JPH01102362A - 反応試験器の製造方法 - Google Patents
反応試験器の製造方法Info
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- JPH01102362A JPH01102362A JP26247587A JP26247587A JPH01102362A JP H01102362 A JPH01102362 A JP H01102362A JP 26247587 A JP26247587 A JP 26247587A JP 26247587 A JP26247587 A JP 26247587A JP H01102362 A JPH01102362 A JP H01102362A
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Landscapes
- Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、試料溶液中の特定成分の存在を検出するため
の化学・医学・薬学・生化学などの分野における反応試
験器の製造方法に関するものである。
の化学・医学・薬学・生化学などの分野における反応試
験器の製造方法に関するものである。
〈従来の技術〉
化学・医学・薬学・生化学などの主要な科学分野におい
て、分析化学の技術は進歩を続け、多種の問題解決のた
め、さまざまな分析手段や試験器が開発されてきている
。
て、分析化学の技術は進歩を続け、多種の問題解決のた
め、さまざまな分析手段や試験器が開発されてきている
。
反応試験器は、操作性に優れ、簡便で、結果を即時的に
得られるため、数多くの分析、特に試料溶液の分析にお
いて広く利用されている。
得られるため、数多くの分析、特に試料溶液の分析にお
いて広く利用されている。
従来の反応試験器は、一般的に平坦なシート状の基体に
反応剤インキを一定面積に塗布形成したものが通例であ
り、反応剤インキに試料溶液を滴下して、その反応結果
を見ることにより、試料溶液中の特定成分の存在を検出
することができるものであった。
反応剤インキを一定面積に塗布形成したものが通例であ
り、反応剤インキに試料溶液を滴下して、その反応結果
を見ることにより、試料溶液中の特定成分の存在を検出
することができるものであった。
〈発明が解決しようとする問題点〉
従来の反応試験器が上記のような構成である理由は、単
にその製造工程が簡単で容易であったからであるが、使
用上次のような問題点があった。
にその製造工程が簡単で容易であったからであるが、使
用上次のような問題点があった。
すなわち、反応剤インキの層が形成された平坦な基体上
に試料溶液を滴下すると、その試料溶液が流れだし、場
合によっては隣接する別の反応剤インキ部分に流れ込ん
だり、反応試験器を汚染したりする可能性が多かった。
に試料溶液を滴下すると、その試料溶液が流れだし、場
合によっては隣接する別の反応剤インキ部分に流れ込ん
だり、反応試験器を汚染したりする可能性が多かった。
結果的には反応剤インキの汚染および反応結果に基づく
判定または測定を妨害する原因となっていたものである
。
判定または測定を妨害する原因となっていたものである
。
く問題点を解決するための手段〉
本発明は鋭意研究の結果、基体を凹み構造を有するもの
にして、さらにこれに反応剤インキを形成する際に特殊
な手段を適用することによって、問題点解決の目的を達
成したものである。すなわち、本発明の反応試験器の製
造方法は、所定の形状と深さからなる凹部を有する基体
を作製し、該凹部の形状より小さく該凹部の深さ以上の
高さの凸部を有する凸版の凸部頂面に反応剤インキを付
着させ、その後前記凸版の凸部と前記基体の凹部とを接
触させ、凸版の凸部頂面に付着した反応剤インキを基体
の凹部底面に転移させるものである。
にして、さらにこれに反応剤インキを形成する際に特殊
な手段を適用することによって、問題点解決の目的を達
成したものである。すなわち、本発明の反応試験器の製
造方法は、所定の形状と深さからなる凹部を有する基体
を作製し、該凹部の形状より小さく該凹部の深さ以上の
高さの凸部を有する凸版の凸部頂面に反応剤インキを付
着させ、その後前記凸版の凸部と前記基体の凹部とを接
触させ、凸版の凸部頂面に付着した反応剤インキを基体
の凹部底面に転移させるものである。
本発明にかかる反応試験器の製造方法について以下さら
に図面を参照しながら詳しく説明する。
に図面を参照しながら詳しく説明する。
第1図は本発明の実施例を示す平面図、第2図は本発明
