JPH01119697A - 電着塗料回収装置 - Google Patents
電着塗料回収装置Info
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- JPH01119697A JPH01119697A JP27748887A JP27748887A JPH01119697A JP H01119697 A JPH01119697 A JP H01119697A JP 27748887 A JP27748887 A JP 27748887A JP 27748887 A JP27748887 A JP 27748887A JP H01119697 A JPH01119697 A JP H01119697A
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- ultrafiltration device
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Links
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Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、限外濾過装置の濾液採取量を向上させた電着
塗料回収装置に関する。
塗料回収装置に関する。
(従来の技術)
一般に電着塗装装置にあっては、電着塗料槽内の電着液
の中から体分子物質を分離すると共に、洗浄液から塗料
を回収するために限外濾過装置が用いられている。
の中から体分子物質を分離すると共に、洗浄液から塗料
を回収するために限外濾過装置が用いられている。
このような限外濾過装置を電着塗装装置に組込んだ従来
の電着塗料回収装置を示すと第3図の通りである。図示
するように、電着塗料槽1に隣接して複数段のそれぞれ
の洗浄液を収容するための洗浄槽2a、2b、2C,・
・・が連続して配置されており、本図は3段の水洗槽が
設けられた場合を示している。
の電着塗料回収装置を示すと第3図の通りである。図示
するように、電着塗料槽1に隣接して複数段のそれぞれ
の洗浄液を収容するための洗浄槽2a、2b、2C,・
・・が連続して配置されており、本図は3段の水洗槽が
設けられた場合を示している。
電着塗料槽1の底壁には電着液管3が接続され、当該電
着液管3の先端には限外濾過装置4が接続されている。
着液管3の先端には限外濾過装置4が接続されている。
当該限外濾過装置4により回収された塗料を前記電着塗
料槽1に戻すために前記限外濾過装置4と前記電着塗料
槽1との間には塗料回収管5が接続され、前記限外濾過
装置4により分離された濾液を濾液タンク6に案内する
ために前記限外濾過装置4と前記濾液タンク6との間に
は濾液配管7が接続されている。前記濾液タンク6の濾
液をR終段の水洗槽2Cに案内するために前記濾液タン
ク6と前記水洗12cとの間には濾液配管8が接続され
ている。
料槽1に戻すために前記限外濾過装置4と前記電着塗料
槽1との間には塗料回収管5が接続され、前記限外濾過
装置4により分離された濾液を濾液タンク6に案内する
ために前記限外濾過装置4と前記濾液タンク6との間に
は濾液配管7が接続されている。前記濾液タンク6の濾
液をR終段の水洗槽2Cに案内するために前記濾液タン
ク6と前記水洗12cとの間には濾液配管8が接続され
ている。
また前記電着液管3及び濾液配管8にはそれぞれ圧送ポ
ンプ9a、 9bが設けられており、前記濾液配管8の
先端には、被塗物Wに対して濾液を吹付けるための濾液
ノズル10が取付けられている。
ンプ9a、 9bが設けられており、前記濾液配管8の
先端には、被塗物Wに対して濾液を吹付けるための濾液
ノズル10が取付けられている。
更にそれぞれ水洗槽2a、 2b、 2cには、これら
の上に搬送される被塗物Wに対して洗浄水を吹付けるた
めのノズルを有する水洗管11a、 11b、 llc
が取付けられており、これらの水洗管11a、11b、
11c、のノズルからは水洗ポンプ12a、 12b、
12Cによって洗浄液が吐出するようになっている。
の上に搬送される被塗物Wに対して洗浄水を吹付けるた
めのノズルを有する水洗管11a、 11b、 llc
が取付けられており、これらの水洗管11a、11b、
