JPH01105975A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH01105975A
JPH01105975A JP26310787A JP26310787A JPH01105975A JP H01105975 A JPH01105975 A JP H01105975A JP 26310787 A JP26310787 A JP 26310787A JP 26310787 A JP26310787 A JP 26310787A JP H01105975 A JPH01105975 A JP H01105975A
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toner
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JP26310787A
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Katsuaki Kobayashi
克彰 小林
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は複写装置・画像表示装置・画像記録装置・プリ
ンタ拳ファクシミリ等において、電子写!′¥感光体・
静電記録誘電体等の潜像保持体面に形成された潜像を顕
画化する現像装置に関する。
更に詳しくは、トナー粒子とキャリア粒子の混合からな
る所謂二成分系現像剤を現像剤担持部材に担持させて潜
像保持体面に適用し潜像保持体面の潜像を現像する方式
の現像装置に関する。
〔従来の技術〕
現像剤としてトナー粒子とキャリア粒子の混合からなる
二成分系現像剤を使用する現像装置は、該現像剤中のト
ナー分は潜像の現像のために潜像保持体面に付着して逐
次に消費されそいき、キャリア分は消費されないので、
そのままでは現像剤中のトナー分が潜像の現像に消費さ
れていくに伴ないトナー濃度(=トナーコンテンツ、ト
ナーとキャリアの混合量比、現像剤濃度)が次第に低下
していく。現像剤のトナーコンテンツの低下等の変動は
出力画像の画像濃度や画質の変動としてあられれる。従
ってこの種の現像装置においては現像剤ノトナーコンテ
ンツについてそれを常に所定の許容範囲レベルに維持管
理することが、画像品質を安定化させる上で極めて重要
な要素である。
そこで従来は現像装置内の収容現像剤についてその使用
に伴なうトナーコンテンツの経蒔的変化を正確に検出す
るセンサ手段を設け、該センサ手段からのトナーコンテ
ンツ情報に応じてトナー補給機構を厳密に制御して現像
剤に対するトナー補給を適時に連星ずつ補給させること
により現像剤中のトナーコンテンツを常に所定の許容範
囲レベルに維持させる現像剤C度自動管理機構(ATR
機構)を具備させている。
しかじATR機構を具備させることは、現像装置構成を
複雑化舎大型化させたり、コスト品なものにする一因と
なっている。又トナーコンテンツ検知センサ手段の誤動
作等による機構の誤動作も実際−ヒ皆無というわけでは
なく信頼性に今一つ間mがあった。
そこで本出願人は、ATR機構を用いることなく、現像
剤のトナーコンテンツを常に所定の許容範囲レベルに自
己制御的に自然に維持させることができると共に、現像
装置構成の簡素化・小型化・コストダウン化も可能とし
た現像装置を先に提供済み(#願昭60−217557
号等)である。
第4図はそのような現像装置例の要部の横断面図を示し
ている。lは現像容器、2は現像剤担持部材としての現
像スリーブであり、アルミニウム・ステンレス5us3
ie等の非磁性材製のもので、図面上現像容器1の左側
壁下部に容器長手方向に形成した横長開口部に対してス
リーブの右側路半周面を合奏内方に突入させ、左側路半
周面を容器外へ露出させて回転自由に軸受させて横設し
てあり、不図示の駆動系により矢示の反時計方向に所定
の周速度で回転駆動される。
3は現像スリーブ2内に挿入内蔵させた磁界発生手段と
してのマグネットロール(永久磁石ロール)であり、該
