JPH01118224A - 対物レンズ駆動装置 - Google Patents

対物レンズ駆動装置

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JPH01118224A
JPH01118224A JP27495287A JP27495287A JPH01118224A JP H01118224 A JPH01118224 A JP H01118224A JP 27495287 A JP27495287 A JP 27495287A JP 27495287 A JP27495287 A JP 27495287A JP H01118224 A JPH01118224 A JP H01118224A
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JP
Japan
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bobbin
objective lens
yoke
support arm
movable body
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Application number
JP27495287A
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English (en)
Inventor
Koji Mimori
幸治 三森
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば光源から出射される光ビームを光ディ
スクの信号記録面に集束せしめる対物レンズを、フォー
カス方向及びトラッキング方向あるいはこれら方向の何
れか一方に駆動変位させる対物レンズ駆動装置に関する
〔発明の概要〕
本発明は対物レンズをフォーカス方向、トラッキング方
向に駆動変位させる対物レンズ駆動装置であって、対物
レンズが取付けられるボビン等から成る可動体とこの可
動体を支持する基台との間に、一方向に対してねじり方
向の剛性の低い部材を一方向に対して90度ねじって形
成されたアーム部材を張設して可動体を基台に支持する
ようにしたことにより、アーム部材は90度のねじり部
を挟む両端部は互いに90度異なる方向、即ち水平方向
と垂直方向に揺動可能で対物レンズが取付けられる可動
体は対物レンズの光軸方向と平行な方向及び光軸方向と
直交する方向に移動可能となって対物レンズは光軸方向
及び光軸方向と直交する方向あるいはこれら方向のいず
れか一方に駆動変位されるように構成したものである。
〔従来の技術〕
従来、ディスク回転駆動装置に装着されて回転操作され
る光ディスクの信号記録面に光ビームを照射し、上記光
ディスクに記録された情報信号を読み取りあるいは上記
光ディスクに所定の情報信号を書き込む手段として光学
ピンクアップ装置が用いられている。この光学ピックア
ップ装置には、光源としての半導体レーザから出射され
た光ビームを光ディスクの信号記録面に集束せしめる対
物レンズを、磁気的な駆動力をもってフォーカス方向及
びトラッキング方向あるいはこれら方向のいずれか一方
に駆動変位させることによって、上記光ビームが光ディ
スクの信号記録面に合焦して記録トラックを正確に走査
するようになす対物レンズ駆動装置が配設されている。
従来用いられている光学ピックアップ装置に適用される
対物レンズ駆動装置としては第8図に示すように対物レ
ンズfilを支持すると共にフォーカス制御用駆動コイ
ル(2)及びトラッキング制御用駆動コイル(3)を取
付けたボビン(4)を基台(5)上に対設したマグネッ
ト(6) (6)間に配して基台(5)上に植立された
取付は板(7)の前面左右部位の上下に平行に片持ち状
に横架したバネ性を有する金属製の支持棒(8)で片持
ち状に支持して構成したものが知られている。そしてこ
の構成のものはボビン(4)がフォーカス制御用駆動コ
イル(2)あるいはトラッキング制御用駆動コイル(3
)に駆動電流を供給することにより支持棒(8)の弾性
変位によって移動され、このボビン(4)に支持された
対物レンズ(1)はフォーカス方向及びトラッキング方
向に移動される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、このように構成される片持バネ支持方式の対
物レンズ駆動装置では、ボビン(4)を支持する支持棒
