）のトラックパターンを
示している。同図においてＴＡ　及びＴ、は、磁気ヘッ
ドＨＡ及びＨＢが夫々走査すべき傾斜トラックである。

これら傾斜トラックＴＡ　及びＴ、の始めのθ。

の領域及び終わりの０８の領域はトラッキングサーボ信
号領域とされている。これら領域θえ及びθ、には周波
数がｆ、、　ｆｚ、　ｆ３．　ｆ４．　ｆ＋、　ｆｚ、
・９．。

というように、循環的に変化する４種類のパイロット信
号が記録されている。パイロット信号の周波数ｆ、、　
ｆ、、　ｆ３．　ｆ、　は、夫々例えば１０２ｋＨｚ　
。

１１８ｋＨｚ、　１６４ｋｆｌｚ、１４８ｋＨｚとされ
、あるトラックノパイロット信号とこれに隣接するトラ
ックのパイロットとの周波数差はΔｆＡ＝１５ｋｆｌｚ
　、Δｆｎ　−４６ｋＨｚ　となるようにされている。

また、これら傾斜トラックＴ＾及びＴ、の中央のＯ８の
領域はビデオ信号の記録されるデータ領域とされている
。トラッキングサーボ信号領域θ、及びθＢには、記録
前にパイロット信号が予め記録されている。すなわち、
ブランクテープの状態で例えばコンククトブリントなど
の手法により予め記録されている。

第３図は、本例のビデオテープレコーダのサーボ系回路
の構成を示すものである。

同図において、（１１）はヘッドドラム（１）を回転さ
せるドラムモータ、（１２）は磁気ヘッドＨＡ及びＨＢ
の回転に伴って、例えば１回転に１個のパルスを発生す
るパルス発生器である。

また、（２１）はキャプスタン（２２）を回転させるキ
ャプスタンモータ、（２３）はキャプスタン（２２）の
回転速度に応じた周波数信号を発生させる周波数発電機
である。また、（３１）は記録再生信号処理回路であり
、（３２）は記録再生信号処理回路（３１）より導出さ
れたビデオ信号Ｓｖの入出力端子である。

また、（１３）はドラムサーボ回路であり、記録再生信
号処理回路（３１）より基準信号が供給されると共に、
パルス発生器（１２）からのパルス信号が供給される。

そして、このドラムサーボ回路（１３）により、ドラム
モータ（１１）の回転が制御される。この場合、基準信
号としては垂直同期信号が供給される。

また、磁気ヘッドＨＡ及びＨＢは、記録再生信号処理回
路（３１）に接続される。また、磁気ヘッドＨＡ及びＨ
Ｂの再生信号はＡＴＦエラー回路（２４）に供給される
。このＡＴＦエラー回路（２４）は、磁気へッドト■Δ
及びＨＢが夫々傾斜トラックＴＡ　及びＴＢ　のトラッ
キングサーボ信号領域θ、及びθ、を走査するときに得
られるパイロット信号を用いてトラッキングエラー信号
ＥＡＴＦを形成するものである。このＡＴＦエラー回路
（２４）の構成は、従来周知のＡＴＦサーボ方式のもの
と同様であるので説明は省略する。このＡＴＦエラー回
路（２４）より得られるトラッキングエラー信号巳ＡＴ
Ｆはキャプスタンサーボ回路（２５）に供給されると共
に、このキャプスタンサーボ回路（２５）には周波数発
電機（２３）よりの周波数信号が供給される。そして、
このキャプスタンサーボ回路（２５）によりキャプスタ
ンモータ（２１）の回転が制御される。すなわち、周波
数発電機（２３）からの周波数信号に基づいた速度エラ
ー信号によりキャプスタンモータ（２１）の回転速度が
一定となるように制御されると共に、ＡＴＦエラー回路
（２４）から供給されるトラッキングエラー信号εＡＴ
Ｆに基づいて、キャプスタンモータ（２１）の回転位相
が制御され、磁気ヘッドＨＡ及びＨＢがジャストトラッ
ク状態となるように制御される。

本例は以上のように構成され、記録時には、磁気へラド
ＨＡ及びＨＢが傾斜トラックＴ＾及びＴ、のトラッキン
グサーボ信号領域θえ及びθ６を走査するときに得られ
るパイロット信号を用いてＡＴＦエラー回路（２４）で
トラッキングエラー信号ＥＡＴＦが形成され、このトラ
ッキングエラー信号ＥＡＴＦに基づいてキャプスタンモ
ータ（２１）の回転位相が制御され、磁気ヘッドＨＡ及
びＨＢが夫々傾斜トラックＴＡ　及びＴＢ　を走査する
ジャストトラック状態とされる。そして、この状態にお
いて、端子（３２）にビデオ信号ＳＶが供給されると、
記録再生信号処理回路（３１）より磁気ヘッドＨＡ及び
ＨＢに記録信号が供給寄れ、この記録信号は傾斜トラッ
クＴＡ　及びＴＢ　のデータ領域θＤに順次記録される
。

