JPH01117780A - 組み換えワクチニアウイルス - Google Patents

組み換えワクチニアウイルス

Info

Publication number
JPH01117780A
JPH01117780A JP62275982A JP27598287A JPH01117780A JP H01117780 A JPH01117780 A JP H01117780A JP 62275982 A JP62275982 A JP 62275982A JP 27598287 A JP27598287 A JP 27598287A JP H01117780 A JPH01117780 A JP H01117780A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dna
gene
virus
vaccinia virus
japanese encephalitis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP62275982A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2704258B2 (ja
Inventor
Hideki Imai
秀樹 今井
Jinemon Konishi
小西 甚右衛門
Masayuki Suehiro
末廣 誠之
Shiro Kato
加藤 四郎
Kanji Hirai
平井 莞二
Akira Igarashi
章 五十嵐
Masakura Haishi
葉石 正倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Zoki Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Nippon Zoki Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Zoki Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Nippon Zoki Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP62275982A priority Critical patent/JP2704258B2/ja
Publication of JPH01117780A publication Critical patent/JPH01117780A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2704258B2 publication Critical patent/JP2704258B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/005Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from viruses
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K39/00Medicinal preparations containing antigens or antibodies
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N2710/00MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA dsDNA viruses
    • C12N2710/00011Details
    • C12N2710/24011Poxviridae
    • C12N2710/24111Orthopoxvirus, e.g. vaccinia virus, variola
    • C12N2710/24141Use of virus, viral particle or viral elements as a vector
    • C12N2710/24143Use of virus, viral particle or viral elements as a vector viral genome or elements thereof as genetic vector
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N2770/00MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA ssRNA viruses positive-sense
    • C12N2770/00011Details
    • C12N2770/24011Flaviviridae
    • C12N2770/24311Pestivirus, e.g. bovine viral diarrhea virus
    • C12N2770/24322New viral proteins or individual genes, new structural or functional aspects of known viral proteins or genes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/30Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Gastroenterology & Hepatology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Virology (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (従来の技術) 日本脳炎はRNAウィルスであるトガウィルス科に属す
る日本脳炎ウィルスによって引き起こされる急性感染症
であり、アジア地域に分布し、法定伝染病に指定されて
いる重要な疾患である。致命率は平均35%程度である
が、中枢神経障害などの重篤な後遺症を伴い、完全に治
癒するのは全患者の約3分の1といわれている。
日本脳炎に対する治療は原因療法がなく、−船釣看護と
対処療法が主となっている。また、実用的な予防手段と
しては現在のところワクチンを用いる方法しかない、現
行の日本脳炎ワクチンは、ウィルスに怒染発症させたマ
ウスの脳の食塩水乳剤を原料として、高度に精製し、ホ
ルマリンを加えて不活性化したものである、しかし現在
の製造方法では、完全に両物質が除去されているわけで
なく、常にこの両物質の混入によって中枢神経障害を起
こすのではないかという懸念がつきまとっており、人体
用ワクチンとして、両物質を含まない組織培養等を応用
したワクチンの開発が望まれている。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は、日本脳炎ウィルスの構造蛋白質をコー
ドする遺伝子のcDNAを含有するプラスミド、該c 
DNAを組み込んだ組み換えワクチニアウィルス(va
ccinia virus)並びにそれを含有する日本
脳炎ワクチンを提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 日本脳炎ウィルスのRNA遺伝子は、約11 、000
個の塩基より成り、その5°末端の近傍にC蛋白質(コ
ア蛋白質) 、PreM蛋白質(マトリックス蛋白質前
駆体)及びE蛋白質(エンベロープ蛋白質)の3種の構
造蛋白質をコードする遺伝子が5°側よりC,PreM
SEの順に配列している。
遺伝子暗号の翻訳は、C蛋白質遺伝子の始めの部分の開
始コドンより始まり、そして3゛末端の近くまで続けて
行われ、翻訳終了後にプロセッシングをうけて各成熟蛋
白質になることが知られている。
コア(C)、マトリックス(M)、エンベロープ(E)
の各構造蛋白質の中でワクチンとしての抗原性に優れて
いるものは、日本脳炎ウィルスの構造からも明らかなよ
うに、ウィルス表面上に突出しているE蛋白質である。
本発明者らは、このE蛋白質のワクチンとしての優れた
抗原性に注目し、実質的に該蛋白質をコードする日本脳