の実施例を示す断面図、第3−1図、第3−2図は本発
明に使用する凸版の一実施例を示す平面図および断面図
、第4図は本発明の他の実施例を示す平面図である。図
中、1は基体、2は凹部、3・33は反応剤インキ、4
は凸版、5は凸部をそれぞれ示す。
の実施例を示す断面図、第3−1図、第3−2図は本発
明に使用する凸版の一実施例を示す平面図および断面図
、第4図は本発明の他の実施例を示す平面図である。図
中、1は基体、2は凹部、3・33は反応剤インキ、4
は凸版、5は凸部をそれぞれ示す。
基体1の材質としては、紙・プラスチック・セラミック
・金属など特定されないが、ある程度の厚みを有するシ
ート状のものが使用上好ましい。
・金属など特定されないが、ある程度の厚みを有するシ
ート状のものが使用上好ましい。
また、基体1の色は、反応が発色反応である場合が多い
ため、呈色を確認するためには白色が好ましい。基体1
にはあらかじめ凹部2を形成しておく。この凹部2は、
その中に入った試料溶液が流出しないように設けるもの
である。その形状・大きさ・深さは特定されず、分析対
象の性質を考慮すべきであるが、通例大きさは、縦横の
長さが5〜30Illl、深さは0.1〜3mmのもの
を使う。凹部2の底面をすり林状に形成しておくと、試
料溶液が中央部に集まり好適な場合がある。形状につい
ても特定されないが、通例は円形または四角形である。
ため、呈色を確認するためには白色が好ましい。基体1
にはあらかじめ凹部2を形成しておく。この凹部2は、
その中に入った試料溶液が流出しないように設けるもの
である。その形状・大きさ・深さは特定されず、分析対
象の性質を考慮すべきであるが、通例大きさは、縦横の
長さが5〜30Illl、深さは0.1〜3mmのもの
を使う。凹部2の底面をすり林状に形成しておくと、試
料溶液が中央部に集まり好適な場合がある。形状につい
ても特定されないが、通例は円形または四角形である。
凹部2を形成するには、エンボス成型・加熱プレス成型
・モールディング成型・エツチングパターン成型など、
一般的な種々の方法の中から材料や形状に適した方法を
選択して用いることができる。
・モールディング成型・エツチングパターン成型など、
一般的な種々の方法の中から材料や形状に適した方法を
選択して用いることができる。
反応剤インキ3は、各種用途・目的に応じた反応剤の他
に、印刷インキとして所望の粘性を得るために樹脂バイ
ンダーや溶剤を含み、必要に応じて色素顔料・染料その
他の添加物を含む場合がある。ここで樹脂バインダーは
目的の試料溶液に容易に溶けるものを用いる。多くの試
料溶液は水溶液を使うが、その場合は樹脂バインダーと
して、ポリビニルアルコール・ポリビニルピロリドン・
ポリエチレングリコール・カルボキシメチルセルロース
・ポリアクリル酸ソーダなどの水溶性樹脂を用いる。ま
た溶剤としては、エチレングリコール・ヘキシレングリ
コール・ベンジルアルコール・シクロヘキサノール・ブ
チ!レカルビトールアセテート・ブチルセロソルブ・エ
チルセロソルブなどを用いる。
に、印刷インキとして所望の粘性を得るために樹脂バイ
ンダーや溶剤を含み、必要に応じて色素顔料・染料その
他の添加物を含む場合がある。ここで樹脂バインダーは
目的の試料溶液に容易に溶けるものを用いる。多くの試
料溶液は水溶液を使うが、その場合は樹脂バインダーと
して、ポリビニルアルコール・ポリビニルピロリドン・
ポリエチレングリコール・カルボキシメチルセルロース
・ポリアクリル酸ソーダなどの水溶性樹脂を用いる。ま
た溶剤としては、エチレングリコール・ヘキシレングリ
コール・ベンジルアルコール・シクロヘキサノール・ブ
チ!レカルビトールアセテート・ブチルセロソルブ・エ
チルセロソルブなどを用いる。
上記反応剤インキ3を基体1の凹部2底面に設けるには
次のような方法による。
次のような方法による。
まず、前記凹部2の形状より小さく前記凹部2の深さ以
上の高さの凸部5を有する凸版4の凸部5頂面に、前記
反応剤インキ3を付着させる。凸版4の凸部5の形状は
、網点やストライブなどの微細パターンの集合体であっ
てもよい(第3図参照)、また、タコ印刷に用いられる
ような形状のものでもよい。
上の高さの凸部5を有する凸版4の凸部5頂面に、前記
反応剤インキ3を付着させる。凸版4の凸部5の形状は
、網点やストライブなどの微細パターンの集合体であっ
てもよい(第3図参照)、また、タコ印刷に用いられる
ような形状のものでもよい。
反応剤インキ3を凸版4の凸部5頂面に付着させる手段
としては次の2つの例がある。
としては次の2つの例がある。
一つは、反応剤インキ3を、あらがじめ平坦な板上に、