また、再生時には、磁気ヘッドＨＡ及びＨＢが傾斜トラ
ックＴＡ　及びＴＢ　のトラッキングサーボ信号領域θ
、及びθ、を走査するときに得られるパイロット信号を
用いてＡＴＦエラー回路（２４）でトラッキングエラー
信号ＥＡＴＦが形成され、このトラッキングエラー信号
ＥＡＴＦに基づいてキャプスタンモータ（２１）の回転
位相が制御され、磁気ヘッドＨＡ及びＨＢが夫々傾斜ト
ラックＴＡ　及びＴＢ　を走査するジャストトラック状
態となる。この状態において、傾斜トラックＴＡ及びＴ
、のデータ領域ＯＤ　より磁気ヘッドＨＡ及びＨＢによ
って再生される再生信号は、記録再生信号処理回路（３
１）に供給され、端子（３２）にはビデオ信号ＳＶが得
られる。

このように本例によれば、磁気テープ（２）の傾斜トラ
ックＴＡ及びＴＢ　のトラッキングサーボ信号領域θ、
及びθ３にトラッキングサーボ用のパイロット信号を予
め記録したものを利用してトラッキングサーボをかける
ようにしているので、記録時においてもトラッキングサ
ーボをかけることができ、トラック幅の狭い高密度記録
においても正しいトラック幅での記録が可能となる。し
たがって、高密度記録においてもオフトラックによるク
ロストークを低減できると共に、各ビデオテープレコー
ダ間における互換性を保つことが容易となる利益がある
。

なお、上述実施例においては、トラッキングサーボ基準
信号として４周波のパイロット信号を記録したものを示
したが、トラッキングエラーを検出することができる信
号であればその他の信号であってもよい。例えば、トラ
ッキングサーボ基準信号として夫々のトラックにパター
ンの異なるデジタル信号を記録し、その再生信号レベル
に基づいてトラッキングエラー信号を形成するようにす
ることもできる。

また、上述実施例においては、傾斜トラックＴＡ　及び
Ｔ、の始めの領域θ、及び終りの領域θＢにトラッキン
グサーボ基準信号を記録した例につき述べたものである
が、その他の部分に記録するようにしてもよい。

また、上述実施例によれば、トラッキングサーボ信号領
域θえ及びθ８に記録されているトラッキングサーボ基
準信号を磁気へラドＨＡ及びＨＢで再生するようにして
いるが、専用の磁気ヘッドを設けて再生するようにして
もよい。

〔発明の効果〕

以上述べた本発明によれば、磁気テープの傾斜したトラ
ックの一部に予めトラッキングサーボ基準信号を記録し
、このトラッキングサーボ基準信号を利用してトラッキ
ングサーボをかけるようにしたので、記録時にもトラッ
キングサーボをかけることができ、トラック幅の狭い高
密度記録においても、トラック幅のばらつきのない正確
な記録をすることができる。これにより、オフトラック
によるクロストークを低減することができると共に、各
ビデオテープレコーダ間における互換性を保つことも容
易となる利益がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の回転ヘッド装置を示す図、
第２図はそのトラックパターンを示す図、第３図はその
サーボ系回路の構成を示す図である。（１）はヘッドドラム、（２）は磁気テープ、（１１）
はドラムモータ、（１２＞はパルス発生器、（１３）は
ドラムサーボ回路、（２１）はキャプスタンモータ、（
２２）はキヤプスタン、（２３）は周波数発電機、（２
４）はＡＴＩ？エラー回路、（２５）はキャプスタンサ
ーボ回路、（３１）は記録再生信号処理回路、（３２）
はビデオ信号の入出力端子である。代　　理　　人　　　　　伊　　藤　　　　　頁間　　
　　　　　　松　　隈　　秀　　盛回転へ・・・）゛装
置の構成とけ目第１図トラ・、、クパターン１を丞ＴＥＵサーホ゛蚕口路の構成と示１図第３図

Claims

【特許請求の範囲】磁気テープを長手方向に移行させるキャプスタンと、上
記磁気テープの長手方向に対して傾斜したトラックを走
査する回転磁気ヘッドとを備えたビデオテープレコーダ
において、上記磁気テープとして上記傾斜したトラックの一部に予
めトラッキングサーボ基準信号の記録されたものを使用
すると共に、このトラッキングサーボ基準信号を検出す
る基準信号検出手段と、このトラッキングサーボ基準信
号に基づいてトラッキングエラーを検出するエラー検出
手段と、このトラッキングエラーに基づいて上記キャプ
スタンの回転を制御するキャプスタンサーボ手段とを有
することを特徴とするビデオテープレコーダ。