JPH01106431A - 表面状態観察装置 - Google Patents

表面状態観察装置

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Publication number
JPH01106431A
JPH01106431A JP62262663A JP26266387A JPH01106431A JP H01106431 A JPH01106431 A JP H01106431A JP 62262663 A JP62262663 A JP 62262663A JP 26266387 A JP26266387 A JP 26266387A JP H01106431 A JPH01106431 A JP H01106431A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
sample
electron gun
screen
vacuum
Prior art date
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Pending
Application number
JP62262663A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Okada
誠 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH01106431A publication Critical patent/JPH01106431A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 低真空中で被膜成長或いはエツチングを行う場合に於け
る表面状態を観察するのに好適な装置に関し、 低真空中或いはプラズマ雰囲気中でも超高真空中に於け
る場合と同様に表面状態を観察することができる装置を
提供することを目的とし、電子銃が配設され独立の差動
排気系に接続された電子銃チャンバと、該電子銃チャン
バに隣接して一体化されプラズマ生成装置或いはエツチ
ング装置など外部機器との結合機構を備えると共に独立
の排気系に接続された試料チャンバと、該試料チャンバ
と前記電子銃チャンバとの間を仕切り且つ前記電子銃か
ら該試料チャンバ内の試料に向かう電子線が通過するオ
リフィスを備えるオリフィス板と、前記試料チャンバに
隣接して一体化され且つ前記試料チャンバ内の試料で反
射される前記電子線を受けるスクリーンを収容したスク
リーン・チャンバと、該スクリーンと前記試料との間に
配置され低エネルギの正負荷電粒子が該スクリーンに到
達することを阻止する減速電位機構とを有してなるよう
構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、低真空中で被膜成長或いはエツチングを行う
場合に於ける表面状態を観察するのに好適な装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、超高真空中で半導体ウェハなと試料の表面状態を
観察する為の装置としてRHEED (reflect
ive  high  energyelectron
  diffraction)が知られている。
第3図は一般的なRHEEDを解説する為の要部説明図
を表している。
図に於いて、1は超高真空チャンバ、IAは排気管、2
は電子銃、3はスクリーン、4は試料、5は電子線をそ
れぞれ示している。
このようなRHEEDでは、電子銃2からの高速の電子
を試料4に照射し、その反射電子をスクリーン3に投射
し、それを観察するものであり、表面状態の観察を行う
には大変有効なものとされている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記したように、RHEEDには、電子銃2が用いられ
ていることから、それを動作させ得るのは超高真空中に
於いてのみであり、低真空中では不可能である。また、
プラズマ中に於いては、RHEEDのスクリーン3に低
エネルギの電子が入射してくる為、S/、Nが劣化し、
良好なRHEED像を観察することができない。
一般に、半導体装置を製造する際、表面に於ける被膜の
成長或いはエツチングは、超高真空中のみで実現される
加工ではなく、例えば、光CVD(chemical 
 vapor  deposition)、減圧MOC
VD (me t a 1 o r ganic  c
hemical  vapor  depositio
n)、光エッチング、プラズマ・エツチングなどは低真
空中或いはプラズマ雰囲気中で行われるものである。
このような場合に超高真空中でRHEEDを用いるのと
同様にして表面状態を観察することが可能であれば、そ
の被膜の成長機構やエツチング機構を実見し、前記諸技
術の進歩に計り知れない恩恵をもたらすことができる。
本発明は、低真空中或いはプラズマ雰囲気中でも超高真
空中に於ける場合と同様に表面状態を観察することがで
きる装置を提供しようとする。
〔問題点を解決するための手段〕
前記したように、RI(EEDが超高真空中でのみ動作
