JPH01104349A - 真空容器内極低温ステージ - Google Patents

真空容器内極低温ステージ

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JPH01104349A
JPH01104349A JP25825087A JP25825087A JPH01104349A JP H01104349 A JPH01104349 A JP H01104349A JP 25825087 A JP25825087 A JP 25825087A JP 25825087 A JP25825087 A JP 25825087A JP H01104349 A JPH01104349 A JP H01104349A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant tank
stage
refrigerant
sample
tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP25825087A
Other languages
English (en)
Inventor
Kosuke Ikeda
池田 幸介
Yoshiichi Ishii
芳一 石井
Shigetomo Yamazaki
山崎 茂朋
Tsugio Kurata
倉田 次男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用公費〉 本発明は真空容器内極低温状態において広範な移動が可
能で且つ無振動状態を実現した真空容器内極低温ステー
ジに関する。
〈従来の技術〉 第5図には従来の真空容器内極低温ステージの一例を示
す。同図に示すように、この極低温ステージは試料部の
冷却効果を高めるために該試料部と冷却用タンク部とを
直結し、これらをステージ上に設置する方式のものであ
る。すなわち、真空容器01内にはXYZステージ02
が設けられており、このXYZステージ02上に熱絶縁
物03を介して冷媒タンク04が載置され、この冷媒タ
ンク04上に直接試料05が載置されている。冷媒タン
ク04は該冷媒タンク04に冷媒を導入するため真空容
器01外の冷媒タンク06及びポンプ07と冷媒配管0
8で連結されており、また、冷媒タンク04の上面には
冷却効果を高めるとともに試料05の汚染を低減するた
めに試料05の周囲を覆う熱シールド板09が設けられ
ている。なお、このような真空容器内ステージは主に試
料05に電子線010などの照射して試料05の特性を
調べる目的で使用されるのがほとんどであるので、熱シ
ールド板09には電子線照射用窓09aが形成されてい
る。
〈発明が解決しようとする問題点〉 上述した方式の極低温ステージにおいては真空容器01
内の冷媒タンク04に冷媒を導入するための冷媒配管0
8が不可欠であるので、XYZステージ02そのものの
移動範囲が広いにもかかわらず、真空容器01内での冷
媒配管08のためその移動範囲が限定され、またステー
ジの移動中心からずれるほど冷媒タンク04に冷媒配管
08の負荷がかかるのでその移動精度が低下するという
問題がある。
また、熱シールド板09も試料05とともに移動してし
まうので、電子1tsoioの照射範囲は電子線照射用
窓09aの範囲に限定されろ。よって、移動範囲は実質
的には10数間程度に制限されてしまう。
一方、他の方式の低温ステージとして、ステージそのも
のに冷却用タンク部を直接組込んだものがあるが、この
場合にはステージ自体に冷媒用配管の負荷がかかるとい
う問題がある。また、この場合試料を載置する冷却用タ
ンクはステージの先端部に片持ち状態で取付けられるこ
とになるので、冷媒の流れに伴って0.5戸程度の振動
が必ず生じてしまうという問題もある。
本発明は、このような事情に鑑み、移動範囲が広く且つ
高精度な移動を実現する真空容 く襞内極低温ステージ
を提供することを目的とする。
く問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成する本発明の真空容器内極低温ステージ
の構成は、真空容器内に張り出されたXYZステージと
、とのXYZステージの先端部に熱絶縁材を介して設け
られた試 く糾合と、この試料台のほぼ下方に位置する
とともに真空容器外の冷媒タンクより冷媒が供給される
第1の冷媒タンクと、この第1の冷媒タンクとは別途設
けられた第2の冷媒タンクと、一端が上記XYZステー
ジtr、他端が上記第1の冷媒タンクにそれぞれ低融点
材料によって融着された可撓性に優れ且つ熱伝導性の高
い複数の細線束と、上記第2の冷媒タンク上に立設され
