JP7846918B2 - 在宅健康チェックシステム - Google Patents
在宅健康チェックシステムInfo
- Publication number
- JP7846918B2 JP7846918B2 JP2024154801A JP2024154801A JP7846918B2 JP 7846918 B2 JP7846918 B2 JP 7846918B2 JP 2024154801 A JP2024154801 A JP 2024154801A JP 2024154801 A JP2024154801 A JP 2024154801A JP 7846918 B2 JP7846918 B2 JP 7846918B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- patient
- health
- home
- data
- database unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
Description
一方、最近、QOL(クオリティ オブ ライフ、生活の質)への取り組みの重要性が指摘されている。看護師が、QOLまでのフォローができることが理想であるが、決められた時間内に、医療行為と共にQOLの確認を行うことは困難である。
そこで、在宅の患者に対して、看護師等の医療活動とは別に、QOLについてのケアを行う仕組みが求められていた。
このような問題に対して、従来からも様々な技術が提案されている。例えば、
(特許文献1参照)が提案され、公知技術となっている。より詳しくは、患者に関する患者情報が、基準情報と、時系列情報と、に分類され、さらに、各患者情報に対して、当該患者情報を登録した使用者の属性が対応付けられて記憶されており、対象患者の患者情報と属性とを取得し、対象患者の患者情報を、属性毎に、基準情報と時系列情報とに領域を分割して表示部の1画面内に表示させる。
しかしながら、在宅医療において、QOLに関する情報取得することは記載されておらず、課題を解決していない。
以下、本発明に係る在宅健康チェックシステムの実施例を、図面に基づいて説明する。
なお、以下で示される在宅健康チェックシステムは、下記に述べる実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状や寸法、構造等の範囲内で適宜変更することができるものである。
図1は、本発明に係る在宅健康チェックシステムの実施形態を示すシステム図である。
図2は、本発明に係る在宅健康チェックシステムにおける携帯端末での計測データの収集を示す説明図である。
図3は、本発明に係る在宅健康チェックシステムにおける患者基本情報テーブルを示す説明図である。
図4は、本発明に係る在宅健康チェックシステムにおける患者診断情報テーブルを示す説明図である。
図5は、本発明に係る在宅健康チェックシステムにおける携帯端末の画面を示す説明図であり、(a)は通常の表示画面、(b)は詳細情報を表示した画面である。
図6は、本発明に係る在宅健康チェックシステムにおけるデータ解析から対応までを示すシーケンス図である。
QOLでは、患者一人一人が、その人らしく生きることが重要とされている。QOLに影響を与える肉体的要素としては、運動量が落ちる、体が痛む、身体機能の低下などが考えられる。これらを調査するために、体組計、骨健康度測定機、舌圧測定機、口腔機能測定機による測定、患者を撮影した画像、患者の生活空間を撮影した画像、患者の日々の生活の一部である排便状況、睡眠状況の把握が重要である。また、QOLに関連するチェックリストを行うことや、患者自身が満足感を持っているかを確認することも重要である。
また。QOLとは別に、口腔機能測定機によって、唾液の分泌量の低下を検知できる。唾液の分泌量の低下から、唾液中の糖分の濃度の上昇、プラーク(歯垢)の付着、細菌の増殖の加速による歯周病の進行を推定し予防することも可能である。また、唾液の分泌量の低下から、糖尿病の可能性を推定することも可能である。
薬剤師は、在宅の患者を、薬の配布、補充のために、定期的に、月2回から4回程度訪問する。従って、定期的に、QOLの関わる変化の有無を継続的に検査、調査を行うことができるので好適である。
また、医療機器については、看護師等の医療従事者でないと扱うことができないが、QOLに関わる、体脂肪率や骨健康度等については、医療従事者でない薬剤師でも扱うことができる。口腔機能測定機の一部は医療従事者でない薬剤師でも扱うことができる。また、血中酸素飽和度を測定するパルスオキシメータや舌圧を測定する舌圧測定機は、医療機器であるが、医療従事者以外でも利用できる。
また、薬剤師は、患者の同意のもとで、患者、及び、患者の生活空間を、撮影し記録することもできる。撮影とは、動画撮影、静止画撮影の両方を含む。
また、薬剤師は、薬の配布、補充のために、患者宅を訪問するので、車での訪問が多く、体組計、骨健康度側的、パルスオキシメータ、舌圧測定機、口腔機能測定機等を持参することが容易であり、適している。
