JPH01107611A - Ofケーブルの漏油検知方法 - Google Patents

Ofケーブルの漏油検知方法

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JPH01107611A
JPH01107611A JP62264333A JP26433387A JPH01107611A JP H01107611 A JPH01107611 A JP H01107611A JP 62264333 A JP62264333 A JP 62264333A JP 26433387 A JP26433387 A JP 26433387A JP H01107611 A JPH01107611 A JP H01107611A
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Isao Miura
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Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、OFケーブルの漏油検知方法に係り、特に、
ベローズ型油槽の油量の変化によって漏油を検知する方
法に関するものである。
「従来の技術」 一般に、OFケーブルに付属するベローズ型油槽の主要
部は、金属ベローズによって構成されるが、該金属ベロ
ーズは、同一仕様のものであっても、可撓性に富んでい
ることなどに起因して個々の特性差が大きく、第2図の
曲線Aないし曲線Cで示すように、貯油量と金属ベロー
ズの伸縮変位量との間に非直線的な変化を示すとともに
、変化曲線のパターンがばらついて、単純に伸縮変位量
を油量変化量に換算すると、大きな誤差を生じる。
従来、OFケーブルの漏油検知方法の一つとして、ベロ
ーズ型油槽の貯油1が漏油によって低下したことを、金
属ベローズ部分の変位量を検出する機能を有する油量セ
ンサを金属ベローズの先端に取り付け、あらかじめ設定
した値になると、警報装置を作動させるようにしたもの
がある。そして、複数本(三相の場合3゛本、6本など
)のOFケーブルが並列に布設されている場合であると
、複数のベローズ型油槽に設置した油量センサからの情
報を、変電所などの監視室に集中させるともに、必要に
応じてコンピュータを利用して一括監視することによっ
て、漏油の発生したOFケーブルを速やかに発見して、
保守、修理を迅速に行ない得るようにしている。
また、貯油量の変化を正確に検知する方法として、OF
ケーブルの表面温度、周囲温度、OFケーブルの通電電
流などを勘案して貯油量を算出することが考えられてい
る。
「発明が解決しようとする問題点」 しかしながら、OFケーブルの布設条件の差に応じて、
温度センサを設置すると、その設置数が非常に多くなっ
て経済的負担が大きくなる。また、経済性を犠牲にして
、貯油量の低下によって漏油事故の発生を検知する場合
であると、複数のOFケーブルにおけるベローズ型油槽
の油量に対応する変位量のパターンが、第2図を参照し
て説明したように個々にばらつくため、並列設置された
ベローズ型油槽間の相対誤差を許容することが必要とな
って、漏油検出感度が低下し、正確で速やかな漏油事故
発生検出を行なうことが困難であるという問題点を生じ
る。
本発明は、このような従来技術における問題点を解決す
るものであり、ベローズ型油槽を備えたOFケーブルの
漏油事故発生を高い精度で速やかに検出するとともに、
ベローズ型油槽における初期の貯油量設定を正確にする
ことを目的とするものである。
「問題点を解決するための手段」 本発明に係るOFケーブルの検知方法は、工場出荷時あ
るいは現地据え付は時において、ベローズ型油槽におけ
る貯油量の実測データと、これら実測データの計測時に
おける油量センサの検知データとから得られる較正デー
タを、!1ilJ111部に記憶させておく。次にOF
ケーブル運転時に得られる油量センサの検知データを制
御部に記憶されている較正データを利用して較正し実測
データとする。
通常OFケーブル線路は3条でもって構成され、ケーブ
ル1条ごとに油槽が設置されるため、上記の手段によっ
て得られるそれぞれの油槽の実測データを相対比較して
、その差の範囲が予め設定した値を越えたときに、漏油
事故が発生したことを検知しようとしているものである
「実施例」 まず、本発明に係る漏油検知方法の実施に使用される機
器類について、第1図に基づいて説明する。
図中符号1は複数布設されるOFケーブル、符号2はベ
