JPH04241877A - バルーンカテーテル - Google Patents

バルーンカテーテル

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JPH04241877A
JPH04241877A JP3002286A JP228691A JPH04241877A JP H04241877 A JPH04241877 A JP H04241877A JP 3002286 A JP3002286 A JP 3002286A JP 228691 A JP228691 A JP 228691A JP H04241877 A JPH04241877 A JP H04241877A
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Japan
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balloon
liquid
air supply
balloon catheter
catheter
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JP3002286A
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Tsutomu Okada
勉 岡田
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、経内視鏡的に体腔内へ
挿入して、送気及び送液ができるバルーンカテーテルの
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、内視鏡医学の重要なテ−マとして
、体腔内の狭窄部を矯正して治療するという分野がある
【0003】これは、体腔内に内視鏡を挿入して、この
内視鏡に備えられたチャンネルを利用して、バルーンを
有したカテーテル、いわゆるバルーンカテーテルを体腔
内の狭窄部に挿入し、バルーンを流体で膨張させて一定
期間留置することにより狭窄部を矯正し(広げ)てなさ
れる治療法である。こうした治療には、バルーンカテー
テルを用いて、例えば体液の排出や薬液の注入も行なわ
れている。従って、この様な使用形態におけるバルーン
カテーテルは、患者の負担を軽くするため、留置期間中
、内視鏡を患者の体内から抜き去り、バルーンカテーテ
ルだけを留置する必要がある。
【0004】こうしたバルーンカテーテルとしては、実
公昭59−10969号公報に、バルーンの膨張・収縮
及び内視鏡の抜去にかかる作業の簡略化を図るため、手
元側端部に反復穿刺可能な封止部材を設けたものが記載
されている。また、独特許第DE3404660C1号
には、手元側に口金を備え、この口金に対して着脱自在
な差込み継手を設けているものがある。あるいは、特開
平2−84963号公報には、バルーン膨張用の送気管
路と、例えば胆石治療のために造影剤等の液体を注入す
る送液管路とを有しているものが記載されている。
【0005】前述した以外に、送気及び送液の両方が行
えるように、二重管を設けたバルーンカテーテルとして
は、図6及び図7に示ようなものがある。
【0006】図6に示すバルーンカテーテル51は、断
面形状が円筒形を呈する可撓管からなるカテーテル本体
52を有し、このカテーテル本体52の内部には、その
長手方向にバルーン53を膨張・収縮させるための送気
用管路54と、薬液を注入するための送液用管路55と
を備えている。また、カテーテル本体53の先端部外周
面には、バルーン53の前後端部が気密的に固着され、
バルーン53の中央部に相対する位置に、送気用管路5
4の開口54aを有する一方、この送気用管路54の他
端部は、例えば、注射針等を穿刺できる封止部材52a
で封止されている。また、前記送液管路55は先端部に
開口55aを有する一方、後端部側外周面には、薬液注
入用の送液口55bを設け、この送液口55bは、カテ
ーテル本体52に送液用具56を装着した状態で、この
送液用具56の送液路56aと連通し、そしてバルーン
カテーテル51は、送液口55bから注入する薬液を開
口55a側に送るようになっている。
【0007】また、図7に示すバルーンカテーテル57
は、可撓性のあるカテーテル本体58を備え、カテーテ
ル本体58の内部には、その中心に両端が開口している
送液用管路59を有する一方、送液用管路59の周囲に
形成された送気用管路60を併設している。カテーテル