ロール3は両端部を固定支持されていて回転せず、該ロ
ールの外側を現像スリーブ2が同心に回転駆動される。
N1 ・N2@S、  ・S2は上記ロール3の周面に
所定の位置関係で着磁した4つの磁極を示している。N
2極は現像極として、現像スリーブ2と後述する潜像保
持体lOOとが対向する現像部Aに対応する位置にある
。N1極は現像剤塗布棒(カット極)として、現像スリ
ーブ2のL面に対して後述する現像剤規制部材としての
非磁性ブレード4の下辺が対向する位置よりも現像スリ
ーブ回転方向−L流側に少し位置ずれさせた位置にある
。S1極と82極は夫々現像剤搬送極として、現像スリ
ーブ2がN1極位置からN2極位置へ廻り込む回転角範
囲の略中間位置と、更にN2極位置からN1極位置へ廻
り込む回転角範囲の略中間位置に位置している。尚磁界
発生手段としてのマグネットロール(永久磁石)3は電
磁石であってもよい。
4は現像剤規制部材としてのステンレス5O9318な
どで作られた非磁性ブレードであり、現像スリーブ2の
上面に対してブレード下辺を所定の僅小な隙間を存して
対向させて配設しており、現像スリーブ周面に担持され
て現像部Aへ搬送される現像剤の層厚が該ブレードによ
り規制される。
5は該ブレード4の内面側(現像容器内方面側)に配設
した現像剤(磁性粒子)循環限定部材、6は基部を現像
容器内の底面に固定して配設した磁力線集中部材として
の磁性体薄板であり、その先端辺は前記マグネットロー
ル3の現像剤搬送極S2の位置に略対応する現像スリー
ブ外面位置に対して所定の隙間を存して対向している。
7は現像容器lの現像スリーブ嵌入開口の下縁に設けた
トナー飛散防止電極板、8は現像容器1の現像スリーブ
嵌入開口の下縁から前記磁性体薄板6までの間の現像容
器内底面部分と、現像スリーブ2下面部分との間の隙間
空間部□分に溜るトナーや現像剤を封止させるために、
基部を現像容器1の現像スリーブ嵌入開口の下辺に固定
して設けた弾性シール部材であり、該シール部材は現像
スリーブ回転に対して順方向に屈曲しておりスリーブ表
面側を弾性的に押圧している。
Tは現像容器l内の収容現像剤であり、非磁性トナー粒
子−tと、キャリアとしての磁性粒子Cとの混合からな
る二成分系現像剤である。キャリアとしての磁性粒子C
は粒径30〜1100p、好ましくは40〜80用m、
抵抗値107Ω・cam以上、好ましくは108Ωφc
m以上のものがよく、例えばフェライト粒子 (最大磁
化80emu/g)を樹脂コーティングした形態のもの
などが用いられ得る。
9はトナー貯蔵容器の一部であり、補給用トナーtが収
容されている。該トナー貯蔵容器9は現像容器1と連絡
開口9aを介して連通している。トナー貯蔵容器9内の
トナーtは該容器9内に設けられた不図示のトナー搬送
部材により開口9a側へ逐次に寄せ搬送されて開口9a
から現像容器1内へ補給される。現像容器l内に補給さ
れたトナーtは現像容器l内に設けられ、支軸lOaを
中心に矢示の時計方向に回転駆動されるトナー供給部材
10により現像スリーブ2の方向へ逐次に寄せ移動され
る。
100は潜像保持体の一部を示しており、Se*  C
d5a  ZnO2@  OPC* a−Siのような
光導電性絶縁物層を有するドラム型やベルト型等の電子
写真感光体、絶縁体層(誘電体層)を有するドラム型や
ベルト型等の静電記録体等であり、矢示の方向に所定の
速度で面移動され、不図示の潜像形成プロセス機器によ
り目的の静電潜像が形成され、その潜像面が現像スリー
ブ2の外部露出面と対向する現像部Aを通過していく。
現像容器1内の現像剤Tはキャリアとしての磁性粒子C
が含まれることにより、磁力線集中部材としての磁性体
薄板6と現像剤循環限定部材5の下面5aとの間範囲の
現像スリーブ2面部分に対してスリーブ2内のマグネッ
トロール3の磁界により磁気ブラシ状に吸引保持される
。その保持現像剤Tはスリーブ2の回転に伴ない現像剤
循環限定部材5の方向へ搬送され、該部材5の下面5a
により非磁性ブレード4へ向う分と、それとは反対方向
へ向う分とにある割合いで振り分けられ、非磁性ブレー
