JPH01109646A - レーザプラズマx線源 - Google Patents

レーザプラズマx線源

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JPH01109646A
JPH01109646A JP26534987A JP26534987A JPH01109646A JP H01109646 A JPH01109646 A JP H01109646A JP 26534987 A JP26534987 A JP 26534987A JP 26534987 A JP26534987 A JP 26534987A JP H01109646 A JPH01109646 A JP H01109646A
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JP
Japan
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metal
liquid metal
rays
liquid
target
Prior art date
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Pending
Application number
JP26534987A
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English (en)
Inventor
Yasutaka Ban
伴 保隆
Kenji Sugishima
賢次 杉島
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 パルスレーザを金属ターゲットに集光照射してプラズマ
を発生させ、このレーザプラズマからX線を輻射発生さ
せるレーザプラズマX線源に関し、金属ターゲットの損
傷がなく、又、ターゲット付近の温度上昇を少なくして
冷却機構を小形化できることを目的とし、 ターゲットに液体金属を用いてこれを滴下し、液体金属
の液滴にレーザ光を集光照射してX線を発生さける構成
とする。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、パルスレーザを金属ターゲットに集光照射し
てプラズマを発生させ、このレーザプラズマからX線を
輻射発生させるレーザプラズマX線源に関する。
例えばビーム径100μ鋼のレーザを集光して金属面に
照射した場合、その強度をある値以上にすると金属面に
固有のプラズマが発生し、そのプラズマのピンチ効果に
よってXaが輻射発生する。
この技術は新しいX線源として、物性評価装置、X線顕
微鏡、LSIパターン転写装冒等への応用が考えられて
おり、レーザビームスポット径が小さくて済むことやX
線強度が使方式に比して大きい等の特長があり、用途は
広いと考えられている。
〔従来の技術〕
レーザプラズマX線の発生メカニズム等は例えば応用物
理学会「応用物理」第56巻第1号(1987)の望月
高侵「レーザプラズマX線の特性とX線リソグラフィー
への応用1等に解説されており、このように、近年、レ
ーザプラズマX線の研究報告が盛んに行なわれている。
第2図は従来一般のレーザプラズマX線源の一例の構成
図を示す。同図において、真空チャンバ1内には金属板
ターゲット2が設けられており、パルスレーザ光3が金
属板ターゲット2に集光照射される。パルスレーザ光3
0強度がある埴以上になると金属板ターゲット2の表面
にプラズマ4が発生し、ここからX線5が輻射発生する
〔発明が解決しようとする問題点〕
然るに、第2図に示す従来のものは、レーザ光3を金属
板ターゲット2に照射してプラズマを生成する段階で、
金属板ターゲット2の一部が溶融してガス化したり、粒
子化して飛散し、金属板ターゲット2に損傷を生じる。
このガス化したり、飛散したりした溶融金属物質は真空
ブヤンバ1のX$2取出し窓6をはじめとする内壁に付
着する。
このように金属板ターゲット2そのものにレーザ光3を
集光照射しているので金属板ターゲット2が損傷し易く
、金属板ターゲット2の同一面を多数回使用することが
困難となり、同一面にレーザ光3が照射されないように
金属板ターゲット2を回転させる機構が必要となり、装
置が大形化し、更に、X線取出し窓6に付着した溶融金
属物質のためにX線5が十分に取出されない等の問題点
があった。
又、金属板ターゲット2の温度上昇が箸しく、このため
に冷却が重要な要素となり、冷却機構が大形化し、コス
ト高になる問題点があった。
本発明は、金属ターゲットの11傷がなく、又、ターゲ
ット付近の温度上前を少なくして冷却機構を小形化でき
るレーザプラズマX線源を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
ターゲットに液体金属を用いてこれを滴下し、該液体金
属の液滴にレーザ光を集光照射してX線を発生させる構
成とする。
〔作用〕
レーザ光を金属液滴に集光照射すると金属面に固有のプ
ラズマが発生し、そのプラズマのピンチ効果によってX
線が輻射発生する。この場合、ターゲットとしては液体
金属であるので、飛散金属は液体状になり、真空チャン
バの内壁に付着することはなく、又、金属板ターゲット
の損傷のような問題はなく、更に、金属板の冷却機構も
小形でよい。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例の構成図を示す。同図中、1
0は真空ヂャンバで、その内部には金属板11が設けら
れている。12は液体金属供給口で、真空チャンバ10
の上壁に設けられており、例えば水銀(h)やガリウム
(Ga)等の液体金属1.3(径は例えば211I11
〜31m)が金属板11の前面付近に滴下するような位
置に設けられている。
14は液体金属回収口で、プラズマ化後に流れてくる液
体金属を回収する。液体金属13は金属ターゲットとし
