JPH01113005A - ベッド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【技術分野】

本発明はベツド、殊にそのサスベンジ３ン枯造に関する
ものである。

【背景技術】

ベツドとして一般的なのは、ｔｔＳ１７図及び第１８図
に示すように、矩形枠状に組まれたフレーム１の上面に
、多数枚の支持板２をすのこ状に掛は渡して各支持板２
の両端をフレーム１に釘等で固着したものであるが、こ
の場合、支持板２に板ばね等の可撓性に富んだものを使
用してもクツション性に乏しい上に、使用者が寝た時、
仰臥時の姿勢は比較的良好に保ち得るものの、側臥時の
姿勢は腰のところで背骨が曲がった状態となり、寝心地
が悪（、また健Ｒｈでも問題を有する。 クツション性の改善の点から！＠１９図及び第２０図に
示すように、支持＆２のＤＩ端のフレーム１への固定を
ばね１９を介して行なうようにしたものもあるが、これ
にしても、各ばね１９を使用者の荷重分布に応じた特性
にするという実際上不可能な設定にしない限り、クツシ
ョン性の面に効果があるだけで、快適な睡眠を得られる
ものではなかった。 また、近年フレーム１内に納められた袋内に流体を封入
したウォーターベツドの類いが提供されている。このら
のでは、クツション性が良好であり、しかも身体表面の
起伏に応じてその形状を変化させるために、仰臥時及び
側臥時の姿勢を比較的良好に保つことができる。しかし
ながら、その形状の変化の自由度が高すぎるために、使
用者の感覚の鈍いところも鋭いところも同様の圧力で受
けることになり、この点において、寝心地がさほど良く
ない。

