JPH01122932A - 平滑面を有する深絞りガラス製品の成形方法 - Google Patents

平滑面を有する深絞りガラス製品の成形方法

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JPH01122932A
JPH01122932A JP28037587A JP28037587A JPH01122932A JP H01122932 A JPH01122932 A JP H01122932A JP 28037587 A JP28037587 A JP 28037587A JP 28037587 A JP28037587 A JP 28037587A JP H01122932 A JPH01122932 A JP H01122932A
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glass
glass plate
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Kazuo Shibaoka
芝岡 和夫
Takao Miwa
隆雄 三輪
Toshio Akimoto
秋元 俊夫
Tokuaki Eto
江藤 徳昭
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は平滑面を有する深絞りガラス製品の成形方法、
特に平板テレビ用のデイスプレィ前面パネル等のように
一部に平滑面を有する深絞りガラス製品の成形方法に関
する。
[従来の技術] 一部に、陰極線管の前面パネルには、例えば溶解させた
ガラス塊(ゴブ)を所定の型にプレス成形後、平滑面が
要求される部分を研磨する方法、あるいはガラス板を成
形型上に載置して加熱し、その後真空成形する方法など
がある。
[この発明が解決しようとする問題点コしかしながら、
この様な従来の成形方法のうち、ゴブをプレス成形する
方法においては、成形型による成形時に溶解したガラス
塊が成形型の面に押し付けられるため、ガラス製品の表
面に押し疵が発生してしまい1、このため、平滑面が要
求される部分について成形後に研磨加工を施さなければ
ならなかった。その結果、工程数が増加し、生産効率が
低下し、コストも上昇するという問題があった。
一方、真空成形法にあっては、ガラス板の変形に寄与す
る力が真空力だけであるため、ガラス板の変形させる部
分を高温にする必要があり、この様な状態で真空成形す
ると、温度の高い変形部分の板厚が極めて薄くなり、ま
た変形部分近傍のガラス板部分に成形型との接触による
押し疵がつくという問題があった。
また、真空成形法においても雄型・雌型の間にガラス板
を挟んで成形する方法でも、凹型の上にガラス板を載置
し加熱すると、ガラス板の平坦部分に自重によるたわみ
が発生する事は避けられなかった。
他方、おす型・めす型の間にガラス板をはさんで加熱成
形する方法では、ガラス板には常時剪断力が作用してお
り、深絞り成形をすると、側面を構成するガラス板部分
が引き延ばされガラス板厚が薄くなり強度上問題となり
、蛍光表示管の様な浅い小物の成形に限定されるという
問題があった。
[問題を解決するための手段] この発明は、この様な従来の問題点を解決すべくなされ
たもので有り、平滑面に押し疵がない深絞り成形品を側
壁の肉厚を薄くすることなく低コストで効率的に成形で
きる成形方法を提供する事を目的としている。
この目的を達成するために、この発明はガラス製品の内
寸法に形成され、且つその内周縁部に接触する凸成形型
上にガラス板を乗せ、該ガラス板の変形させるべき外周
部分を、該ガラス製品の平滑面となる該ガラス板の中央
部分よりも高い温度に加熱して該凸成形型上に自重で変
形させた後、該ガラス製品の外寸法に形成された凹成形
型で該変形したガラス板をプレスする平滑面を有する深
絞りガラス製品の成形方法である。
本発明において、ガラス製品が大型になる場合には前記
5成形型の要所に前記ガラス板の中央部分に21幅以下
で接触する中桟で支持することができる。
[作 用コ この様な方法よりなる本発明においては、平滑面を構成
する部分を中桟で支えたうえ相対的に低温にした状態で
、予めガラス板の側壁を構成する部分を自重でたまわせ
、その後、凹型・凸型でプレスして形状を整えるため、
側壁の肉厚の減少が殆ど無く、押し疵がない高平坦度の
平滑面を有した深絞り成形品をガラス板から効率的に成
形することが出来る。
[実 施 例コ 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明にかかる成形体の外観図を示したもの
であり、第2図は第1図のA−A’断面を示したもので
ある。このような深絞り成形品をガラス板から成形する
にあたっては、まず、第3図示されるような支持板(1
0)に取り付けられた成形型(11)の上にガラス[(
G)を載せ、ガラス板全体を歪点より約100℃低い温
度以上まで加熱する。このとき成形型は成形品の内部寸
法に形成されるか、または、類似の寸法の支持具を用い
、プレス成形する前に正規の成形型に移し替えるか、い
ずれでも構わない。
ついで、ガラス板の変形させる外周部分(E)を粘度表
示(log  η、ηはボイズ)で7.5となる温度(
ソーダライムシリカガラスで約740’C)以上に加熱
し、成形品の平滑面を構成する部分(C)を前記粘度表
示で14.5(約492”C)以下、望ましくは13.
