JPH01117847A - 高純度2,6‐ナフタリンジカルボン酸ジメチルの製造法 - Google Patents

高純度2,6‐ナフタリンジカルボン酸ジメチルの製造法

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JPH01117847A
JPH01117847A JP62273260A JP27326087A JPH01117847A JP H01117847 A JPH01117847 A JP H01117847A JP 62273260 A JP62273260 A JP 62273260A JP 27326087 A JP27326087 A JP 27326087A JP H01117847 A JPH01117847 A JP H01117847A
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JP
Japan
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methanol
dimethyl
naphthalenedicarboxylate
crude
dicarboxylic acid
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Application number
JP62273260A
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English (en)
Inventor
Tadahiro Hirai
平井 忠浩
Shinji Kitaoka
北岡 眞二
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Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Original Assignee
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、2−アシル−6−アルキルナフタリンを液相
酸化して得られた粗2.6−ナフタリンジカルボン酸よ
り高純度の2.6−ナフタリンジカルボン酸ジメチルを
製造する方法に関する。
2.6−ナフタリンジカルボン酸ジメチルのポリエステ
ルは、融点およびガラス転移点が高く、またフィルム成
初した場合にはヤング率および破断強度も高いことから
、繊維、フィルムおよび樹脂用原料として工業的に大き
な価値を有している。
(従来技術) 2.6−ナフタリンジカルボン酸ジメチルを製造する方
法としては、2.6−アルキルナフタリンを酸化して得
られる2、6−ナフタリンジカルボン酸、またはナフタ
リンモノカルボン酸及び/又は2.6−以外のナフタリ
ンジカルボン酸を熱不均化及び/又は熱転位させて得ら
れる2、6−ナフタリンジカルボン酸をメタノールでエ
ステル化する方法が知られている。
このエステル化の方法としては、例えば特公昭49−1
74号には硫酸、塩酸などの酸触媒を用いる方法、特公
昭5B−1099号には触媒として硫酸ベリリウム、硫
酸ビスマス、硫酸バナジル、チタン酸テトラ−n−ブチ
ル、チタン酸テトラ−1so−プロピルなどを用いる方
法が記載されている。
このようにして得られた粗2,6−ナフタリンジカルボ
ン酸ジメチルは、不純物のため黄褐色を帯びており、こ
れをポリマーの原料として用いるとポリマーの色調も悪
く価値が低いのでこの不純物を除去する必要がある。粗
2,6−ナフタリンジカルボン酸ジメチルの精製法とし
ては、特開昭50−84467号、特開昭50−111
056号等に、加熱したメタノールに粗2.6−ナフタ
リンジカルボン酸ジメチルを溶解させた後、冷却して晶
析させる方法が、特公昭57−35697号、特公昭5
8−29291号等に、蒸留により精製する方法が記載
されている。
(発明者が解決しようとする問題点) 2−アシル−6−アルキルナフタリンを液相酸化して得
られる粗2,6−ナフタリンジカルボン酸には、2−ア
シル−6−アルキルナフタリンに異性体の2−アシル−
7−アルキルナフタリンなどが含まれるために、不純物
として特に2.7−ナフタリンジカルボン酸を主とする
異性体が多く含まれる。この2−アシル−6−アルキル
ナフタリンを蒸留により精製する場合は、2−アシル−
6−アルキルナフタリンと2−アシル−6−アルキルナ
フタリンの沸点が近いので、高段数で高還流比とするこ
とが必要である。また′晶析により精製する場合は、溶
媒側への2−アシル−6−アルキルナフタリンの損失量
が多く実用的で無い。蒸留と晶析を組み合わせれば、比
較的良い結果が得られるものの工程が長くなり経済的負
担が大きくなる。
また粗2,6−ナフタリンジカルボン酸は、高温下でも
蒸気圧が極めて低く且つ熱分解するので、蒸留すること
ができない。更に粗2,6−ナフタリンジカルボン酸は
、実用的な溶媒も無いので、晶析により精製することは
極めて困難である。
このように精製が困難であるため、2−アシル−6〜ア
ルキルナフタリンを液相酸化して得られる粗2.6−ナ
フタリンジカルボン酸を利用する方法は、未だに実施さ
れてない。
(問題点を解決するための手段) 発明者等は、上記の如く多くの2,7−ナフタリンジカ
ルボン酸を含み精製が困難な粗2.6−ナフタリンジカ
ルボン酸をエステル化する方法を鋭意検討した結果、2
,7−ナフタリンジカルボン酸を主体とする異性体はジ
メチルエステルとしてメタノール側に殆ど溶解しており
、濾別・洗浄によりメタノール側へ殆ど全て移行し、粗
2,6−ナフタリンジカルボン酸ジメチル側には極めて
微量しか取り込まれ無いこと、この粗2,6−ナフタリ
ンジカルボン酸ジメチルを減圧下で蒸留した後、加熱し
たメタノールに溶解し、冷却、晶析すれば高純度の2.