このように、薬剤師は、QOLに関するケア行うのに最適であり、その結果をデータベースで医師、看護師、ケアマネージャ等と共有することができるので、患者のトータルの満足を向上させることができるシステムである。
在宅健康チェックシステム1は、データベース部10と携帯端末30とを含む。また、取得するデータとして、非医療機器を含む測定機器40によるデータ、セルフチェックシート50から抽出したデータ、チェックシート60から抽出したデータ、声掛相談情報70から得られたデータを含む。
データベース部10は、大きく、記憶部11と制御部12とから成る。
記憶部11は、主に、患者基本情報テーブル20と患者診断情報テーブル21を記憶する部分である。患者基本情報テーブル20は、在宅の患者ごとに、患者の基本的な情報や、在宅治療に関係する医師、看護師等の情報をまとめたものである。変更が無い限り、そのまま、記憶される。
患者診断情報テーブル21は、薬剤師が在宅の患者を訪問した際に取得したデータをまとめたものである。データを受信した際、順次、累積していく。
制御部12は、情報の管理、分析、入出力を行う部分である。データは主に、携帯端末30からインターネットNを介して、データベース部10に送信される。制御部12は、携帯端末30からのデータを受信する。患者の計測データ等であれば、該当する患者の患者診断情報テーブル21にデータを記憶するよう、記憶部11に指示する。
また、得られたデータの値を、過去の患者のデータと比較する。比較した結果、値の差が規定の値以上であった場合には、薬剤師に、その旨を通知する。
必要に応じて、他の通知も行う。
携帯端末30としては、タブレットやスマートフォンが考えられる。
携帯端末30は、インターネットNを介して、データベース部10と接続しており、在宅の患者のデータをデータベース部10に送信したり、過去のデータをデータベース部10から受信したりする。
携帯端末30で取得するデータとしては、測定機器40による計測データ、患者や家族が毎日、自己記録したセルフチェックシート50をまとめたデータ、各種のチェックシート60のデータ、患者への声掛けや患者からの相談によって得られた声掛相談情報70などがある。
携帯端末30は、例えば、カメラを備え、患者自身が毎日記入したシートを撮影等することで、容易にデータ化することができる。
また、携帯端末30の表示画面31で、各データや患者の基本情報等を表示することができる。
測定機器40は、薬剤師が持参し、患者宅に搬入したものを用いる。薬剤師は、薬の配布、補充のため、大量の薬を持ち歩くので、車を用いることが多い。そのため、測定機器40を携行することは容易である。また、持ち歩く機器は、QOLに関係するもので、医療従事者以外が用いることができる機器で構成されているので、医療問題は発生しない。
体組計41は、体重、体脂肪率、内蔵脂肪レベル、BMI、骨格筋率、基礎代謝などを計測することができる。QOL上、運動能力の低下は大きな要素であるので、体組計41での定期的、継続的測定は重要である。
骨健康度測定機42は、骨密度を簡易的に測定する機器である。医療機器としての骨密度測定機は、医療機関に設置されており、頻繁に測定することができない。
しかし、骨密度は、老齢では重要な要素であるので、定期的な計測ができるほうが好ましい。非医療機器である骨健康度測定機42を用いることで、骨の状態の目安を、在宅で定期的に確認することができる。
パルスオキシメータ43は、医療機器であるが、医療従事者でない者でも利用可能である。年齢によって、パルスオキシメータ43での測定結果が変化する場合もあり、定期的、継続的に測定することによって、からだの不調等を推定することができる。
舌圧測定機44は、医療機器であるが、医療従事者でない者でも利用可能である。舌の運動機能を最大舌圧として測定する機器である。
食事の際、舌は食べ物を噛んでいる時に喉に入らないように口の中で受け止めたり、喉の奥に送りこんだりする働きがある。そういった働きには舌の力(舌圧)が必要となる。舌を鍛えることで、むせや誤嚥性肺炎の予防に繋がる。そのため、舌圧の測定は重要である。
舌圧測定値は、摂食・嚥下機能や構音機能に関する口腔機能検査のスクリーニングの指標とすることができる。
口腔機能測定機45の一部は、医療従事者でない者でも利用可能である。口腔機能の低下量を数値として計測する機器である。非医療機器のものもあり、利用可能である。口腔機能の低下はオーラルフレイルとの関連が強い。
オーラルフレイルとは、わずかなむせや食べこぼし、滑舌の低下といった口腔機能の低下から、食べる機能の低下、さらには心身の機能の低下までの総称であり、フレイルの一要素として重要である。
口腔機能測定として、粘膜湿潤度、唾液量、最大咬合力、オーラルディアドコキネシス(/pa、/ta、/kaそれぞれの音節の発音回数)などがある。
画像撮影機46は、患者及び患者の生活空間を撮影するためのものであり、動画データ、又は、静止画データを生成する。薬剤師は、在宅訪問時、患者等の同意のもとに、患者及び患者の生活空間を撮影する。
