JPH01120556A - パターン膜修正装置 - Google Patents

パターン膜修正装置

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JPH01120556A
JPH01120556A JP62278585A JP27858587A JPH01120556A JP H01120556 A JPH01120556 A JP H01120556A JP 62278585 A JP62278585 A JP 62278585A JP 27858587 A JP27858587 A JP 27858587A JP H01120556 A JPH01120556 A JP H01120556A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ion beam
focused ion
sample
sample surface
patterned film
Prior art date
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Pending
Application number
JP62278585A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitomo Nakagawa
良知 中川
Mitsuyoshi Sato
佐藤 光義
Sumio Sasaki
澄夫 佐々木
Osamu Hattori
修 服部
Kojin Yasaka
行人 八坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
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Publication date
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、試料表面に形成されたパターン状の薄膜の所
定部分を集束イオンビーム走査照射し且つエツチングガ
スをその部分に局所的に吹きつけることにより、能率よ
く、きれいにパターン状の薄膜の所定部分を除去する装
置に間する。
〔発明の概要〕
本発明は、試料表面に形成されたパターン状の薄膜の所
定部分に集束イオンビームを操り返し走査照射し且つエ
ツチングガスをその部分に局所的に吹きつけ、パターン
状の薄膜の所定部分を除去する装置において、その所定
部分にエツチングスピードを高めるために、局所的に加
熱し、能率よく、きれいにパターン状の薄膜の所定部分
を除去する装置である。
〔従来の技術〕
従来、試料である基板表面に形成されたパターン膜を部
分的に除去しパターンを修正する方法及び装置は、特開
昭58−196020号公報に記載されているように、
除去しようとする部分に細く絞った集束イオンビームを
繰り返し走査させ、スパッタリングにより、その部分を
除去することが知られていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、従来の方法には以下の問題があった。
−aにここで使うイオンビームは、ガリウムイオン、イ
ンジウムイオン又は金イオン等の金属イオンを使い、ま
た試料は、基板上にパターン状の薄膜が形成されている
半導体製造用のフォトマスクやレチイル(以下単にマス
クと言う)、や半導体そのもののである0以上のような
試料の場合、イオンの集束イオンビームをパターン膜上
に繰り返し照射しパターン膜をエツチング除去すると、
パターン膜が除去された基板表面に金属イオンが注入さ
れ、マスクの場合透明部になるべき箇所がその注入によ
り、不透明になりまた、半導体の場合は、電気的不良と
なることがあった。また、イオンの集束イオンビームを
繰り返し照射する部分の外縁に集束イオンビーム照射領
域からスパッタされた物質が堆積し、その部分が透明部
分である必要のある部分でも、不透明となってしまい、
また半導体の場合は、電気的不良となることがあった。
C問題点を解決するための手段〕 本発明は上記欠点を解決するため、試料表面に形成され
ているパターン膜の所定部分に金属イオンよりなる集束
イオンビームを走査しながら繰り返し照射し、かつ同時
にその照射位置にエツチングガスを局所的に吹きつけ、
更に同時にその照射位置を加熱する手段を設けたもので
ある。
〔作用〕
試料表面に形成されているパターン膜の所定部分に金属
イオンよりなる集束イオンビームを走査しながら繰り返
し照射しすることにより、パターン膜のイオンビーム照
射部分はスパッタエツチングにより除去されるが、更に
同時にその照射位置にエツチングガスを局所的に吹きつ
けることにより、エツチングガスはイオンビームにより
アシストされてイオンビーム照射部分のみ化学的なエツ
チングにより除去され、それにより除去された物質は化
学的反応により気化されるため、イオンビーム照射部の
外縁部には固体として堆積されない、この時更に、イオ
ンビーム照射部分を局所的に加熱することにより、さら
に化学的なエツチング反応が加速され所定部分のパター
ン膜を効率よく且つ綺麗に除去できる。また、加熱は集
束イオンビーム照射部分のみでおこなわれるため、試料
全体を加熱する方法に較べて、試料全体の熱膨張は最小
限に抑えられ、微細な加工が容易に達成される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図は本発明に係わるパターン膜修正装置の全体を示す断