炎ウィルス遺伝子のcDNAをワクチニアウィルスDN
A遺伝子中に組み込み発現させることを目的として、鋭
意研究を重ねた結果、本発明を完成した。
以下に、本発明の詳細な説明する。
(1)外来遺伝子を挿入するためのワクチニアウィルス
遺伝子領域 外来遺伝子を組み込んだ組み換えワクチニアウィルスを
製造する場合、外来遺伝子を組み込むことができる領域
は、ワクチニアウィルスDNAの非必須遺伝子領域であ
る。例えば、チミジンキナーゼ(TK)遺伝子、Fフラ
グメント、血球凝集素(HA)遺伝子などが知られてお
り、いずれをも用いることが可能である。
つまり、上記のワクチニアウィルスDNAの非必須遺伝
子部分を組み込んだプラスミドを製造し、適当な制限酵
素やりガーゼを用いて、目的とする外来遺伝子をワクチ
ニアウィルス非必須遺伝子中に挿入することによって、
組み換えワクチニアウィルスDNAを製造するための挿
入ベクターを得ることができる。
このように製造された外来遺伝子挿入ベクターを常法に
従い、野性株ワクチニアウィルス感染細胞に燐酸カルシ
ウム法でトランスフェクションすると、細胞内でプラス
ミドに含まれているワクチニアDNA部分とウィルスD
NAとの間でホモローガス組み換えが起こり、非必須遺
伝子の中に入っている外来遺伝子がウィルス遺伝子内に
挿入され、組み換えウィルスを得ることができる。
(2)日本脳炎ウィルスの構造蛋白質遺伝子前述したよ
うに、日本脳炎ウィルスの構造蛋白質としては、コア蛋
白質、マトリックス蛋白質及びエンベロープ蛋白質が挙
げられ、これらをコードする遺伝子が5°末端付近にま
とまって存在しており、5゛側よりC,PreM、Eの
遺伝子の順で配列している。
これら構造蛋白質遺伝子は、各々個別に翻訳されるので
はなく、日本脳炎ウィルスRNAのほぼ全体がまとめて
翻訳された後、プロセッシングを受けて個々の成熟蛋白
質となるため、PreM及びC遺伝子それ自体には翻訳
開始コドンが存在しない。
従って、日本脳炎ウィルスRNA上の翻訳開始コドン(
C遺伝子の末端に存在)を用いる場合は、基本的にはC
SP reM XEの3種の構造遺伝子をまとめて組み
込むこととなる0日本脳炎ワクチンの開発を目的とした
場合、発現を望む構造蛋白質は優れた抗原性を有するE
蛋白質であるが、上記のように3種の構造蛋白質をまと
めて組み込むと、C遺伝子と翻訳開始部位との間には、
C及びPreM遺伝子の配列が介在する。当該分野にお
ける経験的な面から考慮すると、このような組み換え体
においては、目的とするE蛋白質の発現効率が悪い可能
性があると予想される0例えば、目的遺伝子の上流に長
い配列が介在すると、日本脳炎のRNAポリメラーゼに
対しては何も影響を与えないが、ワクチニアのRNAポ
リメラーゼに対しては転写の終結信号となる配列等が存
在する確立が、遺伝子上流の配列が短い場合よりも高く
なるなどの場合が考えられるからである。
本発明者らは、優れた日本脳炎ワクチンの開発を目的と
し、効率良くE蛋白質を発現するような組み換えウィル
スを得るために、ワクチニアウィルスにC遺伝子を主要
に含む遺伝子部分のcDNAを組み込んだ。即ち、Pr
eM遺伝子後半の短い一部分、E遺伝子及びE遺伝子の
後に続く遺伝子の短い一部分よりなる遺伝子領域のcD
NAを組み込んだ組み換えワクチニアウィルスの製造に
成功した。このcDNAは、E遺伝子の前方にCやPr
eMなどの余分な遺伝子がほとんど存在しないため、目
的とするE蛋白質の発現が効率良く行われるものである
しかし、上記のcDNAはC遺伝子部分を含まないため
翻訳開始コドンを持たない。従って、後述するように、
例えば他に組み込むプロモーターの翻訳開始コドン等を
利用するなどの方法によりE蛋白質の発現を可能にでき
る。
上記のように、C遺伝子上の日本脳炎ウィルスの翻訳開
始コドンを用いず、他のプロモーター等のものを利用し
た場合、E遺伝子のリーディングフレームがずれてE蛋
白質を発現しないことがある。従って、本来のリーディ
ングフレームに合つたものを得るため、例えば、8ma
r、 10mer+ 12aerと3種類の長さのリン
カ−をE遺伝子を含むcDNA端に結合させ、リーディ
ングフレームの異なる組み換え体を製造することにより
、そのいずれかの中に正確なE遺伝子のリーディングフ
レームを有するものを得ることができる。この長さの異
なるリンカ−を用いる方法は、cDNAを結合させるベ
クター側の末端にリンカ−を結合させても同様に実施で
きる。
また、必要な塩基配列が完全に解析されており、且つ制
限酵素によって適切な部位で切断できる場合などは、計
算上でリーディングフレームを合わせることも可能であ
る。
(3)プロモーターの選択 組み換えワクチニアウィルス中の外来遺伝子の発現の強
さは、組み込んだプロモーターの強さに比例するとも言
える。より強力なプロモーターの制御下で外来の抗原遺
伝子を発現させることは、個体へのウィルス接種量を減
らすことにつながり、弱毒化したワクチニアウィルス株
の使用も可能にする。
例えば、TK遺伝子領域に外来遺伝子を組み込んだ場合
、TKのプロモーターでは弱い発現しか得られないため
、7.5K蛋白質プロモーターなどの強力なプロモータ
ーを挿入し、より強力な発現力を獲得することができる
。プロモーターの種類は特に限定されず、ワクチニアウ
ィルス遺伝子上のプロモーターならば、いかなるもので
も使用可能である。
次に、本発明組み換えワクチニアウィルスの製造方法の
概略を述べる。
11)ワクチニアウィルスDNAを制限酵素Hind!
IIで消化し、TK遺伝子を含むH1nd III・J
断片を得る。
このDNA断片を組み込んだプラスミドを制限酵素Rs
alで消化し、切断部位にPstlリンカ−を結合させ
た後、さらにHindll+で消化して得られたDNA
断片をプラスミドに組み込んでpZlを得る(第1図)
(2)上記のHindllr・J断片を組み込んだプラ
スミドを制限酵素Xholで消化し、切断部位をDNA
ポリメラーゼで平滑末端とした後、EcoRIリンカ−
を結合させ、さらに制限酵素EcoRIで消化する。
EcoRIでpztを消化し、その切断部位に上記のよ
うに製造したDNA断片を連結してpZ2を得る(第1
図)。
(3)ワクチニアウィルスDNAを制限酵素5a11で
消化して得た7、5K蛋白質のプロモーターを含む断片
をプラスミドに挿入する。これを制限酵素Taqlで消
化し、その切断部位をDNAポリメラーゼで平滑末端と
した後、Pstlリンカ−を結合させる。pZ2を制限
酵素Pstlで消化し、その切断部位に上記の7.5K
蛋白質プロモーターを含むDNA断片を連結し、pZ3
を得る(第2図)。
f41 p Z 2を制限酵素Xbalで部分消化し、
その切断部位をDNAポリメラーゼで平滑末端とした後
、その切断部位に、7.5K蛋白質プロモーターDNA
断片を含むプラスミドを制限酵素Rsar及びHinc
■で消化して得られた断片を連結することによって、p
Z4を得る(第3図)。
(5)日本脳炎ウィルスのE蛋白質を含むcDNAを制
限酵素Mlul及びBgll[で消化し、その切断部位
をDNAポリメラーゼで平滑末端とした後、3種の長さ
のBamHIリンカ−を結合させる(第4図)。
+61 p Z 3及びpZ4を制限酵素BamHIで
消化し、その切断部位に上記(5)で調製したE断片(
3種N)を連結して、日本脳炎E構造蛋白質遺伝子がT
K遺伝子部分に組み込まれ、かつ7.5K蛋白質プロモ
ーターを含む遺伝子配列を有するプラスミドが製造され
る(第5図及び第6図)。
(η得られた挿入プラスミドを、リン酸カルシウム法等
の常法に従って、野性株ワクチニアウィルス感染細胞に
トランスフエフシロンすることにより、細胞内でホモロ
ーガス組み換えがおこり、外来遺伝子がウィルス遺伝子
内に挿入された組み換えウィルスが形成される。
(8)形成された組み換えウィルスを見つける方法とし
ては、プラークハイプリダイゼイション又は薬剤耐性や
プラークの色を利用する方法などが挙げられる。
例えば、外来遺伝子の挿入部分としてTK遺伝子を用い
た場合、組み換えウィルスはブロモデオキシウリジン存
在下でTK−細胞上に形成されるプラークより釣り上げ
選択することができる。
(9)以上のようにして得られた組み換えワクチニアウ
ィルスが、組み込んだ日本脳炎ウィルス構造蛋白質を本