患者の様子や生活空間の状態を画像データとして、医師、看護師、ケアマネ等と共有することによって、ケアプランの策定に活用することができる。
患者を撮影した患者画像データとして、患者の主訴に関する動画や、患者の歩様(歩く様)、振戦(手の震え)、表情(うつ、認知症)の動画を撮影することで、より参考になる画像データとすることができる。
例えば、頭痛がある患者の場合は、痛む部位を示してもらい、痛みの程度(ズキズキ、ガンガン等)を、画像で確認することができる。また、腹痛の場合はお腹のどの部分に痛みがあるのか、患者に示してもらうことで、病状を画像で確認することができる。また、主訴に限らず、患者の症状についての訴えを撮影することで、総合的な判断の参考とすることができる。
患者の生活空間に関する生活空間画像データとして、部屋の散乱の程度、薬の管理状態、冷暖房機器の設置及び使用状態のわかる画像を、動画や静止画で撮影することで、より参考になる画像データとすることができる。
例えば、患者のベッド周辺の散らかり具合を、画像で確認することで、認知症が疑われるかの参考にすることができる。また、部屋が散らかっていると、処方された薬を飲み忘れるケースがあることから、画像によって、患者への注意やアドバイス内容を調整することができる。
また、部屋の状態を画像で把握することで、転倒のリスクを医療チームと共有できる。また、エアコンの有無、使用状況を、画像で確認することで、熱中症のリスク等について、医師をはじめとした医療チームと共有することができる。
画像撮影機46は、薬剤師が使用できる、一般的な静止画や動画を撮影するカメラでよい。
画像データは、動画データでも、静止画のデータでもよい。
動画データであれば、患者等の動きが把握できるし、静止画データであれば、動画よりも、高解像度の画像を生成することができる。
状態の説明等では、静止画の方が、端的に状況を伝えることができる場合もある。
このように、動画データと静止画のデータを適宜、併用することで効果的なデータとすることができる。
排便状況記載シート51は、日々の排便の回数、便の硬さ等を患者自身又は家族が記入するシートである。
薬剤師は、記入されたシートのデータを携帯端末30に入力する。手入力でもいいし、カメラで撮影し、画像認識で、自動的に取得しても良い。毎日のデータとして、データベース部10に記憶され、QOL向上のために活用するし、医師、看護師等と共有することで、治療にも役立てることができる。
睡眠状況記載シート52は、日々の睡眠状況である。起床時間、就寝時間等を患者自身又は家族が記入するシートである。睡眠状況は、QOL上重要な要素である。排便状況記載シート51と同様に、医師、看護師等と共有することで、治療にも役立てることができる。
オーラルフレイルチェックリストは、毎日、又は定期的に、口腔の健康状態をチェックするものである。口腔に関する複数の質問に対して、患者自身又は家族が記入する。質問には、食事中にむせることがある、口の乾きが気になる、等の項目がある。
口腔の衰えは、QOL上重要な要素である。医師、看護師等と共有することで、治療にも役立てることができる。
フレイルチェックシート61は、QOLとの関連の深い認知症への傾向を確認するチェックシートである。定期的に確認することで、患者自身も傾向を認識することができる。
チェックシートは複数の項目から成り、トータルの点数で評価する。
携帯端末30への入力は、シート全体を取り込んでもいいし、トータルの点数のみ行っても良い。
嚥下チェックシート62は、飲み込む力をチェックするシートである。QOL上、食事は重要な要素であるので、嚥下がスムーズか否かを定期的、継続的に確認することは重要である。
味覚チェックシート63は、味覚の有無等をチェックするシートである。QOL上、食事は重要な要素であるので、味覚が正常かを定期的、継続的に確認することは重要である。
また、口腔の衰えの程度を測るオーラルフレイルチェックリストもチェックシートとして含めることができる。
声掛情報71を行い、それをきっかけとして、患者の思いを抽出する。また、声掛情報71を導入として、相談情報72を受けることで、情報を拡げることができる。
声掛相談情報70はデータ化しにくい部分もあるが、QOL向上に欠かせない部分である。患者としては、看護師から声かけされても、医療行為の一つとしてとらえることから、治療に関係しないことを話すことが少ないと思われる。薬剤師であれば、気軽に、いろいろな内容が話され、患者の主体的なイメージをつかむことができる。
また、声掛情報71がうまくいくことによって、普段はためらわれるような質問内容も得ることができるので、患者のQOLの状態を把握する目安とすることができる。
従って、データベース部10には、患者のQOLに関連する情報が、継続的に記憶されるので、長期の変化確認等が可能となる。
薬剤師が在宅の患者の薬を補充するために、患者を訪問する際、患者について、測定機器40等を用いて、健康関連データを測定又は確認する。データは、携帯端末30に、一旦入力され、携帯端末30から、インターネットNを介して、データベース部10に送信され、記憶部11に記憶される。