【発明の目的】

本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、その
目的とするところはクッシＢン性に富む上に、仰臥時及
び側臥時の姿勢を共に良好に保つことができ、しかも人
体各部の支持圧を寝心地のよい状態とすることができる
ベツドを提供するにある。 ｒ発明の開示】 しかして本発明は、すのこ状に並べられた複数本の可撓
性を有する支持板とフレームとの間に流体が充填された
複数個のチューブを配設するとともに、支持板と直交す
る方向に配されているチューブを、少なくとも支持板の
両端部と中央部とに位置させて、支持板を人体の背骨方
向と直交する方向、チューブを人体の背骨方向と同方向
としていることに特徴を有して、各支持板がチューブを
介して人体の背骨方向についても有機的に連結されたも
のとしているものである。 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すると、この
ベツドは、第１図乃至第３図に示すように、ベースとな
るフレーム１と、このフレーム１上に平行に配された複
数本のチューブ３と、これらのチューブ３上にすのこ状
に配設された複数本の支持板２とから構成される。 上記の各チューブ３は、その内部に空気や水等の流体が
充填されるもので、夫々独立したものとなっており、図
示例では３本のチューブ３がフレーム１の両側と中央と
に配設されている。 支持板２は可撓性を有するものによって形成されたもの
で、各チューブ３と直交する方向に配列されて、両端と
中央部とが各チューブ３上に載せられており、そして各
支持板２の両端は、布等の屈曲自在な帯材３５によって
夫々短冊状に連結されている。帯材３５自体はその両端
がフレーム１にリベット等による固着％３６によって固
着されたもので、チューブ３とは独立している。 このように構成されているベツドは、使用者がその上面
に寝る時、第５図及び第６図に示すように、背骨の方向
がチューブ３の長手方向と一致する方向で且つ各支持板
２とは直交する方向となるように寝るものであり、そし
てこのように使用者が寝た時、使用者の荷重配分に応じ
て支持板２が撓む上に、各チエ−１３、殊に幅方向の中
央に位置するチューブ３は、荷重の大きいところでへこ
み、荷重の少ないところが持ち上がる。そして各支持板
２の両端も夫々チューブ３上に載せられているだけで、
その向きや高さを変化させられることから、チューブ３
の変形に応じて支持板２が変位し、全体として良好な寝
姿勢を保つことができる配置となるものであり、側臥時
においても、第６図に示すように、頚椎部から腰椎部に
至るまでの背骨がストレートとなるように身体を支持す
る。 また各チューブ３で直接使用者の身体を支持するのでは
な（、使用者の背骨方向と直交する方向に配されている
支持板２を介して身体を支えることから、使用者の感覚
の鈍いところに対する支持圧が大きく、鋭いところの支
持圧が小さくなり、良好な寝心地を発揮する。流体が充
填されたチューブ３の存在により、クッシＢン性（ｌｌ
ｉ撃吸酸吸収性良好である。 このベツドは、チューブ３が支持板２とフレーム１との
間に介在することから、その嵩がどうしても大きくなっ
ているが、チューブ３に充填した流体を排出させたとき
には第４図に示すように、チューブ３が萎むために、こ
の点を利用すれば、第７図に示すように、析９畳み収納
ベツドを構成することも容易である０図示例における折
り畳み収納ベツドでは、フレーム１を長手方向において
３分割して蝶番１４でこれらを連結し、そして中央部１
１をキャスター１６付きの台１５上におき、フレーム１
の両端部１２．１３に夫々回動自在な脚１７．１７を設
けて、両端部１２．１３を持ち上げた上で、この両ｒａ
部１２．１３同士をベルトのような連結共１８で連結す
ることにより、占有床スペースが台１５の大きさとなる
ようにしている。 使用時にはフレーム１を展開した上で、チューブ３に流
体を充填する。図中７はベツドカバーである。 各チューブ３への流体、ここでは空気の充填及び排出は
、ＰＩＳ８図に示すように、エアポンプ５０と各チュー
ブ３とを夫々電磁弁５１を介して接続することによって
行なうことがでさる。この時、エアポンプ５０乃至電磁
弁５１の制御でチェープ３内の空気圧をｉ１ｉ！整でき
るようにしておけば、体重の異なる使用者に応じた適正
な空気圧を各チューブ３に対して設定することができる
。 ここにおいて、支持板２としては、前述のように可撓性
を持つもの、たとえば板ばねや木質材、合成樹脂製の板
材等を用いるのであるが、合成樹脂製とする場合には、
第９図乃至第１１図に示すように、各支持板２を中空の
パイプ状とするとともに、前記帯材３５を一体に成形し
たものとすることもできる。そして図示例では、各支持
板２内の中空部を一体のリプ２１によって複数室に仕切
るとともに、各支持板２の上面に中央の室２２に連通す
る小孔２０を形成し、そして第１２図に示すように、隣
接する支持板２の中央の室２２同士を接続パイプ２３で
左右交互に接続して、一端に配された支持板２の中央の
室２２の端部を第１３図に示す送気装置６に接続し、他
端に配された支。 持板２の中央の室２２の端部を閏じている。 送気装！６はエアポンプ６０と、電磁弁６１゜６２の他
に、水分を吸着する乾燥剤を主体としたような乾燥装置
６３と、発熱体６４と、操作盤６５とを備え、繰作盤６
５におけるポンプ制御部６６によりエアポンプ６０のオ
ンオフを、湿度制御部６７において乾燥装置６３が設け
られた流路に設置されている電磁弁６１を、温風制御部
６８において発熱体６４が設けられた流路に設置されて
いる電磁弁６２の制御を行なえるようにしたものであっ
て、この送気ｌ！置６によって乾燥空気を支持板２に供
給すれば、乾燥空気は前記小孔２０から吐出されてベツ
ド内の湿度の高い空気を追い出し、湿度によるベツドの
損傷を防ぐ上に、使用者が長期療養者である場合に問題
となる辱債を防止する。温風を支持板２に供給したなら
ば、冬季においても暖かな睡眠環境を得ることができる
。尚、冬季の快適ｌｌＩ眠条件は、温度が約３０℃、湿
度が約５０％であるから、小孔２０からの空気吐出速度
が約２０　ｃｍ／　ｓｅｃの状態で上記条件を満足でき
るようにしておくとよい。また、エアポンプ６０等の機
構部は第１４図に示すようにフレーム１の下方に、繰作
４Ａ６５はベツドの頭部側に置くとよ％、％。 内部に流体が充填されて支持板２とフレーム１との間に
配されるチューブ３として、ここでは第１５図及びｆｊ
ｉＪ１６図に示すように、円筒状のものを示したが、こ
の形状に限るものではなく、また図示例では３本のチュ
ーブ３を両端と中央とに配置しているが、より多くの本
数を使用してもよい。 更に、チューブ３の材質としては、この種のエアマット
で通常用いられるビニル樹脂やゴムコンパウンド材であ
ると、その上面に載せられる支持板２が擦れることで、
損傷するおそれがあることから、たこ糸や細く柔らかい
金属線等からなる屈曲性に優れた補強材３１をチューブ
３の成形時にその外皮内に一体に埋め込んだものとする
とよい。 チューブ３の耐久性が大きく向上する。

