JPH01113073A - 配偶子移植カテーテル - Google Patents

配偶子移植カテーテル

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JPH01113073A
JPH01113073A JP62272126A JP27212687A JPH01113073A JP H01113073 A JPH01113073 A JP H01113073A JP 62272126 A JP62272126 A JP 62272126A JP 27212687 A JP27212687 A JP 27212687A JP H01113073 A JPH01113073 A JP H01113073A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catheter
oviduct
cavity
diameter
uterus
Prior art date
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Pending
Application number
JP62272126A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Tashiro
田代 芳夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Publication of JPH01113073A publication Critical patent/JPH01113073A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は受精卵や精液などを卵管内へ注入するための
配偶子移植カテーテルに関する。
[従来の技術] 近年、体外受精、卵移植に関する研究がさかんに行われ
、種々の方法が試みられている。そのうちの1つとして
経子宮的に卵管内へカテーテルを挿入し、受精卵や精液
を直接卵管内へ注入する方法がある。
従来、このような方法に使用されるカテーテルとしては
実開昭59−57921号公報に示されるものがある。
すなわち、この先行技術はカテーテル全長にわたり同一
の内、外径を有するチューブが使用されていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、ヒトの卵管は家畜などに比べて内腔が狭く、
子宮内腔への開口部(卵管口)は−船釣に径が1報以下
である。そのため、カテーテル外径も1龍以下であるこ
とが望ましいことは言うまでもない。
しかしながら、外径lll11以下のチューブではその
内腔が小さく、卵管内に注入すべき十分な量の受精卵と
その培養液を蓄えられないという問題があった。また、
粘稠な精液を注入するには管路抵抗が大きく、操作性が
悪かった。さらには、内視鏡と、組合わせて直視下で卵
管へのカテーテルの挿入を行う場合、外径1關以下のチ
ューブでは柔軟すぎて内視鏡のチャンネル内に挿入する
のに不適格であった。さらに、大きな問題としては外径
1龍以下のカテーテルは卵管口に容易に挿入できるもの
の、卵管口とカテーテルとの間に隙間ができるため、卵
管内へ注入されるはずの受精卵や精液が術者が気付かぬ
内に、子宮腔内へ漏れてしまうということが生じる。
この発明は上記事情にもとずきなされたもので、その目
的とするところは、十分な量の精液や受精卵などを容易
に、しかも確実に卵管内に注入することができるように
した配偶子移植カテーテルを提供することにある。
[問題点を解決するための手段及び作用]上記問題点を
解決するためにこの発明は、経腟、経子宮的に卵管口に
挿入し、受精卵、精液などの配偶子を卵管内に注入する
配偶子移植カテーテルにおいて、卵管内に挿入する先端
側管状部分と、少なくともこの部分に隣接する一部がこ
の先端側る。このような構造とすることによって、細径
な先端側管状部分によって卵管への挿入を容易にし、そ
してその部分よりも大径な後端側管状部分によって十分
な量の精液や受精卵を蓄えることができるようにし、さ
らには先端側管状部分と後端側管状部分との段差部分に
よって上記先端側管状部分と卵管口との隙間を塞ぎ、上
記精液や受精卵が子宮内腔へ漏れるのを防ぐことができ
るようにしたものである。
[実施例] 以下、この発明の第1の実施例を第1図乃至第4図を参
照して説明する。第1図はこの発明に係わる配偶子移植
カテーテル1の全体図である。このカテーテル1は子宮
内に挿入される可撓性のチューブからなる本体2と、こ
の本体2に外嵌され、長軸方向に沿ってスライド自在な
保護筒3と、この保:JkGi3が上記本体2の先端方
向へのスライドを規制するため上記本体2に取着された
係止部材4と、上記本体2の後端に取着され精液や卵な
どの配偶子の吸引、注入時に図示せぬシリンジを接続す
るための口金5とから構成されている。
上記本体2の先端部近傍には配偶子を貯蔵するための膨
大部6が設けられ、この膨大部6の内径および外径は本
体2を形成するチューブの他の部分よりも大きくなって
いる。
上記膨大部6の先端側には第4図に示す卵管20に挿入
するに適した外径1龍で、長さが5〜10龍の細径部7
が設けられている。この細径部7と上記膨大部6との境
界となる段差部8は膨大部6側に向かって所定の角度で
傾斜している。また、細径部7の先端は卵管20の内壁
を傷付けないように端面がアール状に形成されている。
さらに、上記膨大部6の後端側はこの膨大部6よりも細
径な操作管部9となっている。
上記保護筒3は先端側の内径が上記膨大部6の外径より
も大きく、かつその軸方向の長さは本体2の細径部7と