データベース部10は、データを、携帯端末30から受け取った際、関係する薬局、医師40、看護師40、ケアマネージャ40に、携帯端末30からデータが送信されたことを、メール等によって通知する。
関係する薬局、医師40、看護師40、ケアマネージャ40は、データベース部10に、アクセス可能である。健康関連データには、測定機器40での測定データと、日々の患者の状態を収集したセルフチェックデータと、健康関連のチェックリストと、患者からの相談内容とを含む患者診断情報テーブル21を参照することができる。
測定機器40には、薬剤師が、患者宅に搬入した非医療機器も含まれる。
また、非医療機器には、少なくとも、体組成計、骨健康度測定機が含まれる。
図3は、患者基本情報テーブル20のデータ例である。患者基本情報テーブル20は、患者の基本的な情報をまとめたものである。住所氏名等から病状、医療担当者等が把握できるようになっている。
IDNoは、患者ごとのNoであり、一意的である。患者名、性別、年齢、住所、電話番号、メールアドレス等一般的な個人情報である。家族構成は、在宅で関係する家族の情報である。名前、間柄、メールアドレス等である。メールアドレスは、患者自身が受けることができない場合に、メールを送る先である。
近親者は、患者と同居していないが、重要な場面では、連絡すべき親族である。連絡は、基本的にメールで行う。
病状は、過去、現在の病気を把握するためのものである。QOLに関連するものはケガ等も含めて記載する。
担当する薬剤師、医師、看護師、ケアマネージャの名前、電話番号、メールアドレス等を記載する。メールアドレスは、データベース部10からの通知先として使用される。
内容は、変更の必要が発生した時点で修正される。
骨健康度は、骨の健康度を測定する機器で測る。骨密度を測定する機器はあるが、大規模なもので、病院に設置され、手軽に測定することができない。骨健康度は、超音波を用いて、簡易的に、骨の状態を検査するものである。段階は、AからEの5段階あり、骨の状態の目安となる。骨の状態は、QOL的には、人の動作すべてに関わるので重要である。
血中酸素飽和濃度は、医療的にも重要である。高齢になると血中酸素飽和濃度が下がる場合もあり、継続的に、値を把握すべきである。
舌圧の値は、嚥下能力と同様に、摂食に深く関連することから、QOLとして重要である。単位として、kPaを用いる。
また、口腔の衰えを数値化する口腔機能測定は、フレイルの一要素として重要である。表では、オーラルディアドコキネシスの値を表している。
排便状況は、1-7の段階のいずれであるかを指標とする。表では、1項目のみとしたが、上限値、下限値を入れても良い。
睡眠状況は、睡眠の質を表すものである。睡眠時間や寝覚めの快適度等で判断する。
フレイルチェックは、フレイルに該当する項目がいくつあるかで判断する。加齢とともに、数が増える方向になる。チェック項目は、15個あり、例えば4つ以上で、フレイルの可能性が高くなる。
画像データは、患者本人を撮影した画像データである患者画像データと、患者の生活空間を撮影した生活空間画像データがある。
画像データを用いることで、患者及び患者の生活空間の状態を推定するのに役立つ。
患者画像データは、歩様のデータ、振戦のデータ、表情のデータ、主訴関連のデータがある。
生活空間画像データは、部屋の状態のデータ、薬の状態のデータ、冷暖房機器の設置及び使用状況のデータがある。
画像データは、ファイル番号で管理されている。*印は、静止画であることを表す。
患者画像データの詳細は説明する。
患者に歩いてもらい、その様子を歩様のデータとして保存する。歩様の動画を医師が確認することによって、運動障害の程度やリハビリの進捗等を推定することができる。
振戦の動画データを撮影し、振戦のデータとして、保存する。振戦として、例えば、患者に手を正面に伸ばしてもらい、ふるえ等を確認する。振戦の動画を医師が確認することによって、パーキンソン病などの特発性の疾患、脳梗塞などの脳血管障害、薬剤性、遺伝性疾患の疑いがあるかを確認することができる。
患者の顔を撮影し、表情のデータとする。表情、または表情の変化の仕方の動画を医師が確認することによって、認知症等の推定を行うことができる。
患者が主訴について話す動画を撮影し、主訴関連のデータとする。主訴について患者に示してもらうことで、病状を画像で確認することができる。
生活空間画像データの詳細は説明する。
部屋の散らかり具合を撮影し、部屋の状態のデータとする。ベッドや部屋の散らかり具合等を画像で医師が確認することで、認知症等の推定を行うことができる。
薬の管理状態を撮影し、薬の状態のデータとする。薬の管理状態を画像で確認することで、飲み忘れの可能性を把握でき、担当者が、適切なアドバイスを行うことができる。
冷暖房機器の配置、使用状況を撮影し、冷暖房機器関連のデータとする。エアコン等の有無、使用しているかを画像で確認することで、熱中症のリスク等について、医師をはじめとした医療チームと共有することができる。