当に発現しているかどうかは、例えば日本脳炎ウィルス
又はその各構造蛋白質に対する抗血清、ポリクローナル
抗体、モノクローナル抗体等を用いた抗原抗体反応を利
用するなどの通常の方法により目的とする蛋白質の発現
を確認することができる。
上記の方法により得られた組み換えワクチニアウィルス
は、日本脳炎に対するワクチン、即ち予防接種剤として
使用することができる。あるいは、培養細胞に感染させ
ることによって、該培養物から公知の方法で感染培養細
胞の産生した抗原蛋白質を得ることもできる。
本発明において、ワクチニアウィルスはいかなる種類の
株をも用いることが可能であり、例えば、池田株、エク
アドル株、リスター株、WR株、CV−1株、Dls株
、大連株、MVA株、LC16mO株、LC16d株な
どの株を挙げることができる。これらの株の中から、非
必須遺伝子領域の調製、プロモーター遺伝子部分の調製
或いは最終的な組み換え体への使用など目的に応じて適
宜選択可能である。
本発明組み換えワクチニアウィルスを用いたワクチンに
関しては、各種投与方法が使用でき、例えば皮肉投与、
経口投与などによってワクチン接種することが可能であ
る。これらワクチンは、単独で或いは適当な薬学的に許
容される担体若しくは希釈剤又はその他の医薬活性成分
と組み合わせて使用してもよい。
さらに、ワクチニアウィルスは大型のウィルスであるた
め、日本脳炎ウィルス遺伝子に加えて、他種複数の病原
体の抗原遺伝子を挿入することにより、多価ワクチンを
製造することも可能である。例えば、単純ヘルペスウィ
ルス、B型肝炎ウィルス、インフルエンザウィルス、狂
犬病ウィルス、水泡性口内炎ウィルス、RSウィルス、
AIDSウィルス、成人T細胞白血病ウィルス、麻疹ウ
ィルス、風疹ウィルス、ポリオウィルス、水痘−帯状水
泡疹ウイルス等のウィルスやマラリア原虫、チフス菌、
コレラ菌、ペスト菌、百日咳菌等の細菌類などの抗原遺
伝子を日本脳炎ウィルスの構造遺伝子とともに組み込ん
だ多価ワクチンなどが挙げられる。
(実施例) 以下の実施例により、本発明をさらに詳細に説明する。
1、ワクチニアウィルスTK遺伝子を有するH4nd■
・J断片の単離 ワクチニアウィルス(LC16m8株)のウィルス粒子
より抽出した2J1xのDNAを、10unitの制限
酵素H4nd mを含む生塩濃度制限酵素バッファー(
10mMTri3−tlCI (pH7,4)−50s
MNaCI−10mMMgCI、−1mMジチオスレイ
トール(+)TT))50J中で完全に消化した後、等
量のフェノールで抽出し、エタノール沈澱によりDNA
を回収した。
次に、2躍のpBR322を、5unitのHindI
[[を含む生塩濃度制限酵素バッファー50u1中で完
全に消化した後、フェノール抽出し、エタノール沈澱に
より回収した* 1unitのバクテリオアルカリフォ
スファターゼ(BAP)を含む溶液(50mMTris
−HCI(pt+9.0)−1mMMgclt−0,1
+aMZnCh) 100m中で、65℃。
1時間インキュベートし、5゛末端を脱リン酸化した後
、DNAを等量のフェノールで抽出し、エタノール沈澱
により回収した。
H4ndnl消化末端が脱リン酸化された0、1屑のp
BR322と、先に′fs備したHindnIによって
消化されたワクチニアウィルスDNA断片を、0.1u
nitのT4DNAリガーゼを含む突出末端連結バッフ
ァー  (66mMTris−HCI(pt17.5)
−6,6a+MMgCIg−10+mMDTT−0,5
mMATP) 2Opl中で混合し、16℃、122時
間インキュベートて連結した。
次に、この連結したDNAを用いて、コンピテントな大
腸菌DH−1株を形質転換させ、それを50趨/−のア
ンピシリンと1.5%寒天を含むL−broth壇地(
以下、Amp培地と呼ぶ)上で、37℃、18時間培養
した。これをベルベットを用いて15IR/−のテトラ
サイタリンと1.5%寒天を含むL−broth培地(
以下、Tc培地と呼ぶ)に転写し、37℃、12時間培
養した後、アンピシリン耐性でテトラサイクリン惑受性
の菌を選択した。これらの菌を、Amp@養液2−中で
37℃、18時間培養し、低速遠心によりペレット化し
て回収した後、2w/−のりゾチームと1■/−のRN
Aaseを含む25mMTris−ICI (pif8
.0) −10mMEl)T^−5抛hブドウ糖から成
る溶液100dに懸濁し、4℃、30分間インキュベー
トした。
0.2MNa01(−IXSDS溶液2004を加え、
室温で10分間インキュベートした後、150uIの3
i酢酸ナトリウム(pH4,8)を加えて4°C150
分間インキュベートした。
これを12,000x g 、 10分間遠心し、その
上清からエタノール沈澱によりDNAを回収した。回収
したDNAの一部を5unitのHind mを含む中
塩濃度制限酵素バッファー中で完全に消化した後、1%
のアガロースゲル電気泳動(A G E)で分離し、p
BR322に連結したワクチニアウィルスDNA断片の
大きさが4.5kb、 (キロ塩基対)のものを選択し
た。このDNA断片を含むpBR322を、5unit
の制限酵素EcoRIを含むEcoRIバッフy−(1
00mMTris−HCI (pH7,5)−50II
MNaC1−7s+MMgC1g−1+u+DT?)で
完全に消化し、1%AGEで分離後、そのDNA断片の
大きさから、先のDNA断片をワクチェアウイルスTK
遺伝子を含むHindl[[・J断片であると決定した
2、pZlの構築(第1図) 2■のワクチニアウィルスHind m・J断片が連結
したpBR322を、5unitの制限酵素Rsalを
含む中堀濃度制限酵素バッファー504中で完全に消化
した後、等量のフェノールで抽出し、エタノール沈澱に
より回収した。このDNA断片と、末端がリン酸化され
たPstlリンカ−を、1unitのT4DNAリガー
ゼを含む平滑末端連結バッ゛ファー(66mMTris
−HCI(PH7,5)−6,6s+MMgC1t−1
50mMNaC1−10mMロTT−66μMATP−
15χポリエチレングリコール(PEG))60jll
中で混合し、16℃、12時間インキュベートして連結
した。この溶液からDNAをフェノール抽出した後、エ
タノール沈澱により回収し、5unitの制限酵素Ps
tlを含むPstrバッフy−(20mMTris−H
CI(pH7,5)−50mM(NHa) gs04−
10mMMgC1g−1mMDTT)50u7中で完全
に消化した。末端にPstlリンカ−が付加したDNA
断片と余剰のPstlリンカ−を、セファロースCL4
Bカラムを用いて分離し、エタノール沈澱によりDNA
断片を回収した。これらのDNA断片を、5unitの
Hindn[を含む中堀濃度制限酵素バッファー50p
l中で完全に消化した後、フェノール抽出し、エタノー
ル沈澱により回収した。
次に、2■のpUc12を、5unitのHindl[
[を含む中堀濃度制限酵素バッファー50a1中で完全
に消化した後、フェノール抽出してエタノール沈澱によ
り回収し、さらにこれを5 unitのPstlを含む
Pst■バッファー50pl中で完全に消化した後、同
様に回収した。
これによりpUc12は、そのHindI[[及びPs
t1部位で開裂し直線状となった。この直線状のDNA
の5゛末端を、前述の方法を用いて脱リン酸化し、フェ
ノール抽出後、DNAをエタノール沈澱により回収した
Hindlll及びPstl消化末端が脱リン酸化した
0、1nのpUC12と、先に準備したRsal消化末
端にPstリンカ−が付加し、Hind mで消化され
たDNA断片を0.1unitのT4DNAリガーゼを
含む突出末端連結バッファー20m中で混合し、16℃
、12時間インキュベートして連結した。この連結した
DNAの一部を用いて、コンピテントな大腸菌JM10
3株を形質転換をさせ、これを0.05χX−gal及
び0.5mMIPTGを含む0,6χソフトアガー20
艷中で混合し、All1p培地上で37℃、 15時間
培養した。
育成した大腸菌コロニー中で白色のものを選択し、前述
の方法を用いてプラスミドDNAを抽出した。
これらのコロニーより抽串したDNAの一部を、Hin
dI[[とPstlで完全に消化し、1%AGEで分離
して、pUc12に連結したDNA断片の大きさが0.