ローズ型油槽、符号3は油量計、符号4は油量センサ、
符号5は制御部である。
前記油量計3は、OFケーブル1の通電に先立って、各
ベローズ型油槽2の貯油量を実測するためのものであり
、ベローズ型油槽2をOFケーブル1に接続する前、あ
るいは接続した状態で、貯油量の調整範囲における上限
値と下限値とを求めるとともに、その途中における変位
量と油量との相対関係(第2図の曲線)を求めるために
使用され、実測後には撤去することができる。
また、油量計3の計測値を直読し制御部5の入力装置1
3より直接中央演算装置へ入力することもできる。さら
に油槽の工場出荷時に、予め別の装置で較正データを取
り、現場据え付は制御装置に入力する方法も考えられる
前記油量センサ4は、第1図に示すように、ベローズ型
油槽2における貯油時の直線的な変位を回転運動とする
ためのプーリー6と、該プーリー6の回転を減速するた
めの減速歯車機構7と、該減速歯車機構7によって駆動
されるポテンショメータ8と、該ポテンショメータ8の
電気的な出力信号(出力電圧)をデジタル信号化するた
めのA/D変換器9とを備えている。
前記制御部5は、油量計3の信号およびA/D変換器9
の信号が入力されることにより、必要な演算、命令の実
行を行なうための中央処理装置10′と、中央処理装置
10に接続されるとともに、油量計3および油量センサ
4の検知データや後述する較正データなどを記憶するた
めの記憶装置11と、中央処理装置10に接続されて必
要な表示を行なうためのデイスプレー装置12と、命令
や各情報のデータ入力を行なうための入力装置13とを
備えたものである。
しかして、OFケーブルの運転開始に先立って、OFケ
ーブルlとベローズ型油槽2とを切り離した状態、ある
いは接続した状態で、ベローズ型油t!2の中に絶縁油
を送り込んで金属ベローズを膨張させ、その中に送り込
まれた絶縁油の量(貯油m)を油量計3によって計測す
るとともに、このときの金属ベローズの直線的な変位を
油量センサ4によって読み取り、これらの検知データを
制御部5に送って処理記憶させる。つまり、ベローズ型
油槽2における実際の貯油量と、ベローズ部分の変位を
外部から計測して得られる油量センサ4の計測データ(
ポテンショメータ8の出力電圧など)とは、正比例関係
とはならず、また、第2図に示すように、油量センサ4
のデータ(変位1iX)と、対する油1i(Ya−Yb
−Yc )とは、個々のベローズ型油槽2によってばら
つきが生じるので、これらの特性を記憶装置11に記憶
させておく。
また、このような特性(変位量データと実測油量データ
との関係)は、要求する較正精度によって、貯/Ibm
の上限値(上限貯油量)と下@値(下限貯油fit)と
の間に存在する各データの採取数(分割数)を設定する
次いで、OFケーブル運転時にあっては、油量センサ4
を作動させることにより、ベローズ型油槽2の直線的な
変位が、プーリー6の回転量、電ポテンショメータ9の
出力電圧、A/D変換データとなって中央処理装置IO
に伝達され、油量センサ4による検知データが得られる
。この検知データと、制御部5に記憶されている較正デ
ータとを利用することにより、ベローズ型油槽2の油量
ニ換算する。
このように、較正データに基づいて換算された油量は、
正確にベローズ型油槽2の貯油量を示すため、複数のベ
ローズ型油槽2の間で、貯油量特性のばらつきがあって
も、貯油量の上限値、下限値、その間の貯油量データを
正確に常時検知することができ、一定時間内における油
量の急激な減少を監視することによって、漏油事故の発
生を検知することができる。
また、他の方法として、OFケーブルlおよびベローズ
型油槽2が複数並列に設置される場合は、複数の各デー
タについて上記処理を行なうとともに、複数のOFケー
ブルの油量の相対的な差(例えば各相の油量の差)を、
制御部5において算出し、その差が予め設定した許容範
囲(しきい値)を越えることによって、警報を出すとと
もに、各油量が減少する方向に変化している場合に、漏
油事故が発生したと判定するなどの漏油検知を行なうこ
とができる。このように、複数のOFケーブルの油量の
相対的な差を基準とすると、例えば、従来技術では、ベ
ローズ型油槽2の直線的な変位を油量として検出してい
たため、油量センサ4から得られるデータ(出力電圧)
がXであるとき、第2図においてY3−Yb−Ycで示
すように、真実の貯油量に差が生じるが、較正データを
基準とすると、同一貯油量であると相対差がOとなるの
で、正確な比較を行なうことができる。