【発明の効果】

以上のように本発明においてはすのこ状に並べられた複
数本の可撓性を有する支持板とフレームとの間に流体が
充填された複数個のチューブを配設するとともに、支持
板と直交する方向に配されているチューブを、少なくと
も支持板の両端部と中央部とに位置させたものであり、
使用者の荷重配分に応じて支持板が撓む上に、チューブ
が荷重の大きいところでへこみ、荷重の少ないところが
持ち上がって、各支持板の向きや高さを変化させ、荷重
分布に応じたチューブの変形に追従して支持板が変位す
ることから、仰臥時はもちろん、側臥時においても全体
として良好な寝姿勢を保つことができる配置となるもの
であり、しかも各チューブで直接使用者の身体を支持す
るのではなく、使用者の背骨方向と直交する方向に配さ
れている支持板を介して身体を支えることから、使用者
の感覚の鈍いところに対する支持圧が大きく、鋭いと二
ろの支持圧が小さくなるものであって、良好な寝心地を
発揮するものであり、更には流体が充填されたチューブ
の存在により、衝撃吸収性であるクツション性も良好な
ものである。

【図面の簡単な説明】

１＠１図は本発明一実施例の破断斜視図、Ｍ２図は同上
の端面図、第３図は同上の側面図、第４図は同上のチュ
ーブ内の流体を排出した時の側面図、第５図及び＠６図
は同上の作用を示す側面図、第７図は折り畳み収納ベツ
ドとして構成した時の破断側面図、ｔＪＳＢ図は同上の
チューブへの流体の充填排出構造を示すブロック図、第
９図は支持板の他側を示す平面図、第１０図は同上の横
断面図、第１１図は同上の縦断面図、第１２図は同上の
空気流路を示す平面図、！＠１３図は同上の送気装置の
ブロック図、第１４図は同上の側面図、第１５図及び第
１６図はチューブの横断面図と破断側面図、第１７図は
従来例の破断斜視図、第１８図は同上の端面図、第１９
図は他の従来例の破断斜視図、第２０図は同上の端面図
であって、１はフレーム、２は支持板、３はチューブを
示す。 代理人　弁理士　石　１）艮　七 く　　　＼ 第５図 第６図 第８図 第９図 第１０図 第１２図 第１３図 第１４図 第１５図　　　　　　　第１６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）すのこ状に並べられた複数本の可撓性を有する支
   持板とフレームとの間に流体が充填された複数個のチュ
   ーブを配設するとともに、支持板と直交する方向に配さ
   れているチューブを、少なくとも支持板の両端部と中央
   部とに位置させて、支持板を人体の背骨方向と直交する
   方向、チューブを人体の背骨方向と同方向として成るこ
   とを特徴とするベッド。