(8)の弾性から駆動時に高次共振を発生し易く、制御
用の駆動電流に対し、対物レンズ(1)を応答性良くフ
ォーカス方向及びトラッキング方向に可動変位すること
ができな(なるおそれがある。また支持棒(8)を基台
(5)上の取付は板(7)に片持ち状に固定するための
機構が複雑になると共に部品点数の増加を招き組立てが
困難になり、特に装置全体を薄型化すると支持棒(8)
の上下間隔が挟まり組立てが一層困難になるばかりでな
く、ボビン(4)の安定支持ができなくなり対物レンズ
(1)の光軸倒れが出やすくなる。
しかもボビン(4)に対する接続線は各支持棒(8)に
沿って最大4本導出できるだけであって、ボビン(4)
に光源としての半導体レーザ、受光素子等を組込み一体
駆動型に構成した場合は信号線を引出すためにボビン(
4)側と固定部間に亘ってリッツ線の如き接続線やフレ
キシブルプリント基板を接続する必要があり、組立て工
程が複雑になり、またリッツ線の如き線材を用いる場合
はボビン(4)に追随して変位可能な十分に可撓性を有
する極めて細いリッツ線を用いる必要があるがこのリッ
ツ線は細く機械的強度が十分でないため、半田付は等の
接続作業が困難で組立て工程が−F4複雑になる不都合
がある。
そこで、本発明は、上述したような従来のものが有して
いる問題点を解消し、構造が簡単で組立てが容易であっ
て制御用の駆動電流に応答性良く対物レンズを駆動し得
るようにした対物レンズ駆動装置を提供することを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
前述した問題を解決するために本発明は、対物レンズが
取付けられるボビン等の可動体と、この可動体を支持す
る基台と、一方向に対してねじり方向の剛性の低い部材
から成り、第1の端部とこの第1の端部に対して当該部
材を一方向に対して90度ねじって形成されたねじり部
を挟む第2の端部のうち何れか一方の端部を可動体に固
着すると共に他方の端部を基台に取付けることにより可
動体と基台との間に張設し、可動体を対物レンズの光軸
方向と平行な方向及び光軸方向と直交する方向に移動可
能に支持する少なくとも一対のアーム部材を備えて構成
したものである。
〔作用〕
このように、対物レンズが取付けられるボビン等の可動
体を基台に対して支持するアーム部材は90度ねじって
可動体と基台との間に張設することにより、ねじり部を
挟む両端部は互いに90度異なる方向、即ち水平方向と
垂直方向に揺動可能で可動体はこれに取付けられる対物
レンズの光軸方向と平行な方向及び光軸方向と直交する
方向に移動可能となって対物レンズは光軸方向及び光軸
方向と直交する方向あるいはこれら方向のいずれか一方
に駆動変位される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図乃至第3図は一実施例を示し、本発明を光学ピッ
クアップ装置に適用したものである。
本例の対物レンズ駆動装置は対物レンズ(11)を取付
けた可動体としてのボビン(12)を基台としてのヨー
ク(13)に、一方向に対して90度ねじって形成した
左右一対の帯状のアーム部材(14)をボビン(12)
とヨーク(13)との間に張設することにより支持して
成るものである。
この構成におけるボビン(12)は耐熱性を有し剛性の
高いABS樹脂等の合成樹脂により匣体状に形成されて
その上面側に対物レンズ(11)が光軸を上下方向にし
て嵌合保持され、内部には光源としての半導体レーザ、
この半導体レーザからの光ビームを対物レンズに導くビ
ームスプリンタ及び反射ミラー、光ディスクから反射さ
れた戻りビームをビームスプリッタを通して検出するフ
ォトディテクタ等の光検出器等から成る光学ピックアッ
プユニソ)(15)が内蔵されており、外周にはフォー
カス制御用駆動コイル(16)が巻回され、このコイル
(16)上に前後面側の両側部に位置して略角型に巻回
されたトラッキング制御用駆動コイル(17)が接合等
により取付けられている。
また、ヨーク(13)はボビン(12)を所要間隔を置
いて囲繞する大きさで四辺形状の枠体として形成され、
この前後辺部(13a ) 、  (13b )の内面
側にはボビン(12)のフォーカス制御用駆動コイル(
16)及びトラッキング制御用駆動コイル(17)に対
向してマグネット(18) 、  (18)が固着され
ており、これらマグネット(18) 、  (18)と
ヨーク(13)により磁気回路が構成される。