11c、のノズルからは水洗ポンプ12a、 12b、
12Cによって洗浄液が吐出するようになっている。
図示する装置を用いることにより、搬送装置13によっ
て搬送された被塗物Wは、まず前記電着塗料槽内に浸漬
されてここで電着塗膜が形成される。次いで前記搬送装
置13により順次水洗槽2a、 2b、 2Cに向けて
搬送され、前記電着塗料槽1の部分で余分に付着した塗
料弁が前記水洗管11a、11b。
て搬送された被塗物Wは、まず前記電着塗料槽内に浸漬
されてここで電着塗膜が形成される。次いで前記搬送装
置13により順次水洗槽2a、 2b、 2Cに向けて
搬送され、前記電着塗料槽1の部分で余分に付着した塗
料弁が前記水洗管11a、11b。
11Cのノズル及び前記濾液ノズル10がらスプレィさ
れた洗浄液により前記水洗槽2a、 2b、 2c上で
順次洗浄される。このそれぞれのスプレィからの洗浄液
は前記水洗槽2a、 2b、 2c及び電着塗料オーバ
ーフロー槽14内に収容される一方、前記限外濾過装置
4内の透過膜を通らなかった主として塗料弁から成る回
収塗料液は、前記塗料回収管5から前記電着塗料槽1に
戻される。
れた洗浄液により前記水洗槽2a、 2b、 2c上で
順次洗浄される。このそれぞれのスプレィからの洗浄液
は前記水洗槽2a、 2b、 2c及び電着塗料オーバ
ーフロー槽14内に収容される一方、前記限外濾過装置
4内の透過膜を通らなかった主として塗料弁から成る回
収塗料液は、前記塗料回収管5から前記電着塗料槽1に
戻される。
(発明が解決しようとする問題点)
このような従来の限外濾過装置を有する電着塗料回収装
置にあって、は、濾過する電着液のfa度が高いため濾
液採取量が少ないと共に、この濾液量を増加させようと
する場合には多額の設備費及び設備維持管理費を必要と
した。
置にあって、は、濾過する電着液のfa度が高いため濾
液採取量が少ないと共に、この濾液量を増加させようと
する場合には多額の設備費及び設備維持管理費を必要と
した。
本発明は上記従来技術の問題点に鑑みてなされたもので
あり、設備を大幅に改造することなく電着塗料回収装置
に設けられた限外濾過装置の濾液の採取量を増加させ、
限外濾過装置のか命の増大を図ると共に、この維持管理
費及び運転費を低減することを目的とする。
あり、設備を大幅に改造することなく電着塗料回収装置
に設けられた限外濾過装置の濾液の採取量を増加させ、
限外濾過装置のか命の増大を図ると共に、この維持管理
費及び運転費を低減することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、限外濾過装置により電着塗料を回収塗料と濾
液とに分離する電着塗料回収装置において、電着塗料槽
に隣接して配置された複数段の水洗槽のうち少なくとも
何れか一つの水洗槽内の水洗液と前記電着塗料槽内の電
着塗料とを吸引し混合させる混合液管の先端に前記限外
濾過装置を接続して成る電着塗料回収装置により上記目
的を達成したものである。
液とに分離する電着塗料回収装置において、電着塗料槽
に隣接して配置された複数段の水洗槽のうち少なくとも
何れか一つの水洗槽内の水洗液と前記電着塗料槽内の電
着塗料とを吸引し混合させる混合液管の先端に前記限外
濾過装置を接続して成る電着塗料回収装置により上記目
的を達成したものである。
(作用)
塗料の濃度が低い液体を限外濾過装置に案内してこの中
から塗料を回収すると多量の濾液を得ることが可能であ
るという理解のもとに、本発明にあっては、電着塗料槽
内の電着液と水洗槽内の洗浄液を混合してこれを限外濾
過装置に案内している。これにより、電着塗料槽から限
外濾過装置に案内して全ての濾液を得る場合に比して、
全体としての規模を拡大させることなく同一の規模で全
体として多量の濾液が得られ、限外濾過装置内の透過膜
に与える負荷が減少する。また逆に、同量の濾液量を得
る場合は、限外濾過装置内のUFモジュール数を減らす
ことができる。したがって、限外濾過装置の濾液採取量
を増加することができると共に、維持管理費及び運転費
を低減することができる。
から塗料を回収すると多量の濾液を得ることが可能であ
るという理解のもとに、本発明にあっては、電着塗料槽
内の電着液と水洗槽内の洗浄液を混合してこれを限外濾
過装置に案内している。これにより、電着塗料槽から限
外濾過装置に案内して全ての濾液を得る場合に比して、