ド4側へ向った分は該ブレード4の下辺を通過する過程
で層厚規制を受けて現像容器l外へ現像スリーブ2面に
磁気的に担持されて搬出され、潜像保持体100と対向
する現像部Aを通過していく。
その現像部Aを通過していく過程において、現像部Aに
作用している電界@磁界作用により現像スリーブ2面の
担持現像剤中のトナーが潜像保持体100面の潜像パタ
ーンに応じてWJ像保持体面側へ移行付着して潜像が順
次にトナー現像されていく。
潜像の現像に供されて現像部Aを通過した残りの現像剤
層はそのまま現像スリーブ2面に磁気的に担持され、引
続くスリーブの回転により現像容器l内の再搬入されて
該容器内の現像剤T中に混り込む。
現像容器1内の現像剤Tは現像スリーブ2の回転に伴な
う磁性体薄板6から現像剤循環限定部材5方向への搬送
過程、現像剤循環限定部材5の下面5aによりブレード
4側とは反対方向へ振り分けられて磁性体薄板6方向へ
循環的に戻り移動する現像剤の流動過程等で、現像スリ
ーブ2、部材5の下面5a面との接触摩擦や、現像剤相
互の流動混合摩擦を受けることによりトナー分が所定の
極性に十分に帯電状態となる。
現像スリーブ2と潜像保持体100との間には現像バイ
アスが印加されるがその手段は図には省略した。又トナ
ー飛散防止電極板7には不図示の電圧印加手段により現
像剤と同極性の電圧を印加してあり、現像過程で発生し
た浮遊現像剤を潜像保持体lOO側に付着させて飛散を
防止する。
11はキャリアとしての磁性粒子(又はトナーと磁性粒
子とを予め所定量比で混合した初期現像剤)の貯蔵容器
であり、現像装置が未使用の新品状!E時には現像容器
1内に収容させるべき所定量の磁性粒子が該容器ll内
に収容されていて該容器11の開口部11aがシール部
材モ閉塞されている。現像装置の使用開始に際して上記
シール部材が引き抜き除去操作されることにより開口部
11aが開封されて容器ll内の磁性粒子が現像容器1
内に投入収容状態になる。
現像容器l内の現像剤Tは潜像保持体100の潜像の現
像に使用されるに伴なってI・ナーコンテンツが減少し
ていくが、その減り分は下記のようなメカニズムで自己
制御的に補充されてトナーコンテンツは常に所定の許容
範囲レベルに自然に維持される。
即ち、前述したように現像容器l内の現像剤Tは現像ス
リーブ2の回転に伴ない移動層(流動層)を形成するが
、現像スリーブ2から遠ざかるに従い磁気拘束力が低減
していくことにより該移動層のLにはほとんど動かない
静止層が形成される。
そしてトナー貯蔵容器9側から現像容器1側へ逐次に補
給されるトナーtの、現像容器l内の現像剤T中への取
り込みは上記の移動層によって行われるが、その取り込
み量は移動層現像剤のLに存在する静止層現象剤中のト
ナーコンテンツの増減によって該静止層現像剤の体積が
変化することで制御される。即ち現像剤Tのトナーコン
テンツが増すと静1ヒ層現像剤の体積が増して移動層現
像剤を覆ってしまい移動層へのトナーLの取り込みが減
少する。また現像剤Tのトナーコンテンツが減ると静止
層現像剤の体積が減り移動層現像剤を覆う部分が減るの
でトナーを取り込み易くなる。
このような自己制御的なトナー取り込み賃増減サイクル
により ATRfi構なしでも現像容器1内の現像剤T
のトナーコンテンツが常に所定の許容範囲レベル(はぼ
一定レベル)に自然に維持される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このように現像容器内において現像剤担持体たる回転現
像スリーブ面に磁気ブラシ状に磁気保持された現像剤の
移動層とその上の静止層の体積変化を利用した自己制御
的なトナーコンテンツ維持制御は、現像容器内の現像剤
が現像スリーブ長手に沿って各部略均−に磁気保持され
た状態が維持されることにより安定に維持される。
しかし現像スリーブ長手に沿う保持現像剤に脱落部や偏
り部が生じたりすると、現像スリーブ長手に沿う静1L
層現像剤の体積変化にムラを生じ、その結果トナーの取
り込みに不均一を生じて現像剤のトナーコンテンツ維持