これらのデータは、医者、看護師等に共有され、例えば、その画像について、医師にコメントを記入してもらうことで、患者の状態について、関係者全体で共有することができる。
図5は、スマートフィンの画面の例である。タブレットであれば、レイアウトや表示内容を変更しても良い。
図5(a)は、在宅健康チェックシステム1の特定の患者の情報を表示した画面である。基本情報32が上部に表示されている。氏名、IDNo、性別、年齢、日常生活動作のレベル、認知機能のレベル、認定情報が表示されている。
中段にレーダーチャート33が表示されている。この形式で表示することによって、どの項目が劣っているか直観的に把握することができる。本例では、体組成、酸素飽和度、筋肉量、骨健康度を表示している。中心部分が最も値が低く、外環が最も値が高い。この例では、骨健康度が低く、対応すべきでることがわかる。
下段には、セルフチェックシートから抽出した情報を表示するボタンと声掛相談情報70で得られた情報を含む観察情報を表示するボタンが配置されている。
例えば、体組成の詳細を表示したい場合は、レーダーチャート33の体組成の文字をタップする。すると、図5(b)に示すように、体組成の詳細が表示される。グラフは、1週間単位の体組成の値をグラフ化したものである。また、グラフの下に、値に変化についてのレポートが表示される。
このように、表示画面31で、各情報が確認できるので、在宅の患者を訪問した薬剤師は、容易に、患者のQOLを把握することができる。
薬剤師が、在宅の患者を訪問し、各計測等を行い、データを携帯端末30に入力し、データベース部10に送信する(S101)。
データベース部10に送られたデータは、記憶部11に記憶される(S102)。
制御部12は、送られたデータと、記憶部11に記憶された過去のデータを比較する。値の差が規定の値以上であるかを判断する(S103)。
規定の値以上であった場合は、規定以上であった旨を警告として薬剤師の携帯端末30に通知する(S104)。
携帯端末30の表示画面31には、例えば、詳細情報34に示すような警告の文章が表示される。
薬剤師は、通知内容に対応した処方提案を作成する(S105)。
携帯端末30を用いて、処方提案内容を送信(S106)。データベース部10は、提案内容を受信し、薬局、医師、看護師、ケアマネージャ等に提案内容を通知する(S107)。
それに応じて、各担当は、対応を検討する(S108)。
このように、本システムはQOLに関連する情報を取得するのみでなく、そこから得られる内容を医療関係者と共用することによって、QOLのみならず、医療全体の質も向上させることができる。
例えば、患者が一人で在宅医療を受けている際、QOLに関する値が変化した場合、近親者にその旨を通知することができる。
まず、患者基本情報テーブル20に近親者の氏名、間柄、メールアドレス等を追記する。データベース部10が、新たに携帯端末30から送信されたデータと患者診断情報テーブル21を比較し、規定の値以上の増減があった場合には、近親者に、その旨を通知する。
このように、通知を行うことによって、患者の状態が変化したことを、遠方の近親者に伝えることができる。
データベース部10には、予め、各QOLの要素の変化に応じて、患者等がみるべき動画コンテンツの案内を準備しておく。
データベース部10が、新たに携帯端末30から送信されたデータと患者診断情報テーブル21を比較し、規定の値以上の増減があった場合には、患者、家族に、規定以上に変化した要素の内容と、変化に対応する際、見るべき動画コンテンツの案内のメールを通知する。
このように、通知を行うことによって、患者、家族が、QOLに関連する要素の変化を認識でき、且つ、対応すべき内容も動画コンテンツで確認することができ、QOLの質を向上させることができる。
そして、変化を検知した際、変化の傾向を、関係する薬局、医師、看護師、ケアマネージャに通知することで医療全体しての質を向上させることができる。
例えば、季節ごとに、骨健康度が変化するのであれば、変化に対応して、骨の健康度を増す処方をすることが可能となる。
また、地域ごとに、体組成量の傾向が異なるのであれば、地域ごとに、体組成に関わる食事、運動等を提案することができる。
10 データベース部
11 記憶部
12 制御部
20 患者基本情報テーブル
21 患者診断情報テーブル
30 携帯端末
31 表示画面
32 基本情報
33 レーダーチャート
34 詳細情報
40 測定機器
41 体組計
42 骨健康度測定機
43 パルスオキシメータ
44 舌圧測定機
45 口腔機能測定機
46 画像撮影機
50 セルフチェックシート
51 排便状況記載シート
52 睡眠状況記載シート
60 チェックシート
61 フレイルチェックシート
62 嚥下チェックシート
63 味覚チェックシート
70 声掛相談情報
71 声掛情報
72 相談情報
80 関係者端末
N インターネット
Claims (9)