そして、基台としてのヨーク(13)に対してボビン(
12)を支持するアーム部材(14)としては所要数の
配線パターン(20) 、  (21)が形成されたフ
レキシブルプリント配線基板(22)が用いられ、この
配線基板(22)は耐熱性を有し剛性が余り高くない合
成樹脂フィルムを基材にbたちのが用いられる。例えば
、ポリイミドやポリアミドイミド、芳香族ポリアミド(
耐熱性ナイロン)、ポリテトラフルオロエチレン等のフ
ッ素樹脂、ポリパラバン酸、ポリエチレンテレフタレー
ト等のポリエステル樹脂等の合成樹脂が用いられる。
このフレキシブルプリント配線基板(22)より形成さ
れるアーム部材(14)は所要中の帯状で内端部側がボ
ビン(12)に固着され、外端部側がヨーク(13)の
前辺部(13a)及び後辺部(13b)に固着されるも
ので2本例では中央部がボビン(12)に固着され両端
部がヨーク(13)の前辺部(13a)及び後辺部(1
3b )に固着される連続する長さを有している。
即ち、このアーム部材(14)はボビン(12)に固着
される連結部(14a)を中心として前後方向にヨーク
(13)の前辺部(13a)及び後辺部(13b)に達
する支持アーム片(14b)及び(14c )を延長し
て設けると共に連結部(14a)から支持アーム片と直
交する方向に端子片(14d )を延長して設けられて
いる。そして各支持アーム片(14b)。
(14c)から端子片(14d)にかけて所要数の配線
パターン(20)  ((20a) 、  (20b)
 、  (20c)・・i 、  (21)  ((2
1a) 、  (21b) 、  (21c)・・・〕
が形成されており、この支持アーム片(14b ) 、
  (14c )及び端子片(14d)の端部には端子
面部(14bx ) 、(14cx )及び(14dx
 )が形成されて、配線パターンのランド部(20a1
) 。
(20b1) 、  (20c1)I H+、  (2
1ax) 。
(21b1)、(21C1)・・・及び(20a2) 
(20b2) 、  (20C2)  ・・+、  (
21a2) 。
(21b2) 、  (21C2)が形成されている。
このフレキシブルプリント配線基板(22)より形成さ
れるアーム部材(14)は前述したボビン(12)の左
右両側面部に対称的に配してその中央部の連結部(14
a)をボビン(12)の両側面部の中央部に固着すると
共に端子面部(14d1)を含む端子片(14d)を上
面部又は下面部に固着する。
なお、この固着の際、ボビン(12)に突設した規準突
子(23a )及び(23b)にフレーム部材(14)
の連結部(14a)及び端子片(14d )に穿設した
規準孔(24a )及び(24b ”)を係合すること
により予め位置決めしておく。
このように、アーム部材(14)をボビン(12)に固
着した状態で両支持アーム片(14b)及び(14c)
を内端部としての連結部(14a)に対して外端部側を
90度ねじり、この状態で端子面部(14b1)及び(
14ct )を含む外端部側をヨーク(13)の前辺部
(13a)及び後辺部(13b ) ニ固着してこの両
支持アーム片(14b )及び<14c)をボビン(1
2)とヨーク(13)との間に張設することによりボビ
ン(12)はヨーク(13)に対して支持される。この
ようにしてボビン(12)とヨーク(13)との間に張
設されたアーム部材(14)の支持アーム片(14b)
及び(14c)はねじり部(14b2)及び(14C2
)を挟んでボビン(12)の側面と平行な面部、部ち連
結部(14a)寄りの部面(14b3)及び(14c3
)とボビン(12)の上下面と平行な面部即ち外端部側
の部面(14b4)及び(14C4)とが一方が垂直面
部で他方が水平面部として対応することになる。
これにより、ボビン(12)に左右方向の力が作用する
と支持アーム片(14b)及び(14c)のボビン(1
2)の側面と平行な垂直面部(14b3)及び(14c
3)が、またボビン(12)に上下方向の力が作用する
とボビン(12)の上下面と平行な水平面部(14b+
 )及び(14C4)が夫々ねじり部(14b2)及び
(14C2)の伸縮作用に伴って撓み揺動することにな
ってボビン(12)はヨーク(13)に対して水平及び
垂直方向に移動できることになる。
なお、両支持アーム片(14b )及び(14c)のヨ
ーク(I3)に対する固着はヨーク(13)の前辺部(
13a)及び後辺部(13b)の上縁面又は下縁面に水
平面部(14b→)及び(14C4)の巾と略等しい巾
