JPH01103736A - 検索条件式の表示・保持方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は検索条件式の表示・保持方式に関し、特に試行
錯誤的に検索条件式を変更しながら目的とする情報を検
索するときに現在までの履歴情報である有効な検索条件
式および現在の検索条件式による検索結果の情報を表示
し、最終的に決められた検索条件式を保持する検索条件
式の表示・保持方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の検索条件式の表示・保持方式は、検索条
件式を表示するときに試行錯誤的に実行したすべての検
索条件式を表示し、有効な検索条件式だけを抽出して表
示してはいなかった。

また、検索条件式を保持するときには、利用者が指定し
た複数の検索条件式をそのまま保持していた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来の検索条件式の表示・保持方式では、検索
条件式を表示するときに試行錯誤的に実行したすべての
検索条件式を表示していたので、関心のない検索条件式
まで表示し、利用者が意識して次の意志決定を行う必要
があるという欠点がある。

また、検索条件式を保持するときには、利用者が指定し
た複数の検索条件式をそのまま保持していたので、不要
な検索条件式のためにデータベースの格納スペースを消
費し、データベースへのアクセス効率が悪いという欠点
がある。

本発明の目的は、上述の点に鑑み、試行錯誤的検索にお
いて試行錯誤的検索段階の任意の時点で現在までに実行
した有効な検索条件式のみを抽出して表示でき、また、
最終的に決められた有効な検索条件式を１つの検索条件
式にマージしてデータベースに保持できるようにした検
索条件式の表示・保持方式を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の検索条件式の表示・保持方式は、情報検索時に
最初に指定した検索条件式に対して条件の付加および変
更を繰り返しながら試行錯誤的に目的とする情報を検索
して最終的に決定された検索条件式を保持する検索条件
式の表示・保持方式において、試行錯誤的検索段階で利
用者によって指定された検索条件式をスタックするスタ
ック手段と、利用者によって指定された検索条件式によ
りデータベースを検索して検索結果の情報を利用者に返
却するデータ検索手段と、利用者の指示により現在の検
索条件式に至った有効な検索条件式を前記スタック手段
から抽出して利用者に返却する検索条件式抽出手段と、
試行錯誤的検索の終了段階で前記検索条件式抽出手段に
より前記スタック手段から抽出された最終的に有効な検
索条件式を１つの検索条件式にマージする検索条件式マ
ージ手段と、この検索条件式マージ手段によって１つに
マージされた検索条件式を前記データベースに格納する
検索条件式格納手段と、利用者の指示により前記データ
ベースに格納”された検索条件式を読み出して利用者に
返却する検索条件式読出し手段とを有する。

〔作用〕

本発明の検索条件式の表示・保持方式では、スタック手
段が試行錯誤的検索段階で利用者によって指定された検
索条件式をスタックし、データ検、　　素手段が利用者
によって指定された検索条件式によりデータベースを検
索して検索結果の情報を利用者に返却し、検索条件式抽
出手段が利用者の指示により現在の検索条件式に至った
有効な検索条件式をスタック手段から抽出して利用者１
こ返却し、検索条件式マージ手段が試行錯誤的検索の終
了段階で検索条件式抽出手段によりスタック手段から抽
出された最終的に有効な検索条件式を１つの検索条件式
にマージし、検索条件式格納手段が検索条件式マージ手
段によって１つにマージされた検索条件式を前記データ
ベースに格納し、検索条件式読出し手段が利用者の指示
によりデータベースに格納された検索条件式を読み出し
て利用者に返却する。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して詳細に説明する。

第１図は、本発明の一実施例の検索条件式の表示・保持
方式の構成を示すブロック図である。本実施例の検索条
件式の表示・保持方式は、利用者端末１と、入力制御手
段２と、出力手段３と、スタック手段４と、検索条件式
抽出手段５と、検索条件式マージ手段６と、データ検索
手段７と、検索条件式格納手段８と、検索条件式読出し
手段９と、データベース１０とから構成されている。

利用者端末１は、利用者からの指示の入力と検索条件式
および検索結果の情報の表示を行う。

入力制御手段２は、利用者端末１から利用者が指定した
検索条件式および利用者の指示を読み込んで制御する。

出力手段３は、検索条件式および検索結果の情報を利用
者端末１に出力して表示することにより利用者に返却す
る。

スタック手段４は、試行錯誤的検索段階において利用者
が指定した検索条件式を指定順にスタックする。

検索条件式抽出手段５は、試行錯誤的検索段階の任意の
時点でスタック手段４から現在の検索条件式に至った有
効な検索条件式を試行錯誤的検索の開始時点から順に抽
出する。

検索条件式マージ手段６は、試行錯誤的検索の終了段階
で検索条件式抽出手段５により抽出された最終的に有効
な検索条件式である最終有効検索条件式を１つの検索条
件式にマージする。