て上記試料台上に設けられる試料を覆う熱シールド板と
を有することを特徴とする。
3作   用〉 上記構成において、試料台は複数の細線束を介し−C第
1の冷媒タンク内の冷媒により冷却され、また、その移
動の際に細線束より負荷を受けない。さらに試料台は第
1の冷媒タンクにより、熱シールド板は第2の冷媒タン
クによりそれぞれ別途に冷却される。
C:、1.:  施 例〉 息下、本発明の好適な一実施例を図面を参照しながら詳
細に説明する。
第1図は本実施例にかかる真空容器内極低温ステージの
断面状態を示す概略正面図、第2図はその平面図である
。両図に示すように、真空容器1内には該容器1の外側
面に取付けられたXYZステージ2の可動部2aが張り
出されており、この可動部2aの先端に熱絶縁物3を介
して円盤状の試料台4が設けられている。この試料台4
の下方には貞空容冊1外に設置された外部冷媒タンク5
と、冷媒配管6aを介して連結されている第1冷媒タン
り7が設けられている。また、この第1冷媒タンク7に
隣接して冷媒配管6bで連結された第2冷媒タンク8が
設けられており、この第2冷媒タンク8は容器1外のポ
ンプ9と冷媒配管6cで連結されている。
一方、上記試料台4と第1冷媒タンク7とは複数の細線
束10で連結されている。これら細線束10は、可撓性
に優れ且つ熱伝導性の高いものであり、それぞれ多数の
細線を束ねて構成されている。この細線束10としては
、例えば1本が50〜100/jIIφの銅線に金コー
ティングをした細線を数十分束ねたものが好適である。
これら細線束10はその一端が試料台4の側周面にイン
ジュウムなどの低融点材料11で融着されてリング状に
配設されており、他端は細線束10を少したるませた状
態で第1冷媒クンク7の上面に同じく低融点材料で融着
されている。また、第2冷媒タンク8には試料台4を覆
うとともに電子線照射用窓12aが形成されている熱シ
ールド板12が設けられている。
さらに、試料台4にはヒータ13が装着されており、と
のヒータ13を用いて試料台4上にインジュウムなどの
低融点材1414を介して試1415を融着するように
なっている。
このような真空容器内極低温ステージにおいては、ポン
プ9の作用により外部冷媒タンク5内の冷媒タンクを第
1冷媒タンク7及び第2冷媒タンク8内に移送すると、
試料台4は細線束10を介して冷却されるが、この第1
冷媒タンク7は熱シールド板12月の第2冷媒タンク8
と独立しているので、後述の試験例に示すように従来の
ものに比べて冷却能力が大幅に向上している。
また、試料台4は従来のように冷媒配管によりその動き
が規制されず且つ負荷も受けないので、40〜50In
11程度と従来の数倍の移動が容易に且つ精度よく実現
できる。さらに、このように試料台4が移動しても熱シ
ールド板12は移動しないので、電子線照射用窓12a
の大きさに左右されずに広範囲に例えば電子vp、16
の照射を行うことができる。
このように、試料台4の移動が規制されずに且つ精度よ
く行文るのは、試料台4と第1冷媒タンク7とを別に設
け、両者を細線束10で連結し−C熱を伝導する構成に
したためであるが、上述した実施例では、1!線束10
を試料台4の周囲に点対称に配設しているので、移動中
心から何れの方向への移動も、また移動距離が異なって
も均一な移動精度を保てるという効采も奏する。なお、
本実施例の場合の移動精度は40〜50 +nmの範囲
で約0.5p以下である。
また、冷媒タンク7を試料台4とは別体と設けて移動さ
せないようにしているので、試料台4の振rj!Jを大
幅に低減することができ、本実施例の場合には振動幅は
約0.01μnであった。つまり、本発明の構成では、
冷媒タンクの移動が不安であり、また1IiIFa設計
にすることも可能であり、さらにもし振動が生じても細
線束10で振動が吸収されてしまう。
次に、本実施例の真空容器内極低温ステージの冷却能力
に関する試験例について説明する。
第3図には本実施例の冷却特性を示す。温度測定点は第
1冷媒タンク7に設けた第1f!%電対17と試料台4
上に設けた第2熱電対18である。第3図に示すように
、第1熱電対17及び第2熱雷対18共に30分程度で
IOK以下を達成している。これは、真空容器1内に試
料台4冷却用の第1冷媒タンク7及び熱シールド仮12
冷却用の第2冷媒タンク8を別体で設けろことにより冷
却効率が大幅に上昇したためである。因に、従来の低温
ステージでの冷却温度は20.に台であった。また第1
熱電対17と第2熱電対18との温度が同程度であるこ
とは、リング状に配設された細線束10を用いた熱伝導
方式の熱伝導効率が十分高いことを示して、いる。
次に上記実施例の真空容器内極低温ステージを2インチ