6kbpOものを選んだ。
このDNA断片を含むpUc12を、5unitの制限
酵素Taqlを含む中堀濃度制限酵素バッファー50p
l中で、65℃、2時間インキエベートし、6%のポリ
アクリルアミドゲル電気泳動(PAGE)でDNA断片
を分離した。泳動パターンより、ワクチニアウィルスH
indl[[・Jフラグメント上の遺伝子転写開始部位
及び翻訳開始部位を含むHindlll−Rsal−D
NA断片が連結したpUc12を選択し、これをpZl
と命名した。
3、pZ2の構築(第1図) 2籍のワクチニアウィルスHindli・J断片が連結
したpBR322を5unitの制限酵素Xholを含
む高塩濃度制限酵素バッフy−(50mMTris−H
CI(pH7,5)−100sMNaCI−10mMM
gC1g−1mMDTT)50u1中で完全に消化した
後、等量のフェノールで抽出し、エタノール沈澱でDN
Aを回収した。
これを、2unitのT4DNAポリメラーゼを含むT
4DNAポリメラーゼバフフy −(67++MTri
s−HCI(pH7,5)−6,7mMMgCl z−
1mMDTT−6,7+sMEDTA−0.3wMdA
TP−0,3mMdCTP−0,3+++MdGTP−
0,3mMdTTP) 20m中で37℃。
30分間インキエベートして平滑末端を形成した。フェ
ノール抽出し、エタノール沈澱によりDNAを回収した
後、末端がリン酸化されたEcoRIリンカ−と1un
itのT4DNAリガーゼを含む平滑末端連結バッファ
ー60d中で混合し、16℃、12時間インキュベート
して連結した。
再びフェノール抽出し、エタノール沈澱によりDNAを
回収した後、5unitのEcoRIを含むEcoR■
バッファー50I11中でDNAを完全に消化した。こ
れを4%PAGEで分離し、約1kbpのDNA断片部
をゲルより切り出し、密閉した透析膜中で電気泳動を行
うことにり、ゲルからDNA断片を透析膜中に溶出し、
この溶液からエタノール沈澱によりDNAを回収した。
次に24のpBR325を5 unitのEcoRrを
含むEcoR1バッファー50u1中で完全に消化した
後、フェノール抽出し、エタノール沈澱によりDNAを
回収した。EcoR1部位で開裂し直線状になったDN
Aを、前述の方法を用いて脱リン酸化し、同様に回収し
た。
EcoRI消化末端が脱リン酸化したpBR3250、
II!gと、先に準備したDNA断片をQ、1unit
のT4DNAリガーゼを含む突出末端連結バッファー2
0μ!中で混合し、16℃、12時間インキュベートし
て連結した。この連結したDNAを用いて、コンピテン
トな大腸菌DH−1株を形質転換させ、Tc培地上で3
7℃、 18時間培養した。これをベルベットを用いて
10■/rnlのクロランフェニコールと1.5%の寒
天を含むL−broth培地に転写し、37℃、12時
間培養した後、テトラサイクリン耐性でクロランフェニ
コール感受性の苗を選択した。これらの菌から前述の方
法を用いてプラスミドDNAを抽出し、その一部を5u
nitのEcoRIを含むEcoR[バッフy  50
pl中で完全に消化した後、1%AGEで分離すること
により、pBR325K連結したDNAの大きさが1k
bpのものを選んだ。
このDNA断片を含むpBR325を、5 unitの
Taqlを含む生塩濃度制限酵素バッファー50μl中
で65℃、2時間インキュベートし、完全°に消化した
後、6%PAGEでDNA断片を分離した。泳動パター
ンより、ワクチニアウィルスH4ndlll・Jフラグ
メント中のTKカルボキシル末端をコードする部分とT
K遺伝子転写終止部位を含むEcoRI −Xho I
 −DNA断片がEcoR1部位で連結したpBR32
5を選択した。
このプラスミドDNA 2nを5unitのEcoR[
を含むEcoRIバッファー中で完全に消化し、1%八
へEによりDNA断片を分離した。pBR325K連結
したDNA断片部位をアガロースゲルより切り出し、密
閉した透析膜中で電気泳動を行うことにより、ゲルから
DNA断片を透析膜中に溶出し、この溶液からエタノー
ル沈澱によりDNAを回収した。
次に、24のpZlを5ur+itのEcoRIを含む
EcoRIバフファー50t11中で完全に消化し、等
量のフェノールで抽出後、エタノール沈澱により回収し
た。
EcoR1部位で開裂し直線状になったDNAを前述の
方法を用いて脱リン酸化し、フェノール抽出後、エタノ
ール沈澱により回収した。
EcoRI消化末端が脱リン酸化した0、1■のpzl
と、先に準備したDNA断片をO,1unitのT4D
NAリガーゼを含む末端連結バッファー20p1中で、
16℃、12時間インキュベートして連結した。この連
結したDNAを用いて、コンピテントな大腸菌DH−1
株を形質転換させ、A+*p培地上で、37℃、 18
時間培養した。 L−broth培地上に育成した薗の
中から、目的のDNA断片が連結したpZlを含む菌を
選択するために、コロニーハイプリダイゼイションを行
った。
その方法は、L−broth培地上に育成した菌を、滅
菌したニトロセルロース紙に転写し、0.5MNaOH
で7分間、l MTris(pH6,8)−0,6MN
aC+溶液で1分間2回、0.5MTris(pH7,
4)−1,5MNaC+溶液で5分間インキュベートし
た後、クロロフォルムで2回、0.3MNaClで1回
洗った。乾燥したニトロセルロース紙を80℃。
3時間焼き、0.05Mリン酸バッファー(pH6,5
)、 4倍5SC(0,6MNaC1−0,06Mクエ
ン酸三ナトリウム)、5倍Denhardt (0,2
χウシ血清アルブミン−0,2χフィコール−〇、2χ
ポリビニルピロリドン)及び24n/mA変性サケDN
Aから成る溶液中で、42℃、4時間インキュベートし
