JPH01110944A - Frp構造体 - Google Patents
Frp構造体Info
- Publication number
- JPH01110944A JPH01110944A JP62270016A JP27001687A JPH01110944A JP H01110944 A JPH01110944 A JP H01110944A JP 62270016 A JP62270016 A JP 62270016A JP 27001687 A JP27001687 A JP 27001687A JP H01110944 A JPH01110944 A JP H01110944A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frp
- layers
- comprised
- thread
- urethane foam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 16
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はFRP (強化プラスチックス)構造体に関す
るものである。
るものである。
従来の技術
FRPを構造体として利用する場合は何らかの補強がな
される。
される。
補強対策として例えば特開昭57−27746号公報の
開示する複合材料は面積層された繊維層に対しFRPニ
ードルを貫通させるようにしている。
開示する複合材料は面積層された繊維層に対しFRPニ
ードルを貫通させるようにしている。
また、特開昭59−133042号公報で例示されるよ
うに、複合積層材の厚さ方向に繊維を通して縫合するこ
とにより補強を行なうこともある。
うに、複合積層材の厚さ方向に繊維を通して縫合するこ
とにより補強を行なうこともある。
さらに特開昭60−189436号公報、実開昭61−
18831号公報で示されるように、形状効果を狙い、
軽量芯材をインサートすることも試みられている。
18831号公報で示されるように、形状効果を狙い、
軽量芯材をインサートすることも試みられている。
発明が解決しようとする問題点
特開昭57−27746号のものは形状効果によって強
度を上げようとすれば繊維層を厚くしなければならない
。そのためコストツブを来すという欠点がある。
度を上げようとすれば繊維層を厚くしなければならない
。そのためコストツブを来すという欠点がある。
特開昭59−133042号公報のものも同様な問題を
有している。
有している。
特開昭60−189436号、実開昭61−18831
号の複合材は中間に軽量芯材を挟んだサンドイッチ構造
であるから、形状効果を得て構造体の補強を行なうこと
ができる。しかし、前者の軽量芯材をウレタンコアとす
る方式にあってはウレタンコアの剛性が低く、また外層
との接合はウレタンの自己接着性によるので大きなねじ
り力、剪断力が加わると眉間が剥離するという問題があ
る。
号の複合材は中間に軽量芯材を挟んだサンドイッチ構造
であるから、形状効果を得て構造体の補強を行なうこと
ができる。しかし、前者の軽量芯材をウレタンコアとす
る方式にあってはウレタンコアの剛性が低く、また外層
との接合はウレタンの自己接着性によるので大きなねじ
り力、剪断力が加わると眉間が剥離するという問題があ
る。
後者の軽量芯材をハニカムとする方式はハニカム自体の
剛性が高いものの、表面材との接合部に層間剥離を生じ
易いという前者におけると同様な問題がある。
剛性が高いものの、表面材との接合部に層間剥離を生じ
易いという前者におけると同様な問題がある。
問題点を解決するための手段
本発明は上記問題点を解決するため、FRP構造体とし
て、FRPからなる上下層が設けられており、前記上、
下層の間にはウレタン発泡体からなる中間層が挟まれて
おり、かつ前記上。
て、FRPからなる上下層が設けられており、前記上、
下層の間にはウレタン発泡体からなる中間層が挟まれて
おり、かつ前記上。
下層および中間層が、これらの各層を貫く結合糸構造で
一体に結合された構成を採用している。
一体に結合された構成を採用している。
前記FRPの繊維基材としては、ガラス繊維。
炭素繊維等の無機繊維またはアラミツド繊維等の有機繊
維をクロス状、チョップ・マット状またはスワール・マ
ット状等に形成したものを用いることができる。
維をクロス状、チョップ・マット状またはスワール・マ
ット状等に形成したものを用いることができる。
前記FRPのマトリックスとしては、熱可塑性または熱
硬化性樹脂のいずれでも用いることができる。
硬化性樹脂のいずれでも用いることができる。
前記結合糸構造は糸の縫い込みまたは編み込みによって
形成することができる。
形成することができる。
その糸としてはトウ状、ヤーン状、ロービング状または
フィラメント群状等の繊維束またはそれを撚りた糸を用
いることができ、その材質としては前記繊維基材におけ
ると同様な無機繊維または有機繊維とすることができる
。
フィラメント群状等の繊維束またはそれを撚りた糸を用
いることができ、その材質としては前記繊維基材におけ
ると同様な無機繊維または有機繊維とすることができる
。
作 用
中間層はウレタン発泡体で形成しているので、FRP構
造体の重量を低く押えて厚くすることができる。
造体の重量を低く押えて厚くすることができる。
また、FRPとウレタン発泡体の各層はこれらを貫く結
合糸構造で一体に結合されているので、曲げ、ねじりが
加えられても糸が大きな抵抗力を示し、従って、FRP