膨大部6を包括する。さらに、保護筒3の後端側はその
内径が上記操作管部9の外径とほぼ等しく設定されてい
る。
なお、上記本体2を形成する樹脂の種類としてはたとえ
ばPTFE、ポリウレタン、シリコン樹脂、ポリエチレ
ン、塩化ビニルなどがよい。また、樹脂の色としては内
部の液体を容易に確認することができるように透明もし
くは半透明のものがよい。
第2図は上記カテーテル1を組合わせて使用される内視
鏡10の全体図である。この内視鏡1゜は挿入部11を
有し、この挿入部11にはチャンネル12が形成されて
いる。このチャンネル12は一端を挿入部11の先端に
開口し、他端を操作部10aのチャンネル開口部13に
開口している。
このチャンネル開口部13にはT字型の管路を有するコ
ック14が取付けられ、このコック14の側方開口端に
は子宮腔18を拡張するための002の注入器15が接
続されている。また、上記コック14の他の開口にはC
O2ガスが外部へ漏れるのを防止するパツキン16が取
着されている。このパツキン16がゴム等の弾性材料で
作られ、その中心部には上記カテーテル1を気密に挿入
するためのスリット17が設けられている。
なお、第4図において19は卵管口である。
つぎに、上記横進のカテーテル1を使用する場合につい
て説明する。あらかじめ卵胞より採卵された成熟卵子は
人工的に体外で受精され、一定期間培養された後、培養
液とともにカテーテル1の膨大部6内に吸引、貯留され
る。なお、卵子をカテーテル1内に注入するときには、
あらあかしめ培養液をカテーテル1の先端から注入して
から卵子を注入し、その卵子をカテーテル1の先端側(
膨大部6)に確実に位置させて卵管20内へ送ることが
できるようにしておく。
つぎに、子宮腔18へCO2ガスを送気し、腔内の観察
を容易に行なえるようにし、直視下で卵管口19を確認
した後、カテーテル1をチャンネル12内へ挿入する。
その際、第3図(a)のように保護筒3を膨大部6およ
び細径部7を包括する位置にスライドさせておくことに
より、カテーテル1をスリット17を通過させるときに
上記膨大部6および細径部7がパツキン16の圧迫を受
けることなく内視鏡10のチャンネル12内へ挿入する
ことができる。それによって細径部7が座屈したり、膨
大部6が潰れて内部の貴重な受精卵が飛出すなどのこと
を防止することができる。
上記膨大部6がスリット17を通過した後は、第3図(
b)、(c)に示すように保護筒3は手元側にスライド
させる。そして、操作管部9とパツキン16のスリット
17との間で気密状態を保ちながら本体2をチtンネル
12へ挿入する。
第4図に示すようにチャンネル12を通じて子宮腔18
内に導入された本体2は内視鏡10の観察下で卵管口1
9へ向けて先端の細径部7が挿入される。そして、段差
部8を卵管口19に密着させたなら、口金5に取付けた
シリンジ(図示せず)を押し込み操作することで膨大部
6内に貯留されている受精卵と培養液を子宮腔18へ漏
れることなく卵管20へ注入することができる。
また、本体2の操作管部9を細径化することができるか
ら、それと内視鏡10のチャンネル12内径とのクリア
ランスを確保することができ、潅流液や拡張ガスなどの
送気、送液抵抗を軽減することができる。
なお、上記一実施例では体外受精、卵移植の場合につい
て述べたが、内視鏡10を利用して卵管20内に注入さ
れる液体は乏精子症の不妊治療の為の精液であったり、
避妊処置のための卵管内栓塞物てあってもよい。また、
子宮腔18を拡張するにはCOよ ガスに代わり生理食
塩水であってもよい。
第5図はこの発明の第2の実施例を示し、これは本体2
の細径部7の管腔側壁に複数の補助送液孔21を穿設す
るようにした。
このようにすれば、細径部7の先端開口が卵管20のヒ
ダ状の内膜に密着して塞がっているときには上記補助送
液孔21から注入液を射出させることができるため、卵
管20内への注入を確実に行うことができる。
第6図はこの発明の第3の実施例を示し、これは保護筒
3と本体2の操作管部9とのスライド面に0リング23
を設けるとともに、膨大部6と操作管部9との内腔の境
界部分に、液体は通すが受精卵は通さない多孔膜24を
設けるようにした。
このようにすれば、パツキン16に保護筒3を挿入した
とき、拡張ガスが本体2と保護筒3との間の隙間から外
部に逃げるのを防止することができ、また受精卵吸引時
に卵が膨大部6に確実に溜っているため、注入時の初期
段階で卵が送り込まれ、卵管20の深部に到達させるこ
とができる。
したがって、卵管口19から逆流することもなく、卵が
十分に成長してから子宮内に降りてくるので、確実な着
床が期待できる。
[発明の効果コ 以上述べたようにこの発明は、カテーテルを先端側管状
部分と、少なくともこの部分に隣接する一部が先端側管
状部分より内径および外径が大きな管状部材からなる後
端側管状部分とで構成した。
したがって、上記後端側管状部分に十分な量の受段差部
が卵管口に密着してこの卵管口と先端側管状部分との隙
間を塞ぐから、注入液が子宮腔へ漏れるのを防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例を示すカテーテルの断
面図、第2図は同じく内視鏡の概略図、第3図(a)、
(b)、(c)は同じくカテーテルを内視鏡のチャンネ
ルに挿入するときの状態を順次示した説明図、第4図は
同じくカテーテルを卵管に挿入した状態の説明図、第5
図はこの発明の第2の実施例を示すカテーテルの断面図
、第6図はこの発明の第3の実施例を示すカテーテルの
断面図である。 2・・・本体、6・・・膨大部(後端側管状部分)、7
・・・細径部(先端側管状部分)。 出願人代理人  弁理士 坪井 淳