- 在宅患者用の健康チェックシステムであって、
記憶部と制御部から成るデータベース部を持ち、
薬剤師が在宅の患者の薬を補充する際、該患者について測定又は確認した健康関連データが、端末からデータベース部に送信され、記憶され、
該データベース部が、関係する薬局、医師、看護師、ケアマネージャに、該端末から健康関連データが送信されたことを通知し、
関係する薬局、医師、看護師、ケアマネージャは、該データベース部にアクセス可能であり、
該健康関連データには、非医療機器での測定データと、日々の患者の状態を収集したセルフチェックデータと、健康関連のチェックリストと、該患者からの相談内容と、を含み、
非医療機器は、該薬剤師が患者宅に搬入した機器であり、
該データベース部に記憶された健康関連データの値と過去の健康関連データの値との差が、規定の値以上の場合、該データベース部は、該薬剤師に対して警告を通知し、通知に対応した該薬剤師の処方提案内容を、関係する薬局、医師、看護師、ケアマネージャに通知することを特徴とする在宅健康チェックシステム。 - 前記健康関連データには、前記患者を撮影した患者画像データと、前記患者の生活空間を撮影した生活空間画像データとの、いずれか、又は、両方を含み、
該患者画像データには、少なくとも、前記患者の症状についての訴え、前記患者の歩様、振戦、表情、のいずれかを撮影したものを含み、
該生活空間画像データには、少なくとも、部屋の状態、薬の管理状態、冷暖房機器の設置及び使用状態、のいずれかを撮影したものを含み、
患者画像データ及び生活空間画像データは、静止画データ、又は、動画データであることを特徴とする請求項1に記載の在宅健康チェックシステム。 - 前記非医療機器には、少なくとも、体組成計、骨健康度測定機、口腔機能測定機のいずれか一つを含むことを特徴とする請求項1に記載の在宅健康チェックシステム。
- 前記セルフチェックデータには、少なくとも、前記患者の毎日の排便状態、睡眠状態、オーラルフレイルチェックのいずれか一つを含み、
前記患者又は家族が前記患者の毎日の排便状態、睡眠状態、オーラルフレイルチェックを記載した記録表のデータを、前記薬剤師が訪問時に、前記端末にて、入力されたものであることを特徴とする請求項1に記載の在宅健康チェックシステム。 - 前記チェックリストには、フレイルチェック、嚥下チェック、服薬状況のチェックを含むことを特徴とする請求項1に記載の在宅健康チェックシステム。
- 前記端末は、携帯端末であり、タブレット又はスマートフォンであることを特徴とする請求項1に記載の在宅健康チェックシステム。
- 前記データベース部は、複数の患者についての前記健康関連データを、季節ごと、地域ごと、年齢ごと、性別ごと、介護度ごとに、又は、その組み合わせで、変化を検知した際、変化の傾向を、関係する薬局、医師、看護師、ケアマネージャに通知することを特徴とする請求項1に記載の在宅健康チェックシステム。
- 前記データベース部に記憶された健康関連データの値と過去の健康関連データの値との差が、規定の値以上の場合、前記データベース部は、予め登録された近親者に対して、警告又はアドバイスを通知することを特徴とする請求項1に記載の在宅健康チェックシステム。
- 前記データベース部に記憶された健康関連データの値と過去の健康関連データの値との差が、規定の値以上の場合、前記データベース部は、前記患者又は家族に対して、動画コンテンツへの誘導を行う通知をすることを特徴とする請求項1に記載の在宅健康チェックシステム。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2023184572 | 2023-10-27 | ||
| JP2023184572 | 2023-10-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2025073997A JP2025073997A (ja) | 2025-05-13 |
| JP7846918B2 true JP7846918B2 (ja) | 2026-04-16 |
Family
ID=95697344
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2024154801A Active JP7846918B2 (ja) | 2023-10-27 | 2024-09-09 | 在宅健康チェックシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP7846918B2 (ja) |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003319912A (ja) | 2002-04-30 | 2003-11-11 | Higashi Nihon Medicom Kk | 健康管理システム |
| JP2015179545A (ja) | 2015-06-10 | 2015-10-08 | 光人 斎藤 | 介護支援システム、介護支援方法及び介護訪問用クライアント端末装置 |