た0次に、先にpZlと連結したDNA断片と同じDN
A断片1gに32Pを二ックトランスレーシヲンによっ
て標識したものを準備し、100℃、5分間で変性させ
た後に、ニトロセルロース紙をインキエベートしている
溶液中に加え、42℃、12時間インキュベートした。
これを2倍5SC−0,1χSO5溶液で数回、0.1
倍5SC−0,1χSOS溶液で51℃、15分間洗浄
した後、オートラジオグラフィにかけ、X線フィルム上
にスポットがあられれた菌を元のL−broth培地上
から選び、前述の方法を用いてプラスミドDNAを抽出
した。
pZlに連結したDNA断片の方向を決定するために、
これらのプラスミドDNAの一部を5unitのTaq
lを含む中温濃度制限酵素バフファー50111中で、
65℃、2時間インキュベートし完全に消化した。6%
PAGEでDNA断片を分離し、泳動パターンより、p
Zlに連結したDNA断片上のTK遺伝子部が、pZl
上のTK遺伝子部と連結しているものを選び、これをp
Z2と命名した。
4 、 7.5Kdalton蛋白質プロモーターを含
む5ailDNA断片の単離 ワクチニアウィルス(WR株)のウィルス粒子より抽出
した2躍のDNAを、10unitの制限酵素5alr
を含む5aclバツフy −(10mMTris−HC
I(pH8,0)−150mMNaCI−7mMMgC
Iz−1iMDTT)50m中で完全に消化した後、等
量のフェノールで抽出し、エタノール沈澱によりDNA
を回収した。これを、0.6%AGEで分離し、1kb
p前後のDNA断片部をゲルより切り出し、密閉した透
析膜中で電気泳動を行うことにより、DNA断片をゲル
から透析膜中に溶出し、この溶液からエタノール沈澱に
よりDNAを回収した。
次に、2〜のpBR322を5unitの5allで完
全に消化し、フェノール抽出してエタノール沈澱により
回収した*5all消化部位で開裂し直線状になったD
NAを前述の方法を用いて脱リン酸化し、常法によりD
NAを回収した。
Sa目消化末端が脱リン酸化した0、1RのpBR32
2と、先に調整したDNA断片を0.1unitのT4
DNAリガーゼを含む突出末端連結バッファー204中
で混合し、16℃、12時間インキエベートして連結し
た。この連結したDNAを用いて、コンピテントな大腸
菌DH−1株を形質転換させ、AIIIp培地上で、3
7℃、18時間培養した。これをベルベントを用いてT
c培地に転写し、37℃、12時間培養した後、アンピ
シリン耐性、テトラサイタリン感受性の国を選択し、こ
れらの菌から前述の方法を用いて、プラスミドDNAを
抽出した。その一部を5unitのTaqlを含む生塩
濃度制限酵素バッファー50d中で65℃。
2時間インキエベートし完全に消化した後、6%PAG
Eを用いて、これらDNA断片を分離し、泳動パターン
から7.5Kdalton蛋白質プロモーターを含む5
all−DNA断片が連結したpBR322を選択した
。さらに末端の一部のDNA配列を決定し、同DNA断
片であることをW1認した。
5、pZ3の構築(第2図) 7.5Kdalton蛋白質プロモーターを含むSal
 I −DNA断片が連結した2nのpBR322を、
5un11のTaqlを含む中堀濃度制限酵素バッファ
ー50tlI中で、65℃、2時間インキエベートし、
完全にDNAを消化した0等量のフェノールで抽出し、
エタノール沈澱によりDNAを回収した後、6%PAG
EによりDNA断片を分離し、? 、5Kdalton
蛋白質のプロモーター、転写開始部位及び翻訳開始部位
を含む約0.34kbpのDNA断片部をゲルより切り
出し、密閉した透析膜中で電気泳動を行うことにより、
DNA断片をゲルから透析膜中に溶出し、この溶液から
エタノール沈澱によりDNAを回収した。
これを、2unitの74DNAポリメラーゼを含むT
4DNAポリメラーゼバッファー20ttl中で、37
℃。
30分間インキュベートし、平滑末端を形成した。フェ
ノール抽出し、エタノール沈澱によりDNAを回収した
後、末端がリン酸化されたPstlリンカ−と、1un
itのT4DNAリガーゼを含む平滑末端連結パンファ
ー60d中で混合し、16℃、 12時間インキエベー
トした。再び等量のフェノールを加え抽出し、エタノー
ル沈澱でDNAを回収した。これを5unitのPst
lを含むPstlバッファー50J中で完全に消化し、
余剰のPstIリンカ−を前述の方法を用いて除去した
次に、2nのpZ2を5 unitのPstlを含むP
st■パンファー50ハ中で完全に消化し、等量のフェ
ノールで抽出し、エタノール沈澱でDNAを回収した。
PstI消化部位で開裂し直線状になったpZ2を前述
の方法を用いて脱リン酸化し、フェノール抽出後、エタ
ノール沈澱により回収した。Patl末端が脱リン酸化
した0、1にのpZ2と、先に準備したPstlリンカ
−が連結したDNA断片を、Q、1unitのT4DN
Aリガーゼを含む突出末端連結バッファー20i11中
で混合し、16℃、12時間インキエベートした。
この連結したDNAを用いてコンピテントな大腸菌DI
(−1を形質転換させ、A+sp培地上で37℃、18
時間培養した。この中から目的のDNA断片が連結した
pZ2を含む菌を選択するために、sapで標識した7
 、5Kdalton蛋白質遺伝子を含むDNA断片を
準備し、コロニーハイブリダイゼイシッンを行った。
?、5KdaHon蛋白質遺伝子を含むDNA断片が連
結したpZ2を含む菌より、前述の方法でプラスミドD
NAを抽出した。連結したDNA断片の方向をしらべる
ために、抽出したDNAの一部を、5unitの制限酵
素HpaIIを含む10mMTris−HCI (pH
7,5)−10s+MMgc1z−1mM DTT溶液
50i11中で完全に消化し、6%PAGEにより、?