5(約530°C)以下12.4(約560℃)以上ま
で選択的に加熱する。
この時、平滑面を構成する部分の温度が、粘度表示で7
.5となる温度以下であるとプレス成形時にガラスにク
ラックが発生したり、割れたりする場合があり、成形が
十分にできない場合がある。
また、前記粘度表示で12.4となる温度以上であると
、加熱中にガラス板にたわみが発生し、クリアな平滑面
をえることが難しい。ガラス面に如何なるインプレジョ
も残さないためには前記粘度表示で13,5となる温度
以下にC部分の温度を保つことが好ましい。
また、ガラス板の加熱中のたわみ変形を事実上発生させ
ないために、支持型の内部にガラス板支持用の中桟(1
2)を設けることは、ガラス板が大きいときは特に、育
効である。もし、中!(12)が無いとガラス板の支持
間隔が長く゛なるため局部加熱の昇温スピードが遅い場
合に、ガラス板の温度上昇とともにたわみ変形が生じ易
くなる。
この時、中桟(12)のガラスと接触する部分は幅が2
m+a以下、望ましくは11以下にする必要がある。中
桟の幅が211より広いと常温のガラス板を成形型の上
に載せたとき、予め予熱されている中桟で局部的にガラ
ス板が急速に加熱され接触していない部分との温度差で
熱割れすることが宵り問題となる。
このように変形させる部分(E)を局部加熱されたガラ
ス板は、第4図に示すように自重で変形する。この時変
形部分のガラス板の肉厚にはほとんど変化はない。この
ような状態で凹型(13)と凸型(10,11)でガラ
ス板をプレスすると、予め前記の成形に好適な温度まで
加熱されていたガラス板の変形させる部分は容易に変形
し、側壁の肉厚減少に伴う問題点を回避して深絞りガラ
ス製品が成形される。
このように成形されたガラス製品をそのまま冷却すると
、ガラス板の外周部分と内部に100℃を越える大きな
温度差があるため、室温まで冷却したときに反りが発生
したり、冷却中に残留歪に起因して破損する恐れがある
。このため、本発明の方法では、ガラスの歪点以上(前
記粘度表示の温度で14.5となる温度以上)にガラス
成形品を保った上で、ガラス成形品の内部での温度差を
30°C以下まで減少させる。この時、ガラス製品に残
る残留歪を低減させるには、ガラス温度を前記粘度表示
で13.5以下12.4以上となる温度(ソーダライム
シリカガラスで約530で以上560℃以下)にするこ
とが好ましい。もし、歪点以下の温度で温度差を小さく
しても残留歪の低減には効果がなく、前記表示で12.
