JPH0111399Y2 - - Google Patents

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JPH0111399Y2
JPH0111399Y2 JP18479884U JP18479884U JPH0111399Y2 JP H0111399 Y2 JPH0111399 Y2 JP H0111399Y2 JP 18479884 U JP18479884 U JP 18479884U JP 18479884 U JP18479884 U JP 18479884U JP H0111399 Y2 JPH0111399 Y2 JP H0111399Y2
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screw
screws
compressed air
chute
alignment
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の利用分野) この考案はネジ供給装置においてランダムな状
態から整列状態にしたネジが再びランダム状態に
戻らないように保持する整列ネジの保持機構に関
する。
(従来技術とその問題点) 一般にネジ締め機等の工具にネジを供給するネ
ジ供給装置においては、ランダムな状態におかれ
た非整列ネジを傾斜したシユート上に案内し、そ
の自重によつてシユート上を整列状態で滑落した
ネジを先頭のものから順次に分離供給する機構が
知られている。しかしながら、このように重力を
利用する方式では、ネジ供給装置を横にしたり、
上下逆向きにしたりすると、作動不能になるか
ら、ネジ締め機等の工具と一体化して使用するこ
とはできない。このため、最近、実願昭59−
39074号に示されるような、圧縮エアのエア流に
よつてランダム状態のネジを圧縮エアのエア流に
よつて整列させる整列機構を備えたネジの供給装
置が提案されている。このようにエア流によつて
強制的に整列させる方式は信頼性も高く、全方向
において作動できる利点がある。その半面、シユ
ート内のネジを整列状態に保持するためには、圧
縮エアを常に供給していなければならない。なぜ
ならば、圧縮エアの供給が停止すると、いつたん
整列したネジが自重により容器内に戻つてしまう
からである。しかしながら、整列保持のためにの
み圧縮エアを常時供給するのはエアの消費が無駄
になるばかりでなく、他の機構における圧縮エア
の利用バランス上からも好ましくない。
(考案の目的) この考案は上記事情に鑑みて成立したものであ
つて、シユート上に整列されたネジを効率的に整
列状態に保持することができ、ネジ締め機等の工
具に一体化可能なネジ供給装置における整列ネジ
の保持機構を提案することを目的とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するために、この考案に係るネ
ジ供給装置における整列ネジの保持機構は、多数
のネジをランダムに収容する円盤形容器の内周面
の一部に圧縮エア供給孔を開口し、他の一部にネ
ジの整列溝を内装した筒状のシユートを連設し、
上記圧縮エア供給孔から上記シユート先端に向け
て圧縮エアを供給し、そのエア流によつて上記容
器内のネジをシユート上に整列させるネジ整列機
構を設けたネジ供給装置において、シユートの近
接位置に、該シユート上に整列されたネジの軸部
側面に当接してこれらのネジを押圧制止し又は上
記ネジの軸部側面から離脱してこれらのネジを解
放する制止部材を移動自在に設けるとともに、該
制止部材を、上記シユート先端に向けて供給され
る圧縮エアと共通のエア源からの圧縮エアによつ
て駆動されるとともに常時復帰方向にバネ付勢さ
れているピストン手段によつて作動させ、上記容
器内に圧縮エアが供給されてネジの整列機構が作
動しているときに上記ピストン手段を作動させて
上記制止部材を整列ネジ解放位置に移動させ、上
記整列機構の停止時には上記ピストン手段をバネ
により復帰させて上記制止部材を整列ネジ制止位
置に移動させることを特徴とする。
(考案の作用、効果) 上述の構成により、エア源より供給された圧縮
エアを圧縮エア供給孔からシユート先端に向けて
圧縮エアを供給すると、ネジ整列機構が作動して