全体としての規模を拡大させることなく同一の規模で全
体として多量の濾液が得られ、限外濾過装置内の透過膜
に与える負荷が減少する。また逆に、同量の濾液量を得
る場合は、限外濾過装置内のUFモジュール数を減らす
ことができる。したがって、限外濾過装置の濾液採取量
を増加することができると共に、維持管理費及び運転費
を低減することができる。
(実施例)
以下図示する本発明の実施例に基づいて説明する。
第1図は本発明の第1実施例に係る電着塗料回収装置を
示す系統図であり、第3図に示す従来の電着塗料回収装
置における部位と共通する部位には同一の符号を付しで
ある。
示す系統図であり、第3図に示す従来の電着塗料回収装
置における部位と共通する部位には同一の符号を付しで
ある。
図示する実施例におっては、3段の水洗槽2a、2b、
2Cを設置しており、電着塗料槽1に隣接して順次第
1番目の水洗槽2aと第2番目の水洗1e2bと第3番
目の水洗槽2cとを連続して設置している。限外濾過装
置4は従来と同じように1つのユニットとなったUFモ
ジュールを複数個寄せ集めて構成しており、この限外濾
過装置には前記電着塗料槽1から電着塗料を吸引する電
着液管15と前記水洗槽2aから洗浄液を吸引する洗浄
液管16とを連結した混合液管17の先端を接続してい
る。この限外濾過装置4により回収された回収塗料は塗
料回収管5により電着塗料オーバーフロー槽14に戻さ
れる一方、UFモジュール内の透過膜を通った濾液は濾
液配管7によって濾液タンク6に収容され、この濾液タ
ンク6から濾液配管8によって最終段の水洗槽2Cに位
置する被塗物Wに対してスプレィ状に塗布される。
2Cを設置しており、電着塗料槽1に隣接して順次第
1番目の水洗槽2aと第2番目の水洗1e2bと第3番
目の水洗槽2cとを連続して設置している。限外濾過装
置4は従来と同じように1つのユニットとなったUFモ
ジュールを複数個寄せ集めて構成しており、この限外濾
過装置には前記電着塗料槽1から電着塗料を吸引する電
着液管15と前記水洗槽2aから洗浄液を吸引する洗浄
液管16とを連結した混合液管17の先端を接続してい
る。この限外濾過装置4により回収された回収塗料は塗
料回収管5により電着塗料オーバーフロー槽14に戻さ
れる一方、UFモジュール内の透過膜を通った濾液は濾
液配管7によって濾液タンク6に収容され、この濾液タ
ンク6から濾液配管8によって最終段の水洗槽2Cに位
置する被塗物Wに対してスプレィ状に塗布される。
更にそれぞれの水洗槽2a、 2b、 2Cには、これ
らの上に搬送される被塗物Wに対して洗浄液を吹付ける
ためのノズルを有する水洗管11a、 11b、 11
cを取付けており、これらの水洗管11a、 11b、
llcのノズルからは水洗ポンプ12a、 12b、
12Cによって洗浄液が吐出するようになっている。
らの上に搬送される被塗物Wに対して洗浄液を吹付ける
ためのノズルを有する水洗管11a、 11b、 11
cを取付けており、これらの水洗管11a、 11b、
llcのノズルからは水洗ポンプ12a、 12b、
12Cによって洗浄液が吐出するようになっている。
また、前記限外濾過装置4により回収された塗料の固形
分100g当りの酸当量(以下MEQ>は、前記電着塗
料槽1内の電着塗料のMEQと異なっているため、前記
限外濾過装置4により回収された回収塗料を電着塗料オ
ーバーフロー槽14に戻す際に、前記電着塗料槽1内の
電着塗料のMEQの値にすべく、酸溶液(例えば酢酸)
を補給するようにしている。
分100g当りの酸当量(以下MEQ>は、前記電着塗
料槽1内の電着塗料のMEQと異なっているため、前記
限外濾過装置4により回収された回収塗料を電着塗料オ
ーバーフロー槽14に戻す際に、前記電着塗料槽1内の
電着塗料のMEQの値にすべく、酸溶液(例えば酢酸)
を補給するようにしている。
次に第1図に示す電着塗料回収装置を用いて電着塗料の
回収を行ないつつ、被塗物Wに対して電着塗装を行なう
手順について説明する。
回収を行ないつつ、被塗物Wに対して電着塗装を行なう
手順について説明する。
被塗物Wは搬送装置13により搬送されながら、まず電
着塗料槽1内に浸漬されて電着塗装された後、水洗管1
1a、 11b、 IICからスプレィ状に塗布される
洗浄液により、前記被塗物Wに付着した余剰塗料弁が洗