またはグラビア版などの多数のインキセルを有する版上
に均一に展開する。その後、前記凸版4を適当な距離・
圧力を保って反応剤インキ3面に接触させて反応剤イン
キ3を凸版4の凸部5頂面に付着させる。
またはグラビア版などの多数のインキセルを有する版上
に均一に展開する。その後、前記凸版4を適当な距離・
圧力を保って反応剤インキ3面に接触させて反応剤イン
キ3を凸版4の凸部5頂面に付着させる。
もう一つの方法例では、凸版4の凸部5頂面にスクリー
ン印刷法を用いて反応剤インキ3を付着させる。
ン印刷法を用いて反応剤インキ3を付着させる。
以上のように凸部5頂面に反応剤インキ3の付着した凸
版4を前記基体1の凹部2に位置するように凸版4およ
び基体1を位置決めし、凸版4の凸部5と前記基体1の
凹部2とを接触させる(第2図参照)。
版4を前記基体1の凹部2に位置するように凸版4およ
び基体1を位置決めし、凸版4の凸部5と前記基体1の
凹部2とを接触させる(第2図参照)。
このようにすることによって、凸版4の凸部5頂面に付
着した反応剤インキ3を基体1の凹部2底面に転移させ
る。一つの基体1に複数の反応剤インキの層を設けるに
は、基体1に複数の凹部2を形成しておき、一方凸版4
にも前記凹部2に対応させて複数の凸部5を形成してお
き、これらを用いて反応剤インキを転移させるとよい。
着した反応剤インキ3を基体1の凹部2底面に転移させ
る。一つの基体1に複数の反応剤インキの層を設けるに
は、基体1に複数の凹部2を形成しておき、一方凸版4
にも前記凹部2に対応させて複数の凸部5を形成してお
き、これらを用いて反応剤インキを転移させるとよい。
また、基体1の凹部2底面に設ける反応剤インキ3が複
数種類の場合は、上記の工程を繰り返して複数種類の反
応剤インキ3・33を印刷形成させるとよい。 ゛ く作用〉 本発明にかかる反応試験器の製造方法に基づいて製造す
れば、基体1の凹部2の底面のみに正確に反応剤インキ
3を形成した反応試験器を得ることができる。本製造方
法に基づいて得られた反応試験器を使用すれば、試料溶
液を滴下した際に、試料溶液が凹部2の内側で保持され
、流出することなく、隣接する反応剤インキ3部分や基
体1を汚染することがない。
数種類の場合は、上記の工程を繰り返して複数種類の反
応剤インキ3・33を印刷形成させるとよい。 ゛ く作用〉 本発明にかかる反応試験器の製造方法に基づいて製造す
れば、基体1の凹部2の底面のみに正確に反応剤インキ
3を形成した反応試験器を得ることができる。本製造方
法に基づいて得られた反応試験器を使用すれば、試料溶
液を滴下した際に、試料溶液が凹部2の内側で保持され
、流出することなく、隣接する反応剤インキ3部分や基
体1を汚染することがない。
〈実施例〉
基体として白色のプラスチック(ABS樹脂)厚さ1厘
園を使用した。ただし、所定位置に深度0゜5I11内
寸直径30mmの凹部を複数個形成したものである。
園を使用した。ただし、所定位置に深度0゜5I11内
寸直径30mmの凹部を複数個形成したものである。
前記凹部に対応するように、ストライプパターンを作製
した樹脂凸版を使用して試薬A・Bを印刷した。感光性
樹脂凸版としては、レリーフ深度が1.4m1肉厚が2
.84+ss+を使用して第3図に示したようなパター
ン形状を設けた。
した樹脂凸版を使用して試薬A・Bを印刷した。感光性
樹脂凸版としては、レリーフ深度が1.4m1肉厚が2
.84+ss+を使用して第3図に示したようなパター
ン形状を設けた。
まず、A液を印刷後、印刷定盤を0.5mm平行移動し
、B液を印刷した。その結果、第4図に示すような反応
試験器が得られた。
、B液を印刷した。その結果、第4図に示すような反応
試験器が得られた。
試薬A−Bは下記の要領で調製した。
A液:■液+■液
B液:■液
■液:パラニトロアニリン0.1gを2+*lの濃塩酸
に溶かし、水および水溶性バインダーであるポリビニル
アルコール(PVA)を加えて0.1%とした。
に溶かし、水および水溶性バインダーであるポリビニル
アルコール(PVA)を加えて0.1%とした。
ここで使用したPVAは前記印刷する特性をだすため、
エチレングリコール/H2O=40/10の希釈液にて
固形分50%となるように調製した。
エチレングリコール/H2O=40/10の希釈液にて
固形分50%となるように調製した。
■液:■液に用いた固形分50%のPVAにて炭酸カル
シウム溶液濃度を希釈し、10%としな。
シウム溶液濃度を希釈し、10%としな。
■液:1%の亜硝酸ナトリウム液に対し、メチルセルロ