したがって、従来技術における問題点を解決して、OF
ケーブルの漏油事故発生を高い精度で速やかに検出する
ことができるものとなる。
なお、前述したように、ベローズ型油槽2における初期
の貯油量の範囲の設定が正確になり、OFケーブルの温
度、周囲温度、通電電流などの条件と前記較正データと
を併用することによって、さらに高い精度の管理を行な
うことができる。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明に係るOFケーブルの漏油
検知方法は、 ■貯油量の上限値ないし下限値およびこれらの中間値の
実測データと、これら実測データの計測時における油量
センナの検知データとから得られる較正データを記憶さ
せておいて、OFケーブル通電時に得られる油量センサ
の検知データと比較して、OFケーブルの油量変化を検
知するものであるから、複数のベローズ型油槽の間にお
ける貯油1特性のばらつきを許容して、貯油量の範囲に
おける貯油量デ・−夕を正確に常時検知し、油量の急激
な減少を監視することによって、漏油事故の発生を確実
に検知することができるものとなる。
■上記により、油量センサが一種類であっても精度の高
い漏油の検出を行ない得て、簡単な構成とすることがで
きる。
■OFケーブルが複数並列に設置される場合は、較正デ
ータに基づいて算出した複数の油量の相対的な差を算出
することによって、高い精度で漏油事故の発生を検知す
ることができる。
などの効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るOFケーブルの漏油検知方法の一
実施例を示す説明図、第2図はベローズ型油槽における
油量と変位量との関係曲線図である。 l・・・・・・OFケーブル、 2・・・・・・ベローズ型油槽、 3・・・・・・油量計、 4・・・・・・油量センサ、 5・・・・・・制御部、 6・・・・・・プーリー、 7・・・・・・減速歯車機構、 8・・・・・・ポテンショメータ、 9・・・・・・A/D変換器、 lO・・・・・・中央処理装置、 11・・・・・・記憶装置、 12・・・・・・デイスプレー装置、 13・・・・・・入力装置。 出顆人 藤倉電線株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 i、ベローズ型油槽における貯油量の上限値ないし下限
    値およびこれらの中間値の実測データと、これら実測デ
    ータの計測時における油量センサの検知データとから得
    られる較正データを、制御部に記憶させておき、OFケ
    ーブル運転時に得られる油量センサの検知データと、制
    御部に記憶されている較正データとを利用して、OFケ
    ーブルの実油量変化を検知することを特徴とするOFケ
    ーブルの漏油検知方法。 ii、複数のベローズ型油槽における貯油量の上限値な
    いし下限値およびこれらの中間値の実測データと、これ
    ら実測データの計測時における油量センサの検知データ
    とから得られる較正データを、制御部に記憶させておき
    、OFケーブル運転時に得られる油量センサの検知デー
    タと、制御部に記憶されている較正データとを利用して
    、複数のOFケーブルの油量の相対的な差を検知するこ
    とを特徴とするOFケーブルの漏油検知方法。
JP62264333A 1987-10-20 1987-10-20 Ofケーブルの漏油検知方法 Granted JPH01107611A (ja)

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JPH0447542B2 JPH0447542B2 (ja) 1992-08-04

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010279094A (ja) * 2009-05-26 2010-12-09 Chugoku Electric Power Co Inc:The 油入りケーブル線路監視システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010279094A (ja) * 2009-05-26 2010-12-09 Chugoku Electric Power Co Inc:The 油入りケーブル線路監視システム

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