JPH01102871A - 部品組立体および電気コネクタ組立体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明は一般には一つの部品と他の部品との整合を図る
ためのキーイング素子を有する部品群に関連するもので
あり、詳細には適切な整合と相互接続を図るためのキー
イング素子を有する電気コネクタに関するものである。

［背景技術］ 同様な構造をした一対の部品間の整合を図ることがいろ
いろな場合に必要になることか多い、そのような整合を
必要とする部品は子供用玩具のような最も簡単なものか
ら電子部品のような最も複雑なものまで様々である。こ
のような部品対は普通は雄部材と雌部材で形成される。

即ち、対のうちの一方の部品（雄部材）は他の部品（雌
部材）の中に嵌合することができる。電子部品、特に電
気コネクタのようにより複雑な素子においては対を成す
各部品間で適切なキーイングを確実に行なう必要がある
。先行技術、特に電気コネクタ業界においては組み合わ
せるコネクタを互いに整合するための技術をきわめて広
い範囲にわたり検討してきた。これらの技術の中には、
整合用突起、凹部などの嵌合部品や数字、文字などのイ
ンデックス、さらに一般的なカラーコーディングなどが
含まれる。カラーコーディングというのは組み合わせる
相手を可視表示するためコネクタ対を一意的にカラーコ
ード化するものである。これらのキーイング技術はそれ
ぞれ様々な利点と欠点を持つ。

集積回路、半導体チップ、これらのための電気コネクタ
などの精密な電子部品とともに作動させる場合には、先
ず部品同士を互いに正確に整合すること、次に整合した
部品を正確な位置で相互接続することか肝要である。更
に、このような電子部品を用いる電子装置は大量生産さ
れるのが普通であるから、人件費と製造費を最小限に抑
えるために組み立て速度が非常に重要である。したがっ
て、いかなるキーイング技術であっても部品が迅速に整
合されるよう容易に識別できなくてはならない０組立体
の一例として、多数の電気コネクタが印刷配線板に支持
された相手コネクタに整合されるものかある。

人件費を最小限に抑えるために速度が重要であるとは言
え、コネクタ対な誤って組み合わせるとその対が使用さ
れる電子装置に致命的な損傷を与える恐れがあるから過
誤を許容する余裕はない、一意的な形状をした突起、凹
部のような機械的キーイング素子の場合は、そのような
過誤接続の恐れがなくなるけれども、容易に視認するこ
とができないので作業速度は落ちてしまう、一方、カラ
ーコーディングの方は視認か容易であり、そのため作業
速度は上がる。しかし、カラーコーディングのみでは過
誤接続を完璧に防ぐことは期待できない。

カラーコーディングと機械的キーイング素子とを組み合
わせると作業速度を上げ、かつ過誤接続を防ぐことが可
能になると考えられる。

しかし、カラーブーディングを二次的製造工程に用いる
と部品コストが大幅に高くなるであろう。カラーコーデ
ィングは部品の装造工程中にその部品に施すことができ
るものである０例えば特定の色の材料から部品をモール
ドすることにより用いられる。しかし、Ｉａ能やデザイ
ン上履せられる機械的電気的制約からある種の電子部品
はカラーコード化できない材料を使って製造しなければ
ならない、こうして組立作業者は部品間の区別を視認に
よって容易に行なえる色を用いずに１部品に施された機
械的キーに頼らざるを得ない。

したがって、作業者か視認により容易に区別てき、かっ
−っまたは複数の部品がカラーコーディングされていな
い場合に部品間の相互接続を過誤接続の恐れなく行なう
ことができるキーイング技術を提供することが望ましい
。

［目的］ 本発明の目的はキーを用いる組み合わせ部品のための改
良技術を提供することにある。

本発明の別の目的は視認により容易に識別できかつ過誤
接続なしに部品間の相互接続を可能とするキーイング部
材を有する部品を提供することにある。

本発明の別の目的は視認による識別か可能てあり部品対
の不適切な接続を防ぐキーイング素子を有する電子部品
を提供することにある。

［発明の概略］ 前述の目的を達成するため、本発明は互いに組み合わせ
られるように構成した第１の部品と第２の部品の一対を
少なくとも含む相互接続可能な部品から成る組立体を提
供する。第１部品は隆起した文字パターンを有する第１
キーイング１段を含む、これらの文字により特定の色を
視認することができる。第２部品は第１キーイング手段
の隆起文字パターンと嵌合状態で係合する第２キーイン
グ手段を含む、第２部品は第１部品の隆起文字パターン
により識別される特定色に対応するようカラーコード化
される。このようにして、第１部品と第２部品間の相互
組み合わせ接続を容易にするための可視表示がもたらさ
れる。