Ga55結晶ウニ八におけろカソードルミネッセンス測
定に応用した例を示す。
なお、第4図にはカソードルミネッセンス強度のウニ八
面内分布を示す。
試料としてはInドープ結晶とアンドープ結晶の2種類
を用いた。そして、試料温度101(の状態で試料の1
に以上である30IIIIl程度の線分析を1回の掃引
で実現することができた。
このように1回で広範囲の線分析が可能であるので、ス
テージ駆動をパソコンなどで制御してウニへの面分布を
評価することも容易である。因に従来においてはこのよ
うな広範囲の移動を実現することは不可能であった。
なお、ここで応用例として試料に電子線を照射して発光
を評価するカソードルミネッセンス測定の例を挙げたが
、これ以外にもレーザ光線を用いるホトルミネッセンス
測定、単色光を用いる赤外吸収測定等に容易に適用でき
るのは言うまでもない。
〈発明の効果〉 以上、実施例とともに具体的に説明したように、本発明
にかかる真空容器内極低温ステージは、試料を載せろス
テージ部と冷却部とを別体として両者を可撓性が暖れ且
っ熱伝導性の高い細線束で連結するようにしたので、広
範囲で且つ精度のよい移動が実現できた。
まtこ、熱シールド板用の冷却用タンクをステージ部の
冷却用タンクと別に設けることにより冷却能力を大幅に
向上させるという効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例にかかる真空容器内極低温ステ
ージの縦断面を示す概略図、第2図はその平面図、第3
図はそのステージの冷却特性を示す説明図、第4図は2
インチGa5g結晶ウェハにおけろカソードルミネッセ
ンス強度のウニ八面内分布を示す説明図、第5図は従来
の真空容器内極低温ステージの一例を示す概略図である
。 図面中、 1は真空容器、 2はXYAステージ、 3は熱絶縁物、 4は試料台、 5は外部冷媒タンク、 6a、6b、6cは冷媒配管、 7は第1冷媒タンク、 8は第2冷媒タンク、 10は細線束、 11は低融点材料、 15は試料である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)真空容器内に張り出されたXYZステージと、この
    XYZステージの先端部に熱絶縁材を介して設けられた
    試料台と、この試料台のほぼ下方に位置するとともに真
    空容器外の冷媒タンクより冷媒が供給される第1の冷媒
    タンクと、この第1の冷媒タンクとは別途設けられた第
    2の冷媒タンクと、一端が上記XYZステージに他端が
    上記第1の冷媒タンクにそれぞれ低融点材料によって融
    着された可撓性に優れ且つ熱伝導性の高い複数の細線束
    と、上記第2の冷媒タンク上に立設されて上記試料台上
    に設けられる試料を覆う熱シールド板とを有することを
    特徴とする真空容器内極低温ステージ。 2)試料台が円板状であり、上記細線束が該試料台の周
    縁部にリング状に配設されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の真空容器内極低温ステージ。 3)第2の冷媒タンクは上記第1の冷媒タンクの下流側
    に連続的に設けられている特許請求の範囲第1項又は第
    2項記載の真空容器内極低温ステージ。
JP25825087A 1987-10-15 1987-10-15 真空容器内極低温ステージ Pending JPH01104349A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1521121A3 (en) * 2003-10-02 2006-05-17 Canon Kabushiki Kaisha Cooling technique
JP2007298506A (ja) * 2006-04-06 2007-11-15 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 試料冷却装置
US8307665B2 (en) 2006-04-06 2012-11-13 National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology Sample cooling apparatus
US10236158B2 (en) 2016-06-23 2019-03-19 Nuflare Technology, Inc. Heat transfer plate and writing apparatus

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