の凹部(13a1)及び(13bt )を形成しておき
この凹部に両支持アーム片の外端部を嵌挿するように当
接して押え片(25a )及び(25b )により押え
た状態で固着する。そして、本例ではアーム部材(14
)の支持アーム片(14b)及び(14c)から端子片
(14d)にかけて形成された所要数の配線パターン(
20)  ((20a) 、  (20b) 。
(20c)  ・・i 、  (21)  ((21a
) 、  (21b) 。
(21c )  ・・・)のうち、第1の一対の配線パ
ターンをボビン(12)のフォーカス制御用駆動コイル
(16)に駆動電流を供給する接続線と成し、また第2
の一対の配線パターンをトラッキング制御用駆動コイル
(17)に駆動電流を供給する接続線と成して端子片(
14d)の端子面部(14dt )に形成された夫々の
配線パターンのランド部(20a2) 。
(20b2) 、  (20C2) 、  ・・・、 
 (21a2) 。
(21b2) 、  (2IC2)  ・・’にフォー
カス制御用駆動コイル(16)及びトラッキング制御用
駆動コイル(17)から夫々延長された端末を半田付は
等によって接続する。
また、支持アーム片(14b)及び(14c)から端子
片(14d)にかけての他の配線パターンはボビン(1
2)内に組込み内蔵された光学ピックアップユニッ1−
(15)の給電・信号線として用い夫々の端子片(14
d)の端子面部(14d1)側のランド部に光学ピック
アップユニットの入力・出力用リード線を接続する。
以上のように構成される本例の対物レンズ駆動装置は、
ボビン(12)を支持する支持アーム片(14b)及び
(14c )に形成された配線パターンを通してフォー
カス制御用駆動コイル(16)に駆動電流が供給される
と磁気回路のマグネソ) (18) 。
(18)からの磁束と相俟ってボビン(12)を上方又
は下方、即ちボビン(12)に取付けられた対物レンズ
(11)の光軸方向(フォーカス方向)に可動させる駆
動力が発生する。
そして前述した如く支持アーム片(14b )及び(1
4c)が水平面部(14b4)及び(14C4)におい
て上方向又は下方向に撓みボビン(12)は−ヒ方又は
下方に変位することによって対物レンズ(11)がフォ
ーカス方向に可動される。この際支持アーム片(14b
)及び(14c)は水平面部(14b、 )及び(14
C→)の撓み動作においてねじり部(l1b2)及び(
14C2)が伸縮弾性作用して水平面部(14b→)及
び(14c4>が円滑に撓み動作し対物レンズ(11)
をフォーカス方向に精度良く直線移動させることになる
また、トラッキング制御用駆動コイル(17)に支持ア
ーム片(14b)及び(14c)の配線パターンを通し
て駆動電流が供給されると、マグネット(18) 、 
 (18)からの磁束と相俟ってボビン(12)を横方
向、即ち対物レンズ(11)の光軸方向と直交する方向
(トラッキング方向)に可動させる駆動力が発生する。
そして支持アーム片(14b)及び(14,:)が垂直
面部(14b3)及び(14ci )において横方向に
撓みボビン(12)は横方向に変位することによって対
物レンズ(11)がトラッキング方向に可動される。こ
の際の支持アーム片(14b)及び(14c)の垂直面
部(]、4b3)及び(14C3)の撓み動作はねじり
部(14b2)及び(14C2)の伸縮弾性作用により
円滑に行われ、対物レンズ(11)をトラッキング方向
に精度良く移動させることになる。
次に第4図を参照して本発明の第2の実施例を説明する
に、本例はボビンの支持アーム部材による支持部のねじ
れによる特性劣化を低減するようにしたものである。
本例の支持アーム部材(14)は連結部(14a)に対
する両方向の支持アーム片(14b )及び(14c)
を二股状に形成し、ボビン(12)に対して平行リンク
構成として支持するようにしたものである。
即ち、支持アーム部材(14)の両支持アーム片(14
b )及び(14c)を連結部(14a)から二股状に
分割して上下支持アーム片(26a ) 、  (26
b )及び(27a ) 、  (27b )を形成し
、この支持アーム部材(14)を前述した第1の実施例
と同様にボビン(12)の両側面側に配して連結部(1
4a)をボビン(12)の側面中央部に固着し、両支持
アーム片(14b )及び(14c )としての雨上下
支持アーム片(26a ) 、  (26b )及び(
27a ) 、  (27b )を夫々連結部(14a
