JPH01118002A - スチームバス用蒸気発生器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はスチームバス、特にスチームバス浴室用の蒸気
発生器に関する。

従来の技術及び発明が解決しようとする問題点公知のス
チームバス浴室用の蒸気発生装置としてはスイス国特許
ＣＨ−６３６２６３号、　６３６２６４号及び６３０５
２２号に記載のものがあるが、これらは蒸気を形成する
液体を浴室の床に設けられた気化面上で加熱する構成を
有する。このために、前記蒸気形成用液体が循環ポンプ
により回収容器と気化面との間を循環されており、また
必要に応じて活性成分保持器が循環経路中に含められる
。かかる構成の問題点は蒸気発生装置の構成に対応して
浴室を構築する必要があることである。このため、かか
る装置は単純な普通に使われているシャワーを組込むこ
ともできなければまた既存の浴室に設けることもできな
い。また、このような既存の浴室やシャワー室に導入で
きる装置を構成しようとすると非常に費用がかかってし
まう。さらに、上記従来の蒸気発生装置では蒸気を形成
する液体が沸騰するまでの時間が長い問題点が存在する
。これはかかる構成では最終的にはタンク内の全液体を
加熱しなければならないためである。すなわち、従来の
装置は立上がりが遅い。また、蒸気形成用液体に混合さ
れる活性成分の保持部には沈着物が堆積し、このため時
々清掃を行なう必要が生じる。

さらに、従来の蒸気発生装置では活性成分保持部に以前
に導入された活性成分を完全に取除くことが困難で、こ
のためスチームバス浴室を数日間使用しなかった場合や
活性剤保持部を数日間使用しなかった場合等において活
性成分の残漬が細菌の繁殖のための培地になる場合があ
る。このような場合は勿論スチームバスを作動させて高
温でｌｌｌ菌を死滅させることにより問題点を解決する
ことはできるが、有害な影響が残る可能性もあり、かか
る可能性はまず原因を除去することにより確実に予防す
るのが望ましい。

問題点を解決するための手段゛ 本発明は、Ｆ記の問題点を解決することを目的とする。

本発明の目的は特許請求の範囲の特徴項中の記載により
達成される。換言すれば、本発明は電気加熱され動作時
に空気を導入されるウォーターバスを有する柱状の筐体
を備え、筐体周囲の空気を送Ｊ！ＩＩａにより筐体中に
供給されて筐体及びウォーターバスを通って循環させる
スチームバス、特にスチームバス浴室用の蒸気発生器に
より上記問題点を解決する。本発明によれば、スチーム
バス用蒸気発生器を小形かつ安価に形成でき、また蒸気
発生器はあらゆる種類の浴室に適用でき、動作が迅速で
、衛生的であり、使用者による手入れが不要で、スチー
ムバス浴室中の空気／蒸気混合物の全部を強制的に循環
させる必要もない。

実施例 以下、本発明を実施例について図面を参照しながら説明
する。

第１図を参照するに、蒸気発生器１は三角形断面を有す
る柱状の筺体２を有し、筺体２は相互に直交する垂直側
壁２′　及び２１１を備えている。さらに筐体２の後部
は１０壁２　により２か所の開口部２１及び８′を除い
て閉じられる。１１の開口部２１は周囲の空気を導入す
るための開口部であり、一方第２の開口部８′は頂壁２
　と中間隔壁２１Ｖとの間の空間中に設けられた水タン
ク８を充填するための導入口である。この空間中にはさ
らに送風機４及び図示していないが電気装置、ヒユーズ
、主スイツチ１分配端子及び場合によりタイマスイッチ
及び測温装置が設けられる。中間隔壁２１ｖの下方には
矢形形状管３　中にウォーターバス３が設けられている
。その結果、管３１１中に筺体２上に開口している開口
部より活性成分保持器を導入することが可能になる。こ
の開口部は動作時には蓋２３で閉じられ、Ｍ２３には鎖
２４により活性物質保持器６がウォーターバス３中に浸
るように結合される。管３１１はウォーターバス３を保
持できるように底部３　を有する。ウォーターバスから
の液体の排水は外部より操作可能な排水栓を介してなさ
れる。この操作は例えば排水栓をソレノイド作動弁等に
より構成し、スチームバスの使用が終了するとタイマや
メインスイッチによりソレノイド作動弁を開弁するよう
に構成することで自動化することができる。

蒸気発生器を作動させるためウォーターバス３中にはコ
イル状抵抗加熱要素３　が設けられる。

ウォーターバス３の寸法はウォーターバス３中の液体が
可能な限り急速に沸点近くまで加熱されるように比較的
小さく設定される。送風機４より導入された空気はリン
グ状通路を通ってウォーターバス３の外周部ないしウォ
ーターバス外周部に接続された管３１１に導くのが好ま
しい。ウォーターバス中に空気を注入してバブリングを
行なうと接触面積が増加し空気中の液体成分ｍを増加で
きる。