データ検索手段７は、利用者端末１から利用者が指定し
た検索条件式を実行してデータベース１０を検索し、検
索結果の情報を出力手段３を介して利用者端末１に出力
して表示することにより利用者に返却する。

検索条件式格納手段８は、検索条件式マージ手段６によ
り最終有効検索条件式が１つにマージされた検索条件式
をデータベース１ｏに格納する。

検索条件式読出し手段９は、利用者端末１がら利用者が
指定した検索条件式をデータベース１ｏがら読み出して
出力手段３を介して利用者端末１に出力して表示するこ
とにより利用者に返却する。

データベース１０は、検索対象の情報および検索条件式
を格納する。

第２図を参照すると、本実施例の検索条件式の表示・保
持方式の試行錯誤的検索段階における処理は、指示読込
みステップ１１と、指示判定ステップ１２と、検索条件
式スタックステップ１３と、データベース検索ステップ
１４と、検索結果返却ステップ１５と、有効検索条件式
抽出ステップ１６と、検索条件式表示ステップ１７と、
試行錯誤的検索終了判定ステップ１８と、最終有効検索
条件式抽出ステップ１９と、最終有効検索条件式表示ス
テップ２ｏと、検索条件式保持判定ステップ２１と、検
索条件式マージステップ２２と、データベース格納ステ
ップ２３と、スタック破棄ステップ２４とからなる。

第３図を参照すると、本実施例の検索条件式の表示・保
持方式のデータベース１０に格納済の検索条件式を使用
する検索における処理は、検索条件式読出しステップ′
３１と、データベース検索ステップ３２と、検索結果返
却ステップ３３とからなる。

次に、このように構成された本実施例の検索条件式の表
示・保持方式の動作について説明する。

まず、試行錯誤的検索時の動作について説明する。

本実施例の検索条件式の表示・保持方式が起動されて利
用者端末１から利用者が現在の検索条件式に対する指示
を入力すると、入力制御手段２は、利用者からの指示を
読み込んで（ステップ１１）、利用者からの指示が現在
の検索条件式の実行要求であるか現在の検索条件式に至
った有効な検索条件式の表示要求であるかを判定する（
ステップ１２）。

利用者からの指示が現在の検索条件式の実行要求であれ
ば、入力制御手段２は、現在の検索条件式をスタック手
段４にスタックしくステップ１３）、データ検索手段７
により現在の検索条件式を実行してデータベース１０の
検索を行い（ステップ１４）、検索結果の情報を出力手
段３を介して利用者端末１に出力して表示することによ
り利用者に返却する（ステップ１５）。

利用者からの指示が現在の検索条件式に至った有効な検
索条件式の表示要求であれば、入力制御手段２は、検索
条件式抽出手段５によりスタック手段４から現在の検索
条件式に至った有効な検索条件式を抽出する（ステップ
１６）。

ここで、検索条件式抽出手段５によるスタック手段４か
らの有効な検索条件式の抽出処理について第４図を参照
しながら具体的に説明する。

第４図において、００１〜００４は、各検索条件式に付
与された番号であり、この番号は検索条件式中に指定可
能である。例えば、００２で示される検索条件式は、 （所属−１カイハツ’）ＡＮＤ　（年令≧２５）と等価
である。

現在の検索条件式が番号００４で示される検索条件式で
あるとすると、検索条件式抽出手段５は、指定された検
索条件式〇〇４内に現れる有効検索条件式の番号００３
を見つけ出す。次に、検索条件式抽出手段５は、有効検
索条件式００３内の有効検索条件式の番号００１を見つ
け出す。有効検索条件式００１内には有効検索条件式を
示す番号がないので、検索条件式抽出手段５は、番号０
０４．００３および００１で示される有効検索条件式を
スタック手段４から抽出する。このとき、検索条件式の
重複は排除される。

次に、検索条件式抽出手段５は、抽出した有効な検索条
件式を出力手段３を介して利用者端末１に出力して表示
することにより利用者に返却する（ステップ１７）。

利用者によって利用者端末１から入力される試行錯誤的
検索の終了の指示を読み込むまでステップ１１〜ステツ
プ１７の処理が繰り返され、ステップ１８で利用者端末
１から利用者によって入力された試行錯誤的検索の終了
の指示を読み込んだならば、入力制御手段２は、検索条
件式抽出手段５によりスタック手段４に最後にスタック
された最終検索条件式および最終検索条件式に至った有
効な検索条件式である最終有効検索条件式（以降、最終
検索条件式も含めて最終有効検索条件式と称する）を抽
出して（ステップ１９）、最終有効検索条件式を出力手
段３を介して利用者端末１に出力して表示することによ
り利用者に返却する（ステップ２０）。