好適な実施例に示すように１本発明は複数の電気接点を
支持する第１コネクタハウジングと第２の複数の電気接
点を支持する第２コネクタハウジングとを含む電気コネ
クタ組立体を提供する。第１コネクタハウジングは第２
コネクタ八ウジングに対して機械的、電気的に接続する
よう構成されている。第１コネクタハウジングは特定の
色を可視表示する形状に形成された第１の結合素子を含
む、第２コネクタハウジングは第１ハウジングの第１結
合素子を機械的に収容するよう形成された第２の結合素
子を含む。

第２ハウジングの第２結合素子はｗＳ１結合素子の形状
により識別される特定色を識別するようカラーコード化
される。

［実施例の説明］ 第１図ないし第３図に本発明の電気コネクタ組立体１０
を示す、電気コネクタ組立体ＬＯは第６図に示す印刷配
線板１４に集積回路１２を接続するよう構成されている
。集積回路１２は従来のいかなる型のものでも良く、半
導体本体１２ａと複数のり−Ｉ’ｌｌを含む。集積回路
１２はそのリードを長子方向に２列に配置しており、Ｄ
ＩＰ集積回路として知られている。

本発明による電気コネクタ組立体１０は、集積回路１２
を受容するコネクタソケット１６と、第６図の印刷配線
板１４に装着されソケット１６を受容するコネクタヘッ
ダ１８とを含む。集積回路１２をソケット１６に固着す
るのにカバー（不図示）を用いても良い。

ソケット１６は従来型の構造であり、実質的に開放され
た中央開放部２０と、長手方向に間隔をあけて上面２４
と下面２６の間を貫通する２列の穴２２とを有する細長
い直方体を含む。

穴２２のそれぞれは電気端子２８を受容する。

端子２８は下部ソケット部３０と、ソケット１６の中央
開放部２０内に延びる接点部３２とを有する。集積回路
１２はリード１１が端子２８の接点部３２と電気的に係
合するようにソケット１６の中央開放部２０に挿入する
ことがてきる。

ヘッダ１８はソケット１６と対を成す形状の直方体部を
有する細長い部材である。ヘッダ１８は概ね開放型の椀
状部材であり、長手方向に整列した一対の接点ピン３４
の列を含む。

接点ピン３４は細長い部材であり、ヘッダ１８の下壁３
６に押圧嵌合その他の方法で固着される。接点ピン３４
は、ソケット１６がヘッダ１８に挿入された時、端子２
８のソケット部３０に受容されるようにしてヘッダ１８
に位置付けされる。こうして、ソケット１６をヘッダ１
８に挿入した時、ヘッダの接点ピン３４と集積回路１２
との間の電気的接続が形成される。

ソケット１６、ヘッダ１８およびその関連導電部品、端
子２８および接点ピン３４は単に例示するためのもので
ある。他のいかなる構造のコネクタであっても本発明に
従って使用することができる。

第６図に示すように１通常は多数のヘッダ１８か一枚の
印刷配線板１４に装着される。適切なソケット１６がそ
の対を成すヘッダ１８に接続されるのを保証するため、
本発明はソケットとへツタとの誤接続を防止するための
カラーコードキーイング技術を提供するものである。

前述のように、単純にカラーコード化されたソケット１
６とヘッダ１８により対を成す部品間の視認を可能とす
るのである。本発明において、へ・ンダ１８に整合させ
るためにソケット１６をカラーコード化するのは、これ
らの部品の原材料によっては１部品の製造工程中には不
可能である。ヘッダ１８は容易にカラーコード化できる
いかなる絶縁プラスティック、例えばポリエステルを用
いても形成することかできる。しかし、多数の応用分野
における電気的および機械的な設計上の制約により、ソ
ケット１６はそれとは違った材料で形成しなければなら
ない。例えばボニフェニレンスルフィドやその他の強化
サーモプラスティックで形成するか、これらは製造工程
中のカラーコーディングは容易ではない。このように、
第６図に示す各ヘッダ１８は別々の色、例えば赤、ｎ、
緑などにすることができるが、ソケット１６をヘッダ１
８の色に対応するよう色付けすることは出来ない。従っ
て、これらの例においては、電気コネクタ組立体１０は
それ自体では部品間の整合を行なうための単純なカラー
コーディングをもたらすことはできない。本発明は容易
に視認することができ、なおかつカラーコード化できな
い部品にも用いることができるキーイングシステムを提
供するものである。