浄され、この後中塗り塗装工程等の次工程に搬送される
。ここで水洗管11aは電着塗料オーバーフロー槽14
と水洗槽2aとの間に設けられ、この底壁がオーバーフ
ロー槽14側への下向き勾配を有しているため、ここで
吹付けられた洗浄液は電着塗料オーバーフロー槽14内
に収容される。同様にして水洗管11bにより吹付けら
れた洗浄液は水洗槽2aに、水洗管11cにより吹付け
られた洗浄液は水洗槽2C内にそれぞれ収容されるよう
になっている。
着塗料槽1内に浸漬されて電着塗装された後、水洗管1
1a、 11b、 IICからスプレィ状に塗布される
洗浄液により、前記被塗物Wに付着した余剰塗料弁が洗
浄され、この後中塗り塗装工程等の次工程に搬送される
。ここで水洗管11aは電着塗料オーバーフロー槽14
と水洗槽2aとの間に設けられ、この底壁がオーバーフ
ロー槽14側への下向き勾配を有しているため、ここで
吹付けられた洗浄液は電着塗料オーバーフロー槽14内
に収容される。同様にして水洗管11bにより吹付けら
れた洗浄液は水洗槽2aに、水洗管11cにより吹付け
られた洗浄液は水洗槽2C内にそれぞれ収容されるよう
になっている。
また前記被塗物Wは、最終段の水洗槽2cにて限外濾過
装置を通過した濾液を濾液ノズル10によりスプレィさ
れ、この洗浄液は底壁の勾配により前記水洗槽2C内に
収容される。
装置を通過した濾液を濾液ノズル10によりスプレィさ
れ、この洗浄液は底壁の勾配により前記水洗槽2C内に
収容される。
前記水洗槽2aは水洗槽2cより濃度が高い洗浄液を収
容しているが、前記電着塗料槽1内の濃度と比せば極端
に低くなっている。
容しているが、前記電着塗料槽1内の濃度と比せば極端
に低くなっている。
本実施例の実験データによれば、前記電着塗料槽内の塗
料固形分が20%、前記水洗槽2a内の塗料固形分が2
%の場合、前記限外濾過装置4に案内する塗料量及び洗
浄液量を同量にすると、この混合液の塗料固形分は11
%となり、前記限外濾過装置によって得られる濾液は、
電着塗料槽の電着塗料のみから吸引した場合に比して約
2倍となる。
料固形分が20%、前記水洗槽2a内の塗料固形分が2
%の場合、前記限外濾過装置4に案内する塗料量及び洗
浄液量を同量にすると、この混合液の塗料固形分は11
%となり、前記限外濾過装置によって得られる濾液は、
電着塗料槽の電着塗料のみから吸引した場合に比して約
2倍となる。
このように構成した電着塗料回収装置によれば、多量の
濾液を1qることにより電着塗料回収効率を向上させる
ことはもちろんのこと、限外濾過装置に案内する液体の
酸濃度及び溶剤量を適正な値に維持することにより、塗
料凝集や透過膜の塞閉ないし酸濃度の増加による電着ウ
ェット塗膜の溶出をも防止することができる。
濾液を1qることにより電着塗料回収効率を向上させる
ことはもちろんのこと、限外濾過装置に案内する液体の
酸濃度及び溶剤量を適正な値に維持することにより、塗
料凝集や透過膜の塞閉ないし酸濃度の増加による電着ウ
ェット塗膜の溶出をも防止することができる。
第2図は本発明の他の実施例に係る電着塗料回収装置を
示す系統図であり、第1図に示す本発明の第1実施例及
び第3図に示す従来の電着塗料回収装置と共通する部分
には同一の符号を付し、その説明は省略する。
示す系統図であり、第1図に示す本発明の第1実施例及
び第3図に示す従来の電着塗料回収装置と共通する部分
には同一の符号を付し、その説明は省略する。
本図にあっては、限外濾過装置4に電着塗料槽1から電
着塗料を吸引する電着液管15と水洗槽2bから洗浄液
を吸引する洗浄液管16aとを連結した混合液管17a
の先端を接続している。このように構成した場合も前記
第1実施例と同様に、低濃度の電着塗料を限外濾過装置
4に案内することができ当該限外濾過装置4によって得
られる濾液の採取量を増加させることができる。
着塗料を吸引する電着液管15と水洗槽2bから洗浄液
を吸引する洗浄液管16aとを連結した混合液管17a
の先端を接続している。このように構成した場合も前記
第1実施例と同様に、低濃度の電着塗料を限外濾過装置
4に案内することができ当該限外濾過装置4によって得
られる濾液の採取量を増加させることができる。
同様に水洗槽2Cと電着塗料槽1とから限外濾過装置4
に案内してもよいことは詳述するまでもない。
に案内してもよいことは詳述するまでもない。