)に対して外端部側を90度ねじりこの状態で外端部の
端子面部(26a1) 。
(26b1)及び(27at) 、  (27bt )
をヨーク(図示省略)の前辺部及び後辺部に固着する。
このように支持アーム部材(14)の両支持アーム片を
連結部から上下の支持アーム片(26a)。
(26b )及び(27a ) 、  (27b )に
分割し、夫々90度ねじったことにより夫々の支持アー
ムは前述した第1の実施例と同様に伸縮性を伴って上下
方向に弾性的に撓むことが可能で、上下に相対する外側
端の端子面部(26a1) 、  (26bx )及び
(21a1) 、(27bx )を接合したことにより
上下方向の一種の平行リンクを構成することになってボ
ビン(12)をヨークに対して対物レンズ(11)の光
軸方向、即ちフォーカス方向に平行リンクとして支持す
ることになる。
これによりボビン(12)がフォーカス方向に駆動され
る際のねじれ回心が分散し、剛性が向上することでねじ
れ量が減少する。
また、本例では対物レンズ(11)のボビン(12)に
対する取付は位置を、その光軸方向がボビン(12)の
支持アーム部材(14)による支持部、即ち第4図に仮
想線aで示すボビン(12)のねじれの回転軸と直交す
る位置に設定してあり、これにより、ボビン(12)の
ねじれ臣に対する対物レンズ(11)の光ディスクに対
するデフォーカス量を最少に抑制できるように成されて
いる。
第5図は第3の実施例を示し、本例は対物レンズ駆動装
置を横型タイプとして構成したもので、ヨーク(13)
の両側辺部(13c ) 、  (13d )の内面側
にマグネット(1B) 、  (18)を対向して固着
し、ヨーク(13)内に配されるボビン(12)にはそ
の外周部に前述した実施例と同様にフォーカス制御用駆
動コイル(16)を巻回しであるが、トラフキング制御
用駆動コイル(17)はボビン(12)の略中央部に上
下面方向、即ちフォーカス制御用駆動コイル(16)と
交叉する方向に巻回してあり、このボビン(12)をヨ
ーク(13)に対して支持する支持アーム部材(14)
はその中央連結部(14a)においてボビン(12)の
前後面に固着し、両側支持アーム片(14b ”)及び
(14c )の外側端部を90度ねじった状態でヨーク
(13)の両側辺部(13c)及び(13d)に固着し
たものである。
なお、トラッキング制御用′FJA動コイル(17)は
ボビン(12)に対物レンズ(11)より離れた部位に
おいてフォーカス制御用駆動コイル(16)の内側に位
置して巻回されている。
このように構成される本例においては、ヨーク(13)
のマグネット(IEI) 、  (18)を長く形成で
きるのでフォーカス制御用駆動コイル(16)の有効長
を長くとることができて、対物レンズ(11)のフォー
カス制御を一屓Uff実に行うことができ、またトラッ
キング制御用駆動コイル(17)を1明記するだけであ
るため構造が簡単で組立て工程が少なくコストの低減化
が可能となる。
第6図は第4の実施例を示し、本例は対物レンズ(11
)を取付けたボビン(12)をヨーク(13)に支持す
る支持アーム部材(14)の支持アーム片(14b)及
び(14c )はヨーク(13)に対してハ字状に広げ
た状態、即ち外方へ傾斜した状態でその外端部側を90
度ねじりヨーク(13)に固着してあり、これによりト
ラッキング制御用駆動コイル(17)に駆動電流を供給
し、ボビン(12)をトラッキング方向に回転変位させ
る場合の変位量を大きく取ることができて、対物レンズ
(11)をボビン(12)の回転中心から離れた部位に
取付けることによりこの対物レンズ(11)の可動範囲
が大きくなってトラッキング方向の感度が向上される。
第7図は第5の実施例を示すもので、本例は対物レンズ
(工1)を取付けたボビン(工2)の両側にマクネット
(18) 、  (18)を固着し、ヨーク(13)に
フォーカス制御用駆動コイル(16)とトラッキング制
御用駆動コイル(17)を装着したもので、このように
構成される本例によればボビン(12)に接続する給電
線を4本省略できることになり、また可動部、即ちボビ
ン(12)の発熱が抑制されてボビン(12)に内蔵さ
れる光学ピックアップユニットに損害を与えることがほ
とんどない。
なお、本例におけるボビン(12)の支持アーム部材(
14)による支持は第5図に示す第3の実施例と同様に
行われる。
以上の第4図乃至第7図に示す第2乃至第5の実施例(