本体58の先端部外周面には、バルーン61の前後端部
が気密的に固着され、バルーン61の中央部に相対する
位置に、前記送気用管路59の開口59aを有する一方
、この送気用管路59の後端部は、例えば、注射針等を
穿刺できる封止部材58aで封止されている。
【0008】図6及び図7に示す二重管を有するバルー
ンカテーテルは、特開平2−84963号公報に記載の
ものと同様に、送気及び送液の両方ができるようになっ
ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実公昭
59−10969号公報2ものでは,送液用管路がない
ため、流体の注入または排出が行えず、一方、独特許第
DE3404660C1号に記載のものは、手元側の口
金から差込み継手を一時的に取り外すため、バルーン内
の空気が抜けて、バルーンが収縮し、カテーテルが体腔
内の管腔から抜け落ちたり、位置がずれたりするという
欠点がある。また、特開平2−84963号公報に記載
のものは、手元側にある送液口金及び送気口金が取り外
しできないので、内視鏡を抜去することができず、長期
間の留置には不向きである。そして、バルーンカテーテ
ルを体腔内へ挿入する際は、挿入を容易に行えるように
するために、ガイドワイヤを用いる場合があり、図6の
バルーンカテーテルでは、ガイドワイヤが挿入できず、
図7に示すものでは、封止部材58aを穿刺して空気を
注入する場合、送液用管路59の管壁を破損する危険性
があるという欠点がある。
【0010】本発明は、前記事情に鑑みてなされたもの
で、内視鏡が容易に挿入及び抜去できると共に、バルー
ンが収縮することもなく、かつガイドワイヤの使用もで
き、バルーンを膨張または収縮させる際に管壁を破損さ
せる危険性もなく、また、長期間の留置によっても被検
体への負担が少ないバルーンカテーテルを提供すること
を目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のバルーンカテー
テルは、液体を注入または排出するための送液用管路、
並びに気体の注入または排出によりバルーンの膨張/収
縮を行うための送気用管路を有する可撓管と、該可撓管
の先端部近傍に気密に固着した前記バルーンとを有する
バルーンカテーテルであって、前記送気用管路及び前記
送液用管路は、前記可撓管の中途から基端部近傍にかけ
て離間可能に分離していると共に、分離された部位の送
気用管路及び前記送液用管路を併設したときの外径が前
記可撓管の外径と同等以下の径である一方、分離された
部位の前記送気用管路または送液用管路のうちどちらか
一方が他方より長く延設され、かつ該送気用管路の端部
に流体封止部材を設けている。
【0012】
【作用】この構成で、バルーンカテーテルの送気用管路
及び送液用管路を分離せず併設した状態で、経内視鏡的
にバルーンカテーテルを挿通して、バルーンカテーテル
を体腔内に導き、バルーンを膨張/収縮させる場合には
、送気用管路の端部に設けられた流体封止部材を穿刺し
て、気体の注入または排出を行う一方、液体を注入また
は排出する場合には、送気用管路から送液用管路を分離
・離間し、送液用管路を介して液体の注入または排出を
行う。
【0013】
【実施例】  以下、図面を参照して本発明の実施例を
説明する。図1ないし図3は本発明の第1実施例に係り
、図1はバルーンカテーテルの断面図、図2はバルーン
カテーテルの動作を示す説明図、図3はバルーンカテー
テルの使用例を示す説明図である。
【0014】図1及び図3に示すように、バルーンカテ
ーテル1は、内視鏡30の鉗子チャンネル口31から鉗
子チャンネル32内を挿通させて、被検体33の体腔内
の狭窄部へ導き、各種の治療を行うものである。
【0015】このバルーンカテーテル1は、断面形状が
ほぼ円形を呈する可撓管からなるカテーテル本体2を有
し、このカテーテル本体2は、挿入し易いように先端へ
向かって細径となるテ−パ−部2aを有すると共に、そ
の内部にあって比較的太経の送液用管路3と、細経の送
気用管路4とを管軸方向に併設している。また、カテー
テル本体2の先端側には、その外周面の周方向にバルー
ン5を設け、このバルーン5は、その前後端部をカテー
テル本体2へ気密に固着している。前記送気用管路4は
、カテーテル本体2の前記バルーン5の中程に相対する
カテーテル本体2の外周面に、開口4aを有している。 そして、送気用管路4の基端部側の開口には、断面がほ
ぼ円形で可撓性を有するチュ−ブからなる送気用接続管
6の先端部が連設されている。従って、この送気用管路