可能であるのは、フィラメントを有する電子銃を用いて
いることに由来するのであるから、その問題に対処する
には、電子銃が存在する近傍が超高真空に近い状態であ
れば良く、それには、電子銃チャンバと試料チャンバと
を分離し、しかも、排気系を別にする、即ち、電子銃チ
ャンバは差動排気系に接続する。また、プラズマ雰囲気
中の低エネルギ荷電粒子や低真空に依る散乱で生ずる荷
電粒子をスクリーンに到達させない為には、スクリーン
の手前に減速電位機構、即ち、正電位を与えたグリッド
及び負電位を与えたグリッドを設置しておけば良い。尚
、減速電位機構を設置した場合、その近傍の真空度の如
何及び該減速電位機構に於ける電位の如何に依って放電
が発生するから、それを回避する為には、スクリーン及
び減速電位機構の近傍を超高真空に近い状態にすると良
く、それには、その領域を電子銃チャンバと同様に差動
排気系に接続する。
第1図は本発明の詳細な説明する為の要部説明図を表し
ている。
図に於いて、11は電子銃チャンバ、IIAは排気管、
12は試料チャンバ、12Aは排気管、13はスクリー
ン・チャンバ、13Aは排気管、14は電子銃、15は
オリフィス板、15Aはオリフィス、16は減速電位機
構、16A及び16Bはグリッド、17はスクリーン、
18は試料、19は電子線をそれぞれ示している。尚、
排気管12Aは差動排気系に、排気管13Aは通常の徘
気系に、排気管14Aは差動排気系にそれぞれ接続され
るものとする。
この表面状態観察装置に於いては、電子銃チャンバ11
は差動排気系に接続され、且つ、試料チャンバ12とは
オリフィス板15で仕切られている為、電子銃14を動
作させるのに好適な超高真空を維持することができる。
また、試料チャンバ12は通常の排気系に接続され、試
料を加工するのに適切な真空を維持することができるよ
うになっている。更にまた、スクリーン・チャンバ13
も差動排気系に接続され、オリフィス板15の如き仕切
りは存在しないので電子銃チャンバト1はどの超高真空
は望めないが、試料チャンバ12とは別個の高真空を維
持することができるようになっているから、減速電位機
構16に於ける電位の如何或いは雰囲気など起因する放
電の発生は抑止される。尚、減速電位機構16に於いて
はグリッド16Aに例えば50(V)の正電位を、そし
て、グリッド16Bに例えば10(1(V)の負電位を
印加し、正或いは負の低エネルギ荷電粒子等を試料チャ
ンバ12に追い返し、スクリーン17には入射させない
ようにする。
このようなことから、本発明の表面状態観察装置に於い
ては、電子銃(例えば電子銃14)が配設され独立の差
動排気系に接続された電子銃チャンバ(例えば電子銃チ
ャンバ11)と、該電子銃チャンバに隣接して一体化さ
れプラズマ生成装置或いはエツチング装置など機器(例
えばプラズマ生成室20)との結合機構(例えばプラズ
マ流供給管20B)を備えると共に独立の排気系に接続
された試料チャンバ(例えば試料チャンバ12)と、該
試料チャンバと前記電子銃チャンバとの間を仕切り且つ
前記電子銃から該試料チャンバ内の試料に向かう電子線
(例えば電子線19)が通過するオリフィス(例えばオ
リフィス15A)を備えるオリフィス板(例えばオリフ
ィス板15)と、前記試料チャンバに隣接して一体化さ
れ且つ前記試料チャンバ内の試料(例えば試料18)で
反射される前記電子線を受けるスクリーン(例えばスク
リーン17)を収容したスクリーン・チャンバ(例えば
スクリーン・チャンバ13)と、該スクリーンと前記試
料との間に配置され低エネルギの正負荷電粒子が該スク
リーンに到達することを阻止する減速電位機構(例えば
減速電位機構16)とを有してなるよう構成する。
〔作用〕
前記手段を採ることに依り、電子銃が存在するチャンバ
内は超高真空に維持され、そして、試料が存在するチャ
ンバ内は例えば任意の低真空となし、そこで成長やエツ
チングを実施することを可能とし、その状態をRHEE
Dと全く同様に、しかも、動的に観察することができ、
従って、成長条件やエツチング条件を最適化したり、或
いは、それ等の初期過程などを観察し、良好な成長やエ
ツチングを実施できるように貢献することができる。
〔実施例〕
第2図は本発明一実施例の要部説明図を表し、第1図に
於いて用いた記号と同記号は同部分を表すか或いは同じ
意味を持つものとする。
図に於いて、20はプラズマ生成室、2OAはガス導入
管、20Bはプラズマ流供給管、21はビューイング・
ポートをそれぞれ示している。
本実施例が第1図に見られる装置と相違する点は、プラ
ズマ生成室20が付加されていること、スクリーン・チ
ャンバ13には独立した差動排気系が接続されていない
こと、スクリーン17を観察するビューイング・ポート
21が明示されていることである。
本実施例では、プラズマ生成室20からプラズマ流を試
料チャンバ12に供給し、そこにプラズマ放電状態を現
出させ、プラズマ・エツチングやプラズマ・スパッタリ
ングなどを実施しつつ試料18の表面状態を観察するこ
とが可能であり、プラズマ放電中に於ける試料チャンバ
12中の真空度は10−”10−’ (To r r)
程度、また、電子銃チャンバ11中のそれiよ10−5
