JPH01114086A - 圧電素子 - Google Patents

圧電素子

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JPH01114086A
JPH01114086A JP62272069A JP27206987A JPH01114086A JP H01114086 A JPH01114086 A JP H01114086A JP 62272069 A JP62272069 A JP 62272069A JP 27206987 A JP27206987 A JP 27206987A JP H01114086 A JPH01114086 A JP H01114086A
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piezoelectric
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pressure
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Masaaki Ono
正明 小野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕・ 本発明は圧電縦効果の利用により外部からの圧力を検出
する圧力センサ等に使用する圧電素子に関し、 タンタル酸リチウム単結晶の回転Y板から圧電体を切り
出し、圧力の検出特性に優れた新規圧電素子の提供を目
的とし、 駆動電極を形成する対向主面に対し側方からの圧力を圧
電縦効果の利用で検出するタンタル酸リチウム単結晶の
圧電体が、 X軸まわりに45度〜65度回転したタンタル酸リチウ
ム単結晶の回転Y板から切り出した構成とする。
〔産業上の利用分野〕
本発明は圧電縦効果の利用により外部からの圧力を検出
するデバイス、例えば圧力センサ。アコースティック・
エミッション・センサ(AcousticE+wiss
ion 5ensor)に使用する圧電素子に関する。
圧電体を利用し圧力を検出するデバイスには、圧電体の
対向主面に垂直方向(厚さ方向)に圧力を付加して電荷
の発生する圧電縦効果を利用するものと、圧電体の、側
面に圧力を付加して電荷の発   生ずる圧電横効果を
利用するものがあり、本発明は、タンタル酸リチウム(
L i Ta Os)単結晶から切り出した圧電体の圧
電縦効果を利用し、圧力等の検出に使用する圧電素子の
高性能化を実現したものである。
〔従来の技術〕
従来、圧電体を利用し圧力やアコースティック・エミッ
ション(AE)等を検出するデバイスは、広く知られて
おり使用されているが、それらの圧電体には水晶または
、圧電セラミックを利用していた。
このような圧電体は、それ自体が圧力を電気量に変換し
出力するため、小型かつメンテナンスフリーであると共
に、圧力制御装置の圧力検出手段等に利用し極めて存力
であり、従来より微小な力を高精度に検出したいという
需要が強まるに従って、新規圧電素子が要望されるよう
になった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
水晶または圧電セラミックを使用した従来の圧力検出用
圧電素子は、水晶および圧電セラミック自体が有する圧
電定数等の物性によって、さらに高性能および高精度に
することが不可能である。
一方、最近の圧電振動素子には、タンタル酸リチウム(
LiTaOz)やニオブ酸リチウム(LiNbO:+)
の単結晶から切り出した圧電体を利用したものがあり、
結晶軸の方向によって圧電特性に異方性を有するそれら
の単結晶からなる圧電体は、切り出し方向を選択し水晶
および圧電セラミックよりも圧電定数および電気−機械
結合係数の大きくできるため、水晶および圧電セラミッ
クでは不可能とされた領域の振動子が使用されるように
なった。
そこで、LiTa0.やLiNbO3単結晶の使用が考
えられるが、圧電体の対向主面に駆動電極を形成し該電
極に適当な電界を付加する振動子の圧電体に対し、圧力
検出用に使用する圧電体は、外からの力を加えることに
よって生じる電荷を対向主面に形成した電極より出力さ
せることになるため、振動子の圧電体とは異なる最適切
り出し条件がある筈であり、従来はかかる条°件が明ら
かでないという問題点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点の除去を目的とした本発明は、第1図によれ
ば、駆動電極2.3を形成する対向主面−に対し側方か
らの圧力を圧電縦効果の利用で検出するタンタル酸リチ
ウム単結晶の圧電体1が、X軸まわりに45度〜65度
回転したタンタル酸リチウム単結晶の回転Y板から切り
出してなることを特徴とする。
〔作用〕
上記手段によれば、圧電縦効果を利用する圧電体に対し
て、LiTa0.の単結晶を使用し、−次温度係数が零
となる温度特性を含みX軸まわりの回転角度を規定した
回転Y板から切り出した圧電体を使用することにより、
圧電体の温度特性および圧電定数の優れた圧電素子を提
供することができるようになる。
〔実施例〕
以下に、図面を用いて本発明による圧電素子を説明する
第1図は本発明による圧電体の結晶軸を説明するための
斜視図、第2図はLiTa0.単結晶の圧電縦効果を利
用した圧電定数の一次温度係数特性を示す図、第3図は
LiTaO3単結晶の圧電縦効果を利用した圧電定数の
圧電定数特性を示す図である。
第1図において、x、y、zはLiTaO3単結晶の結
晶軸、x’、y’、z’はそれぞれ他の軸まわりの回転
により変化した結晶軸、φはZ軸まわりの回転角度、θ
はX軸(X’軸)まわりの回転角度であり、LiTaO
3単結晶のZ軸またはX軸の少なくとも一方について回
転した回転Y仮から切り出した圧電体1は、Y軸と直交