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 経腟、経子宮的に卵管口に挿入し、受精卵、精液などの
    配偶子を卵管内に注入する配偶子移植カテーテルにおい
    て、卵管内に挿入する先端側管状部分と、少なくともこ
    の部分に隣接する一部がこの先端側管状部分より内径、
    外径の大きい管状部材からなる後端側管状部分とで構成
    されてなることを特徴とする配偶子移植カテーテル。
JP62272126A 1987-10-28 1987-10-28 配偶子移植カテーテル Pending JPH01113073A (ja)

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JP62272126A JPH01113073A (ja) 1987-10-28 1987-10-28 配偶子移植カテーテル

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JP2054398A Division JPH02264653A (ja) 1990-03-06 1990-03-06 カテーテル

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JPH01113073A true JPH01113073A (ja) 1989-05-01

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04261667A (ja) * 1990-09-28 1992-09-17 Ovamed Corp 分配カテーテル
WO2011072354A1 (pt) * 2009-12-17 2011-06-23 Empresa Brasileira De Pesquisa Agropecuaria - Embrapa Circuito para coleta de embriões pela via transcervical em caprinos e ovinos
JP2014523275A (ja) * 2011-05-31 2014-09-11 バイエル・エシュア・インコーポレイテッド 先端保護スリーブ

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