 、5Kdalton蛋白質′のプロモーターの方向が
、TK遺伝子のプロモーターに対して正方向に連結して
いるものを選び、これをpZ3と命名した。
6、  pZ3E−8、p Z 3 E−10,p Z
 3 B−12(F)構築(第4図及び第5図) 日本脳炎ウィルス(JaO^r−5982株)のC抗原
、preM抗原、M抗原及びE抗原をコードする遺伝子
のCDNA (S 22 : Gene、 48195
−201 (1986)) 2trtを、5unitの
制限酵素BglI[及び5unitの制限酵素Mlul
を含む高塩濃度制限酵素バッファー中で完全に消化し、
等量のフェノールで抽出後、エタノールによりDNAを
回収した。
このDNA断片を1%AGEで分離し、M抗原の一部と
E抗原の全部の遺伝子をコードしているDNA断片(1
722bp)をゲルから切り出し、密閉した透析膜中で
電気泳動を行うことによりDNA断片部をゲルより透析
膜中に溶出し、この溶液からエタノール沈澱によりDN
A断片を回収した。
これを、2unitの74DNAポリメラーゼを含むT
4DNAポリメラーゼバッファー20d中で37℃。
30分間インキエベートして平滑末端を形成した後、フ
ェノール抽出してエタノール沈澱によりDNAを回収し
、これを3等分した。
その各々に末端がリン酸化された長さの異なる3種類の
BamHrリンカ−(8n+er、 10mer、 1
2mer)を加え、それぞれ1unitのT4DNAリ
ガーゼを含む平滑末端連結バフファー60jd中で混合
し、16℃、12時間インキエベートして連結した。そ
れぞれ常法によりDNA断片を回収し、5unitの制
限酵素BamHrを含む高塩濃度制限酵素バッファー5
04中で完全に消化し、前述の方法を用いて余剰なりa
mHIリンカ−を除去した。
これより、長さの異なる3種類のBamHIリンカ−が
連結したE抗原遺伝子を含むD’NA断片を用いて3種
類のプラスミドを構築し、それぞれの組み換え体ワクチ
ニアウィルスを作成するが、これは、3種類の組み換え
体ワクチニアウィルスの7.5Kdalton蛋白質遺
伝子とその下流の日本脳炎ウィルスE抗原量白質遺伝子
からの転写産物から翻訳される融合産物のうち、少なく
ともどれか1つが本来のE抗原蛋白質のアミノ酸配列を
もつことを期待するためである。
次に、2nのpZ3を5unitのBamHIを含む高
塩濃度制限酵素バッファー50pl中で完全に消化し、
フェノール抽出後、エタノール沈澱によりDNAを回収
した。BaIIH1部位で開裂し直線状になったDNA
を前述の方法を用いて脱リン酸化した。
BamHI末端が脱リン酸化した0、1パのpZ3と、
先に0!備した3種類の3nmHrリンカーが付加した
DNA断片をそれぞれ0.1unitのT4DNAリガ
ーゼを含む突出末端連結パンファー204中で混合し、
16℃、12時間インキエベートした。この各々の連結
したDNAを用いて、コンピテントな大腸面DH−1株
を形質転換させ、Amp培地上で37℃、18時間培養
した。
この中から、E抗原の遺伝子を含むDNA断片と連結し
たpZ3を含む閉を選択するために3tpを標識したE
抗原の遺伝子を含むDNA断片を準備し、それぞれコロ
ニーハイブリダイゼイシ賓ンを行った。
E抗原の遺伝子を含むDNAが連結したpZ3を含む菌
より、前述の方法でプラスミドDNAを抽出した。連結
したDNA断片の方向を決定するため、抽出したDNA
の一部を5unitの制限酵素5aclを含む10mM
Tr is −HCI (pH7,5)−7mMMgC
1t −20mMMCl −In+MDTT溶液504
中で完全に消化し、1%AGEでD N A断片を分離
した。
泳動パターンからE抗原遺伝子がpZa内の7.5K 
da l ton蛋白質の遺伝子プロモーターに対し、
正方向に連結しているものを選び、E抗原遺伝子に付加
したBamHIリンカ−が8抛er、 1抛er及び1
2merであるものを、それぞれpZ3E−8、pZ3
g −10及びpZ3E−12と命名した。
7、pZ4の構築(第3図) 24のpz2を、15unitの制限酵素Xba1を含
む高塩濃度制限酵素バッファー50pI中で部分消化(
37℃、12分間)した後、等量のフェノールで抽出し
、エタノール沈澱により回収した。これを1%AGEで
分離し、4.3kbpのDNA断片部分をゲルより切り
出した*pZ2はXbalにより完全に消化されると、
0.5kbpと3.7kbpの2つの断片に分離するが
、部分消化を行った場合、一方の制限酵素部位のみが消
化された4、3kbpの中間体を生じる。この4.3k
bpのDNA断片をゲルを密閉した透析膜中で電気泳動
を行うことによりDNA断片をゲルから透析膜中に溶出
し、この溶液からエタノール沈澱によりDNAを回収し
た。
これを2unitの74DNAポリメラーゼを含むT4
DNAポリメラーゼバッフy−20td中で、37℃。
30分間インキエベートして平滑末端を形成した。フェ
ノール抽出し、エタノール沈澱によりDNAを回収した
後、前述の方法を用いて末端の脱リン酸化を行った。
次に、先に単離した7、5K蛋白質プロモーターを含む
5allDNA断片が連結した2遁のpBR322を5
unitのRsaTを含む生塩濃度制限酵素バッフy−
50J中で完全に消化し、フェノール抽出後、エタノー
ル沈澱によりDNAを回収した。
これをHinc Uを含む高塩濃度制限酵素バッファー
50Jd中で完全に消化し、同様にDNAを回収した。
得られたDNA断片を6%PAGEにより分離し、約2
5obpのDNA断片をゲルより切り出した。透析膜を
用いた電気泳動によりDNAをゲルより抽出し、エタノ
ール沈澱で回収した。
このDNA断片と、先に準備した0、1nのpZ2由来
のDNA断片を1unitのT4DNAリガーゼを含む
平滑末端連結バッファー60d中で混合し、16℃。
12時間インキエベートした。この連結したDNAを用
いて、コンピテントな大腸菌DH−1を形質転換させ、
Amp培地で37℃、18時間培養した。この中から目
的のDNA断片を含むpZ2を選択するために、Sap
で標識された7、5K蛋白質プロモーターを含むDNA
断片を準備し、コロニーハイブリダイゼーションを行っ
た。
7.5K蛋白質プロモーターを含むDNA断片が連結し
たpZ2を含む菌より、前述の方法でプラスミドDNA
を抽出し、その一部を5unitのTaqlを含む中堀
濃度制限酵素バッファー50d中で完全に消化した。こ
れを6%PAGEで分離し、泳動パターンから、pZ−
2のTK遺伝子の上流のXba1部位にTK遺伝子のプ
ロモーターに対して正方向に7.5K蛋白質プロモータ
ーが連結しているものを選び、これをI)Z4と命名し
た。
8、pZ4E−8、pZ4E−10、pZ4B−12の
構築(第4図及び第6図) 2RのI)Z4を、5 unitのBamHIを含む高
塩濃度制限酵素バッファー504中で完全に消化した後
、等量のフェノールで抽出し、エタノール沈澱によりD
NAを回収した。BamH1部位で開裂し直線状になっ
たDNAを前述の方法を用いて脱リン酸化し、同様にし
てDNAを回収した。
次に、第6項で作製した3種類の長さの異なるBamH
rリンカ−が連結した日本脳炎ウィルスE蛋白質遺伝子
を含むDNA断片と同様なりNA断片を、それぞれ0.
