JPH0110834Y2 - - Google Patents

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JPH0110834Y2
JPH0110834Y2 JP10277881U JP10277881U JPH0110834Y2 JP H0110834 Y2 JPH0110834 Y2 JP H0110834Y2 JP 10277881 U JP10277881 U JP 10277881U JP 10277881 U JP10277881 U JP 10277881U JP H0110834 Y2 JPH0110834 Y2 JP H0110834Y2
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switch
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電磁接触器の構成に関するもので、本
考案にかかる電磁型接触器の電磁操作機構の詳細
な説明を図面に基づいて行う。
第1図は従来の電磁型接触器の一例において、
主接触器が遮断状にある要部の正面図である。
本図においては、電磁保持型接触器のうち、主
接触器に真空接触器を用いたもので、その投入お
よび遮断の作動は主接触器に機械的に連動する電
磁操作機構により行なわれ、真空接触器を用いた
比較的投入容量の大きい接触器は、重量、容積等
を軽量小型化となすため一般に電磁操作機構の投
入コイルには該機構の可動鉄板を吸着する初動時
のみ全電圧を印加して主接触器を投入したその後
の主接触器の保持状態においては、前記投入コイ
ル回路に節約抵抗を挿入するごとく切換えてい
る。また節約抵抗を挿入する切換え方法として
は、主接触器の投入直後の経時に機械的連動によ
り切換スイツチを作動せしめて回路を切換える方
法と、投入直後の経時に電気的遅延回路方式を用
いたものとがあるが、本図は前者の切換え方法に
よるものである。
第1図において真空接触器8は固定側において
導体9を挟止するごとく絶縁枠10に取着され、
可動側となる可動電極棒8Aの端部は可撓導体7
の一端を締着するごとくして、可動電極と接地間
を絶縁する絶縁継手6の一方のネジ部と螺着し、
該継手の他方のネジ部はワイプバネ5の機構が添
設された形態となつて、更にネジ部は主接触器の
直下に装備された電磁操作機構3の可動鉄板3F
の一方の長片gのほぼ中央部に穿設した小孔に貫
通し長片gの下側で止ナツトにて位置決めされて
電磁操作機構3に機械的に連係している。従つて
真空接触器8は可動電極8Aが電磁操作により上
下動することによつて真空接触器の接点間が離合
し、導体9と可撓導体7との間が導通、または遮
断されることになる。
電磁操作機構3は台板4の上面に装備されてい
て、側断面コ字形状の磁路を形成するヨーク3
A、ヨーク3Aのコ字形の内側中央部に固持され
る軸状の磁極鉄心3B、および該鉄心の励磁用と
なる投入コイル3C、また、一方に長片g部、他
方に長片h部を有し、両片が直交する部分におい
て支持するごとくなるピン3Dを支点として矢秤
状に作動して磁極鉄心3Bの先端平面に、該面に
対向する長片hの平面が衝合、または離反が可能
となる側断面L字状の可動鉄板3F、更に該可動
鉄板の長片gの先端部とそれに対向した台板4の
部辺との間に張架して、真空接触器の遮断時に長
片hと磁極鉄心3Bとの離反、および可動電極棒
8Aを下方に作動させる引張りバネ3E、また更
に可動鉄板3Fの長片gの端部上面に押しボタン
eの先端部が対向する形態にて取付板2を介して
ネジ11により装置枠板(図示せず)に取着さ
れ、可動鉄板3Fの長片gの作動位置の変化にお
いてスイツチタイミングを得るごとくになる切換
えスイツチ1、また、該スイツチの作動によつて
投入コイル3Cの回路に挿入される節約抵抗回路
(図示せず)等により構成されているものである。
以上の構成によつて真空接触器8を投入する場
合、投入コイル3Cに通電される以前は切換スイ
ツチ1の接点間はONの位置にあつて、節約抵抗
(図示せず)は投入コイル3Cの回路に挿入され
ていない。よつて真空接触器の投入初期の投入コ
イル3Cには全電圧が印加され、磁極鉄心3Bお
よびヨーク3Aの磁力は最大の状態で可動鉄板3
Fの長片h部を吸引することになる。従つて当然
に一方の長片gはピン3Dを支点として引張りバ
ネ3Eの張力に逆らつて時計方向に作動すること
なり、その押上げ力を受けたワイプバネ5は先づ
初荷重時のバネ高さをもつて絶縁継手6を介して
可動電極棒8Aを押上げることになり、真空接触
器8の内部において固定側接点に可動電極側の接
点が接合して固定側導体9と可動側の可撓導体7
が導通される。しかしその後も可動鉄板3Fの長