制御が乱調化することになる。
ところが現像スリーブに磁気的に保持されている現像剤
は、例えば、現像装置が画像形成装置等の本体機器に対
して着脱操作されるときに受ける町撃や姿勢かしげ、現
像装置が装着されている画像形成装置等の本体機器に対
して何等かの原因で作用した衝撃などにより、脱落部や
偏り部を生じ易く、特に、現像スリーブ面に磁気的に保
持された現像剤のうち移動層現像剤の上に存在する静止
層現像剤は磁気的拘束力が弱いから脱落部や偏り部を生
じ易い。
そこで本発明はこのような自己制御的なトナーコンテン
ツ維持制御式の現像装置について、比較的大きな衝撃等
が作用しても、現像剤担持部材面にその長手に沿って磁
気保持されている現像容器内現像剤に脱落部や偏り部を
実質的に生じさせることなく各部略均−な磁気保持状態
を維持させ、これによりトナーコンテンツ維持制御を常
に安定に維持させることを目的とする。
口、発明の構成 〔問題点を解決するための手段〕 本)A明は、 磁界発生手段を内蔵させた現像剤担持部材面にトナー粒
子とキャリアとしての磁性粒子との混合からなる現像剤
を磁気保持させて潜像保持体面と対向する現像部へ搬送
し潜像保持体面の潜像の現像を行う現像装置であって、 前記現像剤担持部材に対する現像剤を収納した現像容塁
と、 該現像容器内へのトナー粒子補給手段部と、菊記現像容
器内方へ入り込んでいる現像剤担持部材面領域部分にお
いて、その面移動方向上流側の位置に自由端を現像剤担
持部材面に間隙を存して対向させて配設した第1の磁力
線集中部材と、逆に面移動方向下流側の位置に現像剤担
持部材面に対する塗布現像剤量を規制すべく現像剤担持
部材に間隙を存して対向させて配設した現像剤規制部材
と、 該現像剤規制部材の現像容器内方面側に位置させて配設
した現像剤循環限定部材と、 該現像剤循環限定部材側から前記第1の磁力線集中部材
の自由端方向に延出させ、その延出自由端を第1の磁力
線集中部材の自由端に対して所定の間隔をもって対向さ
せて配設した第2の磁力線集中部材と を有し、前記の現像剤担持部材内部の磁界発生−F段と
、現像剤の磁性粒子と、第1及び第2の磁力線集中部材
によって磁気回路を形成することを特徴とする現像装置 である。
〔作 用〕
現像容器内の現像剤は現像合奏内方に入り込んでいる現
像剤担持部材面と、第1の磁性体部材と、現像剤循環限
定部材と、該部材から第1の磁性体部材の方向へ延出し
ている第2の磁性体部材とで囲まれる空間内において現
像剤担持部材面に該部材内部の磁界発生手段の磁界によ
り磁気保持される。
即ち現像容器内の現像剤は上記空間内に実質的に閉じ込
められて現像剤担持部材面の長手各部に対してより密な
バッキング状態になる。従って現像装置に衝撃が作用し
たり、現像装置が傾けられたりしても、現像剤担持部材
長手に沿う静止層現像剤も含めて磁気保持現像剤に脱落
部や偏り部を生じることが防止される。
現像剤中へのトナーの自己制御的な取り込み制御は、第
1と第2の磁性体部材との間隙部から補給用トナー存在
部に臨んでいる静止層現像剤の体積が現像剤のトナーコ
ンテンツ変化に対応して増減すること、第1と第2の磁
性体部材との間隙部から生じる漏洩磁界が静止層現像剤
のトナーコンテンツの変化でその強さが変ること(磁界
によりシャッタ効果)によりなされる。
従って現像装置に衝撃等が作用しても現像剤担持部材面
にその長手に沿って磁気保持されている現像容器内現像
剤に脱落部や偏り部を実質的に生ぜず各部略均−な磁気
保持状態が常に維持されるので、現像剤のトナーコンテ
ンツ維持制御を常に安定に維持させることが可使となる
〔実施例〕
第1図は一実施例装置の横断側面図である。前述の第4
図例装置と共通する構成部材・部分には共通の符号を付
して再度の説明を省略する。
6は第Iの磁力線集中部材としての磁性体薄板であり、
基部を現像容器内の底面に固定して配設し、自由端は現
像スリーブ2内のマグネットロール3の磁極S2の位置
に略対応する現像スリーブ外面位置に対して所定の間隙
を存して対向している。その間隙は2〜31mm程が好
ましい。