1unitの74DNAポリメラーゼを含む突出末端連
結バッフy−20111中で、0.1にのBa+*HI
末端が脱リン酸化したpZ4と混合し、16℃、12時
間インキエベートした。このそれぞれの連結したDNA
を用いてコンピテントな大腸薗DH−1株を形質転換さ
せ、Amp培地上で37℃、18時間培養した。
この中から、E蛋白質遺伝子を含むDNA断片と連結し
たpZ4を、第6項同様、コロニーハイブリダイゼーシ
ョンにより選択し、前述の方法を用いてプラスミドDN
Aを抽出した。連結したDNAの方向を決定するため、
抽出したDNAの一部を5 unitの制限酵素5ac
lを含む5aclバツフア一50m中で完全に消化し、
1%AGEでDNA断片を分離した。
泳動パターンから、E蛋白質抗原の遺伝子がpZ4内の
7.5K蛋白質プロモーターに対して正方向に連結して
いるものを選び、E蛋白質遺伝子に付加したBa+mH
Iリンカ−が8mar+ Lower及び12merで
あるものを、それぞれpZ4E−8、pZ4B−10及
びpZ4E−12と命名した。
9、&llみ換え体ワクチニアウィルスの作製直径6c
mの培養シャーレ上に、RK13細胞を育成させ、ワク
チニアウィルス(LC16118株)を0.025P、
F、U、/細胞で感染させた。感染後2時間目に、培養
液を除去し、Hapesバッフy−(0,27mMNa
C+−5+*MKCI−0,7mMNa*HPOe−0
.2χブドウI!−42+5MN−2−ハイドロキシエ
チルとベリジン(pH7,2))中で、終濃度125m
MのCaC1□の添加により5Rのサケ精子DNAと共
に沈澱を形成している1鱈のp23E−8、pZ3E−
10Sp 23 E−12、pZ4E−8、pZ4E 
−10及びpZ4B−12をそれぞれワクチニアウィル
ス感染RK−13細胞上に滴下した。
37℃で1時間インキエベートした後、5%ウシ胎児血
清を含むイーグルMEM d−を加え、37℃、二酸化
炭素インキュベーター内で培養した。48時間後に、培
養シャーレごと凍結し、融解後、細胞分画を超音波によ
り破砕し、低速遠心により核を除去した上滑を培養上滑
分画と混合し、ウィルス懸濁液とした。
10、組み換え体ワクチニアウィルスの選択それぞれの
ウィルス懸濁液を10倍ずつ段階希釈しその0.1−を
、24wellプレート内で単層を形成しているフィッ
シャーラット由来のTK−細胞F 2408に感染させ
た。25n/−のブロモデオキシウリジン(BudR)
を含むlO%ウシ胎児血清加DMEMを加え、37℃、
二酸化炭素インキュベーター内で培養した。48時間後
に、0.6%アガロース、 10%0%ウシ胎清及び2
5IN/dBudRを含むDMEMを各wellにld
ずつ重層して24時間後に、0.06χニユートラルレ
ツド、0.6χアガロース、10χウシ胎児血清、25
n/+affiBudRを含むDMEMを各−ellに
1−ずつ重層したm well内に染め出されたプラー
クを滅菌したパスツールピペットを用いて単離し、別に
準備した24wallプレート内のF 2408細胞に
感染させ、37℃、二酸化炭素インキエベーター内でウ
ィルスを増殖させた。
11、&Hみ換え体ワクチニアウィルスによる日本脳炎
ウィルス抗原の発現 上記第1O項で得られたTK−のワクチニアウィルスを
、スライドグラス上で培養したF 240B細胞にm、
o、i、−0,01で感染させ、二酸化炭素インキエベ
ーター内で37℃、24時間培養した。その後、感染細
胞を風乾し、氷冷したメタノール中で10分間固定した
これを再び風乾し、100倍に希釈した抗日本脳炎ウィ
ルスウサギ血清(抗JEV血清)又は非免疫のウサギ血
清と反応させた。リン酸塩緩衝液中で10分間洗い、次
に50倍に希釈した抗ウサギIgG−FITCと37℃
で20分間反応させた。再びリン酸塩緩衝液中で10分
間洗い、螢光顕微鏡下で観察した。
p23E−8、p23E−10、pZ3B−12、pZ
4E−8、pZ4E−10及びp24E−12との組み
換えによって作製されたTK−の組み換えワクチニアウ
ィルスを、それぞれVpZ3B−8、VpZ3E−10
、VpZ3B−12、VpZ4B−8、VpZ4B−1
0及びVpZ4E−12と命名し、試験結果を第1表に
示す。
第1表 抗JEV血清  非免疫血清 VpZ3E−8−− VpZ3E−10++       −VpZ3B−1
2−− VpZ4B−8+        − V[)24E−10−− VpZ4E−12−− 対照(LC16m8株)−一 (作用及び効果) 上記の第1表のうち、抗JEv血清を用いた場合の螢光
顕微鏡下真の一例を第7乃至9図に示す。
第1表及び第7乃至9図から明らかなように、3種の長
さのリンカ−を用いて作製した組み換えワクチニアウィ
ルスの中で、TK遺伝子中に7.5K蛋白質プロモータ
ー(P ?、 S)が挿入されているpZaEシリーズ
(第5図)ではl Qmerのリンカ−をつけたもの、
また、Pl、、がTK遺伝子の上流に挿入されているp
Z4Eシリーズ(第6図)では3n+erのリンカ−を
つけたものが本来の正しいリーディング・フレームを持
つものであった。
以上のように、本発明組み換えワクチニアウィルスは外
来の日本脳炎E蛋白質を効率的に発現するため、日本脳
炎に対するワクチンとして有用である。
この組み換えウィルスによるワクチンは、現行のワクチ
ンのように、膜物質の混入による中枢神経障害を引き起
こす心配がなく安全に使用でき、また、マウス等の生き
ている動物を用いて製造する必要がなくなり、無駄な動
物を殺すことなく安価で簡単にワクチンを製造できるた
め、多くの面で有用性が高いものである。
また、本発明組み換えワクチニアウィルスを培養細胞等
に感染させることによって、該細胞に抗原蛋白質を製造
させることができ、効率的に日本脳炎抗原蛋白質を入手
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はワクチニアウィルスのTK遺伝子部分を組み込
んだプラスミド(pZ2)、第2図はpZ2のTK遺伝
子部分の中に7.5K蛋白質プロモーターを挿入したプ
ラスミド(pZ3)、第3図はpZ2のTK遺伝子部分
の上流に7.5K蛋白質プロモーターを挿入したプラス
ミド(pZ4)の製造方法を図示したものである。 第4図は、日本脳炎ウィルスのE構造蛋白質遺伝子を含
み3種の長さのリンカ−を有するcDNA(E断片)の
製造方法を示した図である。 第5図はpZ3にE断片を、第6図はpZ4にE断片を
組み込んで最終的に得た挿入プラスミドを示したもので
ある。 第7乃至9図は、抗JEV血清を用いて日本脳炎ウィル
ス構造蛋白質の発現を確認した螢光顕微鏡写真の一例で
ある。 代理人 (6891)  弁理士 村山佐武部第1図 第2図 第3図 第4図 日本脳炎ウィルスE蛋白質遺伝子 り°ンカー 第5図 第6図 脈と 手続ネ甫正書(方式)(+) 1.事件の表示 昭和62年特許願第275982号 2、発明の名称 大阪市東区平野町2丁目10番地 日本臓器製薬株式会社 代表者小西甚右衛門 4、代理人 大阪市東区平野町2丁目10番地 (発進口 昭和63年1月26日) 6、補正の対象 図面(第7図、第8図及び第9図)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)日本脳炎ウィルスの構造蛋白質をコードする遺伝
    子のcDNAを含有する組み換えワクチニアウイルス。
  2. (2)構造蛋白質が実質的にE構造蛋白質である特許請
    求の範囲第1項に記載の組み換えワクチニアウイルス。
  3. (3)cDNAがワクチニアウイルスのプロモーターの
    制御下にある特許請求の範囲第1項に記載の組み換えワ
    クチニアウイルス。
  4. (4)ワクチニアウイルスのプロモーターが7.5K蛋
    白質遺伝子のプロモーターである特許請求の範囲第3項
    に記載の組み換えワクチニアウイルス。
  5. (5)cDNAがワクチニアウイルスの非必須遺伝子中
    に挿入されている特許請求の範囲第1項に記載の組み換
    えワクチニアウイルス。
  6. (6)非必須遺伝子がチミジンキナーゼ遺伝子である特
    許請求の範囲第5項に記載の組み換えワクチニアウイル
    ス。
  7. (7)日本脳炎ウィルスの構造蛋白質をコードする遺伝
    子のcDNAを含有するプラスミド。
  8. (8)構造蛋白質が実質的にE構造蛋白質である特許請
    求の範囲第7項に記載のプラスミド。
  9. (9)大腸菌プラスミドである特許請求の範囲第7項に