構造体の形状効果を高め、ねじり1曲げ等に対する強度
の向上を図ることができる。
合糸構造で一体に結合されているので、曲げ、ねじりが
加えられても糸が大きな抵抗力を示し、従って、FRP
構造体の形状効果を高め、ねじり1曲げ等に対する強度
の向上を図ることができる。
実施例
以下に本発明の詳細な説明する。
実施例1
第1図において符号1.2はそれぞれFRPからなる上
、下層を示し、符号3は中間層を示し、符号4はこれら
の各層1,2.3を貫いて縫い込まれた糸を示している
。
、下層を示し、符号3は中間層を示し、符号4はこれら
の各層1,2.3を貫いて縫い込まれた糸を示している
。
前記FRPの繊維基材5はガラス繊維で出来たクロスマ
ットであり、そのマトリックスはエポキシ樹脂6で出来
ている。
ットであり、そのマトリックスはエポキシ樹脂6で出来
ている。
前記中間層3はウレタン発泡体7で形成されている。
前記糸4はガラス繊維からなる繊維束であり、第1図で
示されるような縫い目形式でミシン縫いされている。糸
4はFRPの層1,2内に埋没しており、FRPの表面
と面−化され°Cいる。
示されるような縫い目形式でミシン縫いされている。糸
4はFRPの層1,2内に埋没しており、FRPの表面
と面−化され°Cいる。
このように上、下層1.2および中間層3はサンドイッ
チ状に積層されてウレタン発泡体7の成形時における自
己接着力により結合し、かつ各層1,2.3間は繊維束
で結合されるので、層1,2.3間の結合力はさらに高
められている。
チ状に積層されてウレタン発泡体7の成形時における自
己接着力により結合し、かつ各層1,2.3間は繊維束
で結合されるので、層1,2.3間の結合力はさらに高
められている。
前記FRP構遺体は第2図で示されるような工程を経て
作られる。
作られる。
まず繊維基材5となるマットを2枚用意し[第2図(A
)]、それらを糸4で縫って一体化する[同図(B)]
。このとき上下のマット間にすき間を形成しつるよう糸
4はたるませておく。
)]、それらを糸4で縫って一体化する[同図(B)]
。このとき上下のマット間にすき間を形成しつるよう糸
4はたるませておく。
次いで上下の繊維基材5のそれぞれを周囲にてクランプ
して間に空室を形成し、その空室中に反応射出成形(R
IMプロセス)によってウレタン発泡体7の中間層3を
形成する[同図(C)]。
して間に空室を形成し、その空室中に反応射出成形(R
IMプロセス)によってウレタン発泡体7の中間層3を
形成する[同図(C)]。
この後、型中に収納してエポキシ樹脂6を注入固化させ
る[同図(D)コ。
る[同図(D)コ。
これにより第1図で示されるようなFRP構造体が得ら
れる。
れる。
実施例2
第3図は本発明に係るFRP構造体の他の実施例を示し
ており、この場合糸4は撚られた糸が用いられ、三層1
,2.3間を貫通するごとく編み込まれている。
ており、この場合糸4は撚られた糸が用いられ、三層1
,2.3間を貫通するごとく編み込まれている。
実施例3
第4図の実施例では一木の糸4が三層1,2゜3間をジ
グザクに貫通して伸びている。
グザクに貫通して伸びている。
酸系4はFRP構造体に対し平行にまたは交差して多数
条縫い込まれている。
条縫い込まれている。
実施例4
第5図の実施例では隣接する糸4.4同士が逆位相の形
でジグザグに走行している。
でジグザグに走行している。
このように糸4が肉厚方向と交差していることから、剪
断力に対し強度が向上することとなる。
断力に対し強度が向上することとなる。
発明の効果
本発明に係るFRP構造体は以上のような構成からなり
、各層を貫く結合糸構造で各層を一体化しているので、
層間の剥離を防止し、ウレタン発泡体を補強し、全体の
剛性を高め2曲げ。
、各層を貫く結合糸構造で各層を一体化しているので、
層間の剥離を防止し、ウレタン発泡体を補強し、全体の
剛性を高め2曲げ。
ねじりに対し強い抵抗力を示すものとすることができる
。
。
また中間層はウレタン発泡体として、FRP構造体の全
体としての肉厚化を図っているので、コストアップを来
すことなく形状効果を得ることができるものである。
体としての肉厚化を図っているので、コストアップを来
すことなく形状効果を得ることができるものである。
第1図は本発明に係るFRP構造体の一実施例の部分切
欠垂直断面図、第2図は本発明に係るFRP構造体の製
造方法の1例の各ステップを示し、同図(A)は2枚の
繊維基材を向い合わせたものの垂直断面図、同図(B)
はさらに糸で縫ったものの垂直断面図、同図(C)はさ
らにウレタン発泡体層を中間に形成したものの垂直断面
図、同図(D)はさらに樹脂を含浸させてFRPを形成
したものの垂直断面図、第3図は本発明の他の実施例に
係るFRP構造体の部分切欠斜視図、第4図は糸の縫い
込み形式を変えたものの第1図と同様な断面図、第5図
は2木の糸が逆位相でジグザグ走行しているものの第1
図と同様な断面図である。 1:上層、2:下層、3:中間層、4:糸、5:繊維基
材、6:エポキシ樹脂、7:ウレタン発泡体。
欠垂直断面図、第2図は本発明に係るFRP構造体の製
造方法の1例の各ステップを示し、同図(A)は2枚の
繊維基材を向い合わせたものの垂直断面図、同図(B)
はさらに糸で縫ったものの垂直断面図、同図(C)はさ
らにウレタン発泡体層を中間に形成したものの垂直断面
図、同図(D)はさらに樹脂を含浸させてFRPを形成
したものの垂直断面図、第3図は本発明の他の実施例に
係るFRP構造体の部分切欠斜視図、第4図は糸の縫い
込み形式を変えたものの第1図と同様な断面図、第5図