4と送気用接続管6とは、連通している。そして、この
送気用接続管6の後端部側には、透明な材質で形成され
た太経のホルダ7が連設されている。このホルダ7内部
の中途には、段部7aが設けられ、この段部7aのある
位置まで、後端側の開口7bから流体封止部材8が装着
されると共に、気室7cが形成されるようになっている
。また、前記流体封止部材8は、流体の注入または排出
を行うためのシリンジの穿刺針等を多数回にわたって穿
刺しても気密性を保持する透明な材質、例えば、シリコ
ンゴム等で形成されている。従って、このホルダ7の気
室7cと前記送気用管路4とは、送気用接続管6を介し
て連通していると共に気密になっており、シリンジの穿
刺針を介して、加圧/減圧することによりバルーン5が
膨張/収縮するようになっている。尚、側視内視鏡を用
いて観察する場合、バルーン5は、カテーテル本体2の
先端部から図1に示す距離x、例えば20mmの範囲に
設けることにより、側視内視鏡の鉗子起上装置を作動さ
せた時に、バルーン5と鉗子起上用の起上台とが接触す
ることを防止でき、バルーン5の破損が生じないように
なっている。
【0016】一方、前記カテーテル本体2の先端面中央
に開口3aを有している送液用管路3は、その後端側に
、断面がほぼ円形で可撓性を有するチュ−ブ状の送液用
接続管9を連設している。この送液用接続管9は、前記
送気用接続管6よりも短く、可撓性により送気用接続管
6と分離・離間できるようになっている。そして、この
送液用接続管9の後端部には、図2に示すように、送液
用装着具10が着脱自在に取り付けられるようになって
いる。
【0017】図1に示すように、前記送気用接続管6及
び送液用接続管9を分離せず併設した状態における外径
d1は、カテーテル本体2の外径dとほぼ同等となって
おり、またホルダ7の外径d2も同様にほぼ同等となっ
ている。尚、送気用接続管6及び送液用接続管9の外径
d1、並びにホルダ7の外径d2は、カテーテル本体2
の外径dよりも小さく形成しても良い。
【0018】図2及び図3を参照し、本実施例の作用に
ついて説明する。
【0019】内視鏡30を被検体33の体腔内へ挿入し
た状態で、図3に示すように、内視鏡30の鉗子チャン
ネル31からバルーンカテーテル1を挿入し、鉗子チャ
ンネル32内を経て、バルーンカテーテル1は、被検体
33の体腔内に有る目的の部位、例えば十二指腸乳頭か
ら胆管33aへ至る。この際、内視鏡30の湾曲状態に
より、バルーンカテーテル1を挿入することが困難な場
合、バルーンカテーテル1の送液用管路9にガイドワイ
ヤを挿通しながら、バルーンカテーテル1を導入する。 目的の部位(胆管33a)へ到達したことを内視鏡30
により確認し、図2に示すように、バルーンカテーテル
1のホルダ7にある流体封止部材8へシリンジ11の穿
刺針11aを穿刺し、透明なホルダ7の気室7cへ穿刺
針11aが到達したことを確認して、シリンジ11より
空気を送る。この空気は、気室7cから送気用接続管6
及び送気用管路4を経て、バルーン5に至り、図1にお
いて2点鎖線で示すようにバルーン5は膨張し、バルー
ンカテーテル1の先端部を被検体33の胆管33aの近
傍に固定する。バルーン5を固定した状態で、流体封止
部材8から穿刺針11aを抜き去る。
【0020】次に、図2に示すように、バルーンカテー
テル1の送液用接続管9の後端部には、送液用装着具1
0を装着し、さらに送液用装着具10へシリンジ12を
挿入して、必要な薬液を注入する。注入された薬液、例
えば造影剤は、送液用接続管9及び送液用管路3を経て
、開口3aから目的の部位へ、例えば十二指腸乳頭部が
切開されて、開口している部位へ漏れなく注入される。 そして、必要な処置が済み次第、送液用装着具10を取
り外し、内視鏡30をスライドさせて被検体33から抜
去すると共に、必要に応じてバルーンカテーテル1を被
検体33の体腔内に留置する。
【0021】本実施例では、送液用接続管9が送気用接
続管6より短く、送液用接続管9がホルダ7に当接する
ことなく、バルーンカテーテル1の外径は、全体に渡っ
てほぼ同一なので、内視鏡強30の鉗子チャンネル33
への挿入・抜去を容易に行うことができる。従って、バ
ルーンカテーテル1を長期間、被検体33へ留置する場
合でも、ホルダ7に内設された流体封止部材7aによっ
て気密状態を保持したまま、すなわち、目的部位に固定
した状態で、内視鏡30を被検体33から抜去できると
共に、内視鏡30を被検体33の近くに置く必要がない
ので、被検体30の負担を軽くすることができる。さら