第２図にソケット１６の下面３８を示す。

下面３８から延出しているのは隆起したアルファベット
文字パターン４０である。この文字パターンは特定の主
色を綴っている。第２図に示す例では、隆起した文字パ
ターン４０はｒＢＬＵＥＪ　（青）という単語を綴って
いる。

このように、ソケット１６自体はその原材料により左右
される前景外の何らかの色をしているけれども、隆起し
た文字パターン４０はこのソケットか対応する色（本例
では青色）を即座に視認できる表示を与えるのである。

第３図にヘッダ１８の下面３６を示す。ヘッダ１８は上
方に延びる一連の壁４２を含む。この壁４２の間には複
数の凹部４４か規定されており、この凹部４４かソケッ
ト１６の文字パターン４０の大まかな輪郭を示す。凹部
４４によって形成されるパターンはソケット１６の文字
パターン４０を嵌合状態で受容するよう構成されている
。ヘッダ１８の凹部４４はソケット１６の文字パターン
４０を逆さにした像の大まかな輪郭を示すように形成さ
れている。第３図に示すように凹部４４は文字パターン
４０の各文字の逆像に正確に対応させる必要はない。へ
ツタ１８自体はどのような特定の色でても形成てきるの
で凹部４４のパターンは容易に視認できなくても良いか
らである。第２図および第３図に示す例ではヘッダ１８
は青色のプラスティック材料で形成される。このように
して、ソケット１６かヘッダ１８に接続可使であること
か容易に認識される。

組合わせを正確にするための可視表示をさらに行なうた
めに、特に色盲の作業者用に別の特徴をヘッダ構成に加
えることもできる。

第５図に示すように、ヘッダ１８ａには凹部４４の底部
にモールドした逆像文字４１を含めることかできる。こ
の逆像文字４１によりヘッダ１８ａの特定の色を識別す
ることができる。

第５図の実施例では凹部４４の底部には文字ｒＢＬＡＣ
ＫＪ　（黒）が形成されている。このようにして、色ま
たは言葉により、ソケット１６ａをヘッダ１８ａに整合
させることができる。

ソケット１６の文字パターン４０を形成する文字の特定
の形状によりヘッダ１８の凹部４４のパターンの中にた
だ一つの特定の方向に一意的に嵌合することかできる。

こうして、第２図のソケット１６を第３図のヘッダ１８
に一意的に組み合わせるキーイング手段の他に１文字パ
ターン４０と凹部４４によりソケット１６が適切なヘッ
ダ１８にではあるか過った位置に挿入されるのを防ぐ極
性機構を与えることかできる。この機構はほとんどの電
気コネクタ応用分野で要求されるものである。第２図お
よび：ｉＳａ図に示すように、ソケット１６は第２図の
位置を左から右へ反転させることによりヘッダ１８に適
切に挿入される。そのような反転位置においてソケット
１６は第３図に示す位置のヘッダ１８に挿入することが
できる。

第４図および第５図に多くの代替キーイング機構の一例
を示す。第２図のソケット１６と第５図のヘッダ１８ａ
とを比較すると、ソケット１６とヘッダ１８ａとの接続
は不可能であることが分かるであろう、第４図のソケッ
ト１６と第３図のヘッダ１８との間の関係も同様である
。第６図に示すようなその他のカラーコード組合せも容
易に理解できるであろう。

第６図に印刷配線板１４を示すが、これには前述の型の
４個のヘッダ１８．１８ａ、１８ｂおよび１８ｃが装着
される。各ヘッダは凹部４４のそれぞれのパターンを形
成する隆起壁４２を除き同じ構造である。ヘッダ１８ａ
は黒色のプラスティック材料で形成され、単語ｆＢＬＡ
ｃＫＪ　（黒）を綴る文字パターン４０を有するソケッ
ト１６ａ（第４図）を受容する。同様に、ヘッダ１８ｂ
および１８ｃは、それぞれ灰色および白色のプラスティ
ック材料て形成され、単語ｒＧＲＥＹＪ　（灰色）およ
びｒＷＨＩＴＥＪ　（白）を綴る文字パターンを有する
ソケット１６ｃおよび１６ｃ　（不図示）を受容する。

単語ｒＢＬＵＥＪ　（青）を形成する文字パターン４０
を持つソケット１６（第２図）がヘッダ１８ｂ、１８ｃ
および１８ｄのいずれにも嵌合しないので、本発明のカ
ラーコードキーイング技術は誤接続はあり得ない。