(発弔う効果)
以上のように本発明によれば、複数段の水洗槽のうち少
なくとも何れか一つの水洗槽内の水洗液と前記電着塗料
槽内の電着塗料とを吸引し混合させる混合液管の先端に
前記限外濾過装置を接続したため、限外濾過装置内のU
Fモジュールに加わる濾過負荷を低減することができ、
多足の濾液を得ると共に、限外濾過装置の維持管理費及
び運転費を低減することができるという実用上多大な効
果を得る。
なくとも何れか一つの水洗槽内の水洗液と前記電着塗料
槽内の電着塗料とを吸引し混合させる混合液管の先端に
前記限外濾過装置を接続したため、限外濾過装置内のU
Fモジュールに加わる濾過負荷を低減することができ、
多足の濾液を得ると共に、限外濾過装置の維持管理費及
び運転費を低減することができるという実用上多大な効
果を得る。
第1図は本発明の一実施例に係る電着塗料回収装置を示
す系統図、第2図は本発明の他の実施例に係る電着塗料
回収装置を示す系統図、第3図は従来の電着塗料回収装
置を示す系統図である。 1・・・電着塗料槽、 2a、 2b、 2c・・・
水洗槽、4・・・限外濾過装置、 17・・・混合
液管。 特許出願人 日産自動車株式会社
す系統図、第2図は本発明の他の実施例に係る電着塗料
回収装置を示す系統図、第3図は従来の電着塗料回収装
置を示す系統図である。 1・・・電着塗料槽、 2a、 2b、 2c・・・
水洗槽、4・・・限外濾過装置、 17・・・混合
液管。 特許出願人 日産自動車株式会社
Claims (1)
- 限外濾過装置により電着塗料を回収塗料と濾液とに分離
する電着塗料回収装置において、電着塗料槽に隣接して
配置された複数段の水洗槽のうち少なくとも何れか一つ
の水洗槽内の水洗液と前記電着塗料槽内の電着塗料とを
吸引し混合させる混合液管の先端に前記限外濾過装置を
接続して成る電着塗料回収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27748887A JPH01119697A (ja) | 1987-11-04 | 1987-11-04 | 電着塗料回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27748887A JPH01119697A (ja) | 1987-11-04 | 1987-11-04 | 電着塗料回収装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01119697A true JPH01119697A (ja) | 1989-05-11 |
Family
ID=17584293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27748887A Pending JPH01119697A (ja) | 1987-11-04 | 1987-11-04 | 電着塗料回収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01119697A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0418665U (ja) * | 1990-05-30 | 1992-02-17 | ||
DE4223181A1 (de) * | 1992-07-15 | 1994-01-20 | Herberts Gmbh | Verfahren zur Wiederaufbereitung von Elektrotauchlackbädern |
-
1987
- 1987-11-04 JP JP27748887A patent/JPH01119697A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0418665U (ja) * | 1990-05-30 | 1992-02-17 | ||
DE4223181A1 (de) * | 1992-07-15 | 1994-01-20 | Herberts Gmbh | Verfahren zur Wiederaufbereitung von Elektrotauchlackbädern |
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