次に、利用者に返却された最終有効検索条件式に対する
利用者の指示が利用者端末１から入力されると、入力制
御手段２は、利用者からの指示を読み込んで利用者から
の指示が表示された最終有効検索条件式の保持か否かを
判定する（ステップ２１）。

利用者からの指示が最終有効検索条件式の保持であれば
、入力制御手段２は、検索条件式マージ手段６によって
最終有効検索条件式を１つの検索条件式にマージして（
ステップ２２）、マージされ１ま た検索条件式を検索条件式格納手段８によってデータベ
ース１０に格納する（ステップ２３）。

検索条件式マージ手段６による最終有効検索条件式のマ
ージは、それぞれの最終有効検索条件式内の番号を実際
の最終有効検索条件式に置き換えることにより行われる
。例えば、第４図に示す検索条件式〇〇４，００３およ
び００１が試行錯誤的検索の終了時点での最終有効検索
条件式であったとすると、検索条件式マージ手段６は、
まず最終有効検索条件式００４内の番号００３を番号０
０３と等価の最終有効検索条件式 ％式％（１ に置き換え、次に、この最終有効検索条件式内の番号０
０１を番号００１と等価の最終有効検索条件式 所属−“カイハラ。

に置き換える。この結果、最終有効検索条件式〇〇４．
００３および００１は、１つの検索条件式 所属＝１カイハツ’ＡＮＤ（年令≧３０）ＡＮＤ（性＝
１男’）ＡＮＤ　（給与≧３００，０００）にマージさ
れる。

ステップ２１で利用者からの指示が最終有効検索条件式
の保持でない場合およびステップ２３で検索条件式のデ
ータベース１０への格納が終了した場合には、入力制御
手段２は、スタック手段４にスタックされている検索条
件式を破棄する（ステップ２４）。

次に、すでにデータベース１０に格納されている検索条
件式を用いる検索時の動作について説明する。

利用者が利用者端末１からすでにデータベース１０に格
納されている検索条件式を用いる検索要求を指示すると
、入力制御手段２は、利用者からの検索要求の指示を読
み込んで検索条件式読出し手段９によりデータベース１
０から利用者に指示された検索条件式を読み出しくステ
ップ３１）、データ検索手段７によって読み出した検索
条件式を実行することによりデータベース１０を検索し
て（ステツブ３２）、検索結果の情報を出力手段３を介
して利用者端末１に出力して表示することにより利用者
に返却する（ステップ３３）。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、試行錯誤的な検索におい
て、試行錯誤的検索段階の任意の時点で現在までに実施
した検索過程において有効な検索条件式のみを抽出して
表示できるようにすることにより、次の検索条件式作成
の意志決定′を容易にすることができるという効果があ
る。

また、試行錯誤的検索の終了時点で最終的に決定した有
効な検索条件式をマージして１つの検索条件式としてデ
ータベースに保持するようにしたことにより、データベ
ースの格納スペース効率および処理効率が向上できると
いう効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の検索条件式の表示・保持方
式の構成を示すブロック図、 第２図は本実施例の検索条件式の表示・保持方式におけ
る試行錯誤的検索処理を示す流れ図、第３図は本実施例
の検索条件式の表示・保持方式における第１図中のデー
タベースに格納済の検索条件式を用いる検索処理を示す
流れ図、第４図は本実施例の検索条件式の表示・保持方
式において利用者によって指定される検索条件式の一例
を示す図である。 図において、 １・・・利用者端末、 ２・・・入力制御手段、 ３・・・出力手段、 ４・・・スタック手段、 ５・・・検索条件式抽出手段、 ６・・・検索条件式マージ手段、 ７・・・データ検索手段、 ８・・・検索条件式格納手段、 ９・・・検索条件式読出し手段、 １０・・・データベースである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　情報検索時に最初に指定した検索条件式に対して条件
   の付加および変更を繰り返しながら試行錯誤的に目的と
   する情報を検索して最終的に決定された検索条件式を保
   持する検索条件式の表示・保持方式において、 試行錯誤的検索段階で利用者によって指定された検索条
   件式をスタックするスタック手段と、利用者によって指
   定された検索条件式によりデータベースを検索して検索
   結果の情報を利用者に返却するデータ検索手段と、 利用者の指示により現在の検索条件式に至った有効な検
   索条件式を前記スタック手段から抽出して利用者に返却
   する検索条件式抽出手段と、試行錯誤的検索の終了段階
   で前記検索条件式抽出手段により前記スタック手段から
   抽出された最終的に有効な検索条件式を１つの検索条件
   式にマージする検索条件式マージ手段と、 この検索条件式マージ手段によって１つにマージされた
   検索条件式を前記データベースに格納する検索条件式格
   納手段と、 利用者の指示により前記データベースに格納された検索
   条件式を読み出して利用者に返却する検索条件式読出し
   手段と、 を有することを特徴とする検索条件式の表示・保持方式
   。