印刷配線板１４を取り扱う作業者はどのソケットがどの
ヘッダに挿入可能かということを容易に判断てきること
か理解できるであろう。各ソケット１６に綴られた単語
とヘッダ１８の色とを照合することにより、適切な組合
わせの表示が容易に得られる。

本発明は電気コネクタにおいて特に有用ではあるが、こ
こに述べたキーイング技術は電気コネクタに限られるも
のではなく、対を成す部品間のキーイングが必要とされ
葛いかなる分野にも応用できることは当然に明らかであ
ろう。

当業者にあっては、前述の構造に対して様々な改変が可
能であろう。本発明の範囲は特許請求の範囲において明
らかである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のキーイング技術を用いた電気コネクタ
組立体を拡大して示す断面図、第２図は第１図の″Ｒ１
気コネクタ組立体のソケットの底面図、 第３図は第１図の電気コネクタ組立体のへツタの上面図
、 第４図は第２図のソケットの別の実施例の底面図、 第５図は第３図のヘッダの別の実施例の底面図および 第６図は第１図のヘッダを複数支持する印刷配線板を示
す図である。 ［主要部分の符合の説明］ 第１部品　　　　　　１６ 第２部品　　　　　　１８ 部品組立体　　　　　１０ 文字パターン　　　　４０ 第２キーイング手段　４４ 第１電気接点　　　　２８ 第１電気コネクタ　　１６ 第２電気接点　　　　３４ 第２電気コネクタ　　１８ 電気コネクタ組立体　ｉ。 第１結合素子　　　　４０ ＦＩＧ、２ ＦＩＧ、３

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、第１の部品（１６）とこれと相互結合されるよう形
   成された第２の部品（１８）とを含む、整合された相互
   結合可能な備品の組立体（１０）において、 該第１部品は隆起した文字パターン（４０）を含む第１
   のキーイング手段を有し、該文字パターンは特定の色を
   識別し、 該第２部品は該第１キーイング手段の該文 字パターンと嵌合状態で係合する第２キーイング手段（
   ４４）を有し、 該第２部品は該第１部品の該文字パターン により識別される該特定色に対応するようにカラーコー
   ド化されており、これにより、該第１部品と該第２部品
   との相互結合可能性を可視表示することを特徴とする備
   品組立体。 ２、請求項１記載の組立体において、該第２キーイング
   手段は該第１キーイング手段の該文字パターンを受容す
   るための少なくとも一つの凹部（４４）を含むことを特
   徴とする部品組立体。 ３、請求項２記載の組立体において、該凹部は該第１部
   品の該文字パターンに対して相補型を成すパターンに形
   成されていることを特徴とする部品組立体。 ４、請求項２記載の組立体において、該第２キーイング
   手段は該第１部品の該文字パターンに対して相補型を成
   すよう形成された複数の凹部を含むことを特徴とする部
   品組立体。 ５、請求項２記載の組立体において、該第１部品は該第
   ２部品とは別の色であることを特徴とする部品組立体。 ６、第１の複数の電気接点（２８）を支持する第１の絶
   縁性ハウジングを有する第１の電気コネクタ（１６）と
   、 該第１電気コネクタと結合可能であり、 第２の複数の電気接点（３４）を支持する 第２の絶縁性ハウジングを有する第２の電 気コネクタ（１８）とを含む電気コネクタ組立体（１０
   ）において、 該第１電気接点（２８）は該第２電気接点 （３４）と電気的接続が可能であり、 該電気コネクタ組立体はさらに、 該第１ハウジングにあって、特定の色を 識別する形状に形成された第１の結合素子 （４０）と、 該第２ハウジングにあって、該第１結合素 子との相互結合が可能であり、 該特定色にカラーコード化された第２の結 合素子とを含むことを特徴とする電気コネクタ組立体。 ７、請求項６記載の電気コネクタにおいて、該第１結合
   素子は該特定色が識別される形状のアルファベット形に
   形成された複数の突起を含むことを特徴とする電気コネ
   クタ組立体。 ８、請求項６記載の電気コネクタにおいて、該第１結合
   素子の色は該特定色以外の色であることを特徴とする電
   気コネクタ組立体。 ９、請求項８記載の電気コネクタにおいて、該第２ハウ
   ジングの色は該特定色であることを特徴とする電気コネ
   クタ組立体。 １０、請求項９記載の電気コネクタにおいて、該第１ハ
   ウジングの色は該特定色以外の該色であることを特徴と
   する電気コネクタ組立体。