6−ナフタリンジカルボン酸ジメチルが得られることを
見出し、本発明に至った。
即ち本発明は、2−アシル−6−アルキルナフタリンを
液相酸化して得られた2、7−ナフタリンジカルボン酸
を主体とする異性体を含有する粗2,6−ナフタリンジ
カルボン酸と、メタノールをエステル化触媒の存在下で
反応させ、得られた粗2,6−ナフタリンジカルボン酸
ジメチルを濾別してメタノールで洗浄した後、減圧下で
蒸留し、加熱したメタノールに溶解させ、冷却、晶析す
ることを特徴とする高純度2.6−ナフタリンジカルボ
ン酸ジメチルの製造法である。
本発明に用いる原料は、2−アシル−6−アルキルナフ
タリンを液相酸化して得られる粗2,6−ナフタリンジ
カルボン酸である。この2−アシル−6−アルキルナフ
タリン中には、通常2−アシル−7−アルキルナフタリ
ンが1〜20−tχ、その他の異性体および不純物が1
〜5wtχ程度含まれていることから、粗2,6−ナフ
タリンジカルボン酸にも2.7−ナフタリンジカルボン
酸が1〜10wtX 、その他の不純物が1〜5wtχ
程度含まれており、褐色ないし黄褐色を有している0本
発明においては、この粗2.6−ナフタリンジカルボン
酸を精製せずに、そのままエステル化反応に使用する。
エステル化反応に用いるメタノールは、粗2,6−ナフ
タリンジカルボン酸に対する重量比で1〜10倍、好ま
しくは4〜6倍とする。
触媒としては、プロトン酸型触媒、例えば硫酸、パラト
ルエンスルホン酸など、チタン酸エステル型触媒および
公知のエステル化触媒、例えばチタン酸テトラ−1so
−プロピル、チタン酸−1so−ブチル、硫酸ベリリウ
ム、硫酸ビスマス、硫酸バナジウムなどである。
触媒量は、プロトン型触媒の場合は、粗2,6−ナフタ
リンジカルボン酸に対する重量比で、0.01〜0.5
倍、好ましくは0.05〜0.2倍であり、チタン酸エ
ステル型触媒および公知のエステル化触媒の場合は、粗
2.6−ナフタリンジカルボン酸に対する重量比で、0
.001〜0.05倍、好ましくは0.005〜0.0
3倍である。
エステル化反応の温度は、用いる触媒により異なるが、
プロトン型触媒の場合は通常80〜200″C1好まし
くは100〜150°Cであり、チタン酸エステル型触
媒および公知のエステル化触媒の場合は、通常150〜
250°C1好ましくは190〜220 ’Cである。
エステル化反応の圧力は、各反応温度においてメタノー
ルを液状に保つ圧力であれば良い。
反応時間は、プロトン型触媒の場合は通常0.5〜lO
時間、好ましくは2〜4時間であり、チタン酸エステル
型触媒および公知のエステル化触媒の場合は、通常0.