4以下となるような萬温ではガラスが変形し易く、工程
が複雑となる。また、温度差が30℃より大きいと成形
品に残る反りが大きくなり、精密な成形品には適当でな
い。
この様な本発明の方法では、側壁の肉厚減少がほとんど
なく、従来の凹・凸型の間にガラスをセットし加熱形成
する方法や真空成形では不可能であった側壁でガラス板
の肉厚の85%以上の肉厚を確保し、かつ、201以上
またはガラス板の肉厚の4倍以上の深さの深絞りをする
ことができるようになった。
この場合、本発明の特徴が好適に発揮されるのは、側面
の平滑面からの出張り(X)(第2図)と内面高さ(h
)(第2図)の比h/xが1.5以上、通常は4.5以
上のシャープな形状の成形品の成形の時である。
発明者らは、4mmフロートガラス板を用い、平坦面の
寸法が290X218で内面高さ(h)が80−m側面
への出張りとの比(11/ x )が5.67の成形品
を前記の方法で成形し、側面の肉厚かや<3.7市で素
板との比が0.9以上の成形品を得た。この成形品の平
滑面にはインプレジョンもなく反りも100μm程度で
あり、中桟(12)の無い場合の173程度に減少した
。また、平滑面の寸法が930X610で内面高さ(h
)が44 ’muで比(h/x)が1.5の成形体では
、側面は3.8−=1(素板比0.95)以上あり、反
りは500μ閣以下であった。
[発明の効果コ 以上に説明してきたように、本発明の方法によれば、ガ
ラス板から側壁の肉厚減少をほとんど発生させることな
く、高平坦度の3次元ガラス成形体を成形することが出
来、軽量化された平板テレビの容器などに好適な強度の
あるガラス成形体を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであって、第1図は
深絞りガラス製品の斜視図、第2図は第1図A−A’断
面図、第3図は凸形成型上にガラス板を載置した状態を
示す横断面図、第4図は凸形成形上で加熱自重変形され
るガラス板と凹成形型との横断面図を示す。 Cニガラス製品の平滑面を構成する部分Eニガラス製品
の周縁部となる部分 Gニガラス板 10:凸成形型の支持板、11:凸成形型12:凸成形
型の中桟、13:凹成形型第1因 第2図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ガラス製品の内寸法に形成され、且つその内周縁
    部に接触する凸成形型上にガラス板を乗せ、該ガラス板
    の変形させるべき外周部分を、該ガラス製品の平滑面と
    なる該ガラス板の中央部分よりも高い温度に加熱して該
    凸成形型上に自重で変形させた後、該ガラス製品の外寸
    法に形成された凹成形型で該変形したガラス板をプレス
    する平滑面を有する深絞りガラス製品の成形方法。
  2. (2)前記凸成形型の要所に前記ガラス板の中央部分に
    接触する中桟が設けられ、この中桟の該ガラス板と接触
    する幅を2mm以下にする特許請求の範囲第1項に記載
    の平滑面を有する深絞りガラス製品の成形方法。
  3. (3)プレス成形時の前記ガラス板の中央部分のガラス
    の温度が粘度表示(logη、ηはポイズ)で14.5
    以下11.5以上となる温度で、且つ該ガラス板の変形
    させるべき外周部分の温度が該粘度表示で7.5となる
    温度以上にする特許請求の範囲第1項又は第2項に記載
    の平滑面を有する深絞りガラス製品の成形方法。
  4. (4)前記ガラス製品の成形後、徐冷または冷却開始時
    、一且、該ガラス製品の平滑面となる該ガラス板の中央
    部分のガラス温度が前記粘度表示で14.5以下12.
    4以上となる温度で、ガラス成形品内の温度差を30℃
    以下にする特許請求の範囲第3項に記載の平滑面を有す
    る深絞りガラス製品の成形方法。
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DE3837552A DE3837552C2 (de) 1987-11-06 1988-11-04 Verfahren zur Herstellung eines Glasprodukts
GB8825884A GB2213143B (en) 1987-11-06 1988-11-04 Method of forming a glass product
BE8801268A BE1001883A5 (nl) 1987-11-06 1988-11-04 Werkwijze voor het maken van een glazen voorwerp met glad oppervlak.
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