12は第2の磁力線集中部材としての磁性体薄板であり
、基部を現像剤循環限定部材5側に固定して第1の磁性
体薄板6の自由端方向に延出させ、その延出自由端12
Aを第1の磁性体薄板6の自由端に対して所定の間隔を
もって対向させて配設しである。この第2の磁性体薄板
12は現像スリーブ2内のマグネットロール3の磁極N
、と磁極S2の間にできる磁界の磁力線の向きに略沿っ
た形状にしである。
現像容器l内の現像剤Tは現像スリーブ2面と、第1の
磁性体薄板6と、現像剤循環限定部材5と、第2の磁性
体薄板12とで囲まれる空間内において現像スリーブ2
面にスリーブ2内のマグネットロール3の磁界により磁
気保持された状態になる。
第2図は第1の磁力線集中部材としての磁性体薄板6の
自由端部分の拡大図である。
6A・6Bは該磁性体薄板6の自由端の薄板厚み方向に
おける現像スリーブ2側の角部(第1角部)と、それと
は反対側の角部(第2角部)である。現像スリーブ2内
のマグネットロール3の磁極S2と磁性体薄板6との間
に発生する磁界により現像スリーブ2と磁性体薄板6の
第1の角部6Aとの間隙に現像剤磁性粒子の穂立ちTA
を生じる。この穂立ちT八によるシール効果で、現像容
器l内の現像剤Tが現像スリーブ2と磁性体薄板6の自
由端との対向間隙を通って外方へ漏出することが防+h
される。
第2の磁力線集中部材としての磁性体薄板12は現像ス
リーブ2内のマグネットロール3の磁極N!と磁極S2
の間にできている磁界中に存在しているので、磁極N、
から出た磁束は該磁性体薄板12を経由してその自由端
部12Aから第1の磁力線集中部材としての磁性体薄板
6の第2角部6Bに集中して入り該磁性体薄板6の厚み
方向とは1に直な方向に屈折しながらS2極に入りこむ
(反磁界の#響)、即ち第1の磁性体薄板の第2角部6
Bは第2の磁性体薄板12の自由端部12Aと磁気回路
を形成するところである。
現像剤循環限定部材5の下部にある現像剤は第2の磁性
体薄板12で移動層現像剤及びそのにの静止層現像剤が
現像スリーブ2面と磁性体薄板12間に密にバッキング
された状態となる。又前述したようにマグネ−2トロー
ル3の磁極N1から出た磁束は第2の磁性体薄板12を
経由して第1の磁性体薄板6の自由端の第2角部6Bに
集中し、この磁性体薄板6の厚さ方向へはほとんど磁束
は出ていかない、そして第2の磁性体薄板12の自由端
12Aと第1の磁性体薄板6の自由端6B間の間隙部に
はその間隙間の磁束により現像剤磁性粒子の穂立ちTB
を生じる。これにより現像スリーブ2のマグネットロー
ラ3と、現像剤Tの磁性粒子0分と、第1及び第2の磁
性体薄板6・12によって磁気的に閉じた系(閉磁気回
路)が構成される。
かくして現像容器l内の現像剤Tは現像スリーブ2面と
、第1の磁性体薄板6と、現像剤循環限定部材5と、第
2の磁性体薄板12とで囲まれる空間内において現像ス
リーブ2面にスリーブ2内のマグネットロール3の磁界
により磁気保持され、FLつ該空間内に密に実質的にバ
ッキングされた状態にて存在し、現像装置に#撃が作用
したり、現像装置が傾けられたりしても現像スリーブ長
手に沿って磁気保持される移動層現像剤及びそのtの静
止層現像剤の何れにも1′82落部や偏り部を生じるこ
とが防1ヒされる。
又現像剤が上記のように密にバッキング状態にされるこ
とにより静止層現像剤層による移動層現像剤に対する押
圧力が強まり、それによって移動層現像剤はそのトナー
分の磁性粒子や現像スリーブ面等との接触力や機会が増
し、帯電縫が増すという効果も得られる。
而して−F記のようにバッキング状態で現像スリーブ2
に磁気保持された現像剤T中へのトナーLの自己制御的
な取り込み制御は、(イ)第1と第2の磁性体部材6・
12の自由端6B・12A間の間隙部から補給用トナー
存在部に臨んでいる静止層現像剤の体積が現像剤Tのト
ナーコンテンツ変化に対応して増減することにより第4
図例装置で説明したと同様のメカニズムでなされること
に加えて、(ロ)第1と第2の磁性体薄板6・12の自
由端6B−12A間の間隙部から生じる漏洩磁界が静止