5〜10時間、好ましくは1〜2時間である。
エステル化反応終了後、室温近くに冷却することにより
、2.6−ナフタリンジカルボン酸ジメチルはスラリー
状に析出するので、これを濾過し、メタノール母液を分
離する。次にこの粗2,6−ナフタリンジカルボン酸ジ
メチルをメタノールで洗浄し、付着しているメタノール
母液を除去する。
以上の操作により、粗2.6−ナフタリンジカルボン酸
に含有されていた2、7−ナフタリンジカルボン酸を主
体とする異性体不純物はジメチルエステルとしてメタノ
ール側に殆ど全て移行する。
このメタノール洗浄操作は、室温下で粗2,6−ナフタ
リンジカルボン酸に対して容量比で1〜5倍のメタノー
ルを使用し、1〜3回程度洗浄し、最後に純水を用いて
洗浄する。
エステル化反応で得られた粗2,6−ナフタリンジカル
ボン酸ジメチルは、純度が99%以上であるが、未だ黄
褐色または褐色を呈しており、且つ液相酸化反応時の触
媒および微量の不純物を含んでいる。
次に蒸留および晶析により、この粗2,6−ナフタリン
ジカルボン酸ジメチルを精製する。
蒸留操作は、連続式でも回分式でも良い。圧力は絶対圧
1〜50Torr程度の減圧とする。温度は圧力により
異なるが、蒸留塔の塔底の温度を230〜280°C程
度とする。この蒸留操作により、2,6−ナフタリンジ
カルボン酸ジメチルが留出し、モノメチエステル等の不
純物が高沸物として塔底に残留する。
次の晶析操作は、まず留出した2、6−ナフタリンジカ
ルボン酸ジメチルをメタノールと混合し、加熱撹拌して
溶解させる。このメタノール使用量は、2,6−ナフタ
リンジカルボン酸ジメチルに対して容量比で2〜10倍
用い、密閉して100〜200°Cに加熱しながら撹拌
する。この加熱により、容器の内圧は4〜40気圧程度
となる。゛ この溶解に要する時間は、通常30〜120分程度であ
程度その後室温まで冷却し、スラリーを取り出し、濾過
により2.6−ナフタリンジカルボン酸ジメチルとメタ
ノール母液を分離する。
分離された2、6−ナフタリンジカルボン酸ジメチルは
、再度メタノールおよび純水で洗浄した後、乾燥するこ
とにより精製された結晶が得られる。
2−アシル−6−アルキルナフタリンを液相酸化して得
られた粗2,6−ナフタリンジカルボン酸は、本発明の
方法によりエステル化され、精製されて、純度99.9
%以上の高純度の2,6−ナフタリンジカルボン酸ジメ
チルとなり、優れた品質のポリエステル用原料として用
いられる。
(実施例) 次に実施例により、本発明を更に具体的に説明する。但
し本発明はこれらの実施例により制限されるものでは無
い。
なお各実施例における着色度は、各2.6−ナフタリン
ジカルボン酸ジメチルの10−tχオルソクロルフェノ
ール溶液を長さ10n+mの石英セルに充填し、比較石
英セルにオルソクロルフェノールのみを充填して日立分
光光度計22OAを使用して波長500mμで測定した
光学密度である。
実財l達上 2−アセチル−7−メチルナフタリン12.Owtχ、
゛その他の異性体2.4wtχを含有する2−アセチル
−6−メチルナフタリンを液相酸化して得られた粗2,
6−ナフタリンジカルボン酸中には、2.7−ナフタリ
ンジカルボン酸7.4wtχ、その他の異性体および不
純物1.6wtχが含まれていた。酸価は512で黄褐
色を呈していた。
粗2,6−ナフタリンジカルボン酸700g、メタノ゛
−ル4,200gおよび硫酸70gを撹拌機付の101
オートクレーブに仕込み、加熱撹拌した。
120℃で3時間エステル化反応を行った後、室温まで
冷却し、生成スラリーを濾過し、粗2,6−ナフタリン
ジカルボン酸ジメチルとメタノール母液を分離した。次
に得られた粗2.6−ナフタリンジカルボン酸ジメチル
をメタノールで洗浄後、純水で洗浄して100°Cで乾
燥した。その収量および分析結果は次の通りであった。
収量 : 705g 着色度=7.2 酸価 :  2.OmgKOH/g 2.7−ナフタリンジカルボン酸ジメチルおよび他の不
純物 :d、Owtχ なお、2.7−ナフタリンジカルボン酸ジメチルを主と
する異性体は、メタノール母液側に90%以上回収され
ていた。
この粗2.6−ナフタリンジカルボン酸ジメチルは未だ
黄褐色を呈しており、酸や液相酸化反応時の触媒等を含
んでいる。
次に、この粗2,6−ナフタリンジカルボン酸ジメチル
700gを蒸留した。蒸留は回分式単蒸留とし、塔頂圧
20 torrで、塔頂温度235〜236°Cに保て
るまで留出を続けた。留出物は次の通りであった。
収1:675g 着色度 :  0.012 融点  ’: 1B9.0〜192.0℃不純物 : 
< 0.1wtχ 最後に留出物(2,6−ナフタリンジカルボン酸ジメチ
ル) 600gとメタノール4,800gを撹拌機付の
102オートクレーブに仕込み、130°Cで1時間加
熱撹拌して溶解させた。その後、室温まで冷却して得ら
れたスラリーを濾過して2.6−ナフタリンジカルボン
酸ジメチルとメタノールを分離した。
2.6−ナフタリンジカルボン酸ジメチルは、メタノー
ルで洗浄および純水による洗浄後、100℃で乾燥し、
次の精製2.6−ナフタリンジカルボン酸ジメチルを得