上記容器内のネジはシユート上に整列される。同
時に、同じエア源からの圧縮エアにより上記ピス
トン手段が作動して上記制止部材を整列ネジ解放
位置に移動させる。これにより、整列ネジはシユ
ートの先端側に進む。その後、圧縮エアの供給停
止によつて上記ピストン手段はバネにより復帰
し、上記制止部材は整列ネジの軸部の側面に当接
して押圧制止する位置に移動する。これにより、
整列ネジは制止状態に保持される。
上述のように、この考案によれば、シユート上
に整列されたネジはネジ整列機構を駆動させる圧
縮エアの供給停止時には制止部材の押圧によつて
整列状態に保持され、圧縮エア供給時にはピスト
ン手段が作動して制止部材をネジ解放位置に移動
させるから、整列ネジの送りは円滑に行なわれ
る。しかも、ネジ整列機構と整列ネジ保持機構と
は共通のエア源から供給された圧縮エアによつて
同時に駆動される。したがつてシユート上のネジ
はネジを整列させる圧縮エアを利用して効率的に
整列状態に保持することができ、全方向において
作動できるのでネジ供給装置を一体化した工具に
も採用することができる。
(実施例) 以下、図面とともにこの考案の実施例について
説明する。
図において、符号Aはネジ供給装置を示す。こ
のネジ供給装置Aは、前述のものと同じネジ整列
機構を備えている。
ネジ整列機構は第1図及び第3図に示すよう
に、多数のネジNをランダムに収容する円盤形容
器1の内周面の一部に圧縮エアの供給孔2を設
け、他の一部に上記圧縮エアによつてかくはんさ
れたネジNの軸部よりも大きく頭部よりも小さい
巾のシユート3を連設するとともに、上記容器1
内にはかくはんされたネジNが円滑にシユート3
に進入するのを案内するガイド部20を形成した
ものである。このガイド部20は上記シユート3
に連続するガイド溝21と該ガイド溝21にかく
はんされたネジを落し込むのを案内するガイド壁
22とから構成されている。上記圧縮エア供給孔
2にはエア源9が接続され、このエア源9から容
器1内に圧縮エアを給送すると、容器1内部にラ
ンダムに収容された非整列ネジはかくはんされ、
その一部はガイド壁22に案内され、ガイド溝2
1に落し込まれる。この場合、ネジはその頭部が
シユート3の開口端に係合するので、ネジは全て
同じ姿勢となり、このままシユート3に進入す
る。したがつて、シユート3には複数のネジが直
列状に並んで整列され、圧縮エアによつてシユー
ト3の先端側に送られる。
なお、ネジの整列機構は実願昭59−39074号に
詳しく説明されている。
次に、上記シユート3の近接位置にはシユート
3の先端側に設けられた制止部材4と基部側に設
けられたピストン手段5とから構成される整列ネ
ジ保持機構6が設けられている。
制止部材4は整列ネジNの軸部の側面に当接可
能に設けられた制止片4aと、該制止片4aの上
端部から側方に突出してシユート3に設けられた
バネ7を受けるバネ受片4bと、該バネ受片4b
からシユート3基部側に向つて傾斜する傾斜片4
cとから構成されている。そして、制止部材4は
シユート3上のカバー材8に設けられた案内溝8
a内を移動可能に設けられている。これにより、
制止部材4は通常はバネにより制止片4aが整列
ネジNから離間してネジNを解放する位置に付勢
されており、この付勢方向と逆向きの力がバネ7
の力に抗して作用することにより、制止片4aが
整列ネジNの軸部に当接してネジNを制止する位
置に移動する。
次に、ピストン手段5はシリンダ10内に摺動
自在に収容したピストン11にピストン杆12を
設け、該ピストン杆12を上記制止部材4の傾斜
片4cに対向して配置し、上記ピストン11の後
端部にバネ13を設ける一方、シリンダ10の先
端部に上記エア源9からの圧縮エアを供給するエ
ア供給孔14を形成したものである。ピストン杆
12は前進したときに制止部材4の傾斜片4c上
面を摺動するように設定されている。これに対し
て、エア供給孔2から圧縮エアが供給されること
により、ピストン11はバネ13の力に抗して後
退し、ピストン杆12は制止部材4から退避する
ように設定されている。
上記構成の整列ネジ保持機構6の作動について
説明する。
まず、エア源9から供給された圧縮エアをネジ
供給装置Aに供給することにより、容器1内にラ