に、バルーンカテーテル1が被検体33目的部位のある
位置からずれたり、脱落したりすることも防止できる。 そして、バルーン5により、被検体33の目的部位に確
実に固定した状態で、送液用管路3及び送液用接続管9
を介して、薬液が注入できると共に、体液や不要な薬液
等を排除できる。
【0022】また、ホルダ7及び流体封止部材7aは透
明なので、シリンジ11の穿刺針11aが気室7cへ到
達したことを容易に目視確認でき、ホルダ7の側壁を無
闇に破損して気密状態を破る虞れがない。そして、治療
期間が終われば、再びシリンジ11の穿刺針11aを穿
刺して、バルーン5を収縮させて、バルーンカテーテル
1を被検体33から抜去できる。
【0023】図4は本発明の第2実施例に係り、図4(
a)はバルーンカテーテルの断面図、図4(b)は図4
(a)に示すバルーンカテーテルのA−A線断面図であ
る。
【0024】図4に示すように、本実施例のバルーンカ
テーテル15は、第1実施例のバルーンカテーテル1の
外径が全域に渡ってほぼ同一であったのに対して、可撓
性を有するチュ−ブ状の送気用接続管16及び送液用接
続管17の外径d4、並びにホルダ18の外径d5が、
可撓性を有するカテーテル本体19の外径d3よりも細
経となっていると共に、カテーテル本体19の管軸方向
の長さは、第1実施例のカテーテル本体2よりも長くな
っている。その他、第1実施例と同様の構成及び作用に
ついては、同じ符号を付して説明を省略する。
【0025】前記送液用管路3の先端側には、前記開口
3aの他に、カテーテル本体19の外径d3よりも細経
のカテーテル先端部19a周面に貫通する外側孔3b,
3b,3bを有している。前記送気用管路4に連設して
いる送気用接続管16は、前記ホルダ18の気室7cへ
連通し、気密状態となっている。また、前記送液用管路
3に連設している送気用接続管17は、送気用接続管1
6よりも短く、かつ、送気用接続管17の後端部は、ホ
ルダ18の前端部側に突出する栓部18aへ着脱自在に
嵌合するようになっている。また、バルーン5の膨張は
、図4(a)に示すように、先端が鋭利でない細経の穿
刺針20aを有するシリンジ20により行うようにして
もよい。
【0026】図4(b)に示すように、前記送気用接続
管16の断面はほぼ円形であるのに対して、送液用接続
管17の断面は、送気用接続管16を包み込むような三
日月形に近い形状をしており、全体では、ほぼ円形に近
い形状となる。
【0027】本実施例では、送気用接続管16及び送液
用接続管17の外径が、カテーテル本体の外径より細い
ので、バルーンカテーテル15の留置中、前記被検体3
3の口または鼻などに当接する部分の径が細いことにな
り、被検体33の苦痛が少なくすることきができる。ま
た、送液用接続管17は、ホルダ18の栓部18aによ
り固定されているので、送気用接続管16及び送液用接
続管17がばらばらになって広がることもなく、逆流に
より体液等の漏れを防止できと共に、内視鏡30への挿
入/抜去を容易に行うことができる。かつ、送気用接続
管16及び送液用接続管17の断面形状がほぼ円形に近
いので、さらにバルーンカテーテル15は、内視鏡30
への挿入/抜去を容易に行うことができる。またさらに
、カテーテル本体19は、第1実施例のものより長いの
で、被検体33の深部、例えば胆管抹梢に到達でき、カ
テーテル先端部19aに設けた三つの側孔3bにより、
バルーンカテーテル15の挿入方向に対して、前面だけ
でなく側面側にも液体を注入したり、または吸い出した
りできる。その他の構成及び作用効果は、第1実施例と
同様で、説明を省略する。
【0028】図5は本発明の第3実施例に係り、図5(
a)はバルーンカテーテルの断面図、図5(b)は図5
(a)のバルーンカテーテルのB−B線断面図である。
【0029】図5(a)に示す本実施例のバルーンカテ
ーテル22は、第1実施例及び第2実施例と異なり、カ
テーテル本体と、送気用接続管及び送液用接続管とが一
体に形成されていると共に、カテーテル本体の中途から
基端部にかけてスリットを設けることにより、送気用接
続管及び送液用接続管に相当する部位を形成し、離間可
能としている。その他、第1実施例と同様の構成及び作
用については、同じ符号を付して説明を省略する。
【0030】前記バルーンカテーテル22のカテーテル
本体23は、可撓性有すると共に、その中途から後端部
にかけて図5(b)に示すスリット23cを設けること
により、前記送気用接続管6及び送液用接続管9に相当