ース/エチレングリコール/H20= 115/20の
比で混合した液にて希釈し、0.2%の亜硝酸ナトリウ
ム液とした。
ース/エチレングリコール/H20= 115/20の
比で混合した液にて希釈し、0.2%の亜硝酸ナトリウ
ム液とした。
印刷条件は、印刷スピード: 480+*m/秒、展色
スピード: 380+*+s/秒、ドクター圧: 3k
g/ cta2、転写圧:+0.2鵬m(押し込み量)
である。
スピード: 380+*+s/秒、ドクター圧: 3k
g/ cta2、転写圧:+0.2鵬m(押し込み量)
である。
得られた反応試験器の反応剤インキの層上にバニルマン
デル酸を数滴滴下すると、ジアゾ結合により呈色反応を
示した。
デル酸を数滴滴下すると、ジアゾ結合により呈色反応を
示した。
〈発明の効果〉
本発明は前記したような構成の反応試験器の製造方法で
あるから、容易に試料溶液の流出を防ぐ反応試験器が得
られる。また、本製造方法は、本質的に連続生産が可能
であるから、製品を量産する際にも優れた製造方法であ
る。さらに、本発明によって得られた反応試験器は、反
応剤インキ層が基体上面より深いところにあるので、製
品を積層して、梱包・運搬するときにも反応剤インキ層
がこすれたりしないので反応剤インキ層の剥落を防ぐこ
とができる。
あるから、容易に試料溶液の流出を防ぐ反応試験器が得
られる。また、本製造方法は、本質的に連続生産が可能
であるから、製品を量産する際にも優れた製造方法であ
る。さらに、本発明によって得られた反応試験器は、反
応剤インキ層が基体上面より深いところにあるので、製
品を積層して、梱包・運搬するときにも反応剤インキ層
がこすれたりしないので反応剤インキ層の剥落を防ぐこ
とができる。
第1図は本発明の実施例を示す平面図、第2図は本発明
の実施例を示す断面図、第3−1図、第3−2図は本発
明に使用する凸版の一実施例を示す平面図および断面図
、第4図は本発明の他の実施例を示す平面図である。 1・・・基体、2・・・凹部、3・33・・・反応剤イ
ンキ、4・・・凸版、5・・・凸部。 特許出願人 日本写真印刷株式会社
の実施例を示す断面図、第3−1図、第3−2図は本発
明に使用する凸版の一実施例を示す平面図および断面図
、第4図は本発明の他の実施例を示す平面図である。 1・・・基体、2・・・凹部、3・33・・・反応剤イ
ンキ、4・・・凸版、5・・・凸部。 特許出願人 日本写真印刷株式会社
Claims (2)
- (1)所定の形状と深さからなる凹部(2)を有する基
体(1)を作製し、該凹部(2)の形状より小さく該凹
部(2)の深さ以上の高さの凸部(5)を有する凸版(
4)の凸部(5)頂面に反応剤インキ(3)を付着させ
、その後前記凸版(4)の凸部(5)と前記基体の凹部
(2)とを接触させ、凸版(4)の凸部(5)頂面に付
着した反応剤インキ(3)を基体の凹部(2)底面に転
移させることを特徴とする反応試験器の製造方法。 - (2)前記基体が1以上の凹部(2)を有し、前記凸版
(4)が前記凹部(2)に対応した1以上の凸部(5)
を有する特許請求の範囲第1項に記載の反応試験器の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26247587A JPH01102362A (ja) | 1987-10-16 | 1987-10-16 | 反応試験器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26247587A JPH01102362A (ja) | 1987-10-16 | 1987-10-16 | 反応試験器の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01102362A true JPH01102362A (ja) | 1989-04-20 |
Family
ID=17376301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26247587A Pending JPH01102362A (ja) | 1987-10-16 | 1987-10-16 | 反応試験器の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01102362A (ja) |
-
1987
- 1987-10-16 JP JP26247587A patent/JPH01102362A/ja active Pending
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