面図である。チャンバ−21上部にあるイオン源1から
引き出し電極(図示せず)より引き出されたイオンビー
ムは集束レンズ2及び対物レンズ3のイオンレンズ系に
よりサブミクロン径の集束イオンビーム4となって試料
5の表面上を照射する。また、イオンビーム照射経路社
、集束イオンビーム4を試料表面上に走査しながら照射
させるために、走査電極6が設置されている。走査電極
6は集束イオンビームの走査を制御するための走査制御
回路7により制御されている。
試料5は試料5を保持し、且つXY平面上を移動させる
ためのXYステージ8に載置されている、なお、XYス
テージ8はZ方向にも移動可能な構成とすることも可能
である。
試料上の集束イオンビーム4の照射位置にエツチングガ
スを吹きつけるためのエツチングガス吹きつけ装置11
はチャンバー21に備えられている。エツチングガス吹
きつけ装置11には、ガス供給源12からのエツチング
ガスをビーム状に試料表面に吹きつけるノズル13と、
エツチングガス吹きつけを0N−OFFするバルブ14
が備えられており、また、エツチングガス吹きつけ装置
11には、ノズル13を試料5上の吹きつけ位置に近づ
けたけ、遠ざけたりするためのエアシリンダ15が備え
られている。バルブ14とエアシリンダ15はエツチン
グガス制御回路16により制御される。
走査しながら試料5の表面を照射している集束イオンビ
ーム4により試料5表面から生じた2次荷電粒子22は
試料5表面に向けられた2次荷電粒子検出器23により
検出される。
更に、2次荷電粒子検出器23からの信号は、演算回路
24に取り入れられ且つ走査回路7の信号をも取り入れ
、2次荷電粒子検出器23からの信号強度を走査回路7
の信号と同期させることにより画像表示装置!f24に
パターン形状が画像表示される。
集束イオンビームの照射経路に、集束イオンビーム4が
試料5表面に照射しないように、ビームを大きく曲げる
ためのブランキング電極25が配置され、それはブラン
キング回路26により電気的駆動がされる。走査範囲設
定部27は試料5表面の所定部分のみを集束イオンビー
ム4で照射するために集束イオンビーム走査範囲を設定
するもので、走査範囲設定部27で設定された走査範囲
は、ブランキング回路26、走査回路7を制御して達成
される。
更に、集束イオンビーム4の試料5表面照射部分のみを
局所的に加熱するための加熱手段30により、試料5表
面は部分的に加熱され、加熱手段30は加熱制御回路3
1により制御される。なお、加熱手段30は第2図に示
されたレーザー照射装置又は第3図に示された熱電子装
置で達成される。第2図に於いて、試料5表面上の走査
電極6のみによる集束イオンビーム4照射部分は約2f
i×n以下で、通常100μ×μ程度であり、その集束
イオンビーム4照射部分に加熱手段であるレーザー照射
袋!40より発射したレーザー41が試料5表面の集束
イオンビーム4照射位置に当てられ局所的に加熱される
。レーザー41の強度及び0N−OFFは加熱制御回路
31により制御される。別の加熱手段30の例として示
した第3図は、熱電子照射装置である。集束イオンビー
ム照射位置近傍にあるフィラメント42に電気を通し加
熱させて熱電子を発生させる。更にフィラメント42に
対して試料5側に設置されてフィラメント42に対して
負電位の陰極レンズ43で熱電子を集束させ、試料5を
フィラメント42に対して正電位にすることにより、熱
電子44を集中的に集束イオンビーム4照射位置に当て
られ局所的に加熱される。フィラメント42と陰極レン
ズ43は加熱制御回路31により制御される。
次に、パターン膜修正の行程を説明する。内部が真空ポ
ンプ20により真空に維持されているチャンバー21内
にパターン膜の修正をするガラス基板にクロムまくのパ
ターンが形成されている試料5を挿入する。予め修正箇
所の位置が判っている試料5の修正する箇所が集束イオ
ンビーム4の走査範囲の略中心にくるようにXYスデー
ジ8を駆動させる。なお、修正箇所の位置に番地を設定
し、この番地をXYスデージ8を駆動させるXYスデー
ジ駆動装置(図示せず)に入力することにより自動的に
試料5の修正する箇所が集束イオンビーム4の走査範囲
の略中心にくるようにXYスデージ8は駆動される。
ここで、集束イオンビーム4を試料5表面に走−査させ
、それにより発生した2次荷電粒子22である2次イオ
ン又は2次電子を2次荷電粒子検出器で検出し、試料5
表面に形成されているパターン膜のパターン形状を画像
表示装置25に表示する。修正箇所の位置が画像表示装
置25の表示に対して端であったり、外れている場合は
再びXYスデージ8は駆動させ、修正箇所の位置が集束
イオンビーム4の走査範囲の略中心にくるようする。
なお、試料5表面に形成されているパターン膜のパター
ン形状を画像表示装置25に表示するための、集束イオ
ンビーム4の試料5表面での走査は1回から数回で止め
、パターンの表示は表示装置の記憶装置(図示せず)に
記憶させて常時または随時できるようになっている。
画像表示装置25の表示の略中夫に修正箇所のパターン
形状が表示されたら、走査範囲設定部27にパターンの
修正範囲を入力し、走査範囲設定部27はブランキング
回路26につづくブランキング電極25と走査回路7に
つづく走査電極6に信号を出力し、集束イオンビーム4
を試料5表面のパターンの修正範囲のみを繰り返し走査
させる。
また、同時にエツチングガス制御回路16からの信号に
よりパルプ14が開けられエアシリンダ15によりノズ
ル13は試料面に近づけられ、エツチングガス吹きつけ