て用いられる。
15は例えばビームスポット径100μlのパルスレー
ザ光で、ミラー16にて反射されて金属板11前面の液
体金属13に集光照射する。17はプラズマ、18はX
線、19はX$1取出し窓である。
液体金属供給口12から液体金属13を例えば1秒間に
3回〜10回程度の割合で滴下し、ここにレーザ光15
を集光照射すると、この部分にプラズマ17が発生し、
これによってXaが輻射発生する。このとき、液体金属
13の後面には金属板11が設けられているので、プラ
ズマ化の際の爆発は金属板11に遮ぎられてその接面方
向には起らず、その前面方向に起る。
ここで、金属ターゲットとしては液体金属13であるの
で、プラズマ化の際に粒子化して飛散する溶融金属は液
体状になり、このため、従来例のように真空チャンバの
内壁に付着し続けるということはなく、内壁に当って流
れてくる液体金属を回収口14から回収してやればよい
。従って、従来例のようにX線取出し窓に金属が付着し
てX線を十分に取出し得ないというような問題も生じな
い。
又、プラズマ化の際、レーザ光15が当るのは液体金属
13であるので、従来例のような金属板ターゲットの損
傷はなく、従来例のような金属板ターゲットを回転させ
る機構は不要である。この場合、液体金属13を金属タ
ーゲットとしているので、その後面にある金属板11に
おける温度上昇は従来例の金属板ターゲットにおける温
度上昇に比して少なく、従って、金属板11の冷却機構
も従来例に比して小形でよく、低コストである。
〔発明の効果〕
以上説明した如く、本発明によれば、金属ターゲットを
液滴としているので、プラズマ化の際に飛散する溶融金
属は液体状になり、真空チャンバの内壁に付着し続ける
ことはなく、このため、X線取出し窓に付着することは
ないのでX線を十分に取出し得、又、従来例のような金
属板ターゲットの損傷はないので従来例のような金属板
ターゲット回転機構が不要であり、装冒を小形化し得、
更に、液滴の後面にある金属板の温度上昇は従来例の金
属板ターゲットの温度上昇に比して少ないので、金属板
の冷却機構も従来例に比して小形でよく、低コストであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成図、 第2図は従来の構成図である。 図において、 10は真空チャンバ、 11は金属板、 12は液体金属供給口、 13は液体金属、 14は液体金属回収口、 15はパルスレーザ光、 17はプラズマ、 18はX線、19はX線取出し窓 を示す。 ↓ 回収 iI1図 和?転の→りの欅ロベ図 7s2 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ターゲットにレーザ光を集光照射してプラズマを得、こ
    こからX線を発生させるレーザプラズマX線源において
    、 上記ターゲットに液体金属(13)を用いてこれを滴下
    し、該液体金属(13)の液滴にレーザ光(15)を集
    光照射してX線(18)を発生させる構成としてなるこ
    とを特徴とするレーザプラズマX線源。
JP26534987A 1987-10-22 1987-10-22 レーザプラズマx線源 Pending JPH01109646A (ja)

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JP26534987A JPH01109646A (ja) 1987-10-22 1987-10-22 レーザプラズマx線源

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JP26534987A JPH01109646A (ja) 1987-10-22 1987-10-22 レーザプラズマx線源

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JPH01109646A true JPH01109646A (ja) 1989-04-26

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ID=17415939

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26534987A Pending JPH01109646A (ja) 1987-10-22 1987-10-22 レーザプラズマx線源

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JP (1) JPH01109646A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003528710A (ja) * 1999-10-18 2003-09-30 コミツサリア タ レネルジー アトミーク ミクロン及びサブミクロンの小滴の濃霧を生成する方法及びその装置、並びに特にリソグラフィのための極紫外線の生成への応用
JP2004501491A (ja) * 2000-06-09 2004-01-15 サイマー, インコーポレイテッド 活性ガス及びバッファガス制御を有するプラズマ集束光源
JP2007200615A (ja) * 2006-01-24 2007-08-09 Komatsu Ltd 極端紫外光源装置
JP2012146682A (ja) * 2012-04-18 2012-08-02 Komatsu Ltd 極端紫外光源装置

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JP2007200615A (ja) * 2006-01-24 2007-08-09 Komatsu Ltd 極端紫外光源装置
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