他の実施例)において説明を省略した部材は第1図乃至
第3図に示す第1の実施例(一実施例)と離開−に構成
される。例えば、可動体としてのボビン(12)には光
学ピックアップユニットが内蔵され、また支持アーム部
材(14)は所要の配線パターンを有するフレキシブル
プリント配線基板により形成し、この支持アーム部材(
14)のボビン(12)及び基台としてのヨーク(13
)に対する固定も第1の実施例と同様に行われる。
以上説明した第1乃至第5の各実施例はボビン(12)
をヨーク(13)に対して支持する支持アーム部材(1
4)はその中央連結部(14a )をボビン(12)の
側面に固着しであるが、これをボビン(12)の上面側
又は下面側に固着してもよく、この場合90度ねじった
支持アーム片(14b )及び(14c)の水平端面部
がボビン(12)に対応し、垂直端面部がヨーク(13
)に対応して固着されることになる。
また、支持アーム部材(14)はフレキシブルプリント
配線基板(22)により形成されるが、この配線パター
ン(20)  (21)の形状、形成方向は通電位置に
応じて任意に形成でき、この配線パターン(20) 、
  (21)を第8図に示すように波状に屈曲形成する
ことにより支持アーム片(14b)。
(1/Ic)がねじられ、また伸縮し、撓むことによる
配線パターン(20)  (21)の切断が防止される
以上、本発明の詳細な説明したが、本発明はこれ等の実
施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱し
ない範囲で種々変更できるものである。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば対物レンズが取付けられる
可動体は基台に、一方向に対してねじり方向の剛性の低
い部材から成り、一方向に対して90度ねじったアーム
部材により支持され、この可動体の移動はアーム部材が
移動方向と対応する部位においてねじり部の伸縮弾性を
伴って撓むことにより行われるので対物レンズは光軸方
向及び光軸方向と直交する方向に円滑にかつ確実に移動
されると共に安定な姿勢で保持される。また、支持アー
ム部材をフレキシブルプリント基板により形成すること
により、可動体に取付けられるフォーカス制御用及びト
ラッキング制御用等の駆動コイルに制御用の駆動電流を
供給する給電線、内蔵ユニットの信号線と支持機構を共
用できて省スペース化を可能とし装置全体の小型化を図
ることができると共にコストの低廉化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による対物レンズ駆動装置の一例の斜視
図、第2図は第1図の拡大中央婚断面図、第3図は第1
図に示す対物レンズ駆動装置に適用するフレキシブルプ
リント配線基板の斜視図、第4図は対物レンズ駆動装置
の他例のヨークを省略した状態の斜視図、第5図、第6
図及び第7図は対物レンズ駆動装置のさらに他例の平面
図、第8図はフレキシブルプリント配線基板の他例の一
部分の平面図、第9図は従来の対物レンズ駆動装置の斜
視図である。 図中、(11)は対物レンズ、(12)は可動体として
のボビン、(13)は基台としてのヨーク、(14)は
支持アーム部材、(14a)は内端部としての連結部、
(14b ) 、  (14c )は支持アーム片、(
14b2) 、  (14C2)はねじり部である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 対物レンズが取付けられる可動体と、 該可動体を支持する基台と、 一方向に対してねじり方向の剛性の低い部材から成り、
    第1の端部と、該第1の端部に対して当該部材を一方向
    に対して90度ねじって形成されたねじり部を挟む第2
    の端部のうち何れか一方の端部を上記可動体に固着する
    と共に他方の端部を上記基台に取付けることにより上記
    可動体と上記基台との間に張設し、上記可動体を上記対
    物レンズの光軸方向と平行な方向及び上記光軸方向と直
    交する方向に移動可能に支持する少なくとも一対のアー
    ム部材と を備えたことを特徴とする対物レンズ駆動装置。
JP27495287A 1987-10-30 1987-10-30 対物レンズ駆動装置 Pending JPH01118224A (ja)

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