た。
収量  :  580g 外観  :白色板状結晶 着色度 :  o、oos 融点  : 191.0〜192.0°Cガスクロマト
グラフィー純度 :不純物ピークが検出せず 液体クロマトグラフィー純度: > 99.9χ得られ
た精製2.6−ナフタリンジカルボン酸ジメチルの重合
試験およびフィルム試験結果は、極めて良好であった。
真庭五主 2−イソブチリル−7−メチルナフタリン5.8wtX
、その他の異性体1 、311tZを含有する−2−イ
ソブチリル−6−メチルナフタリンを液相酸化して得ら
れた粗2.6−ナフタリンジカルボン酸中には、2.7
−ナフタリンジカルボン酸3.Owtχ、その他の異性
体および不純物が1.Owtχが含まれていた。酸価は
509で褐色を呈していた。
粗246−ナフタリンジカルボン酸700g、メタノー
ル4,200g及びチタン酸テトラ−1so−プロピル
14gを撹拌機付の1042オートクレーブに仕込み、
加熱撹拌した。
210°Cで1.5時間エステル化反応を行った後、室
温まで冷却し、生成スラリーを濾過し、粗2,6−ナフ
タリンジカルボン酸ジメチルとメタノール母液を分離し
た。次に得られた11f12.6−ナフタリンジカルボ
ン酸ジメチルをメタノールで洗浄後、純水で洗浄して1
00°Cで乾燥した。その収量および分析結果は次の通
りであった。
収量 7730g 着色度?  11.0 酸価 :  2.2mgKOH/g 2.7−ナフタリンジカルボン酸ジメチルおよび他の不
純物 :<l、Qwtχ なお2.7−ナフタリンジカルボン酸ジメチルを主とす
る異性体は、メタノール母液側に90%以上回収されて
いた。
この粗2,6−ナフタリンジカルボン酸ジメチルは未だ
黄褐色を呈しており、酸や液相酸化反応時の触媒等を含
んでいる。
次に、粗2.6−ナフタリンジカルボン酸ジメチル70
0gを実施例1と同様の条件で蒸留した。
この留出物は次の通りであった。
収量  :  670g 着色度 :  0.024 融点  : 189.0〜191.0°C不純物 : 
< 0.1wtχ 最後に留出物(2,6−ナフタリンジカルボン酸ジメチ
ル) 600gとメタノール2,400gを撹拌機付の
102オートクレーブに仕込み、150°Cで1時間加
熱撹拌して溶解させた。以下実施例1と同様の処理を行
い、次の精製2.6−ナフタリンジカルボン酸ジメチル
を得た。
収量  :  585g 外観  :白色板状結晶 着色度 7 0.014 融点  : 191.0〜192.0°Cガスクロマト
グラフィー純度 :不純物ピークが検出せず 液体クロマトグラフィー純度: > 99.9χ得られ
た精製2.6−ナフタリンジカルボン酸ジメチルの重合
試験およびフィルム試験結果は、極メて良好であった。
(発明の効果) 本発明の方法により2−アシル6−アルキルナフタリン
を主とする異性体不純物を含有する2、6−ナフタリン
ジカルボン酸を液相酸化して得られた粗2゜6−ナフタ
リンジカルボン酸を、精製すること無しに簡単な装置で
ジメチルエステル化することで、2.7−ナフタリンジ
カルボン酸を主とする異性体不純物をジメチルエステル
として母液メタノール側へ溶解させて除き、更に蒸留、
再結晶することにより、高純度の2.6−ナフタリンジ
カルボン酸ジメチルが高収率で得られる。
これにより、2−アシル−6−アルキルナフタリンより
の2.6−ナフタリンジカルボン酸ジメチルの製造工程
が簡略化され、建設費が減少すると共に、水蒸気および
冷却水などの用役使用量も削減されるので、本発明の工
業的意義が大きい。
特許出願人 三菱瓦斯化学株式会社 代理人 弁理士 小 堀 貞 文

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 2−アシル−6−アルキルナフタリンを液相酸化して得
    られた2,7−ナフタリンジカルボン酸を主体とする異
    性体を含有する粗2,6−ナフタリンジカルボン酸と、
    メタノールをエステル化触媒の存在下で反応させ、得ら
    れた粗2,6−ナフタリンジカルボン酸ジメチルを濾別
    してメタノールで洗浄した後、減圧下で蒸留し、加熱し
    たメタノールに溶解させ、冷却、晶析することを特徴と
    する高純度2,6−ナフタリンジカルボン酸ジメチルの
    製造法
JP62273260A 1987-10-30 1987-10-30 高純度2,6‐ナフタリンジカルボン酸ジメチルの製造法 Pending JPH01117847A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62273260A JPH01117847A (ja) 1987-10-30 1987-10-30 高純度2,6‐ナフタリンジカルボン酸ジメチルの製造法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008298254A (ja) * 2007-06-04 2008-12-11 Nsk Ltd ボールねじ駆動装置

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