| JP2017131495A (ja) | 2016-01-29 | 2017-08-03 | 芙蓉開発株式会社 | 病気診断装置 |
| JP2021033445A (ja) | 2019-08-20 | 2021-03-01 | 株式会社C.Medical | 服薬指導支援システム |
| JP2022191989A (ja) | 2021-06-16 | 2022-12-28 | 株式会社Bellowl | 情報処理システム、情報処理方法及びプログラム |
-
2024
- 2024-09-09 JP JP2024154801A patent/JP7846918B2/ja active Active
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003319912A (ja) | 2002-04-30 | 2003-11-11 | Higashi Nihon Medicom Kk | 健康管理システム |
| JP2015179545A (ja) | 2015-06-10 | 2015-10-08 | 光人 斎藤 | 介護支援システム、介護支援方法及び介護訪問用クライアント端末装置 |
| JP2017131495A (ja) | 2016-01-29 | 2017-08-03 | 芙蓉開発株式会社 | 病気診断装置 |
| JP2021033445A (ja) | 2019-08-20 | 2021-03-01 | 株式会社C.Medical | 服薬指導支援システム |
| JP2022191989A (ja) | 2021-06-16 | 2022-12-28 | 株式会社Bellowl | 情報処理システム、情報処理方法及びプログラム |
Non-Patent Citations (3)
| Title |
|---|
| 佐竹 倫和、石榑 康雄、白石 将浩、藤村 香央里、森村 一雄、前田 裕二,医療・健康分野におけるICT活用の推進 遠隔医療共同実証トライアルと在宅医療・介護分野への貢献に向けた新たな取り組み,NTT技術ジャーナル 第24巻 第7号,日本,一般社団法人電気通信協会 ,2012年07月01日,p.22~26 |
| 医療・介護を結ぶカギ握る次世代「調剤&ドラッグ」 医学・薬学・ITの融合で次世代型薬局づくりと国交省モデル事業を推進するドクターの試み ファルメディコ(株)(大阪市北区),月刊シニアビジネスマーケット 第7巻 第11号,日本,綜合ユニコム(株),2010年11月01日,p.30-32 |
| 山本 理絵、吉野 孝、西端 めぐみ、中井 國雄、柳本 将喜、入江 真行,コミュニケーション支援に特化した在宅医療連携のための患者情報共有システムの情報共有機能の評価,情報処理学会 論文誌(ジャーナル) Vol.59 No.5 [online],日本,2018年05月15日,p.1351~1362,[検索日:2025年9月11日] Internet<URL:https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_uri&item_id=189390&file_id=1&file_no=1> |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2025073997A (ja) | 2025-05-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US20180233237A1 (en) | Apparatus and method for processing and/or providing healthcare information and/or healthcare-related information with or using an electronic healthcare record and information regarding and/or obtained with or from electronic interactive activity, information, content, or media | |
| JP7190859B2 (ja) | 健康情報処理方法、健康情報処理装置、コンピュータプログラム、及び学習モデル | |
| US20060173708A1 (en) | System and method for providing health care | |
| US20140074501A1 (en) | Methods and systems for assuring compliance | |
| US20100204596A1 (en) | Method and system for providing remote healthcare | |