ンダム状態に収容されたネジNは整列機構でシユ
ート3上に整列される。同時に、上記エア源9か
ら供給された圧縮エアをピストン手段5のシリン
ダ10の圧縮エア供給孔14から供給する。これ
により、ピストン11はバネ13に抗して後退
し、ピストン杆12は制止部材4から退避するの
で、制止部材4はバネ7の力によつて整列ネジN
から退避してネジ解放位置に移動する。したがつ
て、ネジ整列機構によつてシユート3上に整列さ
せられたネジNは、その圧縮エアのエア流によつ
てシユート3の先端側に円滑に移送される。
次に、上記圧縮エアの供給が停止されると、こ
のときネジ整列機構の作動も停止するが、同時に
ピストン11手段のシリンダ10からも圧縮エア
が排気されるから、バネ力によりピストン11は
前進し、ピストン杆12は制止部材4の傾斜片4
c上面を摺動する。これにより、制止部材4はバ
ネ力に抗してカバー材8の案内溝8aに沿つて押
し下げられ、整列ネジNの軸部に当接するネジN
は制止位置に移動する。これにより、シユート3
上の整列ネジNは整列状態のまま保持され、たと
えばネジ供給装置Aが横向きになつたり、逆さに
なつても整列ネジNは容器1内に戻つてランダム
な状態になることはない。
上述のように、上記ネジ保持機構はネジ整列機
構を駆動させる圧縮エアと共通のエア源9から供
給された圧縮エアを利用して作動させることがで
きるので、効率的に整列ネジを保持することがき
る。その結果、上記機構を備えたネジ供給装置A
は全方向において作動できるので、ネジ供給装置
Aを一体化した工具にも採用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る整列ネジ保持機構を含
むネジ供給装置の概略説明図、第2図は第1図の
X−X線上の断面図であり、第3図はネジ整列機
構の横断面図である。 符号A…ネジ供給装置、1…容器、2…圧縮エ
ア供給孔、3…シユート、4…制止部材、4a…
制止片、4b…バネ受片、4c…傾斜片、5…ピ
ストン手段、6…ネジ保持機構、13…バネ、8
…カバー材、9…エア源、10…シリンダ、11
…ピストン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 多数のネジをランダムに収容する円盤形容器の
    内周面の一部に圧縮エア供給孔を開口し、他の一
    部にネジの整列溝を内装した筒状のシユートを連
    設し、上記圧縮エア供給孔から上記シユート先端
    に向けて圧縮エアを供給し、そのエア流によつて
    上記容器内のネジをシユート上に整列させるネジ
    整列機構を設けたネジ供給装置において、 シユートの近接位置に、該シユート上に整列さ
    れたネジの軸部側面に当接してこれらのネジを押
    圧制止し又は上記ネジの軸部側面から離脱してこ
    れらのネジを解放する制止部材を移動自在に設け
    るとともに、該制止部材を、上記シユート先端に
    向けて供給される圧縮エアと共通のエア源からの
    圧縮エアによつて駆動されるとともに常時復帰方
    向にバネ付勢されているピストン手段によつて作
    動させ、上記容器内に圧縮エアが供給されてネジ
    の整列機構が作動しているときに上記ピストン手
    段を作動させて上記制止部材を整列ネジ解放位置
    に移動させ、上記整列機構の停止時には上記ピス
    トン手段をバネにより復帰させて上記制止部材を
    整列ネジ制止位置に移動させることを特徴とする
    ネジ供給装置における整列ネジの保持機構。
JP18479884U 1984-12-04 1984-12-04 Expired JPH0111399Y2 (ja)

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JP18479884U JPH0111399Y2 (ja) 1984-12-04 1984-12-04

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JPS6199431U JPS6199431U (ja) 1986-06-25
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