する対向主面の一方に斜線で示す電極2を形成し、対向
主面の他方には破斜線で示す電極3を形成してなる。
このような圧電体1は、電極2.3に垂直方向(縦方向
)の圧力Fを加えると、圧力Fの大きさに応じて変化す
る電荷が圧電体1内に発生し、その電荷量を一対の電極
2.3を介して検出し、圧力Fの大きさを知ることがで
きる。
第2図において、横軸はX軸(X・°軸)まわりの回転
角度θ(度)、円弧軸はZ軸まわりの回転角度φ(度)
であり、中心点を回転角度θの90度とし、回転角虞θ
とφの零点を一致させたとき、圧電体1の一次温度特性
は図中に温度係数(XiO””/’C)を添書きした曲
線で示すようになる。
このような温度係数特性を示す圧電体1において、温度
係数が零になる特性は、回転角度θ=55度の円弧に近
似する円弧状となる。
そこで圧電体1は、回転角度φ=0〜60度の範囲とし
、回転角度θ=45度の円弧R1と65度の円弧R2に
挟まれた領域に入るような回転Y板から切り出す。
横軸および円弧軸が第2図のそれと同じである第3図に
おいて、数字を添えた複数本の曲線は各圧電定数(X 
10−”クーロン/ニュートン)とその特性曲線であり
、前述の円弧R,とR2に挟まれた領域の回転Y板から
切り出した圧電体1は、圧電定数がほぼlO〜14X1
0−”クーロン/ニュートン(C/N)になる。
第1図〜第3図において、Z軸まわりおよびX軸まわり
の少なくとも一方について回転し、X軸まわりの回転角
度θが45度である円弧R,と、X軸まわりの回転角度
θが65度である円弧R2とに挟まれる領域に納まる回
転Y板から切り出した圧電体1は、第2図に示す如く零
温度特性がほぼ±100 xlO−’/℃以内であり、
かつ、その温度特性曲線の間隔が広いため、温度特性に
優れ、温度特性のばらつきが小さいという利点があり、
しかも第3図から明らかなように、圧電定数が大きいた
め高出力である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、特許請求の範囲に
記載した如< LiTaO3単結晶の回転Y板の回転角
度を規定し、該回転Y板から切り出した圧電体の圧電横
効果を利用した圧力検出用圧電素子は、水晶および圧電
セラミックを使用した従来の圧力検出用圧電素子より高
出力、かつ、温度に対し高安定であるため、圧力やアコ
ースティック・エミッション等を検出する能力および精
度を向上し得たと共に、該圧力およびアコースティック
・エミッション等の制御装置の高性能化を可能にした効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による圧電体の結晶軸を説明するための
斜視図、 第2図はLiTaO3単結晶の圧電縦効果を利用した圧
電定数の一次温度係数特性を示す図、第3図はLiTa
0=単結晶の圧電縦効果を利用した圧電定数の圧電定数
特性を示す図、 である。 図中において、 1は圧電体、 2.3は電極、 x、y、z、x’、y’、z”は結晶軸、φはZ軸まわ
りの回転角度、 θはX軸まわりの回転角度、 RIは回転角度θ=45度の円弧、 R2は回転角度θ−65度の円弧、 を示す。 C度)t。 Li丁α03単#& 、ノf電岩【タオ果哀刹tnt 
 んμ電疋fLQβ【l持・隈舗ア2 矛3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  駆動電極(2,3)を形成する対向主面に対し側方か
    らの圧力を圧電縦効果の利用で検出するタンタル酸リチ
    ウム単結晶の圧電体(1)が、 X軸まわりに45度〜65度回転したタンタル酸リチウ
    ム単結晶の回転Y板から切り出してなることを特徴とす
    る圧電素子。
JP62272069A 1987-10-28 1987-10-28 圧電素子 Expired - Lifetime JP2679762B2 (ja)

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JP62272069A JP2679762B2 (ja) 1987-10-28 1987-10-28 圧電素子

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JPH01114086A true JPH01114086A (ja) 1989-05-02
JP2679762B2 JP2679762B2 (ja) 1997-11-19

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ID=17508663

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52130585A (en) * 1976-04-27 1977-11-01 Seiko Epson Corp Electronic watch
JPS6068712A (ja) * 1983-09-26 1985-04-19 Fujitsu Ltd 高結合圧電振動子

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52130585A (en) * 1976-04-27 1977-11-01 Seiko Epson Corp Electronic watch
JPS6068712A (ja) * 1983-09-26 1985-04-19 Fujitsu Ltd 高結合圧電振動子

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JP2679762B2 (ja) 1997-11-19

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