    記載のプラスミド。
  10. (10)日本脳炎ウィルスの構造蛋白質をコードする遺
    伝子のcDNAを含有する組み換えワクチニアウイルス
    を含有する日本脳炎ワクチン。
JP62275982A 1987-10-31 1987-10-31 組み換えワクチニアウイルス Expired - Lifetime JP2704258B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62275982A JP2704258B2 (ja) 1987-10-31 1987-10-31 組み換えワクチニアウイルス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62275982A JP2704258B2 (ja) 1987-10-31 1987-10-31 組み換えワクチニアウイルス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01117780A true JPH01117780A (ja) 1989-05-10
JP2704258B2 JP2704258B2 (ja) 1998-01-26

Family

ID=17563127

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62275982A Expired - Lifetime JP2704258B2 (ja) 1987-10-31 1987-10-31 組み換えワクチニアウイルス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2704258B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02303482A (ja) * 1989-05-19 1990-12-17 Tokyo Met Gov Shinkei Kagaku Sogo Kenkyusho 日本悩炎ウイルスns1遺伝子組み換えワクチニアウイルス
WO1999011762A1 (en) * 1997-08-28 1999-03-11 Cheil Jedang Corporation An attenuated japanese encephalitis virus adapted to vero cell and a japanese encephalitis vaccine

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58129971A (ja) * 1981-12-24 1983-08-03 ヘルス・リサ−チ・インコ−ポレ−テツド 変異化ワクチニアウイルス並びにその製造及び使用方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58129971A (ja) * 1981-12-24 1983-08-03 ヘルス・リサ−チ・インコ−ポレ−テツド 変異化ワクチニアウイルス並びにその製造及び使用方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02303482A (ja) * 1989-05-19 1990-12-17 Tokyo Met Gov Shinkei Kagaku Sogo Kenkyusho 日本悩炎ウイルスns1遺伝子組み換えワクチニアウイルス
WO1999011762A1 (en) * 1997-08-28 1999-03-11 Cheil Jedang Corporation An attenuated japanese encephalitis virus adapted to vero cell and a japanese encephalitis vaccine
EP1604685A3 (en) * 1997-08-28 2006-07-05 Cheil Jedang Corporation An attenuated japanese encephalitis virus

Also Published As

Publication number Publication date
JP2704258B2 (ja) 1998-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3826055B2 (ja) 組換えアビポックスウイルスによる免疫方法
US5174993A (en) Recombinant avipox virus and immunological use thereof
US5505941A (en) Recombinant avipox virus and method to induce an immune response
EP0083286B1 (en) Modified vaccinia virus and methods for making and using the same
US5110587A (en) Immunogenic composition comprising synthetically modified vaccinia virus
SU1834904A3 (ru) Способ получения последова-. тельности днк, содержащей фрагмент кодирующий человеческий проаполипопротеин а-1 2
EP0421635A1 (en) Chimaeric hepadnavirus core antigen proteins
KR20170048396A (ko) 재조합 변형된 백시니아 바이러스 앙카라 (mva) 필로바이러스 백신
US20030013076A1 (en) Parapoxvirus vectors
WO2012053646A1 (ja) ワクシニアウイルスベクターおよびセンダイウイルスベクターからなるプライム/ブーストワクチン用ウイルスベクター
JPH06508037A (ja) 免疫不全ウイルス組換えポックスウイルスワクチン
KR20110017904A (ko) 신생아의 백신접종용 변형 백시니아 바이러스 안카라
EP0206920A1 (fr) Vecteur d'expression de l'interféron- gamma dans les cellules de mammifère, procédé pour sa mise en oeuvre, produit obtenu et composition pharmaceutique contenant l'interféron- gamma
JPH084508B2 (ja) 組み換えワクチニアウイルス
JP2719917B2 (ja) Aidsの原因ウィルスの糖蛋白質、該糖蛋白質の製造方法及びワクチン
WO1986007593A1 (en) Methods and compositions useful in preventing equine influenza
JPH01501357A (ja) ヒト呼吸器系ウイルス用ワクチン
HU196625B (en) Process for producing hepatitis b virus vaccine
JPS63167797A (ja) 選択された昆虫宿主細胞中で選択されたポリペプチドを製造する方法
JPH03164181A (ja) 豚コレラウイルスワクチン
JPH01117780A (ja) 組み換えワクチニアウイルス
JP2000502900A (ja) 組換えウイルス偽粒子ならびにそのワクチンおよび抗腫瘍性用途
CN114703205A (zh) 一种疱疹病毒糖蛋白gE重组蛋白、疫苗、制备方法和应用
CA2047585A1 (en) Herpesvirus-based viral vector which expresses a foot and mouth disease virus epitope on the surface of virus-infected cells and on the surface of virus particles, and vaccine against foot and mouth disease containing the same
JP4411213B2 (ja) ネコ白血病ウィルスによるネコ感染症のようなオンコウィルス感染症に対するワクチン