〜10−’ (Torr)程度であって、試料チャンバ
12内では通常のプラズマ処理装置と変わりないプラズ
マ状態を現出させることができ、しかも、スクリーン1
7には通常のRHEEDと変わりない像を観察すること
ができた。
〔発明の効果〕
本発明に依る表面状態観察装置に於いては、電子銃チャ
ンバと試料チャンバとがオリフィス板で仕切られ、電子
銃からの電子線はオリフィス板を通過して試料チャンバ
内の試料を照射し、その反射電子線が試料チャンバに隣
接するスクリーン・チャンバ内のスクリーンに投射され
るようになっていて、電子銃チャンバと試料チャンバと
はそれぞれ独立に排気されるように、また、試料チャン
バにはプラズマ生成装置などを付加し得るようになって
いる。
前記構成を採ることに依り、電子銃が存在するチャンバ
内は超高真空に維持され、そして、試料が存在するチャ
ンバ内は例えば任意の低真空となし、そこで成長やエツ
チングを実施することを可能とし、その状態をRHEE
Dと全く同様に、しかも、動的に観察することができ、
従って、成長条件やエツチング条件を最適化したり、或
いは、それ等の初期過程などを観察し、良好な成長やエ
ツチングを実施できるように貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理を解説する為の装置の要部説明図
、第2図は本発明一実施例を解説する為の要部説明図、
第3図はRHEEDを解説する為の要部説明図をそれぞ
れ表している。 図に於いて、11は電子銃チャンバ、IIAは排気管、
12は試料チャンバ、12Aは排気管、13はスクリー
ン・チャンバ、13Aは排気管、14は電子銃、15は
オリフィス板、15Aはオリフィス、16は減速電位機
構、16A&び16Bはグリッド、17はスクリーン、
18は試料、19は電子線をそれぞれ示している。 特許出願人   富士通株式会社 代理人弁理士  相 谷 昭 司 代理人弁理士  渡 邊 弘 − RHEEDを説明する為の要部説明図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  電子銃が配設され独立の差動排気系に接続された電子
    銃チャンバと、 該電子銃チャンバに隣接して一体化されプラズマ生成装
    置或いはエッチング装置などの機器との結合機構を備え
    ると共に独立の排気系に接続された試料チャンバと、 該試料チャンバと前記電子銃チャンバとの間を仕切り且
    つ前記電子銃から該試料チャンバ内の試料に向かう電子
    線が通過するオリフィスを備えるオリフィス板と、 前記試料チャンバに隣接して一体化され且つ前記試料チ
    ャンバ内の試料で反射される前記電子線を受けるスクリ
    ーンを収容したスクリーン・チャンバと、 該スクリーンと前記試料との間に配置され低エネルギの
    正負荷電粒子が該スクリーンに到達することを阻止する
    減速電位機構と を有してなることを特徴とする表面状態観察装置。
JP62262663A 1987-10-20 1987-10-20 表面状態観察装置 Pending JPH01106431A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62262663A JPH01106431A (ja) 1987-10-20 1987-10-20 表面状態観察装置

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JP62262663A JPH01106431A (ja) 1987-10-20 1987-10-20 表面状態観察装置

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JPH01106431A true JPH01106431A (ja) 1989-04-24

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ID=17378890

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JP62262663A Pending JPH01106431A (ja) 1987-10-20 1987-10-20 表面状態観察装置

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JP (1) JPH01106431A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09304040A (ja) * 1996-05-13 1997-11-28 Hitachi Ltd 電子ビームによるパターン検査方法とその装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09304040A (ja) * 1996-05-13 1997-11-28 Hitachi Ltd 電子ビームによるパターン検査方法とその装置

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