装置11からエツチングガス50が試料5のパターンの
修正部分に局所的に吹きつけられる。エツチングガス5
0はパターン膜の材質と試料の基板材質によりことなる
が、塩素ガス、弗化塩素、弗化窒素または弗化キセノン
等のガスである。
更に、加熱装置30であるレーザー照射装置40または
熱電子照射装置45により試料5のパターンの修正部分
に局所的に加熱される。加熱装置30による加熱温度は
40℃〜200℃に制御される。40℃以下では加熱の
効果がなく200℃以上では試料表面が荒らした状態に
なったり熱伝動により試料の寸法が変化するため修正が
うまくいかなくなる。
試料5のパターンの修正部分に局所的に吹きつけられた
エツチングガス50 (ここでは塩素ガス)は集束イオ
ンビーム4により活性化され、クロム膜は塩素ガスと化
学反応し、気化する。なお、活性化した塩素ガスは、試
料の基板材質であるガラスとは反応しないので試料基板
は変化しない、′また、集束イオンビーム4の照射領域
以外に吹きつけられているエツチングガス50 (ここ
では塩素ガス)は集束イオンビーム4で活性化されない
ため、殆どパターン材質であるクロムとは反応しない、
集束イオンビーム4の照射領域を加熱装置30で局所的
に加熱することにより、活性化した塩素とクロムの反応
は促進されより効率的に修正が行われる。
〔発明の効果〕
パターン膜の所定箇所を集束イオンビームを繰り返し照
射し、且つエツチングガスをその部分に局所的に吹きつ
ける、また且つ局所的に加熱されるため化学的にパター
ン膜がエツチング除去され、エツチングより迅速に除去
処理される。化学的に除去されたパターン膜材は気化さ
れるため、周辺に除去物が再付着しなく綺麗に除去され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はパターン膜修正装置全体の示す断面図、第2図
はレーザー照射加熱を示す断面図、第3図は熱電子照射
加熱を示す断面図である。 l・・イオン源    2・・集束レンズ3・・対物レ
ンズ   4・・集束イオンビーム5・・試料    
  11・エツチングガス13・ノズル       
 吹きつけ装置30・加熱装置    31・加熱制御
回路40・レーザー照射  4トレーザー 装置      42・フィラメント 43・陰極レンズ   45・熱電子照射装置板   
 上 出願人  セイコー電子工業株式会社 パターン顆1”を正洟置宅体と示す断面間第1図 第2図 −52:

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)イオンを発生するイオン源と、前記イオンを集束
    イオンビームにするイオンレンズ系と、前記集束イオン
    ビームを走査しながら試料表面に照射させる走査電極と
    、前記集束イオンビーム照射により前記試料表面から放
    出される2次荷電粒子を検出する2次荷電粒子検出器と
    、前記2次荷電粒子の前記試料表面の強度分布に基づい
    て前記試料表面に形成されているパターンを表示する画
    像表示装置と、前記試料表面を有する試料を保持し、且
    つ平面方向に移動するXYステージと、前記集束イオン
    ビームの前記試料表面への照射範囲を設定する照射範囲
    設定手段と、前記試料表面の前記集束イオンビーム照射
    位置に化学的にエッチング作用のあるエッチングガスを
    局所的に吹きつける吹きつけ装置とより構成され、試料
    表面に形成されているパターン膜を修正するパターン膜
    修正装置に於いて、前記試料表面の前記集束イオンビー
    ム照射位置を局所的に加熱する加熱手段を有することを
    特徴とするパターン膜修正装置。
  2. (2)前記試料表面の前記集束イオンビーム照射位置を
    局所的に加熱する加熱手段は、レーザーを前記試料表面
    の前記集束イオンビーム照射位置に照射するレーザー照
    射装置である特許請求の範囲第(1)項記載のパターン
    膜修正装置。
  3. (3)前記試料表面の前記集束イオンビーム照射位置を
    局所的に加熱する加熱手段は、前記集束イオンビーム照
    射位置近傍で前記試料に対して負電位にあるフィラメン
    トを加熱し、前記フィラメントより発生した熱1子を前
    記試料表面の前記集束イオンビーム照射位置に照射する
    熱電子照射装置である特許請求の範囲第(1)項記載の
    パターン膜修正装置。
JP62278585A 1987-11-04 1987-11-04 パターン膜修正装置 Pending JPH01120556A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0553293A (ja) * 1991-08-26 1993-03-05 Mitsubishi Electric Corp フオトマスク基板の製造方法
JP2010045211A (ja) * 2008-08-13 2010-02-25 Asahi Glass Co Ltd Euvリソグラフィ用反射型マスクの製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0553293A (ja) * 1991-08-26 1993-03-05 Mitsubishi Electric Corp フオトマスク基板の製造方法
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