片gは上方へと作動するので、その後の経時には
ワイプバネ5の有効バネ圧が真空接触器8の接点
間に接圧を与えるごとくして投入が継続されるも
のである。よつて切換えスイツチ1の作動は、ワ
イプバネ5が初荷重時のバネ高さをもつて真空接
触器を投入した時点から更にワイプバネ5が有効
バネ圧で真空接触器の接点間に接圧を加えて完全
に投入が完了する時点までの経時に作動する可動
鉄板3Fの長片gの動き量の中で、真空接触器の
投入直後に所定の経時をもつて該長片gが押しボ
タンeを押上げ、切換えスイツチ1の接点が
OFF側に作動してOFF側に回路を形成している
節約抵抗回路が投入コイル3Cの回路に挿入され
るものである。
以上の動作の中で節約抵抗を挿入する仕組みに
ついては、前記の如く比較的に大容量の電磁型接
触器、例えば真空接触器を用いる構成においては
小型軽量化が図られる建前から、投入時の電磁操
作機構3は可動鉄板3Fの長片hを吸着するまで
は磁気抵抗が大きいので全電圧の印加を必要とす
るが、投入後はヨーク3A、磁極鉄心3B、可動
鉄板3Fが形成する磁路の磁気抵抗が極端に減少
するので印加電圧を極端に下げても磁力の保持力
が十分得られることから投入直後の所定の経時に
投入コイル3Cの回路に節約抵抗を挿入して減圧
した印加電圧値をもつて連続定格とするためであ
る。またこのように投入継続中は励磁電圧を下げ
ておくことにより遮断時の磁気ばなれを良好にす
る要因も加味されている。
このように機能上必要な節約抵抗の挿入は、切
換えスイツチ1の作動によつて行なわれるが、該
スイツチの押しボタンeに接する可動鉄板3Fの
動作が瞬間的であるため、スイツチタイミングの
適正を図る切換えスイツチ1の位置調整が微妙で
あり、節約抵抗回路への切換えが早やすぎると、
投入コイル3Cの印加電圧が早目に減じて可動鉄
板3Fの長片hを吸引する初動磁力が少さいので
投入以前に引張りバネ3Eの張力が反抗して可動
鉄板3Fの動作がハンチング現象を起して投入が
出来ない。また切換えが遅すぎると全印加電圧に
節約抵抗の挿入時期が遅れて投入コイル3Cの焼
損を招く原因となる。
よつて本機構では切換えスイツチ1を添着した
取付板2の部辺において、該スイツチの押しボタ
ンeの動作方向に長口状となる並列二個所の長孔
a,a′を穿設して、長口状の中心部にてネジ止め
する前提で可動鉄板3Fの長片gの動き量のうち
適正な位置においてスイツチタイミングを得るご
とく勘案し、取付板2の締着用ネジ穴二個所を装
置枠板(図示せず)に螺設して、そのネジ穴に当
初は取付板2の長孔a,a′の中心部を合わせてネ
ジ11により締着したのち、可動鉄板3Fの長片
gの作動によるスイツチタイミングを実際に検知
したうえで、不都合があれば取付板2の位置を長
孔a,a′の長口形状に沿つて上下に移動させて微
調整を行つていた。
しかしながらスイツチタイミングの修正方向が
切換えスイツチ1の押しボタンeの動作方向と同
一であり、可動鉄板3Fの長片gの作動方向と関
連して切換えスイツチ1の位置を上下に少々移動
してもスイツチタイミングに思つたより大きく影
響するなどして調整が厄介であつた。よつて本考
案においては、切換えスイツチ1が添着する取付
板2の長孔を、押しボタンeの動作方向に直交す
る方向に長口状となるごとくに改め、切換えスイ
ツチ1の位置の微調整を比較的容易にしたもので
ある。
第2図は本考案にかかる電磁型接触器の電磁操
作機構の一実施例の要部正面図、第3図は電磁操
作機構の可動鉄板が切換えスイツチに関連してス
イツチタイミングを与える調整上の位置を、従来
の一例によるものと、本考案にかかる一実施例に
よるものとを比較した簡略機構図で、第2図、第
3図において第1図と同一部材には同一符号を付
して説明する。
第2図において第1図と異なるところは、切換
えスイツチ1が添着した取付板2′の取付孔が切
換えスイツチ1の押しボタンeの動作方向に直交
する方向に長口状となる並列二個所の長孔b,
b′を有するごとくに改めたところである。取付板
2′の長孔b,b′の長口形状に沿つて切換えスイ
ツチ1の位置を移動すると、可動鉄板3Fの長片
gの長さ方向において、ピン3Dからの距離が異
なる間隔で切換えスイツチ1の押しボタンeと長
片gの接合点を変化させることが出来るので、長
片gがピン3Dを支点として作動する経時の異な
る回転角度の形態に関連してスイツチタイミング
の遅れ、進みを前記長口形状の範囲内において調
整可能となるものである。なお、この調整方法の
場合でも、取付板2′を締着するネジ11の位置
は、第1図の場合と同様に長孔b,b′の中心部で
ネジ止めする前提で可動鉄板3Fの長片gの作動
に関連するスイツチタイミングを適正に得るごと
くなる切換えスイツチ1の位置を勘案して装置枠