は2木の糸が逆位相でジグザグ走行しているものの第1
図と同様な断面図である。 1:上層、2:下層、3:中間層、4:糸、5:繊維基
材、6:エポキシ樹脂、7:ウレタン発泡体。
Claims (1)
- FRPからなる上下層が設けられており、前記上、下層
の間にはウレタン発泡体からなる中間層が挟まれており
、かつ前記上、下層および中間層が、これらの各層を貫
く結合糸構造で一体に結合されていることを特徴とする
FRP構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62270016A JPH01110944A (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 | Frp構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62270016A JPH01110944A (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 | Frp構造体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01110944A true JPH01110944A (ja) | 1989-04-27 |
Family
ID=17480369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62270016A Pending JPH01110944A (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 | Frp構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01110944A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004174864A (ja) * | 2002-11-26 | 2004-06-24 | Yamaha Motor Co Ltd | 積層樹脂成形品 |
JP2004536726A (ja) * | 2001-08-02 | 2004-12-09 | エバート コンポジッツ コーポレイション | Z軸繊維の頂部端部および底部端部を、複合積層体の頂部表面および底部表面それぞれに締め付ける方法 |
JP2007502231A (ja) * | 2003-06-09 | 2007-02-08 | エバート コンポジッツ コーポレイション | 多層サンドイッチ型ラミネートにおける高慣性モーメントを有する3d繊維要素 |
JP2007511391A (ja) * | 2003-11-10 | 2007-05-10 | エバート コンポジッツ コーポレイション | 複合積層体にz軸補強繊維を挿入する方法 |
JP2012511452A (ja) * | 2008-12-11 | 2012-05-24 | エバート コンポジッツ コーポレイション | 複合積層構造体 |
JP2015525155A (ja) * | 2012-06-06 | 2015-09-03 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | 強化材を縫い込んだ低密度芯材と複合材料を有する複合構造 |
JP2019177085A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | グローブライド株式会社 | ブレード |
-
1987
- 1987-10-26 JP JP62270016A patent/JPH01110944A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004536726A (ja) * | 2001-08-02 | 2004-12-09 | エバート コンポジッツ コーポレイション | Z軸繊維の頂部端部および底部端部を、複合積層体の頂部表面および底部表面それぞれに締め付ける方法 |
JP2004174864A (ja) * | 2002-11-26 | 2004-06-24 | Yamaha Motor Co Ltd | 積層樹脂成形品 |
JP2007502231A (ja) * | 2003-06-09 | 2007-02-08 | エバート コンポジッツ コーポレイション | 多層サンドイッチ型ラミネートにおける高慣性モーメントを有する3d繊維要素 |
JP2007511391A (ja) * | 2003-11-10 | 2007-05-10 | エバート コンポジッツ コーポレイション | 複合積層体にz軸補強繊維を挿入する方法 |
JP2012511452A (ja) * | 2008-12-11 | 2012-05-24 | エバート コンポジッツ コーポレイション | 複合積層構造体 |
JP2015525155A (ja) * | 2012-06-06 | 2015-09-03 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | 強化材を縫い込んだ低密度芯材と複合材料を有する複合構造 |
JP2019177085A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | グローブライド株式会社 | ブレード |
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