する送気管部23a及び送液管部23bを形成している
。この送気管部23aは、送液管部23bよりも長く延
設され、送気管部23aの後端部には、前記ホルダ7が
連設されている。その他の構成及び作用効果は、第1実
施例と同様で、説明を省略する。
【0031】尚、前記実施例では、一つのカテーテル本
体に一対の送気用管路及び送液用管路を設けたものを示
したが、複数のチュ−ブを組み合わせてカテーテル本体
を構成しても良い。
【0032】また、前記実施例では、送気用接続管(ま
たは送気管部)の方が送液用接続管(または送液管部)
より長いものを示したが、送液用接続管の方を長く延設
したものでも良い。この場合について、第1実施例を参
考に説明すると、ホルダ7の形状は、例えば図4(b)
に示すような一部を切り欠いた形状にして、その切り欠
いた部分に送液用接続管9を延設するようにする。そし
て、この送液用接続管9の後端部には、カテーテル本体
2の外径とほぼ同等またはそれ以下の外径を有する送液
用装着具10を固着してもよい。さらに、前記送気用接
続管(または送気管部)の方が送液用接続管(または送
液管部)は、同じ長さにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】前述したように本発明のバルーンカテー
テルによれば、送気用管路及び送液用管路は、前記可撓
管の中途から基端部近傍にかけて離間可能に分離してお
り、分離された部位の送気用管路及び前記送液用管路を
併設したときの外径が前記可撓管の外径と同等以下の径
である一方、分離された部位の前記送気用管路または送
液用管路のうちどちらか一方が他方より長く延設され、
かつ該送気用管路の端部に流体封止部材を設けているの
で、内視鏡への挿入/抜去が容易となり、内視鏡への挿
入をさらに容易にさせるためのガイドワイヤの使用もで
き、また、バルーンを収縮させずに容易に内視鏡の抜去
ができると共に、被検体に負担をかけずに長期間の留置
を行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1実施例に係るバルーンカテーテルの
断面図。
【図2】図2はバルーンカテーテルの動作を示す説明図
【図3】図3はバルーンカテーテルの使用例を示す説明
図。
【図4】図4(a)は第2実施例に係るバルーンカテー
テルの断面図、図4(b)は図4(a)に示すバルーン
カテーテルのA−A線断面図。
【図5】図5(a)は第3実施例に係るバルーンカテー
テルの断面図、図5(b)は図5(a)のバルーンカテ
ーテルのB−B線断面図。
【図6】従来のバルーンカテーテルの断面図。
【図7】従来のバルーンカテーテルの断面図。
【符号の説明】
1…バルーンカテーテル 2…カテーテル本体 3…送液用管路 4…送気用管路 5…バルーン 6…送気用接続管 7…ホルダ 8…流体封止部材 9…送液用接続管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体を注入または排出するための送液用管
    路、並びに気体の注入または排出によりバルーンの膨張
    /収縮を行うための送気用管路を有する可撓管と、該可
    撓管の先端部近傍に気密に固着した前記バルーンとを有
    するバルーンカテーテルにおいて、前記送気用管路及び
    前記送液用管路は、前記可撓管の中途から基端部近傍に
    かけて離間可能に分離していると共に、分離された部位
    の送気用管路及び前記送液用管路を併設したときの外径
    が前記可撓管の外径と同等以下の径である一方、分離さ
    れた部位の前記送気用管路または送液用管路のうちどち
    らか一方が他方より長く延設され、かつ該送気用管路の
    端部に流体封止部材を設けていることを特徴とするバル
    ーンカテーテル。
JP3002286A 1991-01-11 1991-01-11 バルーンカテーテル Pending JPH04241877A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012143377A (ja) * 2011-01-12 2012-08-02 Nippon Zeon Co Ltd バルーンカテーテル
JP2013005974A (ja) * 2011-06-27 2013-01-10 Kaneka Corp 内腔と外周が異なるテーパー構造を有するカテーテル
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