層現像剤のトナーコンテンツの増減変化で強弱変化する
ことによりより効果的な制御がなされる(磁界のシャッ
タ効果による制御)。
上記後者(ロ)の磁界のシャッタ効果による制御メカニ
ズムについて説明する。
(a)現像剤T中のトナーコンテンツが減少した場合。
現像剤T中のトナー分の消費減少に伴ない静止層現像剤
中のトナーコンテンツが減少すると、静止層現像剤全体
の透磁ネルaが増加し、第2の磁性体薄板12の透磁率
=bとの差が減り、?JJ、m性体薄板12と静止層現
像剤が見掛は上一体の磁性体となると考えられる。する
と該第2の磁性体薄板12の自由端部12Aよりでる磁
束は、反磁界の影響が減少した分厚み方向に出る磁束が
増すので減少する。それによって第1と第2の磁性体薄
板6畢12の対向自由端間6B・12Aの磁気拘束力が
弱まり、その間の現像剤磁性粒子の穂立ちTeが減り(
シャッタ効果低減)、該穂立ちTa部に臨んでいる補給
用トナー存在部のトナーtが現象剤T中に取り込まれ易
くなり、トナーコンテンツが増加する。
(b)現像剤T中のトナーコンテンツが増加した場合。
現像剤T中へのトナーtの取り込みに伴ないトナーコン
テンツが増加すると静止層現像剤全体の透磁ネルaが減
少していき、第2の磁性体薄板12の透m −u p−
bとの差が広がる。それによって該磁性体薄板12の透
磁率JLbの影響が顕著になり、反磁界の影響で該薄板
厚さ方向への磁束は出にくくなり、長さ方向(自由端部
12Aへ向う方向)に向う磁束が増す、そのため第1と
第2の磁性体薄板6・12の対向自由端間6B−12A
の磁気拘束力が強まり、その間の現像剤磁性粒子の穂X
′fちTBが増加しくシャッタ効果増加)、該穂立ちT
B部に臨んでいる補給用トナー存在部のトナーEの現像
剤T中への取り込みが抑制される。
トナー貯蔵容器9側から開口9aを介して現像容器側へ
補給されたトナーtは回転軸10aと一体の板金fob
に貼り付けた柔軟弾性ゴムシート10cの回動により現
像容器下面を掃かれるが如く第1と第2の磁性体薄板6
・12間の間隙部方向へ逐次に搬送され、前述(イ)・
 (ロ)のメカニズムにより現像剤T中に自己制御的に
取り込まれる。
磁力線集中部材である磁性体薄板6・12.特に第2の
磁性体薄板12は現像剤Tとの微妙な磁束密度の変化に
反応できるようにできるだけ高透磁率のものがよい0例
えば78パーマロイ、スーパーマロイ、アモルファスG
o−Nb−Zrなどがある。
又厚みはこれも反磁界の作用をうまく引き出すためにで
きるだけ薄い方がよい、しかし強度やそり返りなどを考
慮して実験装置では現像スリーブ2の長さ方向30cm
に対して厚さは0.3〜0.8 m露程の範囲に設定し
た。
又第1と第2の磁性体薄板6・12間の間隙部の開口幅
はあまり挾すぎると規制が強くてどのような時でもトナ
ーtが取り込めなくなるし、広すざると一ヒ述の効果が
なくなる。実験ではN、極、S2極の磁力にもよるが5
〜10mm程が好ましかったIN、極は800G以上、
S2極は600G以上が好ましい、現像剤中のトナーコ
ンテンツは現像部において4〜40重量%が好ましい。
第3図は第2の磁力線集中部材12の自由端部に電磁石
13を配設しその電磁石13の磁力を制御することによ
り、部材6・12間の間隙部に生じさせる磁気拘束力を
増減制御して同様のトナー取り込み効果を受るようにし
たものである。
即ち出力画a’e度がC〈なりかぶりなどが生じた場合
は外部回路14で電磁石13に対する゛1ヒ流を増すこ
とにより磁力を増し、部材6・12間における規制を強
め(トナー取り込み抑制)、またC度が薄くなってきた
ときは電流を減らして磁力を下げて規制を弱める。この
ような構成の場合は部材12は薄板である必要はなくな
る。
ハ、発明の効果 以りのように本発明に依れば、現像装置に衝撃等が作用
しても現像剤担持部材面にその長fに沿って磁気保持さ
れている現像容器内現像剤に脱落部や偏り部を実質的に
生ぜず各部略均−な磁気保持状態が常に維持されるので
、現像剤のトナーコンテンツ維持制御を常に安定に維持
させることが可能となる。