また空気を循環させることによりスチームバス浴室中の
温度分布も単なる対流による流れしか存在しない場合と
比較すると改善される。さらに、循環の結果、水蒸気と
化した水はウォーターバス３に戻される。その結果、本
発明による蒸気発生器１は従来の蒸気発生装置のような
聞いた系ではなく閉じた循環系を形成する。活性成分５
の使用の結果の効能によりウォーターバス３はＣクォー
ターバスであると考えられ、液体バスとは称されない。

浴室中の大気は空気と称し、飽和空気及び過飽和空気は
従って蒸気あるいは蒸気／空気混合物と称する。

蒸気発生器の設置例を第２図及び第３図に示す。

第２図中、第１図に示した蒸気発生器１はシャワー室３
０中に設けられている。何らかの理由で蒸気発生器１を
シャワー室外に設けるのが望ましい場合には、空気人口
２１及び出口ｒＡ１ロ部２２にそれぞれ屈曲通路部材が
取付けられ、これにより浴室壁と蒸気発生器１とが直接
に結合される。かがる構成の利点は電気系統が全て浴室
外に設けられるため、使用者が感電する危険を除去でき
ることである。本発明による蒸気発生器は小形に形成で
き、しかもスチームバス浴室に適した大きさのモジュー
ルユニットとして形成することができる。

このため本発明の蒸気発生器を例えばフィンランド式の
サウナバスに持込みあるいは取付けることによりサウナ
バスを簡単にトルコ式バスに変化させることが可能であ
る。

【図面の簡単な説明】 第１図は浴室中に設置されるように構成された本発明に
よる蒸気発生器の断面図、第２図は本発明蒸気発生器を
シャワー室中に設置した例を示す図、第３図は本発明蒸
気発生器を浴室に接して設置した例を示す図である。 １・・・蒸気発生器、２・・・筐体、３・・・ウォータ
ーバス、４・・・送風機、５・・・活性成分、６・・・
活性成分保持器、７・・・水位制御装置、８・・・水タ
ンク、９・・・蒸気、２．２　・・・筐体側壁、１０・
・・排水コック、２１・・・入口、２２・・・出口、３
　・・・水位。

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. （１）電気加熱され、動作時に空気を吹込まれるウォー
   ターバス（３）を有する柱状の筺体（２）を備え、筐体
   （２）周囲の空気を送風機（４）を介して筺体（２）中
   に供給し、さらに該空気を筺体（２）及びウォーターバ
   ス（３）を経て排出することを特徴とするスチームバス
   用蒸気発生器（１）。
2. （２）ウォーターバス（３）は活性成分（５）を加えら
   れていることを特徴とする請求項１記載のスチームバス
   用蒸気発生器（１）。
3. （３）該活性成分（５）はウォーターバス（３）中に透
   水性の活性材料保持器（６）を介して導入されることを
   特徴とする請求項１又は２記載のスチームバス用蒸気発
   生器。
4. （４）ウォーターバス（３）の水位（３′）は水位制御
   装置（７）によりモニタされ、不足した水量が常時補給
   されることを特徴とする請求項１記載のスチームバス用
   蒸気発生器（１）。
5. （５）容器中ウォーターバス（３）の上方に水タンク（
   ８）が設けられていることを特徴とする請求項１ないし
   ４のうちいずれか一項記載のスチームバス用蒸気発生器
   （１）。
6. （６）ウォーターバス（３）で発生された蒸気（９）は
   容器から排出されるに先立つて反転され、ウォーターバ
   ス（３）に沿つて案内されることを特徴とする請求項１
   記載のスチームバス用蒸気発生器（１）。
7. （７）該柱状の筺体（２）は基底部に２つの直交する側
   壁面（２′、２″）を有することを特徴とする請求項１
   記載のスチームバス用蒸気発生器（１）。
8. （８）該筺体（２）の該側壁（２′、２″）は壁面へ固
   定するための手段を備えていることを特徴とする請求項
   １記載のスチームバス用蒸気発生器（１）。
9. （９）該筺体の側壁（２）は空気及び空気／水蒸気混合
   物の入口（２１）及び出口（２２）を備えていることを
   特徴とする請求項１記載のスチームバス用蒸気発生器（
   １）。
10. （１０）ウォーターバス（３）は排出柱を備えているこ
    とを特徴とする請求項１記載のスチームバス用蒸気発生
    器（１）。