板(図示せず)に位置決めして螺設し、ネジ11
をもつて取付板2′を締着後においてその位置の
切換えスイツチ1のスイツチタイミングに不都合
があれば、実際に可動鉄板3Fを作動させてスイ
ツチタイミングを検知して、取付板2′の長口形
状に沿つて左右に位置をずらして切換えスイツチ
1の位置を微調整するものである。従つてこのよ
うに調整する場合には、従来の場合より微調整が
容易で、かつ微妙な位置調整が可能となるが、こ
の点は第3図において説明する。
第3図は真空接触器の投入時にピン3Dを支点
として可動鉄板3Fの長片gの動作位置を経時に
従つてG,H,I,Jの直線で示している。長片
gは投入前には直線Gの位置にあり、投入時の瞬
間的な作動のうち、直線Hの位置は第1図で説明
したワイプバネ5の初荷重時のバネ高さを介して
可動電極棒8Aが押上げられた投入初期の時点で
の位置を示し、直線Iは切換えスイツチ1が節約
抵抗を投入コイル回路に挿入するごとくに作動し
た時点の位置、直線Jは投入時の可動鉄板3Fの
作動が終了した時点の位置である。また破線N,
Mは切換えスイツチ1のスイツチタイミングのば
らつきを勘案した該スイツチの適正タイミングの
許容限界線である。但し説明上見易くするため直
線および破線のピン3Dを支点としての各回転角
度は実際とは異なる角度によるものであるので前
もつて言及しておく。
本図による従来の切換えスイツチ1の位置は実
線で示す位置において、上下方向に移動させて適
正位置を求めるには、該スイツチの押しボタンe
の先端部直下となる切換えスイツチ1の適正作動
許容限界線M〜N間の範囲内を示す矢印Kの狭い
範囲内で切換えスイツチ1が作動するように調整
するので前記のような厄介な調整となつていた
が、本考案の場合は、破線で示した切換えスイツ
チ1を矢印P方向、または矢印P′方向へと移動さ
せて位置調整を行うので、押しボタンeの移動範
囲となる矢印Rの比較的広い移動範囲をもつて、
実際には押しボタンeの動作方向にあるスイツチ
タイミングの調整巾となる矢印Sの狭い範囲の調
節を細分割するごとくに調節することが出来るの
で微妙な調整が可能となり、かつ信頼性の高い調
整が容易に行うことの出来る電磁型接触器の電磁
操作機構となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電磁型接触器の一例において、
主接触器が遮断状にある要部の正面図、第2図は
本考案にかかる電磁型接触器の電磁操作機構の一
実施例の要部正面図、第3図は電磁操作機構の可
動鉄板が切換えスイツチに関連してスイツチタイ
ミングを与える調節上の位置を、従来の一例の構
成によるもと、本考案にかかる一実施例によるも
のとを比較した簡略機構図である。 1……切換えスイツチ、2,2′……取付板、
3……電磁操作機構、3A……ヨーク、3B……
磁極鉄心、3C……投入コイル、3D……ピン、
3E……引張りバネ、3F……可動鉄板、4……
台板、5……ワイプバネ、6……絶縁継手、7…
…可撓導体、8……真空接触器、8A……可動電
極棒、9……導体、10……絶縁枠、11……ネ
ジ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電磁型接触器の開閉用励磁回路に節約抵抗を用
    いる電磁操作機構において、 (1) 前記電磁操作機構の投入コイルの付勢あるい
    は消勢によつてこの投入コイルの磁極鉄心に吸
    引あるいは離反する側断面L字状の可動鉄板
    と、 (2) この可動鉄板を回動する支点としてのピン
    と、 (3) 前記可動鉄板に当接する押しボタンを有する
    切換スイツチと、 (4) この切換スイツチを取着し、かつ前記可動鉄
    板の円弧方向の回動に対応してこの径方向に切
    換スイツチが移動できるような長孔を穿設した
    取付板と、 から構成したことを特徴とする電磁型接触器の電
    磁操作機構。
JP10277881U 1981-07-13 1981-07-13 電磁型接触器の電磁操作機構 Granted JPS588834U (ja)

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JP10277881U JPS588834U (ja) 1981-07-13 1981-07-13 電磁型接触器の電磁操作機構

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Publication Number Publication Date
JPS588834U JPS588834U (ja) 1983-01-20
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