又磁界のシャッタ効果も加わって現像剤のトナーコンテ
ンツの自己制御的維持制御が−層効果的に行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例装置の横断側面図、第2図は第1の磁力
線集中部材の自由端部分の拡大図、第3図は他の実施例
装置の横断面図、第4図は先の提案に係る装置例の横断
側面図である。 2は現像剤担持部材としての現像スリーブ、3は磁界発
生手段としてのマグネットローラ、6・12は第1及び
第2の磁力線集中部材、Tは現像剤、tはトナー粒子、
Cは磁性キャリア粒子、100は潜像保持体。 第4図 第1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、磁界発生手段を内蔵させた現像剤担持部材面にトナ
    ー粒子とキャリアとしての磁性粒子との混合からなる現
    像剤を磁気保持させて潜像保持体面と対向する現像部へ
    搬送し潜像保持体面の潜像の現像を行う現像装置であっ
    て、 前記現像剤担持部材に対する現像剤を収納した現像容器
    と、 該現像容器内へのトナー粒子補給手段部と、前記現像容
    器内方へ入り込んでいる現像剤担持部材面領域部分にお
    いて、その面移動方向上流側の位置に自由端を現像剤担
    持部材面に間隙を存して対向させて配設した第1の磁力
    線集中部材と、逆に面移動方向下流側の位置に現像剤担
    持部材面に対する塗布現像剤量を規制すべく現像剤担持
    部材に間隙を存して対向させて配設した現像剤規制部材
    と、 該現像剤規制部材の現像容器内方面側に位置させて配設
    した現像剤循環限定部材と、 該現像剤循環限定部材側から前記第1の磁力線集中部材
    の自由端方向に延出させ、その延出自由端を第1の磁力
    線集中部材の自由端に対して所定の間隔をもって対向さ
    せて配設した第2の磁力線集中部材と を有し、前記の現像剤担持部材内部の磁界発生手段と、
    現像剤の磁性粒子と、第1及び第2の磁力線集中部材に
    よって磁気回路を形成する ことを特徴とする現像装置。 2、磁力線集中部材は高透磁率磁性材料である、特許請
    求の範囲第1項に記載の現像装置。 3、磁力線集中部材は現像剤担持部材内部の磁界発生手
    段より発生する磁力線の向きに沿った形状のものである
    、特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の現像装置。 4、磁力線集中部材は薄板部材である、特許請求の範囲
    第1項、第2項又は第3項に記載の現像装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0774700A1 (en) 1995-11-14 1997-05-21 Ricoh Company, Ltd Developing device for an image forming apparatus
US5771429A (en) * 1995-10-31 1998-06-23 Ricoh Company, Ltd. Developing device capable of automatic toner content control

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5771429A (en) * 1995-10-31 1998-06-23 Ricoh Company, Ltd. Developing device capable of automatic toner content control
EP0774700A1 (en) 1995-11-14 1997-05-21 Ricoh Company, Ltd Developing device for an image forming apparatus

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