| US20140067423A1 (en) | Apparatus and method for processing and/or providing healthcare information and/or healthcare-related information with or using an electronic healthcare record or electronic healthcare records | |
| CN110832602A (zh) | 软件、健康状态判定装置及健康状态判定方法 | |
| WO2014145496A1 (en) | Modular centralized patient monitoring system | |
| WO2005122033A1 (ja) | 医療総合情報装置及び医療総合情報システム | |
| US20100063845A1 (en) | Systems and Methods for Allowing Patient Access to a Patient Electronic Health Records | |
| US20180211730A1 (en) | Health information (data) medical collection, processing and feedback continuum systems and methods | |
| JP2020135401A (ja) | ソフトウェア及び診断支援装置 | |
| WO2021140731A1 (ja) | 情報伝達装置および情報伝達方法 | |
| Jones et al. | Combined expert and user-driven usability assessment of trauma decision support systems improves user-centered design | |
| TWI328439B (en) | A system and method for hypertension management | |
| TWI430201B (zh) | 人體狀況之整合管理系統及其管理方法 | |
| JP2018081397A (ja) | 認知症予防推進方法、及び、認知症予防推進システム | |
| JP7846918B2 (ja) | 在宅健康チェックシステム | |
| KR20200078350A (ko) | 진료 데이터 통합 관리시스템 | |
| CN101008995A (zh) | 移动健康管理电子系统、移动健康管理方法和移动电子装置 | |
| JP7797067B1 (ja) | 遠隔医療提供システム、および遠隔医療提供装置 | |
| JP7706879B2 (ja) | 生体情報判読支援装置、生体情報判読支援方法及び生体情報判読支援プログラム | |
| US12512188B2 (en) | Clinical support system and clinical support apparatus | |
| US20260094729A1 (en) | Medical information processing device, medical information processing method, and storage medium | |
| JP2018067071A (ja) | 診療システム、診療方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20240909 |
|
| AA64 | Notification of invalidation of claim of internal priority (with term) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A241764 Effective date: 20241008 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20241010 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20250916 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20250930 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20251128 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20260210 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20260330 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7846918 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |