JPH01101954A - 靴乾燥装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は靴に熱風を尚てて靴を乾燥させる靴乾燥装置に
関する。

従来の技術 従来から靴乾燥装置は数多く知られている。例えば、実
公昭５６−１７００７号公報に示される靴乾燥装置があ
る。この靴乾燥装置の構成を第４図により説明する。す
なわち、１は乾燥機の本体で、逆皿状の基台部２と、こ
の基台部２の上面中央部から上方に突出する有蓋中空状
の立設部３と、基台部２の上面周縁部に上方に突出して
設は熱風供給筒４を備え、上記基台２、立設部３、熱風
供給筒４は連通状態にある。また、本体１内にはファン
ケース６、このファンケース６内のファン６を回転させ
る電動機７を有し、立設部３の上面の吸気口８から外気
をファンケース６内に導入し、ファンケース６の吐出口
９からヒータ１ｏに吐き出す。このヒータ１０の開口部
１１に空気を通過させて熱風とし、熱風供給筒４内に送
シ込む。熱風供給筒４の上部には熱風吐出口１２が設け
られておシ、この熱風吐出口１２から熱風を靴１３内に
供給し、靴１３を乾燥させていた。

発明が解決しようとする問題点 しかし従来の構成では本体１の中央立設部３内に縦方向
にモータ７を配置し、立設部３の上部よシ吸気をしてい
た。したがって、スペース的に中央部が突出し、結果的
に熱風供給筒４がその外周に、一定距離で設けられ、全
体として、収納スペースが多くなるという問題点を有し
ていた。

本発明は上記問題点を鑑み、収納スペースを小さくでき
、かつ、加熱手段と送風手段を一体化して本体内に効果
よく収納させることを目的とする。

問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明は、熱風を発生させ
る加熱手段および送風手段を有する本体と、この本体に
設けた軸部を中心に左右方向に回動自在で、上部に熱風
吐出口を有する左右一対の熱風供給台と、前記本体の熱
風を前記熱風供給台に送シ込む伸縮自在な連結具を備え
、前記送風手段はファン、このファンを覆うファンケー
スおよびファンを駆動するモータにより構成するととも
に、加熱手段を前記ファンケースに一体化して取付け、
前記ファンケースは本体底板部にビス固定し、前記ファ
ンケースの側方に突出して取付けたモータの下端面に一
定のすき間を介して、底板から凸リブを近接形成した構
成である。

作　　用 上記構成により、収納時には本体より上方に突出してい
る熱風供給台を回動させて閉成状態として収納スペース
を小さくし、しかも本体よシ突出した熱風供給台を１箇
所に集中できるため、収納性を高めることができる。

また本体内部においても、ファン、ファンケース、モー
タ等の送風手段および加熱手段を一体化してコンパクト
に納め、また、モータの下端面に近接して凸リプを設け
ることにより、落下衝撃時にファンケース側方に設けた
モータが下方に移動することを抑制でき、コンパクト化
のためにモータを側方に設けることを可能としている。

実施例 以下、本発明の実施例を第１図〜第３図により説明する
。

本実施例における靴乾燥装置の構成を第１図により説明
する。すなわち、１６は乾燥装置の本体で、内部に外気
を導入するファン１６と、このファン１６を回転駆動す
る電動機１７と、ファ／１６の吐出側に配設したヒータ
１８を収納している。

ヒータ１８の上方に位置する本体１６の上面には吐出口
１９が形成されている。この吐出口１９には蛇腹状のホ
ース２０の一端が接続されている。

また、本体１６の両側には、第２図に示すような上方に
向って先細多形状をした熱風供給台２１が各々配設され
、本体１６の側部下方に設けた軸部２２を中心に回動自
在としている。熱風供給台２１の上部には複数の熱風吐
出口２３が設けられ、熱風供給台２１の内部上方は仕切
板兼蛇腹状ホース固定筒２４により仕切られ、熱風供給
室２６が形成されている。この熱風供給室２６内にホー
ス加の他端を接続している。なお、２６は熱風供給台２
１の外方側面の上部から下方に延設したリブである。ま
た第３図に示すように、本体１６の内部にハ、ファンケ
ース２８、シロッコファン２９、ヒータ１８、ヒータカ
バー３０が一体化され、その上部は本体１６に接触しフ
ァンケース２８の上部で本体１５とビス固定されている
。下部は底板３１により押し上げられている。また、シ
ロッコファン２９を回転させるためのモータ１７も、前
記ファンユニットと一体化され固定されている。

しかし、モータ１７のコア部３２は重量的に大きく、通
常使用時には、特に問題はないが、落下衝撃を受けた場
合には、かなシの重さとなるため、コア部３２を下から
支えるべく、隙間ｔ１　　を設けて、底板３１から凸リ
プ３３を突出している。

上記構成における靴乾燥装置の動作について説明する。

熱風供給台２１に靴２７をのせるにあたシ、熱風供給台
２１を軸部２２を中心として左右に開き、リプ２６が設
けられた外側面を略垂直状態に固定する。次に靴２７の
開口部２７ａから熱風供給台２１の先端部を挿入し、第
１図に示すように靴２７の開口部２７ａの周縁が熱風供
給台２１の外周面に当接するまで挿入し続け、靴２７を
安定した状態で支持する。この状態で電動機１７および
ヒ−タ１８を動作させると、ファン１６が回転し、外気
を本体１５に設けた吸気口（図示せず）よシ吸い込んで
ヒータ１８に送り込み、ヒータ１８により加熱して吐出
口１９から熱風として吐き出す。

この熱風はホース２０を介して熱風供給室２６内に送り
込まれ、熱風吐出口２３よシ吐き出される。

熱風供給台２１の頂部の熱風吐出口２３からの熱風は矢
印Ａのように靴２７内の先端部まで到達し、靴２７内面
をむらなく乾燥させる。乾燥に寄与した熱風はリブ２６
により靴の後方開ロ部り７ａ周縁を持ち上げているため
、矢印Ｂのように円滑に外部に流出させて、乾燥性能を
向上させている。

さらに、加熱手段および送風手段を本体内にコンパクト
に収納する構成を説明する。つまシ、モータ１７、シロ
ッコファン２９．７ｙンケース２Ｂ、ヒータカバー３０
、ヒータ１８を組立ユニットとして、一体化させ、横方
向に長く、縦方向に低くして本体の高さをできるだけ、
低くおさえるとともに、本体１６と底板を利用して、取
付ビスを少くして、組立ユニットを固定している。すな
わち、ファンケース２８の底面と底板３１を当てる、本
体１６との固定は、ファンケース２８の上部ビス固定（
第１図）１箇所のみとし、かつ、落下衝撃対応として、
モータコア３２の下部に隙間ｔ１　　を介して、底板３
１から、凸リプ３３を出している。

発明の効果 以上、実施例の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、乾燥装置として必要々、加熱手段、送風手段を本体
内部に、コンパクトに収納させることにより、本体の高
さを低くし、本体より上方に突出した熱風供給台を、左
右方向に開閉自在な構造を取ることができる。つまり、
乾燥時には、熱風供給台を開けて使用し、収納時には、
熱風供給台が邪魔とならないように閉成状態にし一箇所
に集中し、収納スペースを小さくし、収納性を向上させ
る効果が得られる。

またスペース面ばかシでなく、加熱手段、送風手段の固
定を、それらを一体化することにより、組立時の作業性
を著しく向上させるとともに、落下衝撃における対策も
同時に行い経済面、品質面にも効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例における靴乾燥装置の断面図、
第２図は同靴乾燥装置の斜視図、第３図は加熱送風ユニ
ットの本体組立断面図、第４図は従来の靴乾燥装置を示
す断面図である。 １６・・・・・・本体、１７・・川・モータ、１８・・
・・・・ヒータ、２１・・・・・・熱風供給台、２８・
川・・ファンケース、２９・・・・・・シロッコファン
、３０・・川・ヒータカバー、３１・・・・・・底板、
３２・・・・・・モータコア、３３・・・・・・凸リプ
。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２
図 城

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 熱風を発生させる加熱手段および送風手段を有する本体
   と、この本体に設けた軸部を中心に左右方向に回動自在
   で、上部に熱風吐出口を有する左右一対の熱風供給台と
   、前記本体の熱風を前記熱風供給台に送り込む伸縮自在
   な連結具を備え、前記送風手段はファン、このファンを
   覆うファンケースおよびファンを駆動するモータにより
   構成するとともに、加熱手段を前記ファンケースに一体
   化して取付け、前記ファンケースは本体底板部にビス固
   定し、前記ファンケースの側方に突出して取付けたモー
   タの下端面に一定のすき間を介して底板から